あいらのひみつ箱

2006年の年明けとともにジュリーに堕ちました。日の浅いファンが 勝手な思いを書き連ねるゆるいブログです。

インタビュー・アワー!②

2010-04-28 22:38:23 | 書籍・雑誌
※インタビュー・アワー!①の続きです。

↓以下引用
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ヒット曲なんて“水もん”と思うんヨ

――フランス・ロケはどんなぐあいだった?

「べつにどうってこともないね。たださ、メシを食うときに、スタッフやなんかみんな向こう流に前菜からデザートまで正直にもえんえんと食ってるわけよ。どうせ日本人ばっかりなんだし、日本料理店もあるんだから、弁当をとったらいいと思うのにね。
 もちろん、向こうじゃ弁当のほうが高くつくけど、時間を金で買うことを考えたら安いもんやないかな」

――かなり不満があるみたいだけど、やることだけはやってるんだろ?

「そりゃそうだよ。やる以上は自分のぜんぶをぶつけて一生けんめいやらにゃあ。封切ってから、不評につき上映打ち切りなんてことになるのはごめんやからね。そんなことにでもなったら、それみたことか、歌だけうたっとりゃいいのにって、またみんなに言われるもんね。」

――今年は、映画やTVドラマに出たり、フランスでレコードを出したり、ずいぶん幅広く活躍したわけだけど、結果としてよかったと思う?

「それなりの成果はあったと思ってるよ。ただ、こういうことをしてると、とにかく小器用だとか、ナンデモ屋だとか思われるのがつらいね。オレとしては、ほんとうの意味のエンタティナーをめざしたいと思ってるんだけど・・・・・。
 賞の選考なんかになると、やっぱり歌ひとすじの人にやろうという意見が当然出てくるだろうなあ」

――なぜそんなに賞にこだわるのかな?

「賞ん時期になって“オレはそんなものどうだっていいよ”って言える度胸のある奴がはたしているかね?」

――ひとつの曲がヒットするかどうかっていうのは、あるていど見通しがつくものなの?

「ヒットの原因というのは、詩にやさしさがあるとか、いい洋服着てたとか、分析できるものじゃなくて、なんかマカ不思議な要因があるんだと思うんや。
 そりゃプロだから、あるていどは見通しつけなきゃならないんだろうけど、オレなんかは、いつもひとりで先に行きたい性格だし、なにごとも出たとこ勝負ってもんさ」

――仕事は面白い?

「うん。いちばん面白いのはステージだな。とくに最近になって人気がグーンとあがってきたような気がする。なんとなくからだでそれが感じられるのや。反応があるってのがいちばんうれしいね。」

この仕事アホじゃできへん

――結婚してファンがへったっていうことはない?

「離れていった人もあるやろうけど、逆にホウッてな感じでくる男性も多くなったし、アベックできてくれる人もふえたみたいやし・・・・・・」

――男は一生のうちに、学校、仕事、結婚と、3つの選択のチャンスがあるというけど、あなたはその3つとももうすましたことになるよね?

「そうかな。オレにとっては学校も仕事も、自分でえらんだんじゃなくて、ぜんぶ成り行きまかせだったと思うよ。結婚だけは決して成り行きじゃなかったけどね。
 いまの仕事だって、はじめは遊びだったのが、いつのまにかお金が入ってくるようになったって感じだもの」

――でも満足してるんだろ?

「まあね。とにかくがんばればそれだけのものが出てくる仕事やから・・・・・・。決してアホではできないよ。オレがかしこいというわけやあらへん。わいはアホやないって程度や。
 からだはきついねぇ。でも続かなくなったらマネージャーとけんかしても仕事をおりればいい。からだがつぶれてもやるほど、オレはお人よしにはなれへんよ。」

――76年の仕事の予定はどうなってるの?

