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Now+here Man's Blog

Surf, Run and Trails / Endurance For Fun

2018北丹沢12時間耐久山岳レース参戦

2018-07-09 00:05:00 | ランニング

キタタン初参戦なのだ!

18/7/8 2時起床。
前の日は早く床には着いたけど、そんなに寝れるもんではない。
2時起床ってよくわからない。
貴重な日曜日、夜中に起きて灼熱地獄の山を走りに行くって、なんなんだ???
しかも45キロだってよ(笑)

普通の人なら、お金ももらっても走らないね。

それに1万円払っとります。


3時に出発して4時半、青根キャンプ場に着く。
朝焼けが素晴らしかった。
でも、憂鬱になる。
今日は快晴になって最高気温が30度余裕でぶっちするよー、っていう空のサインだ。



会場で受付。
明らかに一般的なレースとは違う。キタタンはファンレースじゃないんだとあらためて痛感。
すべての選手、ギュインと身体が絞られてる。 足は鋼のごとく。目は虎のごとく・ω・
なんたって日本三大山岳レースのうちの一つ。
しかもスカイランニング関東選手権大会を兼ねる。空を走ってみろ!!空に向けてか。。

6時半、スタート。前方は日本のトップ選手ばかりですよー!


今回は後方からのんびりスタート。
それでもいきなりの急登ロードで心拍が上がりまくる。
朝は苦手だ。身体が完全に寝とります。
いきなり汗が全身から噴き出る。これ身体に凄く悪そうな気がするよ。
絶対に寿命縮まってますな(T_T)

トレイル入口に入ったが、当然のごとく大渋滞。結構立ったまま動き出すまで待ちます。
どのくらい早くトレイル入口に着けば渋滞を免れるののだろうか、、、
でもそこでガンガン登らされるより、ちょっと休憩できたんでそれはそれで良かったのかな(笑)



最初の山を超え、ロードに入る。
立石建設という最初の給水所まで。このロードだけで7キロくらいある。
ここは快調に飛ばす。やっと身体が起きたようだ。
でも結構登ってるところもあって、これは予想外。地図では下りだったもんで。
給水所では、柄杓で頭から水をかけてもらう。気温、体温ともに上昇中。

鐘撞山トレイルに入る。1発目の難関。
幾重にも続く九十九折。
30あるのか、40あるのか、、、
この地点で大腿部に違和感を覚える。
攣りそうだ。 オレ、攣ること無いんだ。 初めてだ。
標高差400mを一気に登る。
そこから更にもう400mおまけで県境分岐尾根まで登る。
もう上は見ない。見ると気持ちがダウンする。
眼の前だけ見て、手を膝にかけ、何も考えずに歩を進める。
距離が長いとか、ツライとか、考えない。できることなら機械になりたい。

そうそう。トップ選手って無表情だな。(マラソンの河内選手は別(笑))

後ろになればなるほど、ギョヘーとかクゥゥゥーとかグギューとかって顔してる。

まあトップ選手は気持ちもコントロールできるんだろ。

とにかくこまめに水分を摂る。
足が攣りそうなのは水分が足りないんだ。
でも水を摂っても摂ってもそれ以上に汗が出るんだよね。
県境分岐尾根到着。
休息入れず、そのまま700mを一気に下る。
段差を飛び越え着地の際に、足攣りインジケーターの針が1メモリづつ上がる。
この下り、止まる訳にはいかない。走る続ける。
いちお時間目標を掲げている。出るからには、走るからにはそれなりのタイムでフィニッシュしたいのだ。

大腿部はがんばって耐えてくれたけど、でもとうとう我慢できなくなり、ピキン!と音をたてて攣った。
でも下りで速度が出ている。惰性で走り続ける。
ここで一つわかった。
両足が攣っても走ることはできるんだな、と。

