あいらのひみつ箱

2006年の年明けとともにジュリーに堕ちました。日の浅いファンが 勝手な思いを書き連ねるゆるいブログです。

みなさま良いお年を!

2008-12-29 08:41:51 | その他
早いものでもう年末ですね。
私にとって今年は、今まで心に秘めていたじゅり熱をブログという形で開放し、ひょんなきっかけで
東京ドームにも参戦できたことが一番大きな出来事でした。
(←いいのかそれで・・・

ブログのほうはまだ2月足らずですが、たくさんの方に訪れていただき、たいへん嬉しく思っております。
皆さま、ありがとうございます~お礼にチュ~・・あ、イラナイ?

ところで今日は、今年を振り返る意味で、朝早くから、この2ヶ月に自分が書いた記事を改めて
読み直してみました。
えー、何と言いますか、バカですね私・・・

さわやかな朝に読むとバカさ倍増って感じで、読んでて死にそうでした
・・・言い訳すると、最初10日くらいはたいしたアクセスが無かったんで、誰も見てないような
気分になっちゃってホントに自制心ゼロで書いてたんですよね~。
正直今からでも直したいくらいだけど・・・それは反則だと思ってるので(勝手に作ったルール)
そのままにしてます。
・・・・え、10日目以降の記事もじゅうぶんアフォ??ソウデスカ・・・


ちなみに来年ブログで書きたいことは、

・まず現在進行中の「ロイヤルストレートフラッシュ2」の曲レビューは完成させる
・引き続きシングル曲のレビュー(ポリドール時代メイン)
・並行してアルバムレビュー(主に70年代から80年代前半)

音楽作品に関してはこのように思ってます。
やはりまずはじゅりの最盛期をしっかり勉強しないとね!

その後90年代以降や、TG、PYGも制覇したいですが、まだ聴き込んでないものや、
近年のものに至っては持ってないものも多く・・・ショボン
(わ、私のせいじゃないわ~じゅりの曲が多すぎるのよ~

もちろん毎日レビューじゃなくて、雑談系記事の日を交えながら、と思ってます。
そして月イチくらいで妄想も・・・ダメですかね?
(で、でもとりあえず5人は読者がいるし・・・)

あと悪魔のようなあいつについても書きたいんですが・・・すでに色々と立派なサイトや
解説がたくさんあるので、なかなか敷居が高いですね~。

もちろん、コンサートのレポは書きます。
今年も大きなハコでは速記官になります!
正月コンは行けないので「決めてやる今夜」からになる予定です。ファキン!

それと、目処は全く立ってないんですが、ACTシリーズも挑戦したいです。
茶話会ではCDしか売ってないけど、DVDは無いのかな?
CDで25,000円はちと高くて躊躇してるヘタレ後追いなんですが・・・こちらの感想も
いつかは書いていきたいと思ってますよ~!


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さて、年末年始は「嫁」の仕事がございますので、夫実家でがんばって参りますです。
義母のおせちの講釈などを聞きつつ、脳内で妄想話の構想でも練ってこようと思います。

なのでこちらの更新もしばらく(1月3日くらいまで)お休みの予定です。
それでは皆さま良いお年を。来年もよろしくお願い致します!

おまえがパラダイス

2008-12-27 20:17:48 | シングルレビュー
A:おまえがパラダイス
作詞:三浦徳子/作曲:加瀬邦彦/編曲:伊藤銀次
B:クライマックス
作詞:糸井重里/作曲:沢田研二/編曲:伊藤銀次
(1980年12月23日発売)



このジャケ写のじゅりなんかかわいいですね~。
キラキラの笑顔に釘付けです。

さて、「酒場でDABADA」と並びALWAYS時代の2大フェロモン炸裂ソング
じゅりファンでない人には知名度が低いけれど(セールス的にはそれほどでもなかった模様)、
ファンにとっては「TOKIO」「恋のバッド・チューニング」などのいてまえ系とは別の意味で、
熱狂的に支持されている曲ですよね。
もちろんアテクシも大好きですわ!

