あいらのひみつ箱

2006年の年明けとともにジュリーに堕ちました。日の浅いファンが 勝手な思いを書き連ねるゆるいブログです。

GS禁止MAP

2009-08-30 21:49:05 | その他
昨日の夜は久しぶりにテレビを見ました。
中野区民Y様よりショーケンが「チューボーですよ!」に出演すると教えて頂いたので
(情報ありがとうございました)ぜひ、見たかったのですわ。
ショーケンは若くてカッコよくて、キャベツの千切りが上手でした!
(ハギワラーの皆様、こんな感想でスミマセン)

・・・でもって、歌いましたね!
堺正章さんと一緒に「エメラルドの伝説」を~。
堺さんとだけじゃなくて、いつかじゅりと「自由に歩いて愛して」とか歌ってほしいわ。

プロフィール紹介の時には
「ザ・テンプターズのボーカルとして、ザ・タイガースのジュリーこと沢田研二さんと人気を二分」
といわれておりましたが・・・・・
ジュリー「こと」はアカンですよ~。「こと」は。
トークではGS時代のお話も少ししてました。
内田裕也さんの話なんかも出てきて面白かったです。


さてさて、ショーケン、マチャアキと出揃ったところで、無理やり話題をGSの方へ持って行きます。


アテクシですね、このところ、ご存知のようにタイガースについていろいろ聴いたり読んだりしてまして、
先日「熱狂!GS図鑑」なる本を読んでたんでございますの。
そしたら、こんな「地図」が載ってたんです。


「GS禁止MAP」って・・・・マジですか~~


小さなカットなので、ちょっと見ずらいんですが。
コレを見ますと、九州、四国や北陸はことのほか学校&PTAが厳しかったんですね。
続いて中国地方、なぜか仙台も・・・

やはり、九州なんかだと、九州男児って言うくらいですから、
「男がチャラチャラしてるのはけしからん。」ってなもんだったんでしょうか。
新潟や長野が厳しいのはどうして・・・長野は教育県としても知られていますから、昔から
お勉強の妨げになリそうなことにはチェックが厳しかったとか?

しかし、この「地図」に書かれてる1968年っていったら、タイガースなんて、まさに貴公子キャラ
って言いますか、アイドル路線じゃないですかー。
モヒカンやら、タトゥーやらでもないのに、そこまで取り締まらんでも・・・と思っちゃいますが。

当時のファンの方のお話なんかで、学校の先生が見張ってたとか、中には補導されたなんて話まで
伺ったことありますが、イヤイヤなんとも、すごい世界です。

本はまだザッと読んだだけなので、これからじっくり読みたいと思います♪

都会

2009-08-28 17:07:03 | TGシングルレビュー

A:都会
作詞:山上路夫/作曲:クニ河内/編曲:クニ河内
B:怒りの鐘を鳴らせ
作詞:山上路夫/作曲:クニ河内/編曲:クニ河内
(1970年3月20日発売)



タイガース後期のこの曲のころは、GSの勢いが下降曲線にあったとのことですが、これはオリコン
10位にランクインしたそうで・・・・いちおう小ヒット曲なんでしょうか。ヒットしてない?
そこらへんの感覚がいまいちよくわかりません。
もちろんアテクシは、つい最近まで「聴いたこともない曲」でごさいましたわ。
ウィキぺディアにはなんと、曲目のページすら存在してません・・・
ちなみにウィキに曲目のページが無い曲は、解散までの全シングル15曲中「ラヴ・ラヴ・ラヴ」「都会 」
「誓いの明日」
の3曲です。
他の2曲はともかく「ラヴ・ラヴ・ラヴ 」は意外ですよね?
さて、新しいファンのためにも、タイガース時代にお詳しいどなたかが、そのうち書いて下さるのを
期待してます(あいら@他力本願寺檀家)

まず10回程度聴いたところではB面のほうがインパクトがある曲ですから、「あ、こりゃまたB面に軍配?」
と思ったんですが、繰り返し聴いてますと、「都会」、なかなかツボにはまって来ました。
このじゅりは星の王子様じゃないし、ジャケも暗い。
でも、裏も表も聴き応えのあるシブイ一枚だと思います。タイガースおそるべし・・


