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セカンドライフ 

歳を重ねるのも悪くはない

夜から明け方の雪

2011-02-14 | セカンドライフ
今夜は、都心でも雪が降ると言われていたので心配していたが8時頃から遂に雪が落ちて来た。
ベランダで空を見上げると、真っ暗な空から思い切って大きな粒で落ちて来る。
畑が心配で見下ろすと、真っ白になっている。

友達から、ツタンカーメン(豆の苗)が全滅になったと聞き少なからずショックを受けている。
それは2週間位前に霜被害にあって全部萎れてしまったと言うのだ。

毎日、せめて私だけでも萎れさせてはいけないと、根元にもみ殻などを盛って上げたけど
こんなので成果が有るのかしら?土が凍らなければ何とかなるのではと、祈るような気持。
千葉・鴨川の友達に「保険だから宜しく」と種を分けて有ったが、何とか育っているらしい。

「今年は食べちゃわないで種取って置いてね」としつこく念を押したので大丈夫と思うけど。
何でも直ぐに忘れる年齢になっているから、プッシュして置かないとね。

今回の雪を乗り越えられれば、春にはお豆ご飯が食べられるはず。明日は11℃で暖かいと
言うから、明け方の寒さに耐えてくれれば・・・・明け方の雪は、土も凍るので心配。



花の展覧会】より
  

 



  蝋梅を見る事が出来て感激しました

「仏教伝来の道 平山郁夫と文化財保護」展

2011-02-14 | セカンドライフ
於:東京上野・東京国立博物館

日本画 平山郁夫画伯の特別展に友達3人で出かけた。
友達は、前売り券を購入してくれて、混雑していても大丈夫なようにと準備播但。
彼女は美術館巡りが趣味の様な物で、2時間並んでも観たいと、一人でも駆けこむタイプ。

東京の美術館なら踏破しているのではないだろうか?
もう一人は平山画伯に心酔している。
奈良の薬師寺の元館長高田好胤さんとの生前の約束を守るべく、壁画(襖絵?)を2000年に
完成させ奉納した。50m有ろうかと言う大作を現地まで行って観たと感動していた。

その後みんなでもう一度観賞に出かけた。
薬師寺玄奘三蔵殿 平山郁夫「大唐西域壁画」門外不出と言われた物が今回初めて上野に
展示された。
前は10m位距離のある所からの観賞だったが、今回は何と1mの所からはっきり筆使い迄見える
距離で観賞出来た。

50mと言うのは一枚づつ平山氏が玄奘三蔵法師の足跡を辿った旅の記録。
歩いた道を踏破した絵の全て。20年の歳月をかけて長安から仏教の聖地インドのナーランダ迄。
同時にこの下書き、スケッチも展示されていた。約4000枚のスケッチをされたそうだ。
どの絵を見ても圧倒される迫力に引き込まれてしまう。

彼は広島で被爆し白血病の後遺症に悩まされながら大作を完成させた。
文化遺産や文化財の保護に私財を投じてまでも守ろうとした、本当の芸術家の姿勢に頭が下がる。


今回はインド・パキスタンをはじめ、アフガニスタン、中国、カンボジアなど、平山氏が
ことに関心を寄せた仏教伝来の道に沿って、そこに残された仏像や壁画など計約100件と共に、
画伯の活動の集大成ともいえる「大唐西域壁画」の全貌を紹介。


平山郁夫画伯は2009年12月、永遠の眠りにつかれた。創作活動と表裏一体をなすものとして、
世界各地で危機に瀕している、かけがえのない文化遺産の保護に尽力された。
自らの被爆体験を原点とした平和への強い祈りは、生涯のテーマとなった仏教関連の遺跡や
シルクロードなどをくまなく取材するなかで、貴重な文化財を守り伝える活動へも繋がり
更にご遺志は其の侭受け継がれている。
日本人にとっても、大きな画家を失った思いだが、後遺症の苦しみから漸く解放され穏やかに
ごゆっくりお休み下さい、と思う。魂は引き継がれて居りますよ・・・・。


お見せ出来ない絵ばかりで残念ですが、copy出来た物だけ。

   

               
舎利容器