愛国者の邪論

日々の生活のなかで、アレ?と思うことを書いていきます。おじさんも居ても立っても居られんと小さき声を今あげんとす

たとえば本気で、「安倍政権打倒をめざす」ならば、打倒した後にどういう政権をつくるのか、どの野党にも責任ある回答が求められるでしょうと言っていた共産党は政権構想・公約は出さなかった!

2017-11-02 | 安倍内閣打倒と共産党

安倍政権を支持していない圧倒的多数の無党派国民に

政権打倒・新しい政権の樹立を呼びかけなったのは何故か!

これでは展望が見えてこない!

安倍政権に退場の審判をくだし、力あわせて新しい政治をつくろう  

市民と野党の共闘を前進させるとともに、日本共産党の躍進で、安倍政権を退場させ、新しい政治を国民の手でつくる

 

政権への批判票の受け皿とするための戦略とは何か!国民のために真に必要な政策を地道に訴えていく努力とは何か!安倍政権よりましの憲法を活かす政権構想と公約づくりだろうな! 2017-11-01 安倍内閣打倒と共産党

共産党の「選挙結果について」はどのように書かれていたか!2000年から2012年までを一覧してみた! 2012-12-19 | 日記

参議院選挙の結果について/2016年7月11日 日本共産党中央委員会常任幹部会 [2016.7.12]

総選挙の結果について/12月15日 日本共産党中央委員会常任幹部会 [2014.12.16]

総選挙の結果について/2012年12月17日 日本共産党中央委員会常任幹部会 [2012.12.18]

総選挙の結果について/10月23日 日本共産党中央委員会常任幹部会 [2017.10.24]

無党派の投票忌避の国民に対して何も語っていないのは一貫している!

あっと言う間に出来上がった立憲民主党・希望の党に比べて獲得票が少ないのは何故か!

負けた時の「自力」論は止めた方が良い!

安倍内閣打倒・退場を叫びながら打倒後・退場後のプランを提起しなかったのは何故か!

民主連合政府よりましの国民連合政府が合意できないならば

国民連合政府よりましの連合政府構想を提唱しなかったのは何故か!

ゴタゴタ野党よりましの安倍自公政権より

危機増幅憲法否定の消去法政権よりましの

憲法を活かす政権構想・公約を提起しなかったのは何故か!

新しい憲法を活かす政権は限定的暫定的政権である!

 共闘前進させつつ党躍進に貢献する国会論戦を

議員団総会 志位委員長があいさつ/特別国会開会 会期39日間

赤旗 2017年11月2日(木)

日本共産党の総選挙結果―総括と教訓を引き出し、次の国政選挙で必ず雪辱を果たす

 

 総選挙の結果についてのべます。常任幹部会の声明も出しておりますが、それを踏まえて若干の点をのべたいと思います。

まず、日本共産党の結果についてであります。

小選挙区では、沖縄1区で赤嶺政賢さんの当選を勝ち取りました(「よし」の声、大きな拍手)。「オール沖縄」のみなさんの力を総結集した結果であり、2区、3区の勝利とともに、沖縄の前途にとっても、日本の未来にとっても、大きな勝利であります。この勝利をみんなでたたえたいと思います。(「よし」の声、拍手)

比例代表選挙では、前回獲得した606万票・20議席から、440万票・11議席への後退となりました。たいへん悔しい、残念な結果であります。全国の支持者、後援会員、党員のみなさんには、日夜を分かたぬ大奮闘をしていただきました。また、とくに選挙戦最終盤には、「比例は共産党」という激励をたくさんの方からいただきました。それを結果に結びつけることができなかったのは、私たちの力不足であります

党内外の方々のご意見に真摯(しんし)に耳を傾けて、総括と教訓を引き出し、次の国政選挙では必ず雪辱を果たしたいと思います。次期総選挙では、今回失った九つの議席をすべて奪還するとともに、新しい議席を獲得するために知恵と力を尽くすことを表明するものです。(拍手)

日本共産党の国政選挙での新たな躍進を勝ち取るために、衆参26人の国会議員団が、全党のみなさんと力をあわせて、新しい国会で縦横無尽の大奮闘をする決意を固めあおうではありませんか。(「よし」の声、大きな拍手)

