愛国者の邪論

日々の生活のなかで、アレ?と思うことを書いていきます。おじさんも居ても立っても居られんと小さき声を今あげんとす

税金のムダ遣いの象徴!新人議員の体たらく浮き彫り!安倍政権の土台崩壊現象開始!

2014-12-25 | 安倍内閣打倒と共産党

「公僕」であるはずの国会議員の体たらくを垂れ流すのは危険!

国民参加の政治をつくるために知恵を出す!これに尽きる!

マスコミ、テレビ・新聞の厭戦増幅装置を断罪する取り組みを強化しよう!

 

自民党の新人・前川恵議員、「NEWS23」で「分からない」繰り返すBUZZAP!

自民党の新人・前川恵議員、「NEWS23」で「分からない」繰り返す 2014年12月25日 10時39分

24日放送の「NEWS23」(TBS系)で、自民党の新人・前川恵衆議院議員が、記者の質問に「分からない」と繰り返す場面があった。

番組では、衆院選を受けた特別国会に初登院した新人議員43人に今後の意気込みを記者がインタビューした。前川議員には「中にはこんな議員も…」というナレーションつきで選挙中の争点について、記者が尋ねるシーンがあった。

料理研究家だった前川議員は、衆院選で東京比例ブロックから出馬し、初当選した。前川議員は「今回の選挙の、この結果が全てだと思いますので。国民の皆さまからアベノミクスに対する評価を得たんだと思います」と語った。

しかし、記者が「実質賃金がすごく下がっているというデータも一方であるんですが、その点はいかがですか」と追及すると、前川議員は「それも一つの課題だと思いますが…」と数秒間口ごもり、「どうしよう。分かんない」と漏らした。

続けて、前川議員は「議員定数の削減」について意見を求められると、「私は削減もありだと思います」と明言すると、慌てて「あれ、自民党の方針って何でしたっけ?削減でしたっけ?」と逆に記者に確認した。

さらに、記者から「議員定数が削減されると、比例の議席も減っちゃいますよね」と水を向けられると、「分かんない。それはノーコメントです」と応じた。

そして、前川議員はインタビューの最後、「私は「食」という分野で、精いっぱい自分ができることをやっていけたらと思っているので」と自身の抱負を語った。(引用ここまで

初当選議員ら特別国会に 最終更新:2014年12月25日(木) 2時7分24日17:30 http://news.tbs.co.jp/newseye/tbs_newseye2379822.html

24日午前6時すぎ、まだ朝日が昇らない薄暗い国会前に姿を見せたのは・・・。

「与党で1番若い国会議員の1人として、若さということで1番乗りを目指しました」(自民 石崎徹衆院議員)

衆院選後、初の国会となる24日、1番乗りしたのは、今回の選挙で2回目の当選を果たした自民党の石崎徹議員でした。その一方で、新人議員にとっては初めての国会となります。しかし、今回の衆院選で新人議員の数は、前回2012年の衆院選の184人から激減、43人と戦後2番目の少なさとなりました。特に女性の新人議員は10人、そのうち5人が共産党でした。

「戦いのときに役割を果たせるよう、しっかり勉強して力を蓄えて準備したい」(共産【初当選】 池内沙織衆院議員)

一方、自民党の新人女性議員の一人。

Q.これからどちらに向かう?
 「今から・・・なんと言えばいい?」(自民【比例・初当選】 前川恵衆院議員)
 「『初登院のため、中央玄関に向かいます』と・・・」(自民党スタッフ)

 記者の質問に対し、確認をとるのは、料理研究家の肩書きを持ち、比例東京ブロックで初当選した自民党の前川恵議員です。

Q.正門を通った感想は?
 「初めて入ったので、広いなと」(自民【比例・初当選】 前川恵衆院議員)

