あいらのひみつ箱

2006年の年明けとともにジュリーに堕ちました。日の浅いファンが 勝手な思いを書き連ねるゆるいブログです。

5/1 探偵~哀しきチェイサー

2011-05-03 13:38:35 | ドラマ・舞台
さて、昨日じゅり達ご一同様は、無事千秋楽を迎えられたわけですが、
アテクシはその一日前の5月1日が、探偵の見納めでございましたので、
じゅりブロ界の空気を読まず、5月1日のことをふり返ってみたいと思います。

会場に着くと、入り口のところで、噂のリストバンドが配られておりました。
嬉しくって、さっそく腕に装着して、
ずっと身につけたまま観劇しましたわよ 


(手のモデルがイマイチですが・・・・つけるとこんな感じ)
明るいビタミンカラーで、素材はシリコンかしらね。
じゅりからのメッセージが添えられています。

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
"PRAY FOR EAST JAPAN"
東日本災害の被災者の方々のもとに
平穏な日々が戻ることを念じつつ
リストバンドを作りました。

少しでも多くの人たちの祈りが届きますように・・・・

平成23年4月
沢田研二
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

いろんなブログさんですでに紹介されていたので、
メッセージの内容は初見ではなかったけど、
座席について、リストバンドを身につけてから、
紙片を手に今一度、一言一言かみしめて読んだら、
あらためて胸が熱くなりました。

災害支援について、有名人の方のスタンスにはいろいろあって、
どれが正しいとか、そういうことではないだろうけど、
やっぱりJULIEはJULIE。
うん、そうだよね。だってJULIEだもん。
と、勝手に一人納得するアテクシ。
思わず「沢田研二」の文字をナデナデしてしまったりして。


1日のじゅりは、とにかく歌が圧巻でした。
23日よりも良いお席だったせいもあるかもだけど、
すばらしい声量。艶やかに伸びる声。

演技も迫真で、ラストのホテルの部屋のシーンでは
「なんで殺したんや・・」って本当に泣いてて、
こちらまでウルウルきちゃいました。

前半でも、フェアウェルで迎えた翌朝のシーン、
「私って、とってもかわいそうな女に見える?」
「いや」
「でしょう?・・・そんなかわいそうな女じゃないのよ、私。」
「せやったら、よかったんやけど・・・」
ここら辺の間合いの取り方が、23日に観たときより
ずいぶんゆっくりになってて、
見つめ合う表情や、視線の逸らし方が、
揺れる2人の心を映し出していて、とっても見ごたえが有りましたわ。

23日の感想(女優編)で、「2人が恋愛に至る経緯がいまいちわかりにくい」
と言うようなことを書いたけど、
この日はこのシーンで、なんとなく納得してしまったような(笑)
本当に、同じ役者、同じせりふでも、生の舞台は毎回違うので
何度でも観たくなりますね~


ところで1。
今回は結局DVD撮影は無かったのでしょうか。
再演ではありますが、相手役も替わってるし、
なんと言っても63歳でこの歌声・・・映像で残らないのはもったいないわ~
ソロライブのV撮りがほとんど行われなくなってしまった昨今、
音楽劇の映像は、貴重な記録だと思うのでちょっと残念です。
観たのは2回だけだけど、観劇の記憶をしっかり胸に焼き付けておかなくちゃね。



ところで2。
帰宅してダンナにリストバンドを見せたところ
「ふーん・・・・で、いくら?」と言われました。
「タダで全員に配られたんだよ」って応えると、
「はぁ~?ジュリー、意味わかんね」だってさ。
やーね、もう



4/23 探偵~哀しきチェイサー⑤(JULIE編3)

2011-05-02 01:37:22 | ドラマ・舞台
5月1日にも観劇してるんですが、23日の感想メモがあと少しあるので
こちらからUPさせて頂きます。ノロくてすみませんです~m(_)m


「あいたたこいたた こいたたあいたた」と言いながら、
警官のアキラに付き添われて帰ってくるシーン。
このセリフは、今回定着したのかしら?
椅子に足を乗せて、"さすさす"する姿が
母性本能をくすぐりますわ。