市民と野党の共闘―“日本共産党は身を挺して逆流を止め、日本の民主主義を守った”との評価が

 同時に、市民と野党の共闘という点では、この総選挙で私たちは、次につながる重要な成果を得ることができました。

この総選挙で、共産党、立憲民主党、社民党の野党3党は、市民連合と7項目の政策合意を結び、連携・協力して選挙をたたかいました。立憲民主党が躍進し、市民と野党の共闘勢力が全体として38議席から69議席へと議席を伸ばすことができたことは、私たちにとっても大きな喜びであります。

わが党は、共闘勢力一本化のために、全国67の小選挙区で予定候補者を降ろすという決断を行い、多くのところで自主的支援を行いました。私も全国を歩きましたけれども、多くの選挙区で献身的な支援をしている姿に接し、胸が熱くなる思いでありました。この決断が、共闘勢力が議席を伸ばすうえでの貢献となったということは、結果を見れば明らかであります。

この間、「しんぶん赤旗」に順次掲載されている「総選挙結果うけて」の各界の識者の方々の談話では、今回の総選挙で日本共産党が市民と野党の共闘を進める上で果たした役割に対する高い評価と激励が寄せられております。“市民と野党の共闘が、希望の党の登場とそれへの民進党の合流という重大な逆流によって危機に瀕(ひん)したさいに、日本共産党は身を挺(てい)して逆流を止め、日本の民主主義を守った”―こうした評価が各界の方々から寄せられていることは、大変うれしいことであります。

党が果たした歴史的役割を深い確信に、共闘の本格的発展を

あらためて今回の総選挙がいったいどういう選挙だったかを振り返ってみますと、安倍自公政権が、国民の批判と怒りによって追い詰められるもとでの選挙でした。彼らが無法な冒頭解散を強行したのも、これ以上延ばしても先の見通しがないという、追い詰められたもとでのものでありました。自らの支持基盤が崩れるもとで、安倍政権がもっとも恐れたのは、市民と野党の共闘が成功し、強力な“受け皿”になって、政権を倒すことでありました。そのときに、安倍政権への最大の援軍となったのが、希望の党の登場と、それへの民進党の合流という一大逆流でありました。

もしも、この動きを成功させていたらどうなったか。市民と野党の共闘が破壊されただけではなく、日本の政界において、憲法改定推進勢力による二大政党化が一気に進む危険がありました。日本の政界が憲法改定推進勢力によって覆いつくされる、そういう危険がありました。

そういう重大事態に日本の政治が陥りかねない危機の瞬間に、日本共産党は揺るがず共闘の旗を掲げ、献身的に奮闘し、逆流を止め、将来の展望を開いた。日本の前途がかかった重大な政治戦で、わが党がこうした歴史的役割を果たしたことを、みんなの深い確信にして、また誇りにもして、市民と野党の共闘の本格的発展のために引き続き力を尽くそうではありませんか。(「よし」の声、大きな拍手)

共闘と党の躍進―両方に貢献する国会活動の発展に知恵と力を尽くす

 市民と野党の共闘を前進させながら、いかにして日本共産党の躍進を勝ち取るか。これは、新しい努力と探求が求められる課題であります。

 総選挙の結果を受けての常任幹部会の声明では、二つの内容での努力と探求を呼びかけました。

 第一は、日本共産党の綱領、理念、歴史を丸ごと理解していただき、共産党を丸ごと支持してもらえる方を広げる活動を、日常的に抜本的に強めることであります。

 第二は、日本共産党の自力を強めること、すなわち、党員拡大を根幹にした党勢拡大を前進させることであります。

 衆参の国会議員団が、この二つの取り組みを成功させる先頭に立って奮闘したいと思います。

 そのうえで、私がここで強調したいのは、私たちの国会活動そのものが、「共闘を前進させつつ、党の躍進を勝ち取る」―共闘と党の躍進の両方に貢献するものへと発展するよう、知恵と力をつくしたいということであります。(引用ここまで