攣ってからはなるべくソフトに走って、走りながらリラックスさせる。攣りが軽減されるまではソフトに。
あるところで攣りが解消されるが、でも強い衝撃でまた攣る。これを繰り返す。
まだ20キロにも達していない。 後半はどうなるんだ????    、、、、考えない。
今できることを考える。今歩いたらリタイア。今できることは、やらなくちゃいけないことは走ること。
攣ってない時間帯はちゃんと走る。前の選手を抜けるだけ抜く。

第一関門 神の川ヒュッテ到着。3時間6分。
たぶん、ゴール7時間のペース。これ以上に攣らなければね。
しっかり水分、捕食、トイレを済ませ再スタート。
500m近く一気に登る。

前日までの雨で斜面は濡れている。
そこで足を滑らせるものだから、一瞬足に強い力を入れる。
そこで完全に足が攣る。だいたい両足いっぺんに攣る。これには参る。
動けなくなる。落ち着くまで待つしか無い。
後方の選手が助けてくれようとする。
「遅れちゃうから先に行ってください。ありがとうございます!」
このやり取りが実に多かった。
トレイルランナーは山岳スポーツなので山の精神なのだ。素晴らしい!

日陰沢源頭到着。これから長い林道をひた走る。下る。
下りロードはまた違う筋肉を使うようだ。攣りの心配はなかった。
土砂崩れの跡の土砂の上を走る。


ほうぼうに滝がある。 丹沢水系の源流ですな。
その源流で、道がなくなり深い水たまりを進む。 ワイルドっす。
そして第二関門 神の川園地到着。 4時間28分。

ゴール7時間切、6時間45分のタイム。
すごい!だいぶ挽回した。

ところがこの先はどうにもならなかった。
最大の難関、姫次直登、ラスボスが待ってる。

九十九折から始まり、やがて直登になり、進めば進むほど斜度がきつくなる。
上が見えない。
登れど登れど登れど、、、終わらない。
ロッククライミングではないけど、こういうところが地球上にあるのか、、、
一歩一歩、もとい、半歩半歩、足を上げるたび腿が悲鳴をあげる。
滑るとフクラハギまで攣って、斜面倒れこんでしまう。
一体山頂まで何キロあるんだ。。。
もう前の選手を抜くことはなかったが、ほとんど屍になった選手は抜いた。
誰も無言で、葬式のようだ。選手がゾンビ化してる。

永遠の地獄はあるのだろうか。。
そう思わせるほどのコースだ。

黙示録 第14章にこうある。
そして、彼らの苦しみの煙は、永遠にまでも立ち上る。
獣とその像とを拝む者、まただれでも獣の名の刻印を受ける者は、昼も夜も休みを得ない。

黙示録によれば永遠の地獄は存在するのだ。

空が見えてきた。視界がひらけた。
あれは蛭ヶ岳だろうか。
丹沢の大パノラマが眼の前に広がった。
とても辛くてもこの景色を見れることは、、ここまで登ってきたんだ。
あと少し!!

黙示録は間違っておる。
地獄はあるが、それは永遠ではない。永遠の苦しみは、神の愛とは調和しないからだ。
神の愛に触れる。 大パノラマ。 神秘としか言いようのない絶景。

そして袖平山到着。さらに700m進み、姫次着。 
そこの大きな木のテーブルに、ザックを脱ぎ、大の字で寝た。限界だった。
チョコバーを食べ、最後の水分補給をした。5分以上休んだ。
スタッフが、だいじょうぶか、ヤメたらどうかと余計なことを促した。
周囲を見渡したら、そこではエマージェンシーシートにくるまり救護スタッフを待つ選手。
大きくうなだれ動かない選手。
もうみんな限界。野戦病院状態(T_T)