 初登院した前川議員に今回の選挙で問われたアベノミクスについて聞くと・・・。

「国民の皆さまからアベノミクスに評価を得たのだと思う」(自民【比例・初当選】 前川恵衆院議員)
「その一方で実質賃金が下がっているというデータがあるが」(記者)
「それもひとつの課題だと思いますが・・・。どうしよう、分かんない」(前川恵衆院議員)
「思うことがあれば・・・」(記者)
「コメントは控えます」(前川恵衆院議員)

では、議員定数の削減については・・・。

「(議員定数)削減は・・・。個人的なことですよね。私は削減も“あり”だと思います。あれ、自民党の方針ってどうでしたっけ」(自民【比例・初当選】 前川恵衆院議員)
「議員定数が削減されると比例の議席も減るが・・・」(記者)
分かんない。それはノーコメントです。私は『食』という分野で、精いっぱい自分ができることをやっていけたらと思います」(前川恵衆院議員)

与党が議席の3分の2以上を占める結果となりましたが、普天間問題を抱える沖縄では自民党候補を破った4人の議員がガッツポーズ、気勢を上げました。

「政府がゴリ押しすればするほど、オール沖縄は逆に団結する」(無所属【沖縄4区・初当選】 仲里利信衆院議員)

こうした中、来月行われる民主党の代表選挙に、新たに蓮舫参議院議員が名乗りをあげました。

「民主党の代表選挙に挑戦したい。私が出ることによって、多様な議論ができると思う」(民主党 蓮舫参院議員)

蓮舫氏は、立候補に必要な推薦人20人の確保に向けて努力したいと語りました。

一方、安倍総理は自民党の両院議員総会で挨拶し、総選挙の大勝に気を緩めないよう呼びかけ、「強い経済を取り戻す」と強調しました。

「勝利の喜びに浸るのは、きょうをもって過去のこととしなければならない」(安倍首相)

午後1時からの衆議院本会議では、新しい衆議院議長に自民党の町村元官房長官、副議長に民主党の川端元総務大臣が選ばれました。そして・・・。

「安倍晋三君を内閣総理大臣に指名することに決まりました」(町村信孝新衆院議長)

指名選挙の結果、第97代の内閣総理大臣に指名された安倍総理は、組閣本部を設置し、菅官房長官が第3次安倍内閣の閣僚名簿を発表。新たな防衛大臣に中谷・元防衛庁長官が起用されました。

「はい、承りました」(首相官邸から内定の連絡を受ける 中谷元新防衛相)
 役職は?)
「『官邸に来てください』と」(首相官邸から内定の連絡を受ける 中谷元新防衛相)

中谷氏以外の17人は、様々な課題に継続して対処する狙いで再任されています。(引用ここまで)

愛国者の邪論

呆れます!国権の最高機関・唯一の立法機関に国民の代表者である国会議員が、何と言ったか!もはや「公僕」とは言い難い!安倍政権の土台が、この程度なのです。もはや政権の基盤が揺らいでいると言っても言い過ぎでないでしょう。一刻も早く、このような議員を辞めさせることが必要です。それは何か。国会解散・総選挙で自民党を少数派に追い落とすことです。

さもなければ、このような体たらくの議員と国会が垂れ流されることで、政治不信がいっそう増幅していくだけです。ということは、今回の選挙のようなことが繰り返されていくだけです。そういうことになると、必ず出てくるのは「強いリーダーシップ」論です。このことは、もはや歴史が証明していることです。何としても、国民が政治に参画していくバージョンをアップしなければなりません。


第三次安倍政権は長期政権の足掛かり政権?真っ赤なウソ八百!実態は即辞めてくれが多数!崩壊必至!

2014-12-25 | 安倍内閣打倒と共産党

国民の実態とかい離している安倍自公政権とマスコミに大喝!

政権温存装置の大応援団=テレビ・新聞に「民主化を!」の声を集めよう!

第三次安倍政権が誕生しました。マスコミは、当初のうちわせどおりの論評をしています。それについては、後で記事にしますが、それらが大ウソであることを検証しておきます。