愛国者の邪論

日々の生活のなかで、アレ?と思うことを書いていきます。おじさんも居ても立っても居られんと小さき声を今あげんとす

日本には「表現の自由」を擁護する世論は起こらないのか!金正恩氏、イスラム過激派も笑っているぞ!

2015-01-16 | 憲法を暮らしに活かす

桑田さんの「おわび」は正しいというのか!「表現の自由」はどこへ?

「不快な思いをされた方」はどっちもいるのではないか!

であるならば、当たり障りのないものしかできない、しない!?

桑田さんの「気持ち」「意図」は何か!これがどうだったか!

「世の中に起きているさまざまな問題を憂慮し、平和を願う純粋な気持ち

緊張が高まる世界の現状を憂い、平和を希望する意図を込めました」!

以下のニュースをお読みください。北朝鮮の金正恩第一書記暗殺計画のパロディー映画に対するサイバー攻撃に対して、またフランスのイスラム教に対する「風刺画」に対して「テロ」を行った過激派に対して、「表現の自由を守れ」という反対の声があがり、それを肯定的に報道していた日本のマスコミが、この桑田さん「謝罪文」に対して、どのように報道したか、観てみることにしました。

勿論、サイバー攻撃を行った犯人が不明なアメリカの場合と殺人を行ったフランスの場合と殺人などが行われていない日本の場合がストレートに一致しないことは明らかです。「言論に対しては言論で」というのが、最大のポイントであることは言うまでもありません。

しかし、「サザンオールスターズ」の桑田佳祐さんと所属事務所が、謝罪する文書を発表することが、どのような意味を持つか、です。

まず第一に、「感謝の表現方法に十分な配慮が足りず、ジョークを織り込み、紫綬褒章の取り扱いにも不備があったため、不快な思いをされた方もいらっしゃいました。深く反省するとともに、ここに謹んでおわび申し上げます」というのであれば、北朝鮮第一書記の暗殺計画やイスラム教への冒涜とされている風刺画についても「表現の自由」の問題ではなく、この桑田さんと事務所の視点で、金正恩氏とイスラム教に対して「おわび」することが適切ではないでしょうか。そのことについて、マスコミはどうだったか!

第二に、いや、桑田さんの表現者としての、その表現方法と内容について、最大限尊重されなければならない、というのであれば、謝罪する必要はないとして、今回の問題について、「表現の自由を守れ」という視点で、最大限の擁護の論陣を張るべきです。

第三に、今回の桑田さんの表現方法と内容について、批判があるならば、しかるべき方法と内容で批判をすれば良いのです。判断するのは国民です。この場合はファンです。桑田さんの表現方法と内容は「良くない」ということになれば、桑田さんのライブやCDを買わなければ良いのです。

第四には、フランスで引き起こされたような事件やアメリカのような事件の対応はあってはならないし、すべきではありません。

第五には、「表現の自由」には、「一定の節度」があることは当然のことです。殺人を教唆扇動することや人間の尊厳や思想や宗教を冒涜することは問題アリでしょう。何でもアリということではないことも、また事実です。それは何人の尊厳を侵害する自由は何人といえどもないからです。

第六には、しかし、「批判の自由」は最大限尊重されなければなりません。特に権力と権力者に対しては、「批判の自由」は最大限尊重されるべきです。権力は、批判に耳を傾けることを前提として運営されるべきです。それが民主主義というものです。

第七には、では、今回の問題はどうだったでしょうか。愛国者の邪論は、桑田さんのパフォーマンスは何ら問題はないと思っています。この演出がどのような結果をもたらか、それは、ファンが決めることです。それを受けた形で当事者である桑田さんと会社が決めることです。したがって、今回の謝罪文公表は、一面では不必要なことであると同時に、桑田さんと会社が、自分のファンに向けて、これでは営業に差し障るということを踏まえて上での判断であるならば、それはそれとして当然の判断だろうということです。

第八には、このことで「芸術家」としての桑田さんたちの「表現の自由」が制限されては、その価値が低まると思います。ますます、その思想信条を花開いてほしいものです。

では、マスコミの反応はどうだったでしょうか。以下ご覧ください。

風聞=客観的報道を装って評価を避けるNHK!この立場は何を示しているか!