 総選挙の結果について 10月23日 日本共産党中央委員会常任幹部会

(1)

10月22日投開票が行われた総選挙で、日本共産党は、小選挙区では、沖縄1区で赤嶺政賢候補の当選をかちとりました。「オール沖縄」のみなさんの力を総結集した結果であり、大きな勝利です。

比例代表選挙では、前回獲得した20議席(606万票、11・37%)から、11議席(440万票、7・91%)への後退となりました。たいへんに残念な結果です。全国の支持者、後援会員、党員のみなさんには、大奮闘していただきました。多くの方々から「比例は共産党」という激励もいただきました。それらを結果に結びつけることができなかった原因は、私たちの力不足にあると考えています。

総選挙の教訓と総括は、党内外のみなさんのご意見に真摯に耳を傾け、次の中央委員会総会で行います

ご支持、ご支援いただいたみなさんに、心から感謝するとともに、次の国政選挙では必ず捲土重来を期す決意です。

(2)

今回の総選挙で日本共産党は、市民と野党の共闘を成功させることを、大方針にすえて奮闘してきました。日本共産党、立憲民主党、社民党の3野党が、市民連合と7項目の政策合意を結び、協力・連携して選挙をたたかいました。立憲民主党が躍進し、市民と野党の共闘勢力が全体として大きく議席を増やしたことは、私たちにとっても大きな喜びです。

私たちは、総選挙直前に、民進党が希望の党へ合流するという重大な逆流が生まれたもとでも、市民と野党の共闘を揺るがず断固として追求しました。共闘勢力の一本化のために、全国67の小選挙区で予定候補者を降ろす決断を行い、多くのところで自主的支援を行いました。この決断が、共闘勢力が全体として議席を伸ばすうえで、その貢献となったことは、選挙結果がはっきりと示しています。今回の対応は、安倍政権の暴走政治を止め、日本の政治に民主主義を取り戻すという大局にたった対応であり、大義にたった行動であったと確信するものです。

この選挙では、3野党と市民が連携・協力して選挙戦をたたかうなかで、全国のいたるところで「共闘の絆」「連帯の絆」がつくられ、私たちはたくさんの新しい友人を得ることができました。これは今度の総選挙で私たちが得た最大の財産であると考えます。日本共産党は、この財産を糧として、市民と野党の共闘の本格的発展のために引き続き力をつくすものです。

(3)

総選挙の結果、自民党・公明党は議席の3分の2を占めましたが、これは希望の党という自民党の新しい補完勢力が、野党共闘に分断と逆流をもちこんだ結果にほかなりません。自民党がえた比例得票は33%(有権者比17.3%)なのに、全議席の61%の議席を得たのは、もっぱら大政党有利に民意を歪める小選挙区制がもたらしたものであり、「虚構の多数」にすぎません。

総選挙で、日本共産党は、安倍暴走政治への審判を正面からよびかけるとともに、安倍政権を退場させた後にどんな日本をつくるのかについて、外交、経済、原発、憲法、核兵器――5つの柱で日本改革ビジョンを訴えました。どの問題も、今日の日本が直面している焦眉の課題と切り結んで、安倍政治に対する真正面からの対案を示したものであり、わが党ならではの先駆的なものだったと確信しています。

新しい国会で、総選挙で掲げた公約を実現するために、知恵と力をつくすことをお約束いたします。市民と野党の共闘を発展させ、憲法改悪阻止をはじめとした各分野の国民運動を前進させるために、全力をあげる決意です。

(4)

市民と野党の共闘を前進させながら、いかにして日本共産党の躍進をかちとるか――これは、新しい努力と探求が求められる課題となっています。私たちは、総選挙の教訓をふまえ、次の2つの内容での努力と探求をすすめる決意です。

第一は日本共産党の綱領、歴史、理念をまるごと理解してもらい、共産党をまるごと支持してもらえる方を広げていく活動を抜本的に強めることです。こういう努力を日常的に行うことこそ、情勢が目まぐるしく大変動し、複雑な流れが交錯する今回のような政治戦にあっても、日本共産党の支持を着実に広げていく一番の力になります。第27回党大会決定では、「綱領を語り、日本の未来を語りあう集い」を、日本列島の津々浦々で開くことを呼びかけています。この党大会決定の実践に、全党のみなさんが生きた言葉、自らの思いを重ねて、大いに取り組むことを、心から呼びかけるものです。

