「野口雨情記念館」前 シャボン玉の少女と野口雨情の像
中山晋平とのかかわりで 野口雨情が揚げられる。
その 野口雨情の故郷 茨城県北茨城市を訪ねる。
野口雨情(1882-1945)は
北茨城・磯原の廻船問屋の家に生まれる。本名英吉。
中学~東京専門学校(中退)時代を
伯父野口勝一(代議士・東京 在住)のもとで
過ごしながら詩作・句作に励み
鈴木善太郎・小川未明・三木露風ら知り合う。
1907(明治40)年~1909年まで
北海道の新聞社勤務を転々とする間
石川啄木 とも知る。
一時 詩壇から離れ 生まれ故郷で
山林管理・農業に従事したが。
1920(大正9) 年 再び上京
以後、童謡・民謡の創作に活躍した。
北原白秋、西条八十と並ぶ
”三大童謡詩人” といわれた。
野口雨情と中山晋平とのコンビで生み出された代表曲には
童謡:鼬の嫁入り 黄金虫 シャボン玉 あの町この町
兎のダンス 木の葉のお船
雨ふりお月さん 雲の蔭 南京言葉
証城寺の狸囃子 蛙の夜回り キューピーピーちゃん
新民謡:須坂小唄 中野小唄 三朝小唄 甲州音頭
鎮西小唄 望月小唄 上州小唄 松本民謡
流行歌:船頭小唄 旅人の唄 波浮の港 紅屋の娘
*「野口雨情記念館」は 現在大規模改修中で
2019年4月リニューアルオープンの予定になっている。
追: 2019年4月 予定通りリニューアルオープンした。