NHK 桑田さん 年越しライブ巡り謝罪文書 1月16日 5時14分http://www3.nhk.or.jp/news/html/20150116/k10014718901000.html
 人気バンド、「サザンオールスターズ」の桑田佳祐さんと所属事務所は、去年の大みそかに開いたコンサートの中で、受章した「紫綬褒章」を十分な配慮をせずに取り扱い、不快な思いをした人もいたなどとして15日、謝罪する文書を発表しました。
サザンオールスターズの所属事務所によりますと、去年の大みそかに横浜市で開いたコンサートの中で、桑田佳祐さんが去年の秋に「紫綬褒章」を受章したことを報告する際、ポケットに入れた紫綬褒章を取り出したり、競りにかけるようなパフォーマンスをしたということですこれについて多くのメディアが取り上げ、今月11日には事務所の前で抗議行動が行われたということですこのため、事務所と桑田さんが連名でコメントを発表し、「感謝の表現方法に充分な配慮が足りず、ジョークを織り込み、紫綬褒章の取り扱いにも不備があったため、不快な思いをされた方もいらっしゃいました。深く反省すると共に、ここに謹んでお詫び申し上げます」と謝罪しました。また、このコンサートの一部はNHKの紅白歌合戦でも中継されましたが、その際、桑田さんが付けひげをして出演したことについては「お客様に楽しんでいただければという意図であり、他意は全くございません」としています。(引用ここまで

何故お詫びしなければならないのか!これでは判らない!ということは???

読売 桑田佳祐さん、紫綬褒章「5千円から」でおわび 2015年01月15日 20時16分http://www.yomiuri.co.jp/culture/20150115-OYT1T50144.html?from=ytop_main8
人気ロックバンド、サザンオールスターズの桑田佳祐さん(58)は15日、昨年末に4回、横浜市内で行われた年越しコンサートで、受章した紫綬褒章を披露した際、ファンに対する感謝の表現方法に「配慮が足りなかった」などとして、所属事務所と連名で、おわびと説明の文書を発表した。12月31日に行われた公演で桑田さんは、紫綬褒章をズボンのポケットから出してステージで披露。「5000円からいきましょう、ほしい人」などと、客席に語りかけるなどした。文書では「ジョークを織り込み、紫綬褒章の取り扱いにも不備があったため、不快な思いをされた方もいらっしゃいました。深く反省すると共に、ここに謹んでおわび申し上げます」などとしている。2015年01月15日 20時16分 Copyright © The Yomiuri Shimbun (引用ここまで

またまた風聞報道≒客観報道を装っている!

時事 サザンの桑田さんがおわび=年末ライブの紫綬褒章取り扱いで 2015/01/15-23:09 http://www.jiji.com/jc/c?g=soc_date2&k=2015011501037
人気バンド「サザンオールスターズ」のリーダー、桑田佳祐さん(58)は15日、所属事務所との連名で、昨年12月に横浜アリーナで行われた年越しライブで紫綬褒章をお披露目した際の取り扱いなどについて、「感謝の表現方法に十分な配慮が足りなかった」とするおわびを発表した。
事務所によると、桑田さんは昨年大みそかのライブで、受章した紫綬褒章をズボンのポケットから出し入れし、オークションにかけるような冗談を飛ばしたというおわびの文書では「応援してくださっている皆さまへの感謝の気持ちをお伝えする場面を作らせていただいた」とした上で、「ジョークを織り込み、紫綬褒章の取り扱いにも不備があったため、不快な思いをされた方もいらっしゃいました。深く反省すると共に、ここに謹んでおわび申し上げます」としている。(引用ここまで

抗議する自由があるが、抗議される必然性はなし!

何故か!「表現の自由」の問題であるからだ!

毎日の記事も問題点を指摘していません!

