
湘南と言う者は湘南の外から来た者である。
いいやん、別に。
J・D・サウザーはもう一人のイーグルスと言われるほど
ウエストコーストな人である。
この曲は全米最高7位止まりだけどミンナが知ってる曲である。
『世界がお前の小さな肩に崩れ落ちようとした時
そしてお前が孤独で 小さな存在に感じる時
お前はお前を抱きしめてくれる人が必要なんだ
だから恥ずかしく思わないでいい
お前が孤独な時 僕の名前を呼んでもいい』
よくわからないけど
これは振られた男が強がりでいう台詞だ。
七里から鎌倉を抜けて逗子に向かうと
オイラは何故か世界の果てを超えるような不思議な気分になる。
その気分に浸りたくてたまに一人で車を走らせるのだが、
過去は現実に、現実は虚実に、ほんの少しパニックになることがある。
それは心地よかったり焦燥だったりいろいろなんだけど、
それはその海沿いでなければいけないんだな。
オイラの家のゆかりの土地は134が通る横須賀で
そこが通る道上ではお前の名前を呼ぶわけさ、みたいな感じだ。
そういうときこれを聴くとちょっと落ち着く。
江ノ島の灯台の灯が見える。
ザッツオーライになる。
家に帰る。
酒を飲んで寝る。
窓から潮風が入る。
4時にションベンに起きる。
繰り返す。
それもまたよし。