【都会】
ハプニングス・フォーのクニ河内さん作曲の初TGシングルだそうです。
このイントロを聴いて、まず一瞬思い浮かんだのが、ABBAの「ダンシング・クイーン」のイントロでした。
何でだろ~

オーボエがずいぶん多用されてますが、この楽器は音域が狭く、2オクターブほどしか無いけれど、
「オケの華」と言われるだけあって、イントロに使えば一気に曲の世界へ引き込まれること請け合いです。
歌いだしの直前では最低音に近い音が使われています。
まあ、そこまで使う~?ってちょっと思いますが、じゅりの声とオーボエって合うんですよね。
「時の過ぎゆくままに」とか聴いてもそう思います。

個人的にはBメロに入る前のオルガンが、ちょっとしたことなんですけど、すごく印象的で気に入ってます。
全体的に歌謡曲っぽいですが、じゅりの柔らかな声が、泥臭くならずほどよい感じですよね。
だって、この路線でマイナーにして押しすぎると

♪あなたのそばに~いられるならば~辛くはないの~♪
って東京砂漠化しちゃうし、かといって甘甘になりすぎちゃうと

♪都会の絵の具にぃ~染まらないで帰って♪
って「ハンカチおくれ」ソングになっちゃうし

・・・・って脱線しまくりでした。(だっていかにも歌謡曲なんだもん)

えー、とにかく。孤独感や哀愁をグイグイひたすら押すんではなく、
じゅりの声というオーロラのセロファンに包んで差し出している
そんなイメージなんです。 

歌詞で好きな箇所は、
♪小鳥のように さみしい命を いつも二人は 寄せ合い生きた♪
↑ココ!「小鳥のようにさみしい命」って~。
都会の荒波の前に立ちすくむ"小鳥じゅり"が目に浮かんで、守ってあげたくなるのよ~。
(今は大鷲のようにご立派ですけど。)
♪帰ってと帰ってと 叫んでみても♪ 
のところが曲のヤマとして、そのあとにフッと力が抜けるところ、そこの所のじゅりの声が大好きです。

あと、ラストでそんなにハープで煽らなくても・・・って思いますが、聴く人が聴けば「あれがイイ」
ってもんなんでしょうか。



【怒りの鐘を鳴らせ】
歌謡曲チックなA面と違い、コチラはロックテイストの曲。
この曲の詞が社会派とかそういう類なのか、はたまた背景の思想とか、ぜんぜん解りませんが、
アテクシとしては「反逆する若者」というイメージで聴いております。反逆=ロックは短絡的過ぎですか?
でも、そんな訴えが聴こえてくるような曲だと思いますわ。

冒頭からいきなり鐘の音が。ウェディングベル?かと思いきや、続くオルガンのメロがなにやら徐々に
不穏な方向へ。
歌いだしからは、ジャッ!と音楽の流れを割って入る衝撃音が、ミュージカルの劇中歌さながらです。
Aメロのコーラスは「決めてやる今夜」のライブで聴いた「傷だらけのアイドル」に似た感じです。
サリーの声がおどろおどろしい・・・
♪誰もみんな 鎖につながれ 引きずられながら生きているのさ♪
と盛り上がってくるBメロは、ギターはもちろんカッコイイですが、当方「ベースのほうにより痺れる派」です。

ところで、専門家的にはぜんぜん違うかもですが、アテクシこの曲でのキモはオルガンだと
思うんですが、どうでしょ?
間奏のオルガン、むっちゃイイですわ!
・・・・弾いてるの、誰?

最後4発ジャ~ン!って押すのは、怒りの重みを表しているのでしょうかね。



北とぴあのレポ、待ってます~

2009-08-27 17:44:09 | その他
今日は、本当はタイガースのシングルレビュー記事をUPする予定だったんですが、
昨日の夜、迂闊にも子供を寝かしつけながら自分も爆睡してしまい・・・・
気がついたら、爽やかな朝~でございました。

と言うことで、記事があと一歩完成してないので、明日に回しま~す。

でも、今日は北とぴあでライブ!
行かれた方は、平日のライブに行けない、カワイソウなアテクシのために、
是非!一言でもいいから!レポをお願い致します

カズさんのバースデーということで、何かサプライズはあるんでしょうか。
某所では「人間57年、カズ祭り」とも銘打たれておりましたので、そこいらへんも
気になるところですわ。