ALWAYS時代のじゅりは、それまでの井上バンド時代の弟キャラから兄貴キャラへ転換を
はかるべく、震える子羊系(雨に濡れた子犬系とも言う)から色気ダダ漏れフェロモン兄さん路線
へと変貌をとげており、まさに「目のやり場に困る」んでございます。

サウンド的には『G.S.I LOVE YOU』の曲全体的にですが、ロカビリーって言うんでしょうか。
そんなんでこのおまパラもいわゆるロッカバラードで、作詞作曲もさることながら、
編曲の伊藤銀次さんがいい仕事されてます。(←偉そう

そしてなんと言っても吉田建さん のベース音がイイ!!
いやー建さんのベースはいいですね。
この曲ではメロディアスなベースがギターを完全に喰っております。
弾いているときの(バックバンドなのに)前面に出て行く感じの俺様っぽさもいいキャラです。

じゅりの歌い方は、朗々と歌うんではなく、声を搾り出すような感じにして、
セクシーな声を演出しているようです。(私の勝手な解釈ですんで違うかもしれません。)
同じセクシー系ヴォイスでもダバダの男っぽい感じに比べると若干甘さを残している
ように聴こえます。ここら辺のさじ加減がもうたまりません
こういうの、無意識でやってるんじゃないですよね・・・・?
(だったら凄すぎます。)

わざとらしくベレー帽を落としたあと髪を乱しながら歌う姿は、心拍数を保ちながらは
とても見ることのできないエロさ、
パソコンの前で「イヤ~ン」と身を捩ってしまうこと必須です。


パフォーマンス面でははずせないカズさんとの絡み(髪クシャクシャ)も、考えてみれば
もう30年やってるんですね。(中抜けはありますが)

最近のライブ映像なんかだと、もうベテラン芸人コンビのように息ぴったりの
芸(←芸じゃないって)を見せて下さっとります。

つべ映像でも、スタンダードVer.のほかに、

・曲終了後、カズさんがわざとらしく櫛で髪を直すVer.
・曲終了間際にカズさんがじゅりにクシャクシャとやる「カズさんの逆襲」Ver.

など、数々のオモロ映像が紹介されてますね。
しかし、カズさんがフサフサ系の人でよかったですね

そしてついついパフォーマンスに気を取られがちですが、

抱きしめ~たならば 離さないさ二度と
お~まえが パラダアァイス~


のところの高音のハモリはカッコイイ。痺れます!

じゅりとカズさんには、末永くこの持ちネタ(←ネタじゃないっつの)を見せて頂きたい
と思うのでありました。



ipod touch

2008-12-26 12:57:28 | その他
突然ですが皆様、日頃じゅりソングはどんな媒体で聴いておられますか?

・・・他のミュージシャンのファンの方は、あんまりこのブログは見てないと思いとりあえず
言い切ってみましたが、
TGやPYGのファンの方で見て下さってる方はいらっしゃるかもですね。
(Sり~stさんとか・・・ってあんま伏字になってなくてゴメンナサイ)

あ、ジュリストの皆さんも、じゅりオンリーじゃなくて普通は他も色々聴きますよね。
私も聴きますよ・・・・・た、たま~~には。
(ちょっと前まではあれこれ聴いてたんですがね・・)


で、どんな媒体で、に戻りますが、普通に部屋でCDをかける方が多いでしょうか。
昔の曲はやっぱり、アナログレコードで聴いたらきっと最高なんでしょうね~。

私は、前記事にも書いたように、家の中では一切じゅりの曲をかけられないので、
もっぱら携帯用音楽プレーヤー専門です。

ずっとウォークマンスティック派で、モデルチェンジごとに何度かは買い換えたんですが、
この度、長年の友ウォークマンスティックさんとお別れすることになりました。


最近、調子がなんか怪しかったんですが、とうとう音までおかしくなっちゃったんです
特にボーカルにもやがかかったようにボワワ~ンと聴こえるので、
まるでじゅりがお風呂の中で歌ってるみたい。
じゅり・・おふろ・・・それもいいわ・・・って、さすがにそういうわけにはいきません。
だって、ちゃんと聴こえないじゃないの~!

それに、このボワワ~ンバージョン、曲によってはなんか怖いのよね。
たとえば、ノリノリソング「気になるお前」も

知ってるくせしてお前はぁぁ~ 他の男とぉ~  (←雰囲気伝わるかしら

ってへんなエコーのせいで粘着男っぽく聴こえてなんかイヤー!!