これ以上、救護を必要とする選手を出したくないのだ。

そう、オレにとっても姫次ピーク限界でした。

でも救護は待たないね。

この限界の先、歓喜が待っているからだ。
ここからはダウンヒルパラダイス。風を切り、空を舞い、駆け下りる!
ザックを背負い、両頬をバンバン叩いて気合を入れて、3、2、1のカウントダウンでGO DOWN!
とにかく飛ばす。
この下りを走るためキタタンにエントリーした、そんなコースだ。
前後から、ヒャッホー!!!の声が聞こえる。

オレも奇声上げて走った。
走ってて胸が熱くなる。そんな体験ができる。キタタンは。

スピードコースを終え、朝登ってきたコースを下る。
最後の最後に両足が攣り動かなくなったところを後続の選手が気にかけてくれ、
漢方薬を渡してくれた。
「これ攣りがなくなるから、ちょっと苦いけど、これ飲んで最後がんばって!」
ツムラのシャクヤクカンゾウソウだ。
なんてありがたい!
飲んで5分、攣りがなくなった。
「苦いけど、おしかったよー!!!」
彼はすでに遥かに下を走っていて片手をグーで上げてくれた。
かっこいいぜ! 名前はお聞きしなかった。でもホントにありがとうございました。

朝走ったロードを横切り、ご褒美トレイルに入る。
下から、女性MCが聞こえる。フィニッシュはもうすぐだ。
青根キャンプ場到着。
ストレートを走る。最後は力が何故か出るものだ。でも飛ばさない。
楽しく1歩1歩大切に走る。



フィニッシュテープを掲げてフィニッシュ。


7時間23分。

オレはフィニッシュが大好きなんだけど、そのためにエントリーしてるんだなあ。
すごくロスタイムが多かったけど、フィニッシュできれば辛さがぶっ飛ぶ。

いやー、でも今までで一番つらかった(*´ω`*)
くっそー!!!来年は7時間切りたい!!

(今回の旅の相棒、montrail variant x.s.r.
ロード、トレイル兼用シューズ。ロードも走れてグリップ強烈な厚底。)


キタタン2018 1週間前

2018-07-02 00:34:32 | ランニング

いよいよ1週間後に迫った北丹沢12時間耐久レース。

名前からして、とんでもない威圧感がありますな。

 

真夏の耐久レース。灼熱耐久。すげーツライのを耐久。足がプルプル耐久。

思い切り急で落ちそうになる耐久。 

 もう、マイナスイメージしかない。。

約45キロ。累積標高2900mです。

数値だけ見ればたいしたことないけど、ロード区間が結構あるので、急登が半端ないって(T_T)

あと、ほれ、この暑さだべ。

最高気温35度で、延々登るって・ω・

(@試走  キタタン名物 35度ミストサウナ & 酷暑坂)

 

エイドや関門過ぎてから、熱中症でダウンしても救護に向かえないので、

スタッフが選手の顔色伺いながらDNFを促すみたいだよ。

促されたら、あっさり従っちゃいそうだな。

やっぱね、暑さが一番怖い。

熱中症の辛さって、ほんとに具合わりぃ。

頭ガンガンで天井が回り、オエ~ッが止まらない。

 

それとスタートして2キロのロードなんだけど、

しょっぱなから激坂っす。

そんなにスピード出ないなあ。。。

飛ばしたら、歩いちゃうよ。

はっ!すげー弱気っす。。

 

とにかく飛ばして疲れるのが嫌なんだよな。

あと43キロも残ってるのに。

(@試走  スタートロードパートの終わり。日章旗があるよ・ω・)

 

さて。

このレース、白ゼッケン6:30スタートとピンクゼッケンスタート7:00に分けられる。

トレイル入口で渋滞になるからだ。

で、白ゼッケンは、前回完走者及びフルマラソン記録上位者。

 

日本語おかしくね?

及びってどういう意味だっけ?

前回完走して、しかもフルで記録上位の人なのか?

それだと超一握りになっちゃうよね。

だから、「前回完走者、またはフルマラソン記録上位者」じゃないのかね?