ちなみにアテクシがチェックをお願いしたいのは、じゅりの前髪!
(髪型かよ・・・)
「短くなっちゃった」情報をどこかでチラ見してから、眠れない夜を数えております。
ハラリと落ちるセクスィーな前髪が復活してることを願って、ドキドキしながら
報告をお待ちしておりますので・・・・

センセイの鞄

2009-08-25 17:25:15 | ドラマ・舞台
※この記事はネタバレを含みます。未見の方はご注意ください。

※8/26追加画像アリ
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今日は舞台「センセイの鞄」がお題ですわ~。
2005年8月20日に Bunkamura・シアターコクーンで撮影されたDVDでございます。

イヤー、正直そんなに期待しないで見たんだけど(だって結構イエ、カナーリ?モフな頃の作品だからさ・・)
これが予想外に良かったです!
原作を読んだことはあったんで、ストーリーは解ってましたが、本読んで頭に描いてたイメージとは
結構違ってましたわ。
まずこのストーリー自体についてなんですけど、これ、一種おとぎ話的なストーリーだと感じましたね。
現実感が無いと思いませんか?ご覧になった方~。
でも、生活感の無いところが、こんな無さそうでありそうで、でもたぶん実際には無い恋愛を成立させて
いるのかも。

ちなみに、原作の書評では「初老の男にとって都合のいい、夢物語だ。」みたいなものが結構あったと
記憶してますわ。
69歳の男性が、30歳以上年下の女性と恋愛するわけですから、まあ、そういう見方もあろうかとは
存じますけどもー。

ただ、坂井真紀さんの演技はツキコの「ちょっとゆるキャラ」「ナイーブ」さが強めに出てた感じで、
坂井さん自身はとてもすっきりした印象のかわいらしい人なのですが、この演技では色っぽい感じが
あまりしなくて、でもってそこが、生々しくならず、かえって良かった気がしますが・・・どうでっしゃろ?
(それとも、男からみるとすごく色っぽかったりするのか・・・?)


ところで、コレを演じてるじゅりは57歳ごろで、役柄の69歳のセンセイより一回りも若い。
老人っぽいしゃべり方とかしぐさ、役作りが大変だったんだろうなあ。
歩き方とか絶対、いつもの「無駄に」走ってるじゅりと全然違うんだもん。
どことなくお堅いしゃべり方や、穏やかそうな人柄って、素のじゅりとぜんぜんちが(以下略
元教師らしくお堅いけど、無邪気で、ほんわかした感じの魅力的なセンセイになりきってました。


実はこれ、ちょっとしたなりゆきで、ダンナと一緒に見たんですよ・・・・
(たぶん、坂井真紀がけっこう好きなんだと思われる・・奴の好みから言って)
感想を聞いてみたら、じゅりのこと「役者として、こんな本格的にやってる人だとは思わなかった」
だそうな。ものすごい棒演技を想定してたらしい・・・・(なんで~
こんな老け役を演じてること自体、とても意外だったらしいです。
あと「歌ってるシーンは声が違う」って。

しかし老け役って言っても、やはり所々、老人には見えない色艶が見え隠れしてるし、それがまた
「おおっ」と反応させられちゃうところなんですよねえ~。
特に、鼻めがね(いつもメガネがずり下がってる)を取ると、どうしても老人に見えないんだわ。


センセイと元教え子出会いのシーン。
「まあ、飲みましょう。」と笑顔がステキ。



きのこ狩りに行ったりとか、春夏秋冬のシーンをはさんで、
「この二人って、年は違うけど、間合いがあうんでしょうね。」
と思わせる雰囲気が醸し出されていく感じが、舞台では原作以上に伝わってたんじゃないでしょうか。


行きつけの店のマスターらとみんなできのこ狩りへ。
舞台セットは「チェイサー」の方が細部まで凝ってたかも。



しっかし、この2人のテンポ、他人事としてならいいけど、アテクシは無理だわホント。ツキコさんの
「センセイ」「センセイ」(語尾上げと語尾下げを使い分けるんだこれが)の連発で既にイラッと
来てる時点で、こういう恋愛はできないっすねえ。


