あいらのひみつ箱

2006年の年明けとともにジュリーに堕ちました。日の浅いファンが 勝手な思いを書き連ねるゆるいブログです。

恋のバッド・チューニング

2008-12-18 17:13:03 | シングルレビュー
A:恋のバッド・チューニング
作詞:糸井重里/作曲:加瀬邦彦/編曲:後藤次利
B:世紀末ブルース
作詞:浅野裕子/作曲:大野克夫/編曲:後藤次利
(1980年4月21日発売)



じゅり、この曲のころ入院してましたよね。
横浜スタジアムのライブで入院のことを語る様子や、退院時ワイドショーでインタビューに
答える姿は動画サイトに上がってたので何度も見ました。

夫人のことをきかれて
「(夫の世話するのは)あたりまえでしょう。」とかクールにばっさり答える姿が、
いかにもスターってかんじで萌えました。
うちの嫁子があれやこれやしてくれて~とかグダグダ話さないわけですね。

しかし、病み上がりの素顔が、化粧をおとした歌舞伎の二枚目みたいで、
激しく色っぽいと思ってしまった不謹慎な私です。

この時期、井上さんたちと分かれたり、いろいろ辛かったんでしょうね・・・
知っていれば駆けつけて身の回りのお世話だけでも・・・ってアテクシこの時6歳だわ

でも、この頃についてのいろんなエピソードを見聞きすると、時空を超えて
何かしてあげたいような気持ちになります。
彼にとって転換期だったんですね。


さて、「恋のバッド・チューニング」。ビジュアル面では、
カラコン、電飾エアギター、楳図かずおみたいな紅白ストライプ衣装、救急車・・・
かっこいいんだか悪いんだか悩んでしまう感じです。

TOKIOのパラシュートだけなら「今回は特別」と思えても、次もコレだと
じゅり~今後はこの路線なの?
こっち系でいくの?と心配になった方もおられたはず。
次のダバダの衣装で胸をなでおろしたことでしょう。

そして肝心の曲ですが、

まずイントロ。
バッチュニン バッチュニン 

という女性のコーラスがサイケでポップですごくいい感じ。
クレジットを確認するとコーラス:のこいのことなってます。
のこいのこさんをウィキってみたら
エバラ焼肉のたれ
サッポロ一番カップスター
 
なんかのCMソングや
パタパタママ
まる・さんかく・しかく

などのポンキッキソングを歌ってる方なんですね。
そういわれてみれば・・・・・・たしかに同じ声だわ!!
けっこう目からウロコでした。(すんません。さんざん聴いてたのに今ごろ気付きました。)

似合うはずもない二人と~
からの前半は、ギター、ベースがブンブンいってかなりロックしています。
このグルーヴ感はかなり気持ち良い。

ちょっとずれてる~
のところからいきなりピコピコ音が入ってきますが、これテクノポップって言うんですか?
当時の流行を取り入れた部分が、今だとかえってレトロに感じさせます。

編曲はTOKIOと同じベーシストの後藤次利さんなんですね。
後藤さんといえばおニャン子の作曲家さんのイメージ。
そんで河合その子と結婚した・・・まあ、私はおニャン子だったら横田睦美
好きでしたけど・・・・地味ですか?え、知らない?
・・・・それはどうでも良くて。

あと、わかりやすくていながらちょっと鋭いところを突いている歌詞が糸井節。
心の奥をのぞいて 愛を確かめるなんて
男と女の謎の楽しさ 知らず知らずに捨ててるだけだよ

ここのところが好きです。

ちなみにTOKIOの歌詞は難しすぎて、何回聴いてもよく意味がわからない
アフォな私でした。