あいらのひみつ箱

2006年の年明けとともにジュリーに堕ちました。日の浅いファンが 勝手な思いを書き連ねるゆるいブログです。

東京ドームレポ④

2008-12-05 23:36:47 | イベント・ライブレポ
あなただけでいい
えー、ここで皆様にお詫びせねばならないことがございました。

私、12/2の記事(平尾昌晃先生の思い出話などの回)に
「京セラドームでは「あなただけでいい」は歌われなかったみたいですね。」
と思いっきり書いてしまったんですが・・・・
嘘でした。セットリストで見落としました。ガセネタを流してごめんなさい

さて、歌のほうは抑揚を付けつつもしっとりと始まり、
「胸しめつける~」
「もう一度だけ~」
のところでは赤ライトガンガン点滅の演出で
いやがおうにもドラマティックに盛り上がります。
ジュリーは間奏でなんと雄叫び! こんな雄叫びはうちのCDには入ってないぞ~
ライブバージョンですか??かなりノリノリです。

サムライ
「ありがとう ジェニー」の頭出しは昔より少しタメてる感じにきこえました。

「片手に ピストル」
「心に 花束」
「唇に 火の酒」・・・
一語ずつはっきり切って発声していきました。まるで詩を朗読するかのように
この曲は美しい詩でもあり歌でもあるんですね。
日本語って美しいな・・・
阿久さんの詞とジュリーの声がそう思わせてくれました。
汗のしぶきを飛ばして「片手に」と腕を掲げる姿がスクリーンに映った時、
私はもう胸がいっぱいでした。


風に押されぼくは
いままでさらっと聴いてしまっていたけど、これは本当に歌うのが難しい曲・・
「幸せの鐘」のあと「悪い予感」を彷彿とさせる目線での演技
ここから後半への盛り上がりにつながっていき・・・・なんてドラマティック!!
CDでは味わえない醍醐味でした。


このあたりまでくるとジュリーは汗びっしょり。
髪が汗でしっとり濡れてキレイです。
60歳の太目のおじさんなのに(ご、ごめんなさい!)・・・私の美的感覚がおかしいのか・・・
でも本当にそう思ったんです。なんてきれいな人、って。
メモにはハートマークまで書いてある。
そりゃあ、顔は文句なし美形ですけど、やっぱりこれは歌の力ですよね。

さてついに我が窮状
バーンとスクリーンにコーラス隊がクローズアップされます。
この曲、思想についてはノーコメですが、なんと言うか、曲、つまりメロディが名曲ですよね。
作曲は大野克夫さん、さすがですね。
ジュリーは圧倒的な声量で歌い上げました。
声量がないと、とてもじゃないがしょぼくなっちゃって決まらない曲です。
大野さんが還暦ジュリーの力量を信頼して託したメロディーを堪能しました。

Beloved
「もうどれくらい~ 歩いてきたのか~
・・・・それはGLAYのBelovedだろ!・・・・ってほら、たまには無理矢理ボケないと
いけないかな~と・・・・・はい、余計なことしました。
これはアコースティックサウンドのゆるやかな曲です。
曲はゆるやかなんですが、バンドメンバーのコーラスがとても大変そうです。
ちょっとハラハラ。
しかしジュリー様は余裕シャクシャク歌いよりマシタ。

ジュリー、ふと気がつけば、いつの間にか上着も脱いで、ネクタイゆるめて
・・・・まあ例の調子、いつもの通りです

海にむけて
まだまだ今年の曲が続きます。
最初に聴いたときも思ったんですけど加瀬さんのこの曲っておまパラに少し似てませんか?
ジュリーはきっとこの詞を1人のために書いたのだと思うけど、
今日はみんなのために歌ってくれました。
だから嬉しかったです。


さてここからは、いよいよ怒涛のヒットソング4連発に突入。
憎みきれないろくでなし
ここで2F席の踊り場におば様4人組がまさに踊り出た!
ウィンクでさよなら
「I love you~ I need you~」のところでは、走りながら歌うんですよ。なぜできるの!
ダーリングでひときわ大盛り上がり!
「Go!Julie!Go!」などで披露したミディアムアレンジではなく、サックスは無いけど
オリジナルバージョンでちゃんと振り付けもやってくれました。


