20日の韓国戦に勝ってプール1の1位で準決勝に進出した日本。
準決勝はプール22位のアメリカとの対戦。
日本の先発は松坂、アメリカの先発は昨年大リーグで17勝を挙げたオズワルド。
日本は韓国戦で負傷して帰国した村田が守っていたサードに川が9番サードでスタメン。
4番に稲葉、5番に小笠原、6番福留という打順。
1回表。いきなり松坂が捕まる。
先頭のロバーツに2球目をバックスクリーン左へ先頭打者ホームランを打たれる。
ワンアウト後、3番のロリンズにもヒットを打たれたが、後続を打ち取って1点で凌ぐ。
日本の反撃は2回裏。
先頭の稲葉がフォアボールを選ぶ。
続く小笠原への5球目、日本ベンチが仕掛け、ランエンドヒットを敢行。
これが当たり、小笠原はレフト前ヒット。スタートを切っていたファーストランナーの稲葉は3塁へ。
福留は倒れたが、7番の城島がライトへ犠牲フライを放ち、1-1の同点に追い付く。
しかし3回表。
松坂はツーアウトからロリンズに2本目のヒットを許す。
続くライトに右中間を破られ、1-2と再び勝ち越されてしまった。
なおも続くダンを敬遠気味に歩かせ1・2塁とピンチが続いたが、続くブラウンを空振り三振に仕留めて1点で切り抜ける。
日本は4回裏に打線が繋がる。
先頭の稲葉、続く小笠原の連打でノーアウト1・2塁のチャンス。
そして福留の当たりはセカンドへのゴロ。しかしこれをセカンドのロバーツが弾いてエラー。
ボールが転々とする間にセカンドランナーの稲葉が還って2-2の同点に追い付く。1塁ランナーの小笠原も3塁へ。
続く城島はライトへの犠牲フライ。3-2と勝ち越しに成功。
さらに岩村が初球のカーブを引っ叩いてライト右へのタイムリースリーベース。4-2とする。
続く川が同じくカーブを上手く捕らえ、ライトへのタイムリーで5-2。
イチローのサードゴロで川は2塁へ。
そして中島が右中間へタイムリーツーベースを放ち、6-2とする。
日本は打線が繋がり、この回一挙5点のビッグイニング。
5回表。
松坂はワンアウトからジーターにヒット、ロリンズにフォアボールを与え、ワンアウト1・2塁のピンチ。
しかし渾身の真っ直ぐで続くライトを見逃し三振に仕留めてツーアウト。
ここで球数が98球となった松坂に代え、杉内がマウンドへ。
杉内は5番のダンをフルカウントから空振り三振に仕留めてピンチを脱出。
6-2のまま迎えた8回表。
日本のマウンドは4番手の馬原。
ワンアウトからブラウンに3塁線を破るツーベースヒットを打たれる。
続くマッキャンを歩かせて1・2塁のピンチ。
そしてデローサにまた3塁線を破られる。クッションボールをレフトの青木がもたつく間に1塁ランナーも還り、6-4と2点差に迫られる。
続くグランダーソンの打順に代打で昨年のアメリカンリーグ新人王・レイズのロンゴリアをアメリカベンチは送る。
しかしここで馬原が踏ん張って、ロンゴリアを空振り三振、続く1番のロバーツをピッチャーゴロに仕留め、何とか凌ぐ。
その裏。
アメリカは5人目のハンラハンがマウンドへ。
先頭の福留がフォアボールで出塁。代走に片岡。城島が送ってワンアウト2塁。
岩村のセカンドゴロで片岡は3塁へ。
続く川の当たりはショートの深いところへ。ジーターが捕ってノーステップで1塁へ送球したが、その送球が逸れ、川はセーフ。
日本に貴重な7点目が入る。
ここでアメリカはピッチャーをシールズに交代。
イチローの2球目に川が二盗。2-1からの5球目、イチローがライトへタイムリーを放ち8点目。
さらに中島が右中間へ。これをライトのダンが目測を誤る間に1塁ランナーのイチローが一気にホームへ生還。
9-4とする。
9回表のマウンドにはダルビッシュ。
ワンアウトからロリンズにヒットを許したが、ライト・ダンを連続三振に仕留めて9-4で勝利。
2大会連続で決勝進出を決めた。
明日の決勝で、22日にベネズエラを下した韓国と都合5度目の対戦となる。
勿論生で見た訳ではなく、夜の毎日放送のハイライトとJSports1の録画放送を見た感想で。
今日は正直、日本が断然有利と個人的に思っていた。
それはアメリカの主力打者である、ユーキリスやチッパー・ジョーンズが故障で離脱していたから。
特にユーキリスは3本のホームランを放ち、決勝トーナメント進出に大きく貢献していただけに。
しかしその矢先、先頭のロバーツに先頭打者ホームランを打たれる。
今日の松坂はかなりスライダーが切れ過ぎて全部ボールになっていた。