センセイの家で飲み直し。・・・で、こてっと寝ちゃったり。
カワエエ~



さて季節を重ねるごとに、ツキコさんてば、センセイの元妻の話に嫉妬心を覚えたり、同窓会で
同級生の男(鶴見辰吾に似た人)に告られても、センセイのことばかり考えてしまうようになって、
こりゃ完全にフォーリンラ~な状態に。


「だってあたし、センセイが好きなんだもん。」と言われ、
ドギマギしつつはぐらかすセンセイ。




おあつらえ向き(笑)。雷の夜に「怖いの~」って、「JulieⅡ」の少年と夫人みたい?
てゆうか、サカイマキー!(←呼び捨て)アテクシとかわって頂戴!!



で、泊りがけで旅行に行くんだけど、けっこう感情あからさまなツキコさんに対して、センセイは
何だかんだはぐらかすのよね。
でも センセイはセンセイで年齢的なことで引け目があって・・・月子さんの気持ちに応えていいものか
どうか揺れてるのが良くわかります。
そこらへんの感情をあまり表に出さないセンセイの心の機微が、ひしひしと伝わってくるじゅりの演技、
素晴しいと思いましたわ。


句などひねって、またもやはぐらかすナリ。でも心が揺れてます。


ツキコさんが浴衣姿で部屋を何度も行ったり来たりするのがもどかしくてねぇ。
「早く○ってまえ!!」・・・い、いえ、シヅレーしました。
まあ、結局このシーンでは途中まで(?)なんですけど。おほほほ。


あ、あご・・・・じゃなくて。腕です。腕に注目。
ツキコさんの背中をトントンする腕がすべらかそうで・・
そんなん老人の腕じゃないから!



しかし、センセイは古い世代の男ですからね。「恋愛を前提としたお付き合い」は、けじめとして
自分から切り出します。
どう考えても、もうがっつり付き合ってるちゅうに(笑)
そのシーンでの名ぜりふがこれですよね↓


「ツキコさん、ワタクシはいったいあと、どのくらい生きられるでしょう」
「ずっと、ずっとです。」
「ずっと、でなければ、ツキコさんは満足しないでしょうか」



・・・・なんだか、切ないね
そのあともおつきあいが続くんだけど、そのへんは簡単に流してはしょってる。これは原作もそうだけど。
だからきっと、ココに至るまでのお話のほうが大事なんだね。きっと。


結ばれたって先があるわけじゃないんだけど・・・・
「でも、良かったね。」と言いたくなっちゃいます。



「センセイの鞄」という題名が、重みを持って胸に突き刺さるラストシーンまで見終わったあとは、
♪愛しさと切なさと、心強さと~♪って、篠原涼子な気分になれちゃう?かも。(←古
マチベンのモフが大丈夫な方ならイケルと思いますので、未見の方がいらしたらゼヒどうぞ♪
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え、アップの画像が無い?・・・・・それはたまたまよ~(汗


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2009/8/26追加 
no-a様のお気に入りシーン。

畳に伏して寝こけてしまったツキコさんに、
「くっきりと付いてますね、畳の目」
は、挟まれたい~


酋長の法則

2009-08-23 23:41:35 | その他
さて、ラジオでしゃべり倒したじゅりは、一日のオフも無く(生か収録かは知りませんが~)
今週末は神戸、奈良でライブでしたね。
関西地区じゅりファンの皆様、熱く燃え上がりましたでしょうか。

貧乏ヒマなしのアテクシは、パソコンに向かえる時間も限られてるので、ライブレポめぐりもままならず・・・
これからぼちぼち、ネットサーフィンしようと思ってますわ。

ところで、チラ見情報によりますと、例の白酋長の被り物を、神戸では被らなかったそうで。
さらには奈良では被ってたとか。

これはあれですか、神戸では既に「決め今で一回被ってるから、もうエエがな」
ちゅうことなんでしょうか。東京の決め今会場だった渋Cと同じ扱いで。
でも、決め今ではじゅり、赤酋長だったじゃないの~。

この法則で行くと、ドーム公演のあった大阪でも被らないのかな。
あでも、京セラドームと厚生年金は別物?

どういう理屈で被ったり被らなかったりするのか、とても興味がありますわ。
コレという法則を発見した方は、教えて下さいませ~。