そしてそしてTOKIOキター
ここで本日一番の盛り上がり!!!
だいたい東京ドームで歌うのにこれほどふさわしい曲が他にあるでしょうか。
ジュリーは頭にネクタイ巻いちゃった。
さすがの2Fも後ろのほうまでトーキーオッ!ってフリやってました。
まさに「祭り」
私はここで持っていたボールペンを吹っ飛ばしてしまいました・・・
もし2Fでボールペンがささって負傷した方が・・・いないことを祈ります。


さてこのあとのInstrumentalのあいだにジュリーはお召し替えです。
遠いのでよくはわかりませんが、水色地に派手な柄のジャケットに
中は蛍光色?の黄緑のシャツのようです。


Don't be afraid to LOVE
約束の地
と90年代初頭の曲が続きました。
約束の地では長い間奏で切なげな表情を。遠くて見えないけど泣いているのかな・・・・・

そして次は昔の曲
ユア・レディ
あまりじっくり聴いたことはなかったので、聞き逃すまいとちょっと震えながら聴いたような気がします。
シャンソンぽい、おしゃれで難しい曲。
余裕の歌唱力で朗々とうたって本人も気持ちよさそうでした。
「なんだか、歌えちゃって歌えちゃってしょうがないよ」とでも言っているかのようでした。
かっこよくて横顔が(だからなんで限定・・・)10歳くらい若返ってみえてきました。

⑤に続く

東京ドームレポ③

2008-12-05 10:51:35 | イベント・ライブレポ
さて、1部が終わって休憩時間。
30分でトイレと食事の両方は無理なことはリサーチしてたので、
休憩開始と同時にトイレへGo!
並びながらおにぎりを食べるのさ~~~と外に出ますと、
すっごい長蛇の列
まあ覚悟の上ではありますが・・・立ち食いしながら並ぶこと10分・・・
20分・・・って全然順番が来ませんけど!!
どうも列によって当たり外れがあったみたいだけど、バッチリはずれを選んでしまった模様・・・

2Fの人たちは結構曲の途中でトイレ行ってたけど、そのほうが賢かったかも。
アリーナ組は曲中にトイレに行くっていう雰囲気じゃなかったんでしょうね。
休憩時間にいっせいにトイレへGo!でこんなことに。

近くに並んでる人たち(アリーナのいい席らしい)が
「こんなにトイレ並んでたらアリーナガラガラじゃん。休憩時間延長するよきっと。」
とか言ってましたが、ビタ1分延長無し。
そのうち歌が始まってしまいみんな騒然。
「アリーナガラガラでも歌うのか!沢田!」と言った人が・・・
サワダって・・・

不良時代始まっちゃったよ・・・そして・・・・終わっちゃったよ・・・・
そして・・・long good-by
まさかこの感動の名曲をトイレ待ちの列で聴くことになろうとは・・・
この曲の終わり近くになってやっと順番が。
「僕らはきれいな大人になれたかな」を便座に腰掛けながら・・・ええ、聴きましたとも。
この曲聴くたびに思い出すわ。
一生忘れませんから。

席に戻ったらもう美しき愛の掟が始まってる。
で、もどってきたらジュリーが赤酋長になってました。
そして袖は金なのね。ハッデ~~

護られているI love youは泰輝さんの揺らぎのあるピアノがステキ。
ジュリーは頭をふって熱唱。 赤い羽根飾りが揺れて獅子舞のようです。


ここでMC。
・・の前に頭の飾りを外した。
もう少し遅かったら赤酋長見られないところだったのね。セ、セーフ!