しかし、その辺を別の球種で上手く補って、要所を締めるピッチング。
アメリカでその辺を体得したのだろう。エースらしいピッチングを展開していた。
2回裏に日本が同点に追いついたが、すぐ3回表に勝ち越される。
非常に嫌な流れとなったが、4回表についに日本打線が繋がる。
稲葉・小笠原の連打からチャンスを作ると、福留のセカンドゴロをロバーツがエラー。
あっさり同点に追い付くと、投球が単調になったオズワルドを日本打線が攻め立てる。
城島の犠牲フライで勝ち越すと、この日が初スタメンの川がオズワルドのカーブを上手く捕らえて追加点のタイムリー。
さらに中島が右中間へタイムリーツーベースを放ち、この回5点のビッグイニング。一気にオズワルドをマウンドから引き摺り下ろした。
馬原が打たれて2点差に迫られたが、ここでも相手からもらったチャンスを確実にモノにする。
ツーアウト3塁から川のショートゴロ。しかし、一番深いところに行ったことと、川の足が名手ジーターの送球を狂わせた。
この1点でアメリカは意気消沈。そこに日本が畳み掛けてさらに2点を追加。
9回は球児ではなくダルビッシュが抑えた。
個人的な考えだが、多分、原監督はシーズンを控えて選手の連投をなるべく避けたい、という考えなのだろう。
だからどういう展開であれ、明日の最終回のマウンドには球児が立っていると思う。
さてその明日。
日本は岩隈、韓国は日本戦で二度投げて2勝しているボン ジュングン。
ボン ジュングンは変化球ピッチャーらしいのだが、この大会ではよほど調子が良いのか、真っ直ぐ主体で押してくるピッチングが目立つ。
その真っ直ぐも普通の真っ直ぐではなく、かなり動く。これはかなり苦戦しそうだ。
村田に代わって急遽代表に招集された栗原のスタメンも十分ありだと思う。
韓国打線は多分、先制攻撃を仕掛けてくるはず。
決勝ラウンド進出を賭けた日本戦といい、準決勝のベネズエラ戦といい、初回に大量点を取って主導権を握った。
岩隈は立ち上がりを気を付けていけば、かなりの接戦になりそうな感じがしている。
勝負は1点勝負になると思う。
勿論、日本の連覇を期待したいところだが、それ以上に良い試合を期待したい。
準決勝はプール22位のアメリカとの対戦。
日本の先発は松坂、アメリカの先発は昨年大リーグで17勝を挙げたオズワルド。
日本は韓国戦で負傷して帰国した村田が守っていたサードに川が9番サードでスタメン。
4番に稲葉、5番に小笠原、6番福留という打順。
1回表。いきなり松坂が捕まる。
先頭のロバーツに2球目をバックスクリーン左へ先頭打者ホームランを打たれる。
ワンアウト後、3番のロリンズにもヒットを打たれたが、後続を打ち取って1点で凌ぐ。
日本の反撃は2回裏。
先頭の稲葉がフォアボールを選ぶ。
続く小笠原への5球目、日本ベンチが仕掛け、ランエンドヒットを敢行。
これが当たり、小笠原はレフト前ヒット。スタートを切っていたファーストランナーの稲葉は3塁へ。
福留は倒れたが、7番の城島がライトへ犠牲フライを放ち、1-1の同点に追い付く。
しかし3回表。
松坂はツーアウトからロリンズに2本目のヒットを許す。
続くライトに右中間を破られ、1-2と再び勝ち越されてしまった。
なおも続くダンを敬遠気味に歩かせ1・2塁とピンチが続いたが、続くブラウンを空振り三振に仕留めて1点で切り抜ける。
日本は4回裏に打線が繋がる。
先頭の稲葉、続く小笠原の連打でノーアウト1・2塁のチャンス。
そして福留の当たりはセカンドへのゴロ。しかしこれをセカンドのロバーツが弾いてエラー。
ボールが転々とする間にセカンドランナーの稲葉が還って2-2の同点に追い付く。1塁ランナーの小笠原も3塁へ。
続く城島はライトへの犠牲フライ。3-2と勝ち越しに成功。
さらに岩村が初球のカーブを引っ叩いてライト右へのタイムリースリーベース。4-2とする。
続く川が同じくカーブを上手く捕らえ、ライトへのタイムリーで5-2。
イチローのサードゴロで川は2塁へ。
そして中島が右中間へタイムリーツーベースを放ち、6-2とする。
日本は打線が繋がり、この回一挙5点のビッグイニング。
5回表。
松坂はワンアウトからジーターにヒット、ロリンズにフォアボールを与え、ワンアウト1・2塁のピンチ。
しかし渾身の真っ直ぐで続くライトを見逃し三振に仕留めてツーアウト。
ここで球数が98球となった松坂に代え、杉内がマウンドへ。