第二は日本共産党の自力を強めること――党員拡大を根幹にした党勢拡大にとりくむことです。私たちは、党大会決定を踏まえ、総選挙勝利をめざして、党員と「しんぶん赤旗」読者を拡大する運動にとりくんできました。全党のみなさんの大きな努力が注がれましたが、残念ながら、3年前の総選挙時と比べて、党員も、「しんぶん赤旗」読者も、後退させたままで、この総選挙をたたかうことになりました。

 次の国政選挙、2019年4月の統一地方選挙での反転攻勢にむけ、全党のみなさんが、草の根から「集い」を開き、広範な国民と日本の前途を語りあい、党を強く大きくする活動にとりくむことを、心から訴えるものです。(引用ここまで)

2017年総選挙政策で国民に何を訴えたか!

政権構想・政権公約ではない!

2017年総選挙政策 安倍政権に退場の審判をくだし、力あわせて新しい政治をつくろう  2017年10月04日

今度の総選挙は、追い詰められた安倍政権を退場に追い込む歴史的なチャンスです。市民と野党の共闘を前進させるとともに、日本共産党の躍進で、安倍政権を退場させ、新しい政治を国民の手でつくる選挙にしようではありませんか。

日本の命運分ける歴史的政治戦 共闘勝利・共産党躍進必ず/

わき目もふらず打って出て 党躍進の大波を全国で/

全国都道府県委員長会議 志位委員長が報告 [2017.9.22]

対決構図は「自公と補完勢力」対「野党と市民の共闘」になると指摘した上で、当面の政治論戦の中心点として、(1)国政私物化、憲法破壊、沖縄や原発など国民の民意をふみつけにしてはばからない政治に退場の審判を(2)北朝鮮問題の外交的解決と安保法制=戦争法の廃止(3)格差と貧困をただす経済民主主義の改革(4)安倍政権による憲法9条改定に反対(5)核兵器禁止条約への参加―の五つの柱で訴えることが重要だと述べました。総選挙勝利へただちに取り組むべき三つの課題の中で、▽「比例を軸に」を貫き、「全国は一つ」の立場で奮闘し、比例代表で「850万票、15%以上」の目標達成をめざし、党躍進の大波をつくりだす▽小選挙区では比例での党躍進、小選挙区勝利、野党共闘の成功を訴えて、わき目もふらずに打って出る―などを呼びかけました。(引用ここまで

第6回中央委員会総会 志位委員長の幹部会報告 2016年9月20日~21日

政党間の共闘とはそもそも何なのか

ここで政党間の共闘とはそもそも何なのかについて、私たちの考えをのべておきたいと思います。

「綱領、理念、政策の違うものとは協力できない」という議論があります。しかし、「綱領、理念、政策」が同じなら同じ政党になります。政党の共闘と、政党の合同とはまったく違う問題であることは、論ずるまでもありません。

政党というのは、綱領も違えば、それぞれがめざす日本社会の将来像も違います。だからこそそれぞれが独自の政党をつくっているのです。そうした政党が共闘するということは、綱領も将来像も違うものが、互いに相違点を相手に押しつけることはせず、社会発展の今の段階で、国民の切実な要求と利益にかなう当面の一致点で、力をあわせるということであり、ここに政党間の共闘の基本があります。

野党連合政権は、国政に責任を負う政権を共同で担うわけですから、当面の課題での共闘、選挙共闘よりも、さらに進んだ形態の共闘となりますが、それでも、国民の切実な要求と利益にかなう当面の一致点で、力をあわせるということには変わりはありません。日本共産党は、「国民連合政府」を提唱していますが、この政権も、「安保法制廃止、立憲主義回復」という直面する国民的大義を実行するために力をあわせようというものであります。

野党共闘が、政党間の共闘のこうした基本に立って発展することを、私たちは強く希望するものであります。(引用ここまで

安倍政権に代わる責任ある政権構想――「国民連合政府」が合意できないなら

どこの目線で一致して安倍政権に代わる政権構想・公約をていきすべきだろう!