「皆さん。トイレ行きましたか。何か食べましたか。」
客席は「ハーイ」とかそれぞれてきとうに返事するでしょ。そしたら
「そう・・・(フッ)・・・よかった!」(←よかった、の「た」にアクセント)

そして、にーっこり  するじゃないの!なんという笑み・・・


・・・何だかね。私このとき思ったんです。
これはジュリーとファンの、こういうプレイなんだと。

たとえ一方的に殴られたり、理不尽なことされても(そこまではしとらんがな)
そんな言葉聞いちゃったら、そんな顔みちゃったら・・・許しちゃう・・みたいな。

―妄想劇場――――――――――――――――――――――――――――――

じゅり「さっきの(俺がボコボコに殴ったとこ)痛くない?」
あいら「う、うん。平気よ。 (平気なわけないだろ!でもこう言っちゃう)
じゅり「そう・・(フッ)・・よかった! 」(もちろん↑と同じアクセントで)
にーっこり 
あいら(!!!・・・じゅり・・・なんてやさしいの・・・) ←バカ
―――――――――――――――――――――――――――――――――――
こんな感じ・・・って、これじゃわかりにくいか・・・・

んーたとえば、
「悪魔のようなあいつ」でふみよが良ちゃんに尾行見つかって、
容赦なく水攻め にされたところなのに、発作で苦しむ良ちゃん見たら
「良ちゃあ~ん。何だか・・・かわいそうみたい~~~」
とか言って介抱しちゃった、あの気持ちだと思うのよね。
だって発作の間に逃げろっつーのよ、でしょ?
でもできない・・・そんな姿見ちゃったら・・・みたいな。


だからきっとアリーナの姐さんたちも「ハイハイ、またドSね」ってな
余裕の受け答えで楽しんでる・・・のかもしれないなと。
若輩ファンの私は思ったのでありました。
如何でしょうか、お姉さま方。


あ、この後④からはまたちゃんとまじめにレポりますから・・・

東京ドームレポ②

2008-12-05 00:30:27 | イベント・ライブレポ
ある青春これも情感たっぷりに歌い上げました。
「僕らはただ生きたよ~」
「終わりがもう来たのか~」のところは少しかすれ声になりながらも逃げずに声を張った歌い方です。
歌と真っ向勝負。ジュリーかっこいいよ!!
さっきのニーナもキー下げてないし、なんてすごいことなんだろう。


いくつかの場面はセブンスターショウを彷彿とさせる壮絶な歌唱に会場の空気が
変わっていくのがわかりましたよ。
「はなれない~」絶唱のあと「できるなら・・」で ついに涙声に・・・・
そしてそのまま花道を進んできました。
ジュリーの一歩一歩に胸が詰まる思いで見つめました。
花道ってこういうときのためにあるんだなと・・・・

・・・ジュリー、最後は自分で自分の肩を抱きしめた

ちょっと照れてMC。
「最近は涙腺がゆるくて・・・・もうぐちょぐちょ。」
「平日でありながらこんな無謀なことをやるという・・・ご迷惑をお掛けしております。
皆さん、学校さぼって、会社休んで、店閉めてわざわざ・・・・・」(←バレてる

しかしジュリーの歌い方は決してのどが楽ではないよね・・
なのにMCすごく少なくて曲間がほぼ無いんだけど、のど大丈夫なんでしょうか。
なんかオカンの気持ちになってきました。

つづくシアワセでも、ぞろぞろと席を立つ人が続出!
この名曲を前にしてよくも皆様・・・・
アテクシなんて出るものも引っ込んでよっ!(ウソです)

しかしこの曲、サビ前のメロは低音が多くて難しいんだね・・・・
・・・ってだから人がうっとりしてんのに、さっきから出たり入ったり
私の前をうろつくベレー帽のねえちゃん!!!!勘弁してよ。
マジでクレーム5秒前でした。(by広末)

生きてたらシアワセ
ちょっと歌詞がグダグダで、だいぶいつものジュリーらしくなってきました??
でも、左右に端から端までねり歩いて熱唱しておりました。

Green boy
このうなる重低音のロックが似合う60歳が果たして他にいるでしょうか。
ちょっと皆さん、宅のジュリーを見て頂戴!! (←全員見てるって
誰彼かまわずそういって歩きたいような気持ちなのよ!
世界中に発表してくれ~~なのよ!
・・・・・ってごめんなさい。だってそう書いてあるんだもん。メモに・・・・
イタイわ、自分・・・