杉内は5番のダンをフルカウントから空振り三振に仕留めてピンチを脱出。
6-2のまま迎えた8回表。
日本のマウンドは4番手の馬原。
ワンアウトからブラウンに3塁線を破るツーベースヒットを打たれる。
続くマッキャンを歩かせて1・2塁のピンチ。
そしてデローサにまた3塁線を破られる。クッションボールをレフトの青木がもたつく間に1塁ランナーも還り、6-4と2点差に迫られる。
続くグランダーソンの打順に代打で昨年のアメリカンリーグ新人王・レイズのロンゴリアをアメリカベンチは送る。
しかしここで馬原が踏ん張って、ロンゴリアを空振り三振、続く1番のロバーツをピッチャーゴロに仕留め、何とか凌ぐ。
その裏。
アメリカは5人目のハンラハンがマウンドへ。
先頭の福留がフォアボールで出塁。代走に片岡。城島が送ってワンアウト2塁。
岩村のセカンドゴロで片岡は3塁へ。
続く川の当たりはショートの深いところへ。ジーターが捕ってノーステップで1塁へ送球したが、その送球が逸れ、川はセーフ。
日本に貴重な7点目が入る。
ここでアメリカはピッチャーをシールズに交代。
イチローの2球目に川が二盗。2-1からの5球目、イチローがライトへタイムリーを放ち8点目。
さらに中島が右中間へ。これをライトのダンが目測を誤る間に1塁ランナーのイチローが一気にホームへ生還。
9-4とする。
9回表のマウンドにはダルビッシュ。
ワンアウトからロリンズにヒットを許したが、ライト・ダンを連続三振に仕留めて9-4で勝利。
2大会連続で決勝進出を決めた。
明日の決勝で、22日にベネズエラを下した韓国と都合5度目の対戦となる。
勿論生で見た訳ではなく、夜の毎日放送のハイライトとJSports1の録画放送を見た感想で。
今日は正直、日本が断然有利と個人的に思っていた。
それはアメリカの主力打者である、ユーキリスやチッパー・ジョーンズが故障で離脱していたから。
特にユーキリスは3本のホームランを放ち、決勝トーナメント進出に大きく貢献していただけに。
しかしその矢先、先頭のロバーツに先頭打者ホームランを打たれる。
今日の松坂はかなりスライダーが切れ過ぎて全部ボールになっていた。
しかし、その辺を別の球種で上手く補って、要所を締めるピッチング。
アメリカでその辺を体得したのだろう。エースらしいピッチングを展開していた。
2回裏に日本が同点に追いついたが、すぐ3回表に勝ち越される。
非常に嫌な流れとなったが、4回表についに日本打線が繋がる。
稲葉・小笠原の連打からチャンスを作ると、福留のセカンドゴロをロバーツがエラー。
あっさり同点に追い付くと、投球が単調になったオズワルドを日本打線が攻め立てる。
城島の犠牲フライで勝ち越すと、この日が初スタメンの川がオズワルドのカーブを上手く捕らえて追加点のタイムリー。
さらに中島が右中間へタイムリーツーベースを放ち、この回5点のビッグイニング。一気にオズワルドをマウンドから引き摺り下ろした。
馬原が打たれて2点差に迫られたが、ここでも相手からもらったチャンスを確実にモノにする。
ツーアウト3塁から川のショートゴロ。しかし、一番深いところに行ったことと、川の足が名手ジーターの送球を狂わせた。
この1点でアメリカは意気消沈。そこに日本が畳み掛けてさらに2点を追加。
9回は球児ではなくダルビッシュが抑えた。
個人的な考えだが、多分、原監督はシーズンを控えて選手の連投をなるべく避けたい、という考えなのだろう。
だからどういう展開であれ、明日の最終回のマウンドには球児が立っていると思う。
さてその明日。
日本は岩隈、韓国は日本戦で二度投げて2勝しているボン ジュングン。
ボン ジュングンは変化球ピッチャーらしいのだが、この大会ではよほど調子が良いのか、真っ直ぐ主体で押してくるピッチングが目立つ。
その真っ直ぐも普通の真っ直ぐではなく、かなり動く。これはかなり苦戦しそうだ。
村田に代わって急遽代表に招集された栗原のスタメンも十分ありだと思う。
韓国打線は多分、先制攻撃を仕掛けてくるはず。
決勝ラウンド進出を賭けた日本戦といい、準決勝のベネズエラ戦といい、初回に大量点を取って主導権を握った。
岩隈は立ち上がりを気を付けていけば、かなりの接戦になりそうな感じがしている。
勝負は1点勝負になると思う。
勿論、日本の連覇を期待したいところだが、それ以上に良い試合を期待したい。
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