京王井の頭線の杉並区内の各駅前を見ると、 駅周辺のまちづくりは必ずしも進んでいるとは思えません。 駅舎は京王帝都電鉄により改良工事がなされ、 富士見ヶ丘駅を最後にバリアフリー化が完成しました。 ただ、一歩駅を出るとそこは従来の段差だらけ、歩道は狭く、 電柱が跋扈しています。 高齢化社会を向かえ、公共交通への期待が高まる中、 久我山駅や富士見ヶ丘駅前にはタクシー寄せもなく、 自家用車を一時的に停車するスペースもありません。 これでは高齢者ばかりか、小さい子供を連れたママ、 そして怪我や病気で元気に歩くことがままならない状態の方は どんな状況であろうとも、歩いて家に帰るしか方法がないのが現状です。 これを踏まえ、久我山駅、富士見ヶ丘駅前に駅前広場を作ること、 私はこれをビジョンとして掲げています。 神田川は国の一級河川、その周りは区道あり、私道あり、また私有地も数多くある中、 駅前広場をつくりには問題が山積しています。 この中で、基礎自治体である杉並区の主導により、 まちづくりの大きな目標として駅前広場を完備していくことが必要と考えます。 山本あけみオフィシャルサイト・ビジョン[まちづくり]