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Surf, Run and Trails / Endurance For Fun

一般ユーザーから見る大会の位置付けやエントリーし易さや親しみやすさについて

2018-02-13 00:08:31 | ランニング

(ウインドサーフィン 世界最高峰 Aloha Classic)

ウインドサーフィンは、大会に2回出たことがある。
1回目は、大学生のときにウインドサーファー艇ワンデザインのレース。
ビギナーの部で優勝! ガラステーブルもらったな。
2回目は5年前くらいか??? メーカー主催のウエーブコンテストに出た。
初戦突破し二回戦敗退。
それだけっす。なぜか敷居が高い。
ウエーブはコンテスト形式なので技を出さなくちゃいけない。
決まったら最高。 その瞬間、大スター!
とにかく過去2回だけ。ウインド歴は30年くらいなのに、、これは寂しい。
試合出るといいんだけどね。自分の実力がわかる。課題もわかる。
でもなかなか出れない。出るまでは踏ん切りつかずでジジイになってく。


そしてだ。
2015年9月から始めたランニング。まだ走歴3年6ヶ月であるが、
出たレースはフルマラソン4回、ウルトラ100キロ1回、トレイル50&30。
ハーフマラソン10回。
合計18回である。
3月は静岡マラソン、4月はウルトラ100、そしてトレイルレースに積極的にエントリーする。

これ別に真剣だから出てるわけじゃない。
決してレースが特別ってわけではない。
いつの間にかエントリークリックしてる、って事が多い。
(酔った勢いで・ω・)

RunNETというランレースを包括しているサイトが有り、
国内レースはほぼこちらからエントリーするようになっている。
とにかく全国で毎週のようにどこかで多くのレースがあり、
選び放題、エントリーし放題なのである。

ランニングは所詮カケッコなので、どうせ走るなら競争したい!と思う人。
自分と闘いたい!と思う人。仲間と助け合いながら走ってみたい!と思う人。
多種多様のランナーの希望を叶える場所でもあるのだ。
有名な大会では、ジャニーズの東京ドーム公演と同じように数分で定員に達するものも多い。
東京マラソンのように倍率12とか13とか永遠に当選しないような大会もある。
エントリー資格は制限時間◯◯で走れること、とあるが、
だいたいは普段ちょこちょこ走ってれば大丈夫。


ランニングの大会、トレイルも含めて運営は相当大変なのは良くわかる。
自治体への許可、ボランティア募集、コース閉鎖、メーカー協賛、
トレイルの整備については想像がつかない。数年前から木を伐採をするところもあるそうだ。

ひとつの大会を運営するもの大変だっちゅうのに、それを年数回も主催する個人団体がある。
連盟や連合じゃないよ。同好会のようなものだ。
それでもしっかりスポンサードされてメディア、ネットに掲載され人々の記憶に残る。

ランレース人口がいまだに増え続けているのは、ランナーがこういう業界の努力に魅了されている部分もある。
スタッフのひとたちの情や思いがコースに運営にエイドに滲み出てると、
また来年このレースに出よう!と思うのだ。

去年出たKTF(北信濃トレイルフリークス)主催のレースでは、
ブリーフィングで「初めてトレイル走る人いますか?」という主催者の問いに何人も手を挙げたのだ。
レースが初めてじゃない。トレイルを初めて走る人がいきなりレースに出るとうことだ。
これ、決して無謀でも無茶でもない。
実は初心者がレースから始めることはアリなのだ。
個人で走るより、安全が確保されているし、コースが整備されているからね。

ランニングはメディアに載る機会がとても多いのと、ギアが安価なのと、
さらにこのようにレース数が本当に多い、しかも出やすい、チョイスしやすい。
こういった理由から、間口がとても広い。

マリンとロードラン、トレイルランは全く性格の違うスポーツではあるけれど、
スポーツビジネスという観点から見ると関係者には生活がかかってくるし、
ユーザーには継続可否の問題がある。
ランとは言えども、ランナーが勝手に走ってるわけではない。
業界の志向モデルがあって、それにユーザーが追従する。
まあ、いい意味で乗せられてる。
それでいいのだ。トレイルレースでフィニッシュテープを切って幸せに思わない人は皆無なのだ。

(トレイルランニング 世界最高峰 UTMB2017)

業界のリーダーシップは他業界から真似たり参考にしたり、トライ&エラーを繰り返さないと。
できるかできないかではなく、やるかやらないか。

10を目指すと8に落ち着く。
でも3でもいいやと思うと限りなく0に近づく。

そう思うのだけれどいかがだろうか。