あかない日記

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福岡紀行 柳川市 北原白秋生家

2018-12-11 | 国内・静岡

       

 

            白秋生家前

 

 中山晋平とのコンビで 童謡などを作詞した 

 “童謡界の三大詩人”の一人として 「北原白秋」がいる。

 その白秋の生家 記念館(1985年開館)を 

 かつて 福岡県柳川市を訪れている。


 

 

 (BSテレ東:#238「武田鉄矢の昭和は輝いていた・童謡100年」から)
 
  特に 中山晋平とで生み出された代表曲には 

  砂山 里ごころ アメフリ たあんきぼうんき 
  チュウリップ兵隊 皇太子さまが生まれた
  酒場の唄 あの頃  さすらいの唄 煙草のめのめ
  今度生まれたら 恋の鳥 雀をどり 別れの唄 
  花園の恋 汽車汽車走れ にくいあん畜生 
 
 などがある。

 

 北原白秋は 1885(明治18)年 
 柳川藩御用達の海産物問屋を営む
 旧家(現・白秋生家)に生まれた。(本名:隆吉)

 1904(明治37)年 早稲田大学に入学し 学業の傍ら詩作に励み
 1909(明治42)年 処女詩集「邪宗門」を
 2年後には、詩集「思ひ出」を発表し 
 名実ともに詩壇の第一人者となる。


 その後も、「東京景物詩」「桐の花」などに代表される詩歌集
 「とんぼの眼玉」「赤い鳥」などの童謡集など
 さまざまな分野で 次々と作品を発表した。


 「雨ふり」「待ちぼうけ」「からたちの花」・・・。

 白秋の故郷柳川への思いは強く
 20年ぶりに訪問した際には感激の涙を流し

 また晩年に発表した故郷柳川を舞台にした
 写真集「水の構図」では

 「水郷柳河こそは我詩歌の母体である」と述べている。

  1942(昭和17)年11月2日死去 享年57歳だった。