 

とにかくだ。

オレ、白ゼッケンもらっちゃったよ。。。

今回エントリーは初めて。フルは3時間15分で申請した。

実際は3時間20分なんだけど、±5分は許容値かなと。

 

数年前の実績見ると、どうも白ゼッケンはサブ3が条件だったらしいよ。

それが緩んだのかな? エントリー締切も延長したしね。

思うに、いくら走力が上がっても、熱中症って体質的なものがあるだろ。

だから前回熱中症でDNFすると、次回は怖くてエントリーできない。

だから3時間15分でも白になったのかな。

 

 

50歳台は、白が156人。 ピンクが146人。

50歳の選手で半分がサブ3.5ってあり得ないな。

よくわからん。

とにかく、白ゼッケンは猛者ばかりであることには違いない。

 

こないだの道志村トレイルは、スタートダッシュしたらエレー目にあったからな。

いきなりゼェゼェして止まっちゃったのだ。

おかしいなあ。。静岡マラソンはずーっとキロペース4分20とか30でキープできたのに。

ああ、背中の荷物重いのもマイナスだね。オレ、非力なんで・ω・

 

当日の1週間前、試走に行ってきたよ。

試走といても序盤の数キロだけ。

スタートの雰囲気だけ掴めればいい。

あとは、レット・イット・ビーですな。なすがまま。きゅうりがパパ。

 

あ、そうそう。エイドはキュウリが振る舞われるんだって。

オレ、きゅうり食えないんだよね。ウリ科がダメなんだ。

たぶん、みんな美味そうにバリボリ食うんだろうね。水分補給できるし。

 

もし、暑さでDNFするとしたらきゅうりに手を付けなかったから、

という理由にしとこう。

 

でもだ!

キタタンの景色、トレイルの雰囲気、最高なのですだ。

杉がピーンッと立ってて、木漏れ日がフワ~っと。

山っていいなあああああ!って思うところだよ。

その素晴らしい景色があればなんとかなるかな。

まずは自分と戦おう!

オレを負かしちゃおう!

って、本人が負けたら完走できないか(^o^)


iPhoneを探せ 裏高尾~奥高尾縦走トレイル

2018-06-18 06:50:00 | ランニング

トレイルレースの楽しみの一つに「友達ができる」ということがある。

あまりの苦しさに、近くを走るランナーとその苦しさを共有すると、励みや力になる。
「きついっすね~」「そうっすね~」から会話が始まる。

5月に出た道志村トレイルレースで知り合った2名のランナー。
(彼らは最後数キロで、オレの数百メートル前にいた。どうしても距離が縮まらなかった)

クリッチ君というナイスガイがこのブログでコンタクトしてくれ、

そして昨日6/17、再会し、ともに高尾山で走った。

彼ら含め総勢8名。
うち、道志完走者5名。来月の北丹沢エントリー者5名。
本気度満載のパーティーである。

今回は裏高尾からアプローチ。
地元の人じゃないとわからないところが登山口。
今回は高尾在住のトレイルガイドも一緒。
大変心強い。(後半、ロストしちゃったんだけど!!)



裏高尾から堂所山までアップダウンが激しくすげー負荷が高い。
しかもここ数日の雨で粘土質の路面はヌルヌルツンツルテン。
足を滑らせ宙に舞う者、前方に飛び頭から着地する者、転倒者続出である。


途中、トレイル女子御一行とすれ違う。
話をするとなんと前日22時から走っているんだと。
彼女たち、UTMFのTシャツを着ている100マイラーでした。
こちらは道志村レースの完走記念で走ってる、と言ったら、変態!と言われた。
その言葉、そっくり返します。



裏高尾コースは初めてなんだけど、アップダウウンあり、しかも走れるパートもたくさんある。
じわじわと足にくる。疲れが早くやってくる。
前日ちゃんと走ったのをちょっと後悔する。