そこでボーナスが(ちょびっとだけど)出たことだし、クリスマスプレゼントに自分への
ご褒美として
(←こーいうのスイーツ脳とか言われるんでしたっけ?)新しく買い換えることに。

そして、いろいろ考えた挙句、ついに乗り換えてしまいました。

「ipod touch」 16GBタイプ 35,800円ナリ。チャリーン。

写真右の黒いやつです。サイズは110mm× 61.8mm× 8.5mm、重量115gのスリムボディ。
そんで隣のピンクのがご臨終のウォークマンスティックさんです。

このピンクのやつは、まさに私のじゅりハマ期をともに過ごしてきた我が分身。
そのスリムな体いっぱいに、沢田研二、ザ・タイガース、PYG、その他少々・・・・数々の
バラエティーに富んだ音楽を詰め込まれたままあの世へ旅立ちました。

今までありがとう。でも私にはもう新しい彼(ipod touch)がいるの。
さようなら・・・・・


年末は夫の目を盗みながら、せこせことじゅりCDをipodへ取り込む作業に没頭したいと
思います。


さよならをいう気もない

2008-12-25 07:14:57 | シングルレビュー
A:さよならをいう気もない
作詞:阿久悠/作曲:大野克夫/編曲:船山基紀
B:冷たい抱擁
作詞:阿久悠/作曲:大野克夫/編曲:川口真
(1977年2月1日発売)




ジャケ写のじゅりは今にも「ロンリ~ロンリロンリ~ウルフ~うう」と歌いだしそうな
ワイルド路線ですが、実際は、最も美女っぽいルックスだった時期ですよね~。
もうこの時期のじゅりは大好きですよ!!
(全部好きじゃんと言われりゃ返す言葉もございませんが)


さて、この曲と言えばなんと言っても夜ヒットの肩紐ポロリ・・もといハラリですよね。
金色に輝くキャミソール(ご本人は三昧で「タンクトップ」と言っておられましたが)とピタピタパンツ、
そしてそれに負けないくらいキラキラのお目目で、とにかくキッラキラなお姿で歌っておりました!(快傑は白い衣装でしたね)

長い髪をなびかせ、まるで湘南サーファーガール(死語)みたいなんだけど、きりりとした口元と眉が
ミョーに男。(いや、男なんですけども)
女っぽいのに、どうしても女性に見えないぎりぎりのライン上で「確かに男」なのがホントに
不思議な人・・・


ちなみにセールス的にには「地味め」な印象を勝手に持っていたんですが、
「オリコンでは8位止まりであったが、20万枚を超えるセールスを記録した。」
とウィキにありますのでそこそこ売れたみたいです。


あと、全く必要ない情報なんですが、この曲名でググったら、ボーイズラブ関連にヒットしまくりだったので、純情乙女のアテクシはビビリましたわ。歌の情報の何倍も出てくるよ・・・ちなみに、

「さ○ならを言う気もない」というバーテン×高校生ものと、
「さ○ならを言う気はない」という探偵×ヤクザものがあるようでございます。
・・・・・以上8○1豆知識でした。


・・・あっ、みんな帰らないで~!
気を取り直して曲の話よ~!


さて、ザッツ歌謡曲的な構成のこの曲。
メロディは全然違うんですが、イントロ8小節を聴いただけで、すでに歌謡曲度が「お嬢さんお手上げだ」レベルの高さです。
ってわかりにくい文章ですみません。ああ、表現力が欲しい・・

ラーミーラー
の後に入るピアノのダカッダカッが好きです。

全体的にストリングス(バイオリン)が効いておりE線(バイオリンの一番高音の弦)がガンガン鳴っております。

男と女は~
のところの声の伸びやかさ、ステキです
何かこのころ発声法が変わりましたかね?歌い方(発声)とっても好きです。
この曲、CD音源では全体を通してなよっとした声で歌っておりますが、テレビ映像などで確認すると、
女っぽく歌うところと、結構男っぽくのどを鳴らすところのメリハリが利いてて、これは聴かせますよね~。
こっちの歌い方ほうがいいと思うわ~。好みの問題かな?

疑問なのはフェードアウトでまさに消え行く直前に鳴るギター??のグオーンっていう低音。
なんで~フェードアウトするんじゃないの?といらんことが妙に気になってしまうのでした。


そして詞の方なんですが、情景が浮かびやすいようで、でも心情がわかりにくい!
ドラマティックなのにものすごく虚脱感に溢れているという、なかなかありえないことをいとも簡単に(かわかりませんが)詞にしてしまうのが、さすが阿久さんです!

ハイヒールのかかとが折れて歩けない
ああ この先へは進めない歩けない
はしゃぎ過ぎた子供がベソをかくように
ああ 私ついてない 運がない

ないないないってどんだけ言うのかってくらいです。
これより「ない」が多い歌なんて「NAINAI16」くらいしか無いんじゃないの?

