






湖のほとりを走る道路にもずっと桜

友達が数年前から、私達を一度連れて行って上げたいと言っていたのは、「湖北コホク」と言うだけあって枝の先までも満開だった。
琵琶湖の北の地域は、気温が相当低く当然桜の開花も遅い。関東より二週間も遅れての開花。ぎりぎりまで雪が残っていたのである。
「自分が観光して良かった所は、絶対みんなにも見て欲しい性格なの」と豪語するドライバーY子、何と有難い性格。そんなわけで、私達は湖北、海津大崎(カイヅオオサキ)の満開の桜の地に向かった。
東京近県では、すっかり染井吉野の花見は終わり、心もワクワクしなくなっているが、初めての地に行くのも、旅を基本に考えると心弾むものが有る。昨年はじっと家に籠っていたので尚更嬉しい。
交通の便がさして良くない地と言うのは、車の移動は有難いものだ。
海津大崎の最大の特徴は、桜街道が数kmも続く事。山の上まで満開は続き、山の上から眼下に湖が一望できる事。まるで絵を見る様な美しさ。そして旅の条件の天候も味方してくれ快晴だった事も、皆を喜ばせた。

隙間もない程びっしりと咲く

湖からの観光は沢山の観光船が出ている。下から見上げ歓声を挙げる程だと思う。