陣馬山到着14キロ。
陣馬は2回め。白い馬の像がそびえ立ってる。
まさにそびえ立つ、というか、反り立つ、が正しい表現。
ええええ????な頭の形をしてるのだ。



もともと、陣馬じゃなく、陣場が正解。
北条軍が武田軍の備えとしてここに砦を築いたのだ。
だから陣場山。
それを1950年代に白馬の像を立てた。
で、陣馬山になった。 観光目当てということである。
ここには売店があり、テーブルを多く配置した東屋もある。
ここで昼食休憩。
小雨の降るあいにくの天気。走るにはいいが座っていると徐々に身体が冷える。
さあ、ビールを飲みに山を下りよう!とトレイル再開。
ザックを背負うが、胸ベルトのポッケのファスナーが開いているのに気づく。

ない。iPhoneがない。
すぐに思い出した。
明王峠という陣馬まで4キロの地点で、ティッシュの出し入れをしたんだ。
そのとき落としたに違いない。
場所を特定するため、仲間のiPhoneで「iPhoneを探す」モードにした。
オレのappleIDを入力すると地図が出てくる。
地図に表示された青印がオレのiPhoneの場所だ。
早速、青印目指して走る。どんどん走る。
しかし青印が移動している。誰かが拾って下山している様子だ。
加速して追いかける。 しかし、距離が縮まらない。
iPhoneを拾った人はトレイルランナーなのか???

だいぶ走ってから極めて重要なことに気がついた。
追っていた青印は、自分の現在地だったのだ。
地図を拡大したら、iPhoneのマークが陣馬山にあった。

こういうことだ。
明王峠でオレのiPhoneを拾ってくれた方がいて、そのまま陣馬に向かった。
その途中、電波が弱いところがあり、「iPhoneを探す」には表示されなかったのだ。

それに気が付き、また大特急で陣馬に引き返した。
自分のiPhoneに電話したところ拾った方が出てくれた。
「反り立つ馬」のそばで待っている、と言ってくれた。
ならば急いで行かないと。 お待たせさせるわけにはいかない。

たぶん他の連中より4キロは多く走っている。しかも真剣に(*´ω`*)
iPhoneは無事に戻ってきた。ドロだらけで。
いつもはポッケのファスナーをところどころで確認する。
しかし、この日は抜けていた。こういう日は気をつけないと。
なにかの予兆ってこともある。

先に下山した仲間にやっと追いついた。
というか、待っていてくれた。
みんな揃って再スタート。

ここ高尾山系には、巻道が多い。
アップダウンを迂回してフラットに走る巻道である。
チームは2班に分かれ、即席レースが始まった。
直線チームvs巻道チーム。
分岐はまた合流する。そこがゴール。
オレは巻道チームに入った。
もう登りはノーサンキュー。陣馬引き返しでえれー疲れてる。


第1ヒート。 直線チームの勝ち。
第2ヒート。 1ヒートと違って、思い切り飛ばせる巻道だ。

とにかくバンバン行ける。それに楽しい。
チームは4人。ガンガン走ってると、その巻道に分岐が現れた。
おかしい。
本線と合流せず、また分岐があるということは、これは巻道ではない。
やっちまった。完全ロストである。
ここは巻道チームとなったナビゲートガイドどーもと君のジャッジに従った。
「迷ったら登る」
目指す景信山の方向はGPSで確認できる。
道なき山肌を直登した。

5歳のころ、家の裏に山があってそこは遊び場だった。
「そこに行ってはいけない」と親に言われたことはない。
好き勝手に遊んだ。
そこで大転倒して膝の骨が露出するほど大怪我をした。
それでも、山には行くな、とは言われていない。

