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なんとなく囲碁夜話

私は囲碁が好きだ。初めはなんとなく、ニアミスを繰り返し、深みに嵌ってしまった。

不思議な光景

2008-12-03 17:56:45 | Weblog
 火曜日の朝のことです。
 夜中から降っていた雨もポツリポツリ程度に弱くなって、自転車通勤組としては助かりましたが、その通勤途上のこと。
 いつものナンキンハゼの街路樹が続く道です・・・その街路樹の、ほとんど葉が落ちてしまっている木にカラスが3羽止まっていました。
 カラスが3羽止まってた・・・カラスの勝手でしょではありません。
  よく見ると、どうやらナンキンハゼの実を食べているように見えます。
 この実は葉がある時は白くてポップコーンみたいに見えますが、葉が落ちると日や雨にさらされ黒くなるようで、それが歩道に落ちて・・・自転車のタイヤで挽くとプチプチと音がします・・・ということは柔らかい実ではない。
  それにどこかで読んだのだけれど、和蝋燭の原料の代用になり得るはずだから脂分は多いけれど人間的味覚ではおいしくはないと思われる。
 尤も、人間の場合味覚云々の前にお腹をこわすらしい・・・
  但し鳥の場合は食べることが可能という。
 しかし、どうしても人間的な味覚で想像してしまうから、よほどカラスがお腹を空かせているのか、他に食べるものが無かったのか、あるいは食用に適しているかどうかの試食会なのか?・・・
 
 そこを通り過ぎて・・・今度は小さな鳥が数羽ナンキンハゼにとまった。
  何年もこの道を通っているのだけれど、カラスがナンキンハゼにとまっているのも初めて見たし、小鳥が止まっているのも初めて・・・
 葉があると気がつかないだけだったのだろうか?
  いや冬も7シーズン続いているのだから、初めて気づいた・初めて見た光景でしょう。
 なんだか不思議・・・ただしこれがカラスの好物になったらこの4キロの道がカラス通りになってしまうから、それはちょっと困る。
 
 その反対の意味なんでしょうが・・・
 この道に途中にピラカンサスの生垣で囲われた公園があって、この時期は赤い実がびっしりついています。
 見るからに小鳥が寄ってきそうなのですが、実際は鳥が食べているのを見たことがない・・・たぶん鳥にとって不味いのか、食用に適していない。
 だからこそ公園に植えられているのかも知れません。
  したがってナンキンハゼの実が、今後どうなるのか?
 このあたりのカラスの新しい文化として食用になるのか、はらはらしながら注目しています。

 はらはらと言えば今朝のMさんの碁もハラハラでした。
  起き出す直前くらいの寝ぼけ頭での観戦でしたから「こまかそうな感じ」程度でしかわかりませんで、勘定したわけではない。
 この碁は終局近くに半コウ・場合によってはもう少し大きいコウ争いが延々と続きました。
 見ている方としては両者ゆずらないのですから、かなり細かい勝負なんだろうなと感じるわけです。
 さて我々ザルによくあることが起きてしまいました。
  無コウのコウ立てに受けたり、損コウがあったり、とどめはコウの価値以上の損害を出したり・・・「よくある」と言えばよくある・・・不思議と言えば不思議な光景。
 両者懸命の力戦なんだろうが、明後日の方向にパンチが唸る。
  他人のこととなると容赦ないですね。