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A:僕のマリー
作詞:橋本淳/作曲:すぎやまこういち/編曲:すぎやまこういち
B:こっちを向いて
作詞:橋本淳/作曲:すぎやまこういち/編曲:すぎやまこういち
(1967年2月5日発売)
【僕のマリー】
世間では『涙色の空』が届いたワー、という話題で盛り上がっているというのに、全然空気読んでない記事でゴメンナサイ。
だって、まさか今日来るとは思わなかったんだもん・・・・・まあいいや。短めに書きますんで。
今日のお題はTGデビューシングルの『僕のマリー』でございます。この曲って、
1)GSらしい乙女好みな詞(マリーって、いきなり外人だし)
2)短調のバラードで歌謡曲っぽいメロディ
3)ストリングスメインでクラシック調のアレンジ
あたりが、パッと浮ぶ特長かな~と思うんですが、タイガースという"バンド"のデビュー曲としては、
いささかいい子ちゃん風かしら?と思わなくも無いですよね~。
テンポはアンダンテ~モデラートくらい(すぎやま先生はアンダンテとおっしゃってるようです)と遅めですし。
でも、あまりまったりした感じにはならず、カッチリとした雰囲気なのはアレンジの妙でございましょう。
・・・・ええ。はっきり言って、大変素晴らしい曲だと思います。
曲自体は、同じ系統の『モナリザの微笑み』よりも、もっとスキかも。
まず、何てったってイントロがいいです。
ベースがアウトタクトから入り→ギター→アップダウン激しいストリングス
と音が重なるにつれ不穏な空気を増幅していくので、短いイントロで一気に曲の中に引き込まれますわ。
そして、それに続く歌声が、少々頼りなげで甘ぁ~い声という意外性もたまりまへん。(←おばちゃん目線)
詞に関して思うことは、言葉数が少ないということですね。
音の数にくらべて文字数が少ないので、必然的に母音が目立って聴こえません?
♪あ・い・し・て・る・と ひとこと 言ええなあくて
つ・らい 想いいにい 泣いたのさ~♪
文字にすると、こんな感じで。
別に珍しいことでもないし、ホントに単なる個人的な感想なんですが、そこらへんがじゅりの歌声の甘ったるさを強調してるように思うんです。
しかも、若いときの音源だと、けっこうベットリと歌うんですよね。それが可愛い!
当時はまだ、歌い方が確立してなかったからかしら。一生懸命な感じでイイ!です。
そう思ってしみじみ見ると、ジャケ写のじゅりはなんだか子供みたい・・・・初々しいわぁ。
【こっちを向いて】
サリー
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なぜこの曲のリードが彼なのか、アテクシにはサッパリわかりません・・・
ピーナッツの「ふり向かないで」などに雰囲気が似てますね。
♪ウウーウ ウウウウウーウーウー♪
って、ストリングスとユニゾンで歌うコーラスがなつかし系。
いわゆるオールディーズのアメリカンポップスってヤツでしょうか。
ポップな曲なんでしょうが、歌声がめちゃめちゃバリトンボイスなんで、違和感ありまくりです。
じゅりが歌えば「星のプリンス」と似た感じの曲になったのかもしれませんね。
・・・・・・以上。(だって、他に書くこと無いもん)
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と言うことで、タイガースのデビュー~解散までのシングルAB両面、計30曲のレビュー(というか
ただの感想だけど)、誰も気がついてないと思いますけど、実は一応これにて終了なんですの。
ただの自己満足企画にお付き合い下さり、ありがとうございました~おっしまい♪