ポーンとピアノが音を出すと、
♪なにげない 幸せの裏に~♪とドンピシャの音程、キレイな発声で即入り、
コミカルな場面から瞬時に歌の世界へ。
このシーンがとっても好き。
色々あった後に歌われる最後の『哀しきチェイサー』は
一際胸に染み入ります。


ラスト、皆で歌い踊る「さよならのマリー」は
はっちゃけた出演者の皆さんの様子がとても楽しくて、
一昨年観た時、あんまり好きじゃなかったんですけど、
今回は「こうやって楽しく終わるのもいいかな」って、
素直な気持ちで楽しめた気がしますわ。

そして、いつものように、3方向に深々と頭を下げるじゅりに
3か月分のアテクシの愛を、ビームで注ぎ込んできました
たぶん全部受け止めてくれたハズ
じゅりのシリアスだったりコミカルだったり多彩な演技、
そして、なんと言っても歌声、しぐさや表情、
たっぷり堪能できてシアワセなひと時でした。


ところで、このお話の中で、度々出てくる「三宮」という地名なんですが、
もちろん聞いたことはありますけど、実際に行った事はないので、
いまいちイメージが湧かないんですよね~。
テレビで映る駅前の大きなビルくらいしか思い浮かびません。

ウィキペディアには「神戸市随一の繁華街」って書いてあったので、
東京で言うと銀座って感じでしょうか?
その街のカラーを、感覚的にわかる地元の方には、
より胸に染み入る物語なのかな~なんて、しみじみとしてみたり。

どんな街なんだろうな?って、お芝居を観た後、
無性に神戸・三宮に行ってみたくなったのでした。

4/23 探偵~哀しきチェイサー④(JULIE編2)

2011-04-27 17:59:39 | ドラマ・舞台
シェイカーを振る手つきは、相変わらず鮮やかでしたわ。
思わず双眼鏡でガン見。
グラスにギムレットを注いだ手は、この日、
最後の一滴のところで、小指がピッと跳ねてました。
指先まで美しい手捌き、お見事なバーテンダーぶりに惚れ惚れ


ところで、出来上がったカクテルを差し出す時、
このDVDみたいに、こんな笑顔だったのかしら?
だとしたら、見逃しちゃったわ~。
次回5月1日にまた観るのでチェックしてこようっと。



瀧本さんがナイフ振り回して乱闘になるシーン、
格闘する新さんが、何ともサマになってるのよね~カッコ良かった
だってじゅりってば、すっごい強そうなんだもの。
・・・・・さすが元・岡中三羽烏?
すぐ鉄兄と吾郎ちゃんが加勢するので、時間的には短いんだけど、
この格闘シーン、個人的にはもっと長めに見たいわん。


カーディガン姿。全然大丈夫でした(←何が)
カーディガン着て、コンビニの袋持って帰ってくる姿に萌え
くまさんぽくて可愛ゆいよじゅり~~


「そんなもん、したにきまっとるやんけ」
このセリフの言い方が、一昨年の公演の時と変わってましたね。
初演では、鉄兄と吾郎ちゃんだけに向かって言ってる感じだったのが、
今回は明らかに、奥にいる麻里亜に聞こえるように
大きな声で言ってる、って設定だった気がします。
そのあと、奥から出てくる麻里亜のセリフにリンクさせたのかな?



『サイレンは鳴っている』を歌う時、帽子はこのキャプ画よりも、
もうちょっと深めに被ってて、チラチラ覗く目元は
ちょっと眉間にシワをよせて、セクシーな表情でしたわ。キャッ
それにしてもじゅりって、タバコを咥えたまま歌うの上手ですよね。

4/23 探偵~哀しきチェイサー③(JULIE編1)