影信目指して直登したとき、その5歳の頃の山遊びを思い出した。
腐った葉が土に変わりつつあるときに発するあの香り。
とてもとても懐かしい気分になった。
山はいいな、と思った。
とにかくとても楽しい。道なき山肌を登る、降りるは最高に楽しい。
ロスト場面で不謹慎ではあるけれど、必要最低限の荷物に地図を持って、
こういうところを延々と登る。きっと楽しいに違いない。
レースで眼の前に迫る壁を見て、愕然としながらもココロの何処かでウキウキする。
オレっておかしいのかと思ってたけど、謎が溶けた。
山を登る行為は最高の遊びだったのだ。

山肌を登り終えると、本来の巻道に出た。
巻道を走る。本線に合流した。

景信山頂をパスし、高尾山を目指す。
かなり時間が推してた。
小仏峠分岐で、先に走っていた直線チームが待っていてくれた。

帰宅、ビール乾杯、風呂、を逆算する。
高尾山口には3時には到着していたい。
だから高尾山経由ではなく、小仏から下ろうということだ。
もう疲労マックス。ショートカット大賛成。

このコースは下り林道になる。
下り林道は、がっつり足にこたえるのだ。
サブ3ランナーのクワバラ君が先頭を走る。
サブ3だと足の骨成分や分子構造が明らかに違う。
レーシングサスペンション内蔵で、上体が一切動かないのだ。
なんとか食らいつこうと走るが、1m、1mと離される。
そして林道終了。ロードに入る。

小仏バス停に、なんとBBQステーションがあり、そこの「ビール冷えてます」のノボリに吸い込まれるのが3名。
生き残った5名はロードを高尾山口に向かって走り始める。

クワバラ君、クリッチー君が前を行く。
いやー、ふたりともいい走りをする。
後ろから見てて気持ちがいい。とても楽しそうにリラックスして走っている。
その後ろを追いかける。
だいたい真剣モードで走ると追いつくものだ。今までそうだった。
ダメ。追いつけない。
ウオッチを見る。キロペース4分10~15秒。

まあ、アップダウンのトレイル走ってきて、それでこの速さで走ってる自分もよく走ってる。
いつもなら走っていない。ここは歩いている。
一緒に走る人たちのおかげだ。とてもいい刺激になった。

道志村トレイルレースの後半、追いつけない彼らを目の前に、またもやその場面が再現された。
次はキタタンでどこまで迫れるか!!!  楽しみができた。


甲州街道に出た。
セブンイレブンに寄った。
ビールを買った。


みんなのシューズは泥だらけ。
それもいい。キレイなラリーカーはかっこ悪い。
ドロだらけでナンボだね。


高尾山口から電車に乗り八王子で降りる。
八王子駅から数百メートルの銭湯に向かう。

ドロだらけトレイルの格好で街を歩く。

すれ違う女子高生がこう言ってた。
「うわー、あの人達、まじで走ってたんだ!」
かっこいいいか悪いかはわからないけど、まあ多分かっこ悪いだろう。
汗とドロで足を引きずって歩いてる。
でも、マジで走ってきたんだよ~。
すげー楽しかったよー!

で、風呂入ってビールを飲む。
オレはビールはサブ3だ、という名言を誰かが言った。


北丹沢12時間山岳耐久レースまであと20日。


キタタントレッドミル

2018-06-11 00:15:07 | ランニング

7/8 北丹沢12時間山岳耐久レース、走ります。


(これ、過去の記念Tシャツ。これ着て皇居走るのが夢(笑)日本酒みたい)


通称キタタン。
日本三大山岳レースの一つ。

富士登山競走 富士吉田から富士山々頂まで縦走(*´ω`*)
日本山岳耐久レース長谷川恒男カップ 通称ハセツネカップ  24時間耐久・ω・
あーんど、キタタン。

どれも走りたくない(笑)

今年梅雨入り早かったんで、もし梅雨明けが7/8だったら。。。。
地獄の灼熱パラダイスでごぜーますな。。

5月に道志村トレイルレースっていうこれまたハードコアなM度満点のレース出ました。
幸い??雨のため涼しく、なんとか完走できたけど、
同じような複数ピークの垂直激登を人生の罰ゲーム如く、
グデグデのゾンビ状態で走る、いやいや、歩くんどすえ~。。

