あいらのひみつ箱

2006年の年明けとともにジュリーに堕ちました。日の浅いファンが 勝手な思いを書き連ねるゆるいブログです。

きめてやる今夜

2009-02-06 17:20:16 | シングルレビュー
A:きめてやる今夜
作詞:沢田研二/作曲:井上大輔/編曲:吉田建
B:枯葉のように囁いて
作詞:三浦徳子/作曲:井上大輔/編曲:吉田建
(1983年9月21日発売)



昨日「決め今」のチケットが来たからって訳ではないんですが、今日は「きめてやる今夜」です。
(曲順は最初に全部決めてたので偶然です。)

オリコンで最高14位、セールスは10万枚超ってことで、以外にも前作
「晴れのちBLUE BOY」よりは売れたそうです。受賞歴は、


第25回日本レコード大賞・特別金賞
第14回日本歌謡大賞・放送音楽プロデューサー連盟賞
第9回あなたが選ぶ全日本歌謡音楽祭・最優秀歌唱賞


どれもどの程度の価値があるのかよく知らないんですが、どうやら、この年までは、
年末の賞レースにも参加していたみたいですね。

原曲は作詞作曲ともじゅり本人のものを内田裕也さんに提供した曲で、そのセルフカバー
になるんですが、「あの曲はあくまで裕也さんのもの(優作も歌ったけど)」という思いからか、
詞はそのままに、井上大輔さんに新しい曲を作って頂いてます。

このころ、テレビドラマ「恋人よわれに帰れ」で主演していて、つべでしか見てないんですが、
カッコよかった。 全編見てみたいな~。
そしてこの曲を出した10日後に「女たちよ」をリリースしてるんですね。
(1983年10月1日発売)これは衝撃的な作品でした。
「女たちよ」は「愛の逃亡者」と並んで、後追いファンとしては非常に驚かされた作品です。
こんなのやってたのか!って。


【サウンド】
俺様ロッカバラードな詞に対して、POPなメロディーが妙と言えば妙な組み合わせ。
曲構成は普通にAメロ+Bメロ+サビで歌謡曲ってカンジです。

イントロはサックスのメロディーにコーラスが和音で入ります。
Aメロはシンプルなリズムの上に後半キーボードが彩りを。
Bメロで入るリードギターのエッジが効いて、ここはなかなかカッコイイ。

よく聴き込めば、抑制の効いたギターのフレーズがすごく綺麗なので、
「井上版「決め今」なんて何年も聴いてないわ~」というお姉さま方もゼヒ、
 ギターに注目して聴き直してみて下さいませ~。
(ピアノの左手みたいなことをやってるんです。ドミソミドソミソ~的な。)

アレンジは上述のようにギターがイイです。が、私サックスを多用するの、あんまり
好きじゃないんですよね。もう少しさりげない方がいいかなと。

編曲って誰が・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・いえ、間違えました。サックスもステキなアレンジですね。(←コラコラ
愛、音楽、平和を!(←建ブロから引用


【詞】
曲レビュー27曲目にして、初めて「本人作詞曲」です。
初めて耳にしたときは
なんて俺様チックな歌詞なんだ!じゅりには似合わないんじゃ?」
と思ったんですけど、もともとが内田裕也さんに提供したものだったからなんですね。

しかし、同じ歌詞でも曲が違うと、コレだけ違った感じになるものなんですね。
本人作曲のほうだと、曲がゆるめのロッカバラードなのでそんなにおかしくないんですが、
このノリノリポップ曲に合わせると、なんか痒くなってきちゃいます。
特に、気まぐれなんだぜの「だぜ」とか言っちゃうあたりがもう
ssシェケナ~って感じです。



【ビジュアル】

井上大輔氏作曲Ver.
http://www.youtube.com/watch?v=AhzWVQD6h_8&feature=related

この髪型が前から嫌だったんですけどね~。かりあげ君。
今見るとまだまだ美貌健在だわ。髪型さえ変えればファッションもOKかな。
せっかく夜ヒットなのに最後ちょっと歌がグダグダになっちゃって・・・
・・・・じゅりらしい(笑)かわいい。
きっと気合入り過ぎたんだろうな。


じゅり作曲Ver.
http://www.youtube.com/watch?v=YlBF8fxVen4

79年の有名な映像 裕也さんと飲みながら歌ってるやつです。
陶酔して歌ってる感じがなんとも言えまへん。
「裕也をヨロシク」ですよ。

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今日のipodシャッフル1曲目:ウィンクでさよなら

(今日はこれから友人と夜遊びするので、コメのお返事は夜中or明日になります。
では、行ってきま~す