2011-04-26 17:52:58 | ドラマ・舞台
さて、今日はJULIE編だから、前置きナシで、
じゅり萌えポイントをひたすら語らせて貰いますわよ~。


まずはじゅり初登場のシーンですが、アテクシ
タダでさえ3ヶ月のご無沙汰、生じゅり飢え激しいところに、
じゅりってば、いきなり歌うシーンじゃないですか。

歌うじゅりが、暗がりの中にぽわっと浮かび上がるでしょ。


こんな感じで。

もうその瞬間に、ドキドキどきどき土器土器ドキドキ

・・・アーうるさい!自分の鼓動!!
みたいな状態になっちゃって。
絶対、体内の血が一瞬でぐああ~~って、頭に上って来てたわね~あれは。

アテクシこの日のお席は、下手端っこの方だったんで、
実際見えたお顔はこのキャプ画の角度じゃなくて、
『ヤマトより愛をこめて』のジャケ写のように
ほくろ側真横ショットだったんですね。

かなり丸いお顔という前評判だったんで、覚悟してたら、
全然そんなこと無いし、ひょえーカッコイイ~~
アテクシビジョンでは、あのあごのラインは・・・・
あれはそう・・・・

1999年正月コンくらいでしたわよ。
その場で映像が頭に浮んできましたもの。

なんなら、DVDで確認しときます~?


↓↓↓↓↓↓




↑ほら、このぐらい・・・・だったでしょ?


こーんな超カッコイイじゅりが、
憂いを含んだ表情で歌う『哀しきチェイサー』。

いつものコンサート会場より、うんと小さなサザンシアターのホールを、
まるまる包み込むように広がって・・・・



★゜・。。・゜゜・。。・゜☆゜・。。・゜゜・。。・゜★

ああ、声の振動がアテクシの胸にも伝わってくるわ・・・・
じゅり~~~
アテクシたち今、繋がっているのね・・・・・・
ああもう、幸せ・・・
ずっと一生、このままでいたい・・・・

★゜・。。・゜゜・。。・゜☆゜・。。・゜゜・。。・゜★


こんな感じで、脳内にお花畑というか、
しょっぱなから♪夢の世界へ~~♪と旅立ってしまいましたわ




あ~、なんか、登場シーンだけでこんなに長くなってしまった(汗
続きはもうちょっと簡潔に書きますねー(棒

4/23 探偵~哀しきチェイサー②(女優編)

2011-04-25 23:36:53 | ドラマ・舞台
さて、舞台の感想をつれづれに書いてみようかと思いますが、
じゅりのことはひとまずおいといて、女優さんについての所感から。

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今回の注目ポイントの一つは、麻里亜役の女優さんが
一昨年の公演時と変わってることなワケですよね。

名古屋、神戸、福岡、札幌などの公演を見た、アテクシが交流のある
J友や先輩方に感想を聞いた限りでは、「蘭ちゃんのほうが良かった」
という声のほうが多いかな~という感じかしら。
まあ確かに、蘭さんは元トップアイドルだけあって、すごく華やかでしたよね~

折れそうな細ボディに「一般人はまず着ないよね」な、ピンクのパンツスーツ、
カナーリ明るい色の茶髪で、後れ毛はクリクリさせててぬかりは無いし、
コケテッシュな魅力全開で、『グッバイ・マリア』の主人公をそのまま具現化した
みたいな雰囲気があったと思いますわ。

このお話って、短い時間にかなりのエピソードが詰め込まれてるのもあって、
新さんがどうして麻里亜に惹かれていったのかな~?という過程が、
ちょっとわかりにくい部分が、もともとあると思うんですけど、

そのへんのストーリー的に弱い部分も、蘭さんのちょっと現実感薄い雰囲気というか、
「物語的な存在感」が、うま~くカバーしてた面があった気がするんです。

で、そこいくと、高泉淳子さんの麻里亜は、キリッとキャリアウーマン風になってて、
ファッションも黒髪に地味色スーツで、「あれー?前回と雰囲気違うわ~」というのが
率直な第一印象。

ちょっとキレイでちょっと才気ばしった感じではあるものの、
ぐっと一般の生身の女性に近い印象になってませんでした?