じゅりが歌う「嘆く女」の歌。
思わず「未練なのね・・・」と悲しい酒のお嬢ばりにせりふをかましそうな嘆きっぷりなのでした。


ウィンクでさよなら

2008-12-23 15:14:54 | シングルレビュー
A:ウィンクでさよなら
作詞:荒井由実/作曲:加瀬邦彦/編曲:大野克夫
B:薔薇の真心
作詞:荒井由実/作曲:加瀬邦彦/編曲:東海林修
(1976年5月1日発売)



いきなりですが引用です。

「ウインクでさよなら」を聴いている。
夏向きの楽しい曲だと思っていたのに、いま聴くと変にもの悲しく、
たとえば何かが静かに崩れていくようなそんな寂しさに捉われるのは何故だろう。


76年に事件を起こしたじゅりへ、新聞紙上でくせさんが贈ったメッセージはこのような一文で
始まっています。
このどこまでもポップな曲をきいてこんな気持ちになるほど、くせさんはこの事件にショックを
受けておられたのですね・・・なんかセツナイじゃありませんか・・・

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えー、ちょっと枕がシリアスになっちゃったので、雰囲気変えましてブヒっと。

当時、ユーミンの作詞が話題だったようですが、一聴キュートな詞のようでいて、
ド頭でいきなり(心の中でだけど)二股をゲロって、その後延々言い訳をする内容です。(←違います)

あなたと出会ったときめきが このごろ色あせて
塗り替えなくっちゃいけないと 思っただけなのさ


じゅりが歌えば「んもう、許しちゃう」かもしれませんが、自分のダンナが浮気した挙句
こんなことをぬかしたら、
「こっちだって力いっぱい色あせてんのじゃ!訳わからん言い訳すんな
ってな具合で延髄斬りが炸裂ですわ。

ところで私、この歌詞をけっこう長い間、女目線の詞だと勘違いしていました。
だって、

あなたの写真を裏返し~

って、男の人って部屋に彼女の写真飾ったりします~?
普通こういうことって女がするんじゃないの?

あともうひとつ、コンクトをコンクトだと勘違いしていたんです。アフォですね~
まあ、男がコンパクト落としていくわきゃないですからね。
でも良く考えてみれば70年代にコンタクトはそんな普及してないだろと。
4年後のバッチュニンの時に(あれはカラコンですが)あれほどセンセーショナルだったわけですから。


さて次にサウンド面ですが、
全体をとおしてピアノ(キーボード)とサックスの主張が強く、何度も言うようにポップな曲です。
ベースもブンブンいってて聴かせます。特にイントロ~Aメロはそうだし、Bメロの
メロディアスなフレーズもGOOD
一方ギターはAメロのチャカチャカくらいであんまり前面に出ていません。

サックスは多用しすぎかな?
個人的にサックスのトリルは好きじゃないのでちょっとうるさく、というかダサク感じてしまいます。

じゅりの歌声はとってもさわやかテイスティーです。
70年代前半~半ばは叶わぬ恋の歌や、けだるく哀愁が漂う歌を多く歌っていたので、
この曲、この歌い方はなかなか意表をついていて良かったと思います。
曲によって声が色々と表情を変えるのも、じゅりの大きな魅力ですよね


そしてビジュアル面を語るにあたり避けて通れぬ、超似合わないアフロヘアですが、
じつはあの髪型で歌っている映像を見たことがありません。すごーく見てみたいんですが。
(※アフロ映像情報お待ちしてます!)
今見られるのはこんなんですね。

水色スーツin夜ヒット
ttp://jp.youtube.com/watch?v=93SRpebPn1w&feature=related

白いフリフリin武道館
ttp://jp.youtube.com/watch?v=2S5KFFtDmBo&feature=related  (←どちらもhをつけてね)


評判がいまいちだったので、すぐ髪型を変更したらしいですが、そもそも最初に美容師さんは
何も言わなかったんでしょうか?
天下のじゅりに「はっきり言って、全然似合いませんよ」とは言えないですかね。

タイガース時代、マッシュルームカットさえそこそこ似合っていたじゅりですが、さすがに
アフロはいただけませんでした。
てか、マッシュルームはビートルズに始まり西洋人がよくしてたように、じゅりみたいに顔が
ある程度長めなほうが似合うんですね。
(日本的キュート小顔君なフミヤは似合わなかったもんね・・・・)

しかし結果的に「伝説のジャケ写」となったわけですから、これもまた良し、でしょうか。