あいらのひみつ箱

2006年の年明けとともにジュリーに堕ちました。日の浅いファンが 勝手な思いを書き連ねるゆるいブログです。

おまえがパラダイス

2008-12-27 20:17:48 | シングルレビュー
A:おまえがパラダイス
作詞:三浦徳子/作曲:加瀬邦彦/編曲:伊藤銀次
B:クライマックス
作詞:糸井重里/作曲:沢田研二/編曲:伊藤銀次
(1980年12月23日発売)



このジャケ写のじゅりなんかかわいいですね~。
キラキラの笑顔に釘付けです。

さて、「酒場でDABADA」と並びALWAYS時代の2大フェロモン炸裂ソング
じゅりファンでない人には知名度が低いけれど(セールス的にはそれほどでもなかった模様)、
ファンにとっては「TOKIO」「恋のバッド・チューニング」などのいてまえ系とは別の意味で、
熱狂的に支持されている曲ですよね。
もちろんアテクシも大好きですわ!

ALWAYS時代のじゅりは、それまでの井上バンド時代の弟キャラから兄貴キャラへ転換を
はかるべく、震える子羊系(雨に濡れた子犬系とも言う)から色気ダダ漏れフェロモン兄さん路線
へと変貌をとげており、まさに「目のやり場に困る」んでございます。

サウンド的には『G.S.I LOVE YOU』の曲全体的にですが、ロカビリーって言うんでしょうか。
そんなんでこのおまパラもいわゆるロッカバラードで、作詞作曲もさることながら、
編曲の伊藤銀次さんがいい仕事されてます。(←偉そう

そしてなんと言っても吉田建さん のベース音がイイ!!
いやー建さんのベースはいいですね。
この曲ではメロディアスなベースがギターを完全に喰っております。
弾いているときの(バックバンドなのに)前面に出て行く感じの俺様っぽさもいいキャラです。

じゅりの歌い方は、朗々と歌うんではなく、声を搾り出すような感じにして、
セクシーな声を演出しているようです。(私の勝手な解釈ですんで違うかもしれません。)
同じセクシー系ヴォイスでもダバダの男っぽい感じに比べると若干甘さを残している
ように聴こえます。ここら辺のさじ加減がもうたまりません
こういうの、無意識でやってるんじゃないですよね・・・・?
(だったら凄すぎます。)

わざとらしくベレー帽を落としたあと髪を乱しながら歌う姿は、心拍数を保ちながらは
とても見ることのできないエロさ、
パソコンの前で「イヤ~ン」と身を捩ってしまうこと必須です。


パフォーマンス面でははずせないカズさんとの絡み(髪クシャクシャ)も、考えてみれば
もう30年やってるんですね。(中抜けはありますが)

最近のライブ映像なんかだと、もうベテラン芸人コンビのように息ぴったりの
芸(←芸じゃないって)を見せて下さっとります。

つべ映像でも、スタンダードVer.のほかに、

・曲終了後、カズさんがわざとらしく櫛で髪を直すVer.
・曲終了間際にカズさんがじゅりにクシャクシャとやる「カズさんの逆襲」Ver.

など、数々のオモロ映像が紹介されてますね。
しかし、カズさんがフサフサ系の人でよかったですね

そしてついついパフォーマンスに気を取られがちですが、

抱きしめ~たならば 離さないさ二度と
お~まえが パラダアァイス~


のところの高音のハモリはカッコイイ。痺れます!

じゅりとカズさんには、末永くこの持ちネタ(←ネタじゃないっつの)を見せて頂きたい
と思うのでありました。