赤旗 野党と市民の共闘で安倍政権倒す歴史的チャンス/“疑惑隠し”の冒頭解散は憲法違反/志位委員長が会見 [2017.9.19]

一、安倍政権を倒すには、共闘しかありません。この2年間、安保法制=戦争法廃止を原点に、市民のみなさんとともに発展させてきた共闘の流れを、総選挙でさらに大きく発展させるため、ありとあらゆる知恵と力をそそぐ決意です。
総選挙を、共闘で迎え撃つ体制をすみやかにつくるために、野党間の協議をすすめるとともに、市民連合のみなさんとも話し合いを進めていきたいと考えています。

野党と市民の共闘の意義、総選挙の争点について

志位氏は会見で、安倍首相の衆院解散の動きをどう見るか、総選挙に向けた野党と市民の共闘、選挙の争点など記者からの質問に答えました。
本気の共闘
この中で「野党共闘についての現時点での考え方」を問われた志位氏は、野党と市民の本気の共闘を成功させるうえでは▽共通政策▽相互推薦・相互支援▽政権問題での前向きの合意が必要だと強調しました。
志位氏は、「共通政策」には「この2年間、豊かな広がりをもった土台があります」として(1)安保法制の廃止と立憲主義の回復(2)「アベノミクス」による国民生活破壊、格差と貧困を是正する(3)沖縄や環太平洋連携協定(TPP)に見られる民意を無視した強権政治を許さない(4)安倍政権下での憲法改悪に反対する―の4点をあげ、「これはぜひ再確認したい」と表明。加えて、野党4党で出した議員立法や、「市民連合」との政策合意も共通政策として確認されてきたとし、さらに「私たちとしては、核兵器禁止条約に日本が参加する。これを野党共闘の課題にできれば、国際的にも大きな大義を持つものになると考えています」と述べました。
 志位氏は、昨年の参院選で32の1人区での統一候補実現と11選挙区での勝利、新潟知事選や仙台市長選の勝利をあげ、「野党共闘の流れは全国各地で、草の根で広がっている。各地に『市民連合』もできている」と指摘。「この流れは、いろんな困難があるかもしれませんが、必ず発展する。安倍さんが『計算違いだった』とひどく後悔するような結果をぜひつくりたい」と強調しました。
選挙の争点
「選挙の争点はどうなるか」との質問に、志位氏は「安倍首相が解散をどう位置付けているかも踏まえて明らかにしたい」としたうえで以下の点を指摘。▽国政私物化、憲法破壊、民意踏みつけの安倍政権の暴走政治に退場の審判を下す▽北朝鮮の核・ミサイル問題をどう解決するか▽アベノミクスで落ち込んだ暮らしと経済をどう立て直すか――人間らしい雇用、社会保障、教育と子育ての充実、消費税10%中止と応能原則に立った税制改革▽憲法9条改憲を許さず9条を生かした日本―などは大事な争点になると思うと述べ、「全体として安倍暴走政治に終止符を打って、国政の民主的転換をやる選挙にしたい」と訴えました。
一致点で
「民進党とは消費税や日米安保で根幹政策が違うが共闘できるのか」との問いに、志位氏は「政党間の協力・共闘とは、理念・政策が違っても国民の望む当面の一致点で力を合わせることです」と指摘。「野党連合政権」についても同じで「例えば日米安保条約を国民多数の合意で廃棄するというのは綱領で掲げている日本改革の中心点です。しかしこの問題は残念ながら野党間に一致点がない。そうである以上、共闘に持ち込んだりしない。不一致点は持ち込まない。一致点で協力する。これは政党間の共闘の当たり前の姿です。それは選挙協力はもとより、政権協力であっても同じことです」と説明しました。
 最後に志位氏は、野党共闘について「民進党と共産党の関係にだけ光が当たる面があるが、この共闘は、野党だけのものではなく、ましてや民進党と共産党のものでもない。忘れてはならないのは安保法制=戦争法に反対する空前の市民の運動の中から『野党は共闘』という声がわき起こった。それに応えて始まったものだ」と述べ、「野党と市民の共闘は、私は国民共有の財産だと考えています。そういうものとして大事に育てていきたい」と表明しました。(引用ここまで

国民連合政府が安倍政権に代わる現実的で合理的な政権構想であるならば

棚上げしたのは何故か!

