JR伊東線来宮駅から徒歩10分
急勾配の坂道を600mほど登ったところに
「熱海梅園」がある。
44,000m2もの敷地を誇る広い園内には
59品種・472本もの梅の木が植えられ
白、桃、紅色の梅の花が咲き誇る。
梅の花は 毎年11月下旬~12月上旬に
第1号の花が咲き始め
見ごろは、1~2月中旬。
毎年 この時期には「梅まつり」が開催されている。
熱海梅園ができたのは1886(明治19)年。
当時の内務省の長与専斎が
「温泉がよく病気に効くのは
ただその中に含まれている塩気や鉄精にばかり頼らず
適当な運動をするからである。
もし一日中室にいて
温泉に浸かっていたら倦きもし、疲れもして、
養生にならない……」
(『熱海風土記』梅園記より)
と提唱したことがきっかけで
横浜の豪商たちの手により完成している。