まあキタタンとドウシ、両方完走したとなれば一端のトレイルランナーって自慢できるかなあ~。
なんとか熱中症にならず完走したいもんす。

で、対策の一つに、トレッドミル最大傾斜でひたすら走るっつうのを始めました。
最大15%で30分走るって山でもあまりないからね。
だいたい山で15%だと歩いとります(^o^)
それと今は梅雨だしね。雨対策です。

オレの行ってるジムは、市でやってるやつ。
1回200円。ほとんど行かない(*´ω`*) 去年は年に1回。

普通のキン肉マンはちゃんとした会員制のとこに行くんだろね。

普通のキン肉マンってどんなんだかわからんけど。

市のは月会費じゃないから、行かなくちゃいけない感がない。
行けるときに、気が向いたら行く。
だから、ギンギラギンの人は少ないかもね。

トレッドミルは一番人気があって待ちもあるよ。
だから1回30分って決まってる。
みんな0%のフラットで走ってる。速くて9km/hだなあ。
女子で7前後じゃないかね。

6台あるんだけど、そこでスタートボタン押して、
いきなり斜度を15%にして6.5~7.0km/hで走り始める。

理想は8km/hで60分だってさ。
それ無理。

6.5kmだって、最初の2分、3分でいきなり嫌になる。
こないだは隣の若者、若者っていっても30台だろうな、
湘南国際のTシャツ着て9km設定で軽快に走ってた。
で、隣のオレのトレッドはグン!と上がってるわけだよ。
オレの表示見て、バカじゃね?みたいな薄ら笑い浮かべたのをオレは見逃さなかったね。

2分で嫌。
5分で後悔。
10分で頭皮ダムが決壊して額洪水。
15分で汗のせいでトレッドミルがスプラッシュマウンテン状態。
き、きつい!!
でも、隣の湘南国際フラッターより先にやめるわけにいかない。
オレが彼の5分後にスタートしたんだけどね、絶対勝つ!何にだよ。

幸いなことに彼はフラットのまま。
彼が下手に傾斜を付けて、それでオレが先にギブアップしたら、
キタタンチャレンジャーの名に恥じる。
フラッターには負けられんのだ。

20分経過。こんなに20分ってナゲーのか。
でもここでちょっと気付きがあった。
最初よりきつくない。あれ?辛い神経が麻痺してきた?
心肺が温まってきたんだろうな。
それと、脚のしんどさが無くなってきた。
慣れないトレッドで大腿部使ってたんだろうけど、
おそらく無意識で腸腰筋を使うのにチェンジしたんだ。
なんつうのかな、骨盤で走るみたいな感じ。
足を使っちゃいけないのね。

たぶん山道だとそんなこと思わないね。
デコボコだし、景色眺めるし、腸腰筋どころじゃない。
山道で腸腰筋のこと考えてたらすっころんで岩に頭ぶつけるっさ。

最後の5分、きついことはきついけど、あとはタイム表示を見ずにひたすら瞑想走りに徹する。
タイム見ると、1分過ぎるのに5分かかっちゃうんで(笑)



そしてフィニッシュ。15%で完走しやした。
薄ら笑いしたフラッターくん、15%でやってみい!!!

次7km/hでできるのかな。

大会まで7.5km/hで走りきってみたい。

やってみろよ(笑)


金時山トレイル 足柄の関処刑場跡~通行止め林道の謎

2018-05-28 00:09:24 | ランニング


標高1212mの金時山。
ハイカーや初心者登山者に人気がある山。
まず初めはここから、という山ガールも多い。
週末の山頂は登山者、ハイカー、トレイルランナーと賑やか。