毎日 桑田佳祐さん:年越しライブでの紫綬褒章の扱いなどお詫び 2015年01月15日 20時39分(最終更新 01月15日 22時45分)http://mainichi.jp/select/news/20150116k0000m040103000c.html 
 人気バンド「サザンオールスターズ」のリーダー、桑田佳祐さんと所属事務所のアミューズは15日、昨年12月末に横浜アリーナで開催された年越しライブ「ひつじだよ!全員集合!」の内容について、ネット上など一部で批判の声が上がっていることに対し、「表現方法に配慮が足りず深く反省する」という「お詫(わ)び」を発表した。  
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「お詫び」では、昨秋受章した紫綬褒章のステージ上での扱いに関し「感謝の気持ちを伝える場面を作ったがジョークを織り込み、取り扱いにも不備があった」ため「深く反省しお詫びする」としている。ほかにも、NHK紅白歌合戦出演時のつけひげは「お客さんに楽しんでもらうため」、一昨年のライブで舞台背景に流した反日ニュース映像は「緊張が高まる世界の現状を憂い、平和を希望する意図で使用した」と説明。すべて「特定の団体や思想等に賛同、反対、あるいは貶(おとし)めるなどの意図はない」としている。
事務所などによると、桑田さんがライブで紫綬褒章をお披露目する際、ジーンズのポケットから取り出し、オークションにかけるようなパフォーマンスをしたという。これらの行為が、ネットなどで「反日的である」「国家の尊厳を踏みにじる」などと騒ぎになり、今月11日には、東京都内の事務所前で抗議行動などが起きていた。【木村光則、川崎浩】(引用ここまで

「自主規制」は「表現の自由」に反するのではないのか!

「表現の自由」と「営業の自由」を秤にかけたのか!?

東京 サザン桑田さん 「謹んでおわび」 ライブで紫綬褒章ジョーク 2015年1月16日 朝刊http://www.tokyo-np.co.jp/article/national/news/CK2015011602000131.html
写真
 人気バンド「サザンオールスターズ」の桑田佳祐さんと所属事務所のアミューズは十五日、昨年十二月に横浜市で開いた年越しライブで桑田さんが十分な配慮をせずに紫綬褒章を取り扱ったなどとして「深く反省するとともに、謹んでおわび申し上げます」と謝罪するコメントを連名で発表した。事務所によると、桑田さんは昨年秋に受章した紫綬褒章をポケットから取り出し、観客に対してオークションに掛けるようなパフォーマンスをしたという。コメントは「感謝の表現方法に十分な配慮が足りず、ジョークを織り込み、紫綬褒章の取り扱いにも不備があったため、不快な思いをされた方もいらっしゃいました」としている。事務所によるとライブの演出などについて、抗議があったという。十二月三十一日のライブは有料放送のWOWOWで生中継された。
桑田さんのライブでの言動をめぐり、ライブを鑑賞していた音楽市場アナリスト、つのはず誠(まこと)さんは「(桑田さんの言動は)『自分なんかが(紫綬褒章を)もらってしまって』と卑下する意味だった。明らかに冗談だと思った」と振り返る。
つのはずさんは謝罪の背景について、サザンが3月31日にアルバムを発売することを挙げ「抗議が続くと売り上げを落としかねないという判断もあったのではないか」と推測したある音楽ライターは「ミュージシャンとして自由に表現し、発信していきたいという思いがあっても、桑田さんのようにビッグになると公人の部分が出てくる。そのバランスの取り方が難しい」と語る。一方、レコード会社関係者は音楽事務所は政治や宗教、皇室には自主規制しており、パロディーがサザンの特徴でも紫綬褒章をちゃかすのはよくなかった。(今回の問題で)さらに規制が強まるのでは」と話した。(引用ここまで


 

