山本あけみ「緑ゆたかな環境を子どもたちへ」

建築士や生活者として、都市計画・公共施設マネジメント・地球温暖化対策・SDGsなど、独自の視点で日々発信

【杉並区コロナ情報】山本あけみメールニュース vol.26 

2020-04-15 |  山本あけみメールニュース
皆様、いかがお過ごしでしょうか。
 
政府による緊急事態宣言が発令されてから1週間が立ちましたが、生活の保障が無いまま自粛のお願いが続いている事に苛立ちを感じ、そして残念ながら、まだまだ感染拡大は予断を許さない状況が続いていると考えています。
 
在宅中心での生活であっても落ち着かずストレスが溜まっている事と思います。どうぞ、積極的に気分転換を図って下さい。
 
杉並区では4/14現在、累計で感染者数125名となり、「増加し始めた3月下旬は高齢者を中心でしたが、4月に入り20歳代から40歳代の若年層に感染者が増加、居住地は区内全域に及び、感染原因が「不明」である割合が増加しています。バー、カラオケ、ライブハウス、接客を伴う飲食等での感染者は多くなっていますが、それ以外でも、三密(密閉・密集・密接)の重なる場所では、感染リスクが高くなります。極力、外出を控え、家庭での生活を基本に、人との接触を避けてお過ごし下さい。」としています。
 
 
以下に、4/13に杉並区から発表されたコロナ対策等をお知らせいたします。
 
新型コロナ対策の為に、民間病院に区費を投入して行く事の是非は議論があると思いますが、では、現状においてその他に方法があるのか。
都の対策だけでは不十分である現状において、時期を逸して区民が重篤な状況に陥る前に、いち早く杉並区医師会との強い連携のもと、態勢を整えようと動いて行く決断を支持し、評価をしています。
 
本来は、病院の配置計画は都が主幹で進められており、緊急時の対応も強力な権限を持つ東京都で行って貰いたいと考えますが、現状を踏まえると、できる事をいち早くという気持ちです。
 
お医者様や看護師さん、清掃や食事など医療態勢の整備に係る全ての方々に、深く感謝を申し上げます。
 
参考:東京都保健医療計画
P474 区西部保健医療圏(新宿区・中野区・杉並区)
 
 
お気づきの点がございましたら、是非お寄せいただけます様、よろしくお願い申し上げます。
 
 
◆新型コロナウイルス感染症対策に係る補正予算案が発表されました。
 
杉並区独自の対策費として、事業とその予算(総額24億7,864万4千円)が発表されました。
内訳は以下の通りです。
1.入院病床拡充「(仮称)発熱外来センター」設置等  22億7,960万円
杉並区の4病院に、新型コロナウィルス感染症患者を受け入れるために縮小をせざるを得ない収入減と、病床増設や「(仮称)発熱外来センター」設置費への助成、及びセンターに開業医を確保するための予算として。
 
2.感染症対策に係るマスク等の購入 1億5,678万5千円
区職員・区立施設等及び、区内医療機関・福祉施設用のマスク等購入予算として。
 
3.帰国者・接触者電話相談センターの拡充及び自宅待機者への支援 2,862万6千円
相談受付の為の電話回線増設(3→10回線)と人員増員(3→16名)、及び自宅待機者の健康観察のための機器貸し出し。
 
4.商工相談体制の拡充 664万3千円
特別融資相談体制拡充、GW中も相談窓口開設。
 
5.発注済み給食食材費の補てん 358万8千円
 
6.区職員への特殊勤務手当(防疫)の支給 360万円
日額4,000円
 
 
 以下、記者会見の
資料:
 
 
 
参考:4/13の記者会見を基にした報道
 
◆外出自粛によるストレスでDV(家庭内暴力)の増加を危惧しています。
杉並区では緊急事態宣言に伴い、業務の一部を休止・縮小していますが、DV相談は電話でご相談を受け付けています。深刻な状況を生む前に、是非ご相談ください。縮小している業務:https://www.city.suginami.tokyo.jp/news/kansensho/covid-19/1059560.html
男女平等推進センターの相談業務
  • 一般相談は、電話相談のみとします。
  • DV相談は、電話での相談を原則とします(面談の場合あり)。
  • 法律相談は、休止します。
  • 施設(窓口)は休業します。
区民生活部管理課男女共同・犯罪被害者支援係
電話:03-3312-2111(代表)
 
◆木曜茶話会・区民意見交換会の開催は当面の間中止と致します。
 
 
 
私の気分転換をひとつご紹介。
 
お風呂に入る時に洗面所の明かりを点け、浴室内を暗くして湯船につかります。薄ぼんやりとした光の中で、いつもの生活とは切り離された、しばしのゆっくりした時間を持っています。
 
皆様も、是非試してみてくださいませ。
くれぐれもお健やかにお過ごしください。
 
以上