全ては政治家安倍晋三
自民党総裁・内閣総理大臣の
私有財産である税金私物化に!
国民の怒りの声を!
自民党は解党か!
政権総辞職!
新しい政権の樹立を!
戦後、長い間守られてきたルール。
まさに今、それが時の政権の解釈変更で踏みにじられようとしている。
一線を越える、とはこのことだ。
共同通信社 検察、自民党本部関係者を聴取 河井案里氏側への1.5億円で 2020/5/28 08:03
https://www.47news.jp/news/4854195.html
自民党の河井案里参院議員
自民党の河井案里参院議員(46)=広島選挙区=の陣営による公選法違反事件で、検察当局が党本部関係者を任意で事情聴取したことが27日、関係者への取材で分かった。案里氏が初当選した昨年7月の参院選の公示前、党本部が案里氏側に提供した1億5千万円について、目的や決定者などを確認したとみられる。
検察当局は、案里氏の夫で前法相の克行氏(57)=自民、衆院広島3区=が地元議員らに現金を配ったとして、公選法違反(買収)の疑いで克行氏を立件する方針を固めている。1億5千万円を使い、広範囲に買収行為をした疑いがあるとみている。(引用ここまで)
世相コラム 2020 崩壊の予兆
◇安倍首相はなぜ焦るのか
安倍晋三首相はなぜ焦るのか。何を恐れているのか。
東京高検検事長定年延長問題の一連の報道を目にするたびに思うことである。以下は、勝手な推測とお断りした上で-。
本当は幻聴なのだが、公選法違反捜査の足音が、首相の耳に聞こえてきたからだろう。通常国会が始まって以来、「桜を見る会」の追及だけで、予算の中身の実質的審議はほとんどされないままである。
政権側の肩を持つつもりはないが、首相に答える意思がないのだから、時間の空費であることは間違いない。といっても、場所はまだ国会である。
黙秘権は取調室では被疑者の正当な権利だが、今は、行政のトップとして説明責任を果たすべき立場だ。黙秘権を行使するには、場所が違い、時期が早過ぎる。
「桜を見る会」問題の経費処理は、国会や報道で明らかになった事実関係だけでも公選法違反の疑いが明白にある。虚偽説明の疑いも生じている。
警察もしくは検察が、後援会事務所への任意の照会、応じなければ令状を取っての家宅捜索の段階へと解明を進めると判断してもおかしくない。それを踏みとどまらせている人物がポイントである。
隣国のように検察と政権が火花を散らしたり、正反対に100%内在化したり、極端な事態に陥らないのが望ましいことは言うまでもない。
一方で、検察の使命は公益代表として、社会のどの組織からも中立公平の立場で不正を捜査し、起訴に値すると判断すれば裁きを求めることにある。
その権限をすべて独占するからこそ、どの社会セクターからも独立した「不偏不党」の運営が求められる。それを保証するのが検察庁法である。
裁判所法と共に、終戦2年後という早い時点で制定された検察庁法。その時代背景には、戦争を許したのは司法権の独立がなかったからだとする深い反省が込められていたはずだ。
戦後、長い間守られてきたルール。まさに今、それが時の政権の解釈変更で踏みにじられようとしている。一線を越える、とはこのことだ。
裁きは必ず下る時が来る。(は)(時事通信社「地方行政」2020年3月5日号より)