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なんとなく囲碁夜話

私は囲碁が好きだ。初めはなんとなく、ニアミスを繰り返し、深みに嵌ってしまった。

マナーが・・・

2011-02-26 18:15:07 | Weblog
 囲碁だけでなく古くからある「道」のつくものは、礼儀作法・マナーに拘るところがある。
  たいていの物はそれなりの理由があっての事だと思うが、「何故そうなのか」と言う部分を省略して「そういうものだからそうしろ」的な事も有るので、そういう事に反発を感じる人もいるかもしれない。
 学生時代の部活みたいに無条件で先輩を尊敬する事を強要するとか、実力が上=偉いみたいな事などは理不尽な感じがあります、、、が、「経験年数なりの・・・」あるいは「読みの深さや直感力に感心させられる・・・」などについては自然に尊敬の念を抱く事は分かる。
 いずれにせよ、自分なりの力をつけるとか、楽しく囲碁を打つために必要な事だと考えれば良いでしょうネ。

 ひところ碁会所などでマナーが問題になる人はたいていのところに一人二人はいたように思う。
  そういう人と気まずい事が重なって碁会所に来なくなった人も何人か知っています。
 仮にそういうきっかけになる事を問題化すれば「非のある方」は明らかなんですが、マア普通の人は「争うより身を引く」方を選んでしまうようです。
 囲碁で勝負は争っても人と争うのは嫌だと言う優しい人が多いようです。

 ところでネット碁でもマナーについては問題になることがありました。
  リアルと違って石をガチャガチャさせるとか、だらしのない姿勢で打つとかはネット碁では問題にならない・・・そこは有り難い。
 パソコンの機械的要素でズルをする人もいましたが、これはマナーでは無く明らかにルール違反・・・あるいは犯罪行為。
 ではネット碁でのマナー違反って、、、
  挨拶抜きで対局を始める?、、、今までそういう人に出会ったことは無い。
 例えばどう見ても大差の碁を最後まで争う・・・半コウまで争う・・・これはマナー違反ともあ思えるが、形勢の見損じかもしれないので、マナー違反かどうかは難しいところ。
 ところが、最後まで打って置いて地合い計算で投了とか、相手の手番で投了とかはマナー違反でしょう。
 形勢が悪いのに相手の持ち時間が少ないのにつけこんで、手の無い地中に打ち込んで時間を使わせて時間切れを狙うなどは、マナー違反でもあり人間性に??がつきますね。(これはリアルの大会に稀に見かける事がありました)

 さて今日は囲碁のマナーでは無くて野鳥関連でのマナー
  池の縁の枯れ木にカワセミがとまっていまして、それが角度によっては見えにくい場所。
 私たちは「そこにいる」と言う事でカメラを構えているわけです。
  そういう場所に犬の散歩でやって来た3人組が「何処何処?」「あそこだよ」「エー?見えないよ」などと大騒ぎ・・・カワセミは当然飛び去りました。
 「アッ、行っちゃった」などと言いながら3人組は立ち去りましたが、「何故鳥が飛び去ったのか」「そこにいカメラを構えた人」などの事は一向に気にならないらしい、、、。
 公園を利用する権利は誰にもあるけれど、、、。

 林の方で鳥が現れるところで待っていると、、、ここは犬を連れた人が通りかかる場所でもある。
 鳥は林から出かかっても、犬が遠くから歩いて来る時は一旦林の奥に隠れる。
  この事については、カメラを構えている面々も文句は言いません。
 散歩・ジョギングの人が通りかかっても同様。
  ところが犬の散歩でもリードをつけていないために犬があちこち歩き回ったり、鳥が来る場所で遊んでいたり、、、これは困る。
 そうそう今日はここで全国規模の犬の大会があって、林の中に大型犬などが散歩していました。
  大きくて見るからに怖そうなんですが、躾がしっかりできているらしく、横を通り過ぎても何も問題は無い。 
 ところが犬の散歩に来た・・・中型犬がノーリードで大型犬に近寄って行く・・・飼い主が驚いて「ストップストップ」と叫びながら走って来ますが、元はと言えば自分が「ノーリーd-で犬の散歩」をしていたのに・・・。