第5回中央委員会総会  2016年04月10日

野党連立政権についての前向きの合意をつくるために力をつくす

第四は、野党連立政権についての前向きの合意をつくることであります。

私は、2月19日の5野党党首会談のさいに、わが党が提唱している「国民連合政府」について、安保法制=戦争法の廃止、集団的自衛権行使容認の閣議決定の撤回のためには、「この二つを実行する政府が必要だという立場には変わりがない」とのべつつ、この問題については野党間でも賛否がさまざまであることを考慮し、「政権の問題は、横に置いて選挙協力の協議に入り、今後の協議のなかでわが党の主張をしていきたい」と表明しました。

5野党党首合意のどの項目をとっても、本気で実行しようとすれば、野党連立政権が必要となります。たとえば本気で、「安倍政権打倒をめざす」ならば、打倒した後にどういう政権をつくるのか、どの野党にも責任ある回答が求められるでしょう。与党との論争でも、政権問題はいやおうなしに問われてくるでしょう。

この間の書記局長・幹事長会談では、政権の問題についても協議していくことが確認されています。わが党は、「国民連合政府」こそが安倍政権に代わる現実的で合理的な政権構想であると確信しており、この「提案」の方向で野党間の前向きの合意が得られるよう力をつくします。

市民・国民の運動と力を合わせれば、困難は必ず乗り越えられる

野党共闘はスタートしたばかりであり、その前途にはさまざまな困難もあるでしょう。しかし、私たちは、これまでも市民・国民の運動の後押しによって困難を乗り越えてきました。これからも、市民・国民の運動と手を携え、力を合わせるならば、必ず困難を乗り越えることはできる。これが私たちの確信であります。誠実に、粘り強く、野党・市民の共闘を発展させるために知恵と力をつくそうではありませんか。

安倍政権に代わる責任ある政権構想――「国民連合政府」を提唱する党

第三は、「安倍政権に代わる責任ある政権構想――『国民連合政府』を提唱する党」ということであります。

4野党間では、安倍政権に代わる野党政権についての合意はまだつくられていません。しかし、情勢の進展のなかで、どの野党にとっても、どういう政権構想をもつかは、いやおうなしに問われてくる問題になるでしょう。

参議院選挙が単独で行われた場合でも、次の国政選挙は衆議院選挙であり、そこでは野党がどういう政権構想を持つかは、いよいよ避けて通れなくなります。仮に衆参同時選挙となれば、ただちに野党の政権構想が問われることになります。

日本共産党は、この問題について確かな答えをもっています。私たちは、なぜ「国民連合政府」か、その目的と性格について詳細に明らかにしてきました。

――本気で、安保法制=戦争法を廃止し、集団的自衛権行使容認の「閣議決定」を撤回しようとすれば、それを実行する政府が必要であること

――本気で、安倍政権を打倒しようとすれば、それに代わる政権構想を野党が責任をもって示すことが必要であること

――この政府は、「戦争法廃止、立憲主義回復」の一点を基礎にした暫定的性格をもつ政府ですが、他の国政上の課題についても、「相違点は横に置き、一致点で合意形成をはかる」という原則で対応するならば、国民に責任をもった政権運営を行うことは十分に可能であること。

――などであります。

私たちは、「国民連合政府」は「これしかない」という必然性をもった「提案」であり、これこそが、安倍政権に代わる現実的で合理的な政権構想であると確信しています。日本共産党の躍進で「国民連合政府」の扉をこじ開けよう――このことを大いに訴えて選挙戦をたたかおうではありませんか。(引用ここまで

2016年参院選挙政策

力あわせ、未来ひらく――日本共産党 参議院議員選挙政策

野党共闘の勝利と日本共産党の躍進で、安倍政権を倒し、新しい政治をつくろう


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