気軽に富士山絶景や、箱根の山々を臨める。

山頂の金太郎茶屋の女将は有名で、金時娘と呼ばれて親しまれている。
多くのトップトレイルランナーが金太郎茶屋を訪れ、彼らにサインされた色紙が壁に飾られている。
鏑木毅氏、石川弘樹氏、最近では世界の上田瑠偉選手のサインもある。
気さくに一緒に写真を撮ってくれる金時娘、この女将の壮絶な山半生に惹かれやってくる人も多い。



走れるパートと急登パートもあり、短時間、短距離ながら内容の濃いトレイルができる。
なにより、雰囲気が明るい。
多くのトレイルランナーや登山者が譲り合い、だから会話も自然と生まれる。
箱根外輪山の一部なので長距離トレイルの通過ポイントとしても浸透しているし、
まずは一度走ることをお勧めします。



さて。山というところは必ず歴史がある。もちろん海でも街でも同じことなのだが、
自分が走ったところはどういうところなのか、、、
それを知ることはロマンでもある。
楽しむべきものは景色や山の起伏だけではない。過去の時間軸を忘れてはならない。

しかし、楽しむことだったのかどうかは、だいたいにおいて、その後に知る。。。

では、あとで知ったその時間軸について話そう。


この山、ロードからだと足柄側、箱根側からのアプローチ方法がある。
今回は足柄から入り、山頂から一旦箱根に下りて、逆に戻るという10キロ強のピストントレイル。

足柄峠~金時山というと金太郎が代名詞のように金太郎の「お膝元」なのだが、
この足柄峠は歴史的にとても重要で、かつ、血生臭い場所でもあった。

だいたい、そういうことはトレイルランをした後に知ることになる。

まず、ここは駿河の国と相模の国の境に当たり、とても重要なルートだったということ。
設けられた関所は、盗賊団や関所破り(重罪)の処刑場となり、晒し首の場ともなった。
足柄の関処刑場跡である。



足柄峠はもともと足柄坂と呼ばれていた。
その東から現在の関東である。
処刑場である関所の東。関東ということである。関東という呼び名はとても意味深なのだ。

(今は東海道箱根ルートが主要道となり、足柄峠は脇道となる)


処刑場跡にも関わらず、金太郎とクマの顔空きの撮影用看板がある。
なんとも不釣り合いである。
看板に顔を入れ撮影し、その後何も考えずに処刑の場を撮影したのだが、、、



ここは当然ながら心霊スポットとなっている。
ジメジメ感、暗さ感、まさに心霊スポットの見本、そんな感じだったのだが、
、、、、、実は、本当のスポットはこの処刑場ではなかった。

それはトレイルフィニッシュのとき、仲間で撮り合った画像が変だったのだ。
iPhoneでHDRの高画質モードで撮ったのにも関わらず、
背景が夜中のように暗く、人物がブレ、、、あとは書くことを控える。
これもすぐさま削除した。

このメインの足柄峠(現在は県道78号線)を通らずに、脇道や林道を使う場合が当時はあった。
つまり秘密物資や手配中の極悪人、密使などが通る道はメインではない。

こういうことがあったと伝えられている。
1854年、黒船来航の伝令を幕府に知られないように小田原城家臣が林道を急いでいた。
そこで、盗賊とバトルになる。
侍は重傷を負うものの一命は取り留める。
しかし、密使としての使命を果たせず、一家はその林道で全員斬首の刑となる。

密使の件だけではなく、血の流れる事件があちこちの林道や古道であったようだ。
そこで霊に襲われた、そこから帰ってこない、という人が続出したため、
お祓いをし、絶対に足を踏み入れてはならないようにした。
今ではフェンスで通行止めをしている。通行止めフェンスにはそういう意味がある。
先に断崖絶壁があるわけでもない。ましてや個人所有の土地でもない。
何故フェンスが、、、そういうことである。



呪われた林道や古道でも舗装されトレイルの一部となっているところもある。

だからそこで写真を撮ったら、、、、、


本文はフィクションです。
(と、しておこう。。。)