鉄兄が「えらい別嬪さんや~」とか「この店始まって以来やで~」
というほどのヒロインオーラでは、正直無かったし、

海の見えるベンチで「このまま謎めいた女で居たいわ」といった麻里亜は
その時点で既に、あんまり謎めいた印象ではなかった・・・気がする。
不思議ですよね~。セリフはまったく同じなのに。


でもじゃあ、高泉さんの麻里亜はイマイチか?っていうと、
アテクシ個人としては、決してそんなことは無いと思いましたよ。

何て言うんだろ、全体的に存在感にリアリティがあるので、
麻里亜という役柄の「報われなさ」加減が、
より説得力を持って浮かび上がってきてたんじゃないかな~と。


ストーリー的なことで言うと、
この「麻里亜」の半生って、ほんとドロドロじゃないですか。

継母とうまくいかなかった少女時代。
都会に出て看護師になって、12年付き合った外科医の男にポイ捨てされて、
半ばヤケクソで不倫略奪婚。
そしたら今度は夫の連れ子とうまくいかず、夫は元妻とヨリを戻すし、
マジかよ~ってんで、自分もまたヤケクソで不倫・・・

確かに「言ってて吐きそうになる」話だけど、
この独白シーンを聞いてて、アテクシ今回は、

「この人(麻里亜ね)、女としての"立ち回り"が上手くないよなあ・・・
いつもがむしゃらに頑張ってんのに、その割には全然ケナゲに見えないし。
損だよね、こういう女・・・・貧乏くじ引いてるよなあ・・・・」

って思っちゃったんですよね。

・・・・蘭ちゃん麻里亜のときは、ドロドロの半生を告白してても、
若干棒読みっぽい?(蘭さんゴメンナサイ)セリフ回しのせいか、
はたまた姫っぽい雰囲気のせいか、あんまりそう思わなかったんだけど。
高泉さんの麻里亜は、ややハスキーな声で、情感たっぷりなもんで、
セリフを聞いてると、どんどん内容に引き込まれちゃう感覚があったもの。

「そうなんだ・・・マリア~(←友達か)アンタ、バカねえ・・・辛かったのねぇ・・・」
と語りかけたくなっちゃう感じ。



あのですね。
独断と偏見ですけど、男性って、ちょっとほんわかしてて謎っぽい、
「不思議ちゃん」風な女性が好きな人、多いじゃないですか。
例えば、リアルじゅりだって・・・・・・・ってまあ、それは、
今は置いときますけど。
ってか、ずっと置いときますけど(汗)

で、この脚本だと、前妻の本城登美子役なんかも、そのタイプですわよね~

友永と(元夫婦とはいえ)不倫関係になった経緯を
「まあ、なんとなく・・・・そういうことに・・・(しおらしい顔)」と、
おっとり清楚な主婦っぽい雰囲気キープのまま、
いけしゃあしゃあとご披露したときにはアテクシ、

「"なんとなく"って、何なのかしら~っ?お前は田中康夫かぁ~!」

とツッコミたくなりましたけど、
男性的には、きっとこういうのがいいんでしょうねぇ。ええ。

で、死んだ友永(麻里亜の夫)も、最後に心を許していたのは本城登美子だったわけで、
結局誰からも一番愛しては貰えなかった麻里亜、超カワイソスでしょ~。

最後の最後まで、本城登美子に(登美子はそんな気なかっただろうけど結果的に)
してやられたわけで、
「あの女ーっ!!」とバシバシベッドを叩いて激高するのも解るわ・・・
(↑このシーンの迫力がハンパ無かったっす。蘭ちゃんマリアの何倍もの迫力・・・)


登美子は何にもしなかったけど、私はあなたの娘のカタキを討ったのよ!
私のほうがあなたのために、これだけのことをしてあげられる!ってんで

♪愛のため人を刺し~♪

だったわけですよね・・・・・
うーん、確かに、報われない話だわ。



で、結局何が言いたいのかと言うと。

新さんと麻里亜が恋愛関係になる過程は、
蘭ちゃんバージョンのほうが違和感無かったけど、

麻里亜が「犯罪の動機となる心情」に至る過程は、
高泉さんバージョンのほうが説得力があった。


と、そういうことが言いたかったのでした。


長々と勝手な感想を書き散らしてすみませんね~
でも、それが箱クオリティなんで・・・・
じゃ次はいよいよ、じゅり編ということで。
(え、もういい?)