朝日 サザン桑田さんがお詫びと釈明 年越しライブ・紅白出演 2015年1月16日02時06分http://www.asahi.com/articles/ASH1H64X1H1HUCLV00G.html?iref=comtop_pickup_04
 昨年紫綬褒章を受章した人気ロックバンド「サザンオールスターズ」のボーカル桑田佳祐さんと所属事務所のアミューズは15日、大みそかに横浜市内で開いたサザンの年越しライブで、桑田さんが観客に向けて受章の喜びを報告する際に配慮が足りない部分があったなどとして、お詫(わ)びのコメントを発表した。
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桑田さんはズボンのポケットから褒章を取り出して観客に披露し、オークションにかけるまねをした。ツイッターなどで一部批判の声が上がり、東京都内の事務所前で抗議する人も出たコメントでは「ジョークを織り込み、紫綬褒章の取り扱いにも不備があったため、不快な思いをされた方もいらっしゃいました。深く反省すると共に、ここに謹んでお詫び申し上げます」などと記した。また、中継で出演したNHK紅白歌合戦で、演奏前にちょび髭(ひげ)をつけて登場した件にも触れ、「つけ髭は、お客様に楽しんで頂ければという意図であり、他意は全くございません」とした。紅白では「ピースとハイライト」などを歌い、歌の「解釈」を巡ってツイッターなどに賛否の投稿が相次いでいたさらに2013年の全国ツアーで、ステージ上でデモなどのニュース映像を演出で流したことにも言及。「緊張が高まる世界の現状を憂い、平和を希望する意図で使用したものです」「特定の団体や思想等に賛同、反対、あるいは貶(おとし)めるなどといった意図は全くございません」などと説明した。
桑田さんとアミューズが連名でお詫(わ)びを表明した直後から、ツイッター上では「本当に?」という驚きや賛否の声が続出した。桑田さんの対応は良かったと思う。間違いに気づいて謝罪したのは表現活動だ」といったつぶやきがある一方で「お下劣なロックミュージシャン』を演じただけじゃないの? お詫びすることもない」などと問題視しない投稿も。また「洒落(しゃれ)のわからない窮屈な世の中になっちゃったのかなあ」などと嘆く声もあった。■コメントの全文(省略)(引用ここまで

【共同通信】 桑田佳祐さんらの謝罪文全文 2015/01/16 11:03 http://www.47news.jp/CN/201501/CN2015011601000988.html 
 桑田佳祐さんらが15日発表した謝罪文の全文は次の通り。
 サザンオールスターズ年越しライブ2014に関するおわび
 いつもサザンオールスターズを応援いただき、誠にありがとうございます。
 このたび、2014年12月に横浜アリーナにて行われた、サザンオールスターズ年越しライブ2014「ひつじだよ!全員集合!」の一部内容について、おわびとご説明を申し上げます。
 このライブに関しましては、メンバー、スタッフ一同一丸となって、お客さまに満足していただける最高のエンターテインメントを作り上げるべく、全力を尽くしてまいりました。そして、その中に、世の中に起きているさまざまな問題を憂慮し、平和を願う純粋な気持ちを込めました。また昨年秋、桑田佳祐が、紫綬褒章を賜るという栄誉に浴することができましたことから、ファンの方々に多数お集まりいただけるライブの場をお借りして、紫綬褒章をお披露目させていただき、いつも応援してくださっている皆さまへの感謝の気持ちをお伝えする場面も作らせていただきました。その際、感謝の表現方法に十分な配慮が足りず、ジョークを織り込み、紫綬褒章の取り扱いにも不備があったため、不快な思いをされた方もいらっしゃいました。深く反省するとともに、ここに謹んでおわび申し上げます。
 また、紅白歌合戦に出演させていただいた折の付けひげは、お客さまに楽しんでいただければという意図であり、他意は全くございません。
 また、一昨年のライブで演出のために使用されたデモなどのニュース映像の内容は、緊張が高まる世界の現状を憂い、平和を希望する意図で使用したものです。
 以上、ライブの内容に関しまして、特定の団体や思想などに賛同、反対、あるいはおとしめるなどといった意図は全くございません。
 毎回、最高のライブを作るよう全力を尽くしておりますが、時として内容や運営に不備もあるかと思います。すべてのお客さまにご満足いただき、楽しんでいただけるエンターテインメントを目指して、今後もメンバー、スタッフ一同、たゆまぬ努力をしてまいる所存です。今後ともサザンオールスターズを何とぞよろしくお願い申し上げます。
株式会社アミューズ  桑田佳祐(サザンオールスターズ)(引用ここまで



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