「恒例の仕事ばっかり並んどるねぇ。正月は大阪フェスティバル・ホールと日劇の公演やろ。春休みと夏休みはまた長い地方公演や。それに2月にはまたパリへ行ってレコーディング、これがいちばんいやなんだ。向こうでは売れたといったって、話に聞くだけだしね。向こうで1回ステージをやりたいよ。そうすればほんとにオレがフランスで通用するかどうか、はっきり答えが出るからね。
 いずれにせよ、ことしもまた自分なりに新しい可能性というものを追い求めてガンバってみようと思っているんや、さいわい身体の調子もまったくいいし、乞うご期待といきたいね。」
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↑引用終わり





インタビュアーの
「やることだけはやってるんだろ?」「でも満足してるんだろ?」
って、小一時間ほど問い詰めたくなるような言葉遣いの件は置いといて(笑)


フランスでの食事について、向こう流に従って"えんえんと"時間をかけてる
スタッフらに対して、
「時間を金で買うことを考えたら安いもん」という、とっても合理的な考えで
「お弁当をとったらいいのに」と思っていたじゅり。

実際、思っていただけじゃなくて、加瀬さんと二人、お弁当手配してさっさと
ホテルに戻って食事してたことが、この間のSONGSで解ったわけなのでした。


限られたフランス滞在日程で、最良の結果を出すために、どこをどう効率化したらいいか。
「時間を金で買うことを考えたら安いもん」というじゅりの言葉に、アテクシ
この人、サラリーマンとか一般の仕事をしても、きっと出世するわよね~と、思ったのでした。

あと、「アベック」って、今、言わないよね・・・?

今日は帝国ホテルでトークショー

2010-04-27 17:35:11 | その他
沢田研二 トークショー 2010 窮鼠猫を飼い蛇に噛みつく

今日はいよいよ、じゅり今年初のトークショー!
帝国ホテルで19:45からトークタイム・スタートですわ~~(行けないけど


さぁて、今日のトークショー、何を話そうかな・・・・・





・・・・ところで、なんでこの画像なのか、と申しますと。

「窮鼠猫を飼い蛇に噛みつく」
このタイトルを見た時、最初に思い浮かんだのが、良ちゃんのこの表情だったんですの。
皆様、どのシーンだか、わかります?

日蝕で、電話に出たノノさんが良に「白戸が来るぞ!」と言ったときの、不敵な表情がこれ。
その後、白戸刑事が来た時には、扉の向うに隠れる良ちゃんですが、途中で
「クックックックック」と笑いながら姿を現し、
白戸さんに「良君、死ぬなよ。俺との勝負が決着つくまでは。」と言われ
鼻血ブー状態のまま、しずえさんの待つ部屋へ帰る・・・そんなシーンでの一コマですわ。
でもって、そのあと、しずえさんが毒飲んで死んじゃうの(涙)

「窮鼠(良)が猫(ノノさん)を飼い蛇(白戸刑事)に噛みつく」
そんな連想をしてしまいました。


                  


今年は、ソロ活動と平行してじゅりワンがあるし、
タローさんがチラッと漏らしたあのお話もあるし、
シングルはいつ出るのかとか、その他もろもろ、
ファンは皆、聞きたいことがいっぱい。

万難排してチケットをゲットされたみなさま、楽しんできて下さいね~
諸事情で行かれない皆様、アテクシとご一緒に、PC前にスタンバりましょー。

ところで、今日じゅりにお会いになる皆様。髪型・髪色のチェックをぜひお願い致します 
果たして、何色の髪になってるんだか。まだ金髪かしら?気になってしょうがないの~~
それだけでも、教えてくださったら、とっても嬉しいです 

インタビュー・アワー!①

2010-04-26 17:20:31 | 書籍・雑誌
1976年初めごろの雑誌記事です。

あの~、こないだのSONGSで、フランスでのレコーディングの話のなかで、
「じゅりと加瀬さんが二人だけお弁当を用意してもらってホテルの部屋で食事した」
というエピソードが語られましたわよね。
アテクシ、あれを聞いて、「フランスで弁当」って、どっかで読んだわ~~って、心のどこかに
引っかかってまして、持ってる雑誌記事を探してみたんですの。
で、この記事のなかで、チラッとお弁当のことが出てきたので、たぶんこれだなと。
(①と②に分けたので、今日のUP分には出てきませんが。)
今日UPする前半部分も、じゅりが当時の歌謡界のことを語っていて、なかなか興味深いですわ。


以下引用↓
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インタビュー・アワー! 沢田研二と3時間
人生すべて成り行きよ。あせらへん・・・・・・

この冬、ジュリーのほほのまるみがとれ、男らしいするどさが増した。芸能人には致命的といわれた“結婚問題”を乗り越え、いま日本のエンターティナーをめざす彼に、何かが起こっている。気がかりだ。


――“日本歌謡大賞”、最初の投票では布施明クンと同数の14票だったのに、決戦投票で破れて、残念だったね?

「オレの場合、一昨年もらってるし、この4年間ずっとノミネートされてるからね。まあ、こんどの『時の過ぎ行くままに』は後半になってだダークホース的に出てきて、久しぶりの場外ホームランっていう感じだったんだけど、もちろんすごく惜しいとは思うよ。
でも、客観的に見て、オレのが本命にならないことはわかってたんだ。布施さんのほうが総合的に言って、1馬身半くらいはリードしていたことは認めざるを得ないもの。
結果論になるけど、布施さんがいままで賞をとってなかったほうがおかしいんや」

ポップ調の歌手って不利なんやろうね

――それにしても、あれだけの接戦の末負けたんだから、口惜しさもかなりのものだと思うけどね?

「でもねえ、これがほかの人がもうひとり出てきて、三つドモエの血みどろの決戦にでもなったんだったら、もっといやだったやろね。見てるほうは面白いだろうけどさ。
 だいたい賞なんていうのはひとりだけがだんぜんトップで走っていて、対抗なし、アナ馬なしでとるのが理想だと思うよ。その意味で、これまで文句なしに賞をとったのは、尾崎紀世彦さんの『また逢う日まで』くらいじゃないのかな」

――ポップスは、賞の対象になりにくいということがあるんじゃない?

「そういうことも言えるかもしれないな。いわゆるポップスというと、布施さん、オレ、そのあと野口五郎、西城秀樹、郷ひろみと続くんだけど、なんといっても層がうすいんだよね。これが演歌となると、三波春夫さんから細川たかしまで、入れかわり立ちかわりって感じだもんね。これはまあ、日本の歌謡界の体質の問題で、急にどうするってわけにもいかないんじゃない。吉田拓郎さんや井上陽水さんたちみたいに、無冠の帝王でいけるんなら、それでいいんだけどさ」

映画のことではウソつかれちゃった

――ところで、『紅白歌合戦』は、これまでにずいぶん出てるみたいな感じだけど、今度で4回目なんだってね?

「そうなんだよ。まあ、前はグループ・サウンドが出られないっていうことがあったからね。それが、今年はダウン・タウン・ブギウギ・バンドが出るわけだろ。それだけ世の中が進歩したっていうことになるんやろけどね」

――タイガース時代の仲間とそういう話することある?

「いやぁ・・・・・。みんな、昔をふり返ってるひまなんかないもの。会えばおたがいに“よくヒネたなあ”なんて言い合うだけさ」

――映画(『パリの哀愁』)の撮影のほうはどう?

「フランス語をしゃべらなきゃならないんでね、まいってるよ。相手役のクロディーヌ・ロージェさんがすごく親切なんで助かるけどね」

――正月には封切るという話だったんじゃない?

「そうなんだ。だからオレは引き受けたんだよ。正月映画に出られることは、ひとつのメリットやからね。それがいまになって2月になるとか、3月になるとか・・・・・・。約束がちがうと言いたいよね。それでなくても暮れは忙しいのにさ」

――作品そのものはどうなの?

「それがまたひどいんだ。脚本もろくにできてないんだからね。監督がスジ書きだけを持って、その場その場で頭をかかえながら悪戦苦闘してるよ。結局はタレントにおんぶしてるだけのものなのさ。
 それでもオレたちはプロだから、いちおう見られるような映画を作らなきゃならないらしいよ」

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↑引用終わり(ここまでで半分ぐらいです。続きは②で。)




そういえば時過ぎって、じゅりの代表曲なのに、歌謡大賞でもレコ大でも、
ビッグな賞は取ってないんでしたね。
布施さんのシクラメン旋風の年だったからなのか・・・・なるほどね。

しかし、このインタビュアーのラフな口のきき方、どうなの~?
ちょーっと、くだけすぎなんじゃない?
まあ当時、超人気者とはいえ、じゅりが20代の若者だからこうなったんでしょうかね。
今じゅりへのインタビューでは、なかなかお目にかかれない雰囲気ですわ。

ところでアテクシ、文中に登場する芸能人のなかで、
ダウン・タウン・ブギウギ・バンドというのがわかりませんでした~。
「ツッパリなんとかロケンロー」ってやつかな、と思ったら、
それは横浜銀蝿さんだったようで。
ググッてみたら「港のヨーコ ヨコハマ ヨコスカ~♪」
って歌の方々だと言うことがわかりましたわ。
全然関係ないけど、勉強になりました。

でも、この曲がOKで、このわずか5、6年前にタイガースが出られなかったって、
ずいぶんヒドイんじゃないのぉ~?

あと、どうもわからないのが、
「正月映画に出られることは、ひとつのメリットやからね。」
という部分なんですが、正月映画ってのは、ある種のステイタスがあるんでしょうか。
それとも、動員が見込めるということ?
しかし、映画の製作は、かなり行き当たりばったりだったんですね~



※明日はトークショー用のコメント待ち受け記事(って何よww)
 になりますので、この続きはあさってUPしますね。

61才は最年少

2010-04-23 18:00:00 | その他
もうすぐゴールデンウィークですね。
皆様、お出かけのご予定などはもう、お決まりですか~?
 
我が家は、なんとなく毎年、夫の両親とウチの家族みんなでお出かけというパターン。
なので、今年はどーするか、ダンナが電話して聞いたんですけど、なんでも
「お母さん、忙しいらしい。」って。

ええ~っ?いつも「ヒマでヒマで。」が口癖なのに???と話を聞いてみると、
なんと、つい最近、アルバイトを始めたんですって。

60歳を過ぎてから(義母はじゅりと同級生なのよ~)区のシルバーナンチャラ(?)に
登録していたらしく、この度、希望のお仕事があったとか。
職場では60代の方がたくさん活躍してて、アルバイトのお仲間では、なんと義母、
一番若いんですって。へぇ~
61歳が最年少・・・じゅりワン中でのじゅり、みたいな~?
「お母さん、一番若いのよ~フフフフ~」と、電話口でやや自慢げだったらしいです 


でも、ここ10年くらいずっと専業主婦だったのに、なんでまた・・・と思いきや、
今年まもなく義父が定年なので、
「二人して一日中ずーっと家で、顔つき合わせてたってねぇ・・・」
と言うことらしい。わははは
「やっと、ゆっくり一緒に居られるわね」とはならないのね(笑)
まあ、そこらへんはウン十年、連れ添ってみないと、わからない感覚なのかしら。 

特にオチがある話じゃないんですけど、アラ還の義母、なかなか頑張るじゃ~ん
と、思った次第デス。


そんなんで、ゴールデンウィークの予定は結局まだ未定ですが。
ああ、そんなことより。
27日のトークショー、行きたいぃ~~~~~   ←言ってみただけ

シー・シー・シー

2010-04-22 06:18:51 | TGシングルレビュー

A:シー・シー・シー
作詞:安井かずみ/作曲:加瀬邦彦/編曲:加瀬邦彦
B:白夜の騎士
作詞:有川正子,補作:橋本淳/作曲:すぎやまこういち/編曲:すぎやまこういち
(1968年7月5日発売)



【シー・シー・シー】
この曲を初めて聴いたのは、2年前、新宿の映画館でした。
タイガースの曲をろくに知らないまま、TG映画3本をいっぺんに見て、一番印象に残ったのが
何てったって、この『華やかなる招待』のオープニングの「シー・シー・シー」でございます。
もお、最高よね~~!
メンバーみんな、いい感じ。じゅり~~~ありえない可愛さ!!
ヒロイン役の久美さんがファンに嫉妬されるのも、そりゃあ、無理ないってものですわ。

ところで、この曲って、じゅりソロに於ける『ダーリング』に立ち位置が似てませんか?
イヤ、曲調や詞の内容自体には全く共通点無いですが、

・夏のイチオシ、勢いで押すタイプの詞・曲だってことと、
・頂点を極めた(「銀河のロマンス」/「勝手にしやがれ」)わりとすぐ後であること、
・連続一位記録を作ったこと(オリコン6週連続/ベストテン7週連続)など、

一言で言えば前者がGS成熟期、後者は歌謡曲成熟期のノリノリ曲とでも言いましょうか。
既に頂点を極めて、アブラが乗って、且つまだ下降の気配が無い、まさにノリノリの時期。
そんな時期に特有の、突き抜けた魅力が溢れてるじゃーありませんか。

銀河のロマンスでは優雅な王子様じゅりでしたが、シーシーシーではZUZU・加瀬コンビという
新しい作家陣との初顔合わせでガラッとイメチェン。
ポップでキュートなやんちゃ君じゅりに早変わりですね。あーもう可愛いなあ。

詳しい曲解説はDY兄様の「"全然当たらないセットリスト予想”シリーズ」の開始を待つとして
(まあ、シーシーシーは入ってるでしょ、きっと)、アテクシはサラッと雰囲気だけ。


前奏はベースオンリーで始まって、そこにギターのとハンドクラップの楽しい掛け合い。
オケに頼った曲ではないので、バンドのシンプルな爽やかさが全開です。
じゅりの声は♪アイムソー ハイ♪とか意外と野太い感じで・・・よくよく声だけを聴き直してみると、
そんなに甘甘なわけでも無かったのでした。
曲の途中にデュミニエンドしていき「シー・・・・・」というブレイクが入るのも遊び心があって楽しいです。
タイガース時代はわかりませんが、後年のライブでは、ここで何か一芸をやるポイントにも
なってますよね~。

・A-LIVE(82年)では「タロー!」「タロー!」「トッポ!」「トッポ!」と、客席と掛け合いをしたり、
・ジュリーマニア(91年)では、「俺と一緒にやんねえか」と裕也さんの真似をしたり(あ、古傷が・・・)、

こんなふうに、ドラムスでイン・テンポに戻るまで、遊び放題なのもまた楽しいですわ。
約3分の短い時間にキラキラのじゅりが詰まってる珠玉の一曲でございます



【白夜の騎士】 
こちらは一転、オケがゴージャスな、「光ある世界」系統のサウンドです。
詞は『ヤァ・ヤァ・ヤング』というテレビ番組で募集されたものに、橋本先生が補作詞なさったそう。
「花の首飾り」といい、昔はけっこうこういうの(詞の公募)あったのかしら?
もし、今じゅりが詞の一般募集とかしたら、皆様どうします?・・・・・なんか書いてみます?
・・・とまあ、それはいいとして、曲行きます。

イントロはブラスのファンファーレをストリングスの刻みで装飾し、華やかな幕開け。
♪きれいな空へ 口笛ひびく♪
ヴォーカルはユニゾンからハーモニー部への移行が綺麗です。
メロディアスなベースが目立ってますね。
♪はじめての愛が 愛が結べず♪
同じ旋律の2回目はヴァイオリンが入ります。柔らかいグリッサンド。
コンソルディーノとなっているかもしれません。
ここで、古典的な弦楽アンサンブルが挿入され、2番はハーモニーを省いたじゅりのソロになります。
ここは歌の聴きどころといえるでしょう
2番が終わると次の間奏ではイントロのファンファーレが再現されますが、ストリングスの刻みが細かくなり、
トレモロで音量もフォルテになっていますね。終盤にかけて盛り上がっている感じです。
3番は1番と同じくユニゾンからハーモニーへの移行という形式に戻ります。

とまあ、細かいことはどうでもいいんですが、じゅりの甘く響く声とタイガースのコーラスワークの
素晴らしさがしっかり堪能できます。
様式美にあふれたクラシカルな曲ですが、間奏、後奏以外は低弦が入ってないので、そんなに重くも無く、
気負い無く聴ける曲なのではないでしょうか。

結論。
本当にタイガースって、B面に名曲揃いすぎです