俺たち最高ではジュリーの指笛(だよね?)が聴けましたよ。
ぴゅーっとやると会場がおおーっとざわめき、ジュリーも最後はこぶしを突き上げて満足そうでした。

睡蓮これは知らない曲だった。曲名をみてバラードかな、なんて思ったらあなた!!
こんなにはじけた曲だとは・・・(これだからにわかファンはよ~って思った方。返す言葉もございません)
そして間奏から走る!走る!
なのに歌い出しになるとぴたっと声が出る。すごすぎです。

ここでやっとMC。
「頭パツンパツンになってきました。」
「今回は果たして最後までいけるのだろうか」(ウォーッと拍手)
「それでは、今度は・・みんなノリノリで行くぞ!」

そしてポラロイドGIRLへなだれ込みました。
すごいタテのりで何回もジャンプ!
ツインギターも前に出てきて・・・うっわあ、カズさんガン弾きですよ~
シビレルシビレルシビレル~
ジュリーは最後は口から水吹き。水芸で〆ました。

a.b.c…i love youこれはね、私の好きな曲なんですよ。
ってここで誰もそんな情報は欲してませんね・・・
「十字架切ってキス」のところでは十字架切ってくれました。
「んーぁ」って、さりげなく今日一番のセクシーヴォイスも出たわ。
ここもあいらチェック入りました。

サーモスタットな夏を歌い始めるあたりで何だかもうジュリー倒れるんじゃないかと
心配になってきました。
ハードな曲が続いてる・・・なのにまた走る!走る!走りながら歌う!!
曲の後半はさすがにバテているのが感じられました。

彼女はデリケートを歌い終えたとき、たとえようも無くいい笑顔

君のキレイのために の前奏でまた走ってるし・・・間奏で激走してるし・・・・
「こんな男でもしよければ・・・・」って・・いいに決まってるじゃない!
だって、明らかに今日のジュリーは限界に挑戦してる んだもの。
人間60年の挑戦。見られて嬉しいよ!

40番目となる曲は さよならを待たせて
さよなら~の4文字までで金キャミが脳裏に浮かんでしまったそこのアナタ。
動画めぐりはほどほどにしましょう・・・・ええ、もちろん私です。

それはおいといて、歌は・・・とてもやさしい歌い方で「やさしく愛して」のような
・・・うまい表現が見つかりません。
「さよならを夜明けに待たせて ああ もう一度抱きしめたいけど」
のところ、詞と切ない声が心に沁みました。
タイガース時代とかの若いジュリーには歌えない、今だからこその素晴らしさがここにありました。
曲の終わりではなく、サビの歌い終わりに、地鳴りのように静かに
拍手が沸き起こったのが印象的でした。
今度からこの曲を聴くと、きっと今日のことを思い出すでしょう・・・・と汚い字でメモしてありました。
私この曲でほんとうに感動して余韻に浸りたかったのに、曲間ゼロで次の

世紀の片恋 へ。いきなりノリノリソングで浸ってる間、無し。
ハイハイ、時間押してるのね。 
もうジェットコースターに乗ってるようなもんです。

そして1部ラストはラヴ・ラヴ・ラヴ
歌いだす前に大きく天を仰ぎ、何かを抱え込むように。
情感込めた歌い方でした。
歌だけでなく、ギターの音色もやけに心に沁みました。
ここのリードギター、どっちが弾いてたんでしょうか。
遠くて見えなかったけど知りたいです。
2Fから見下ろすとアリーナはLの波・・・
TG解散コンサートリアル体験組の人は思い出さずにいられなかったでしょうね。

1部を歌い終え、やおらテニスラケットをもって花道に出てくるジュリー。
BGMはROCK黄WIND、でボールを打ちまくる!
アリーナ席は狂喜乱舞になっってるわ~
「ジュリー~~~根性で2Fスタンドにホームラン打て~~~」と(心の中で)叫びましたがもちろん無理です。

ジュリー「1部おしまい。休憩です。帰らないで!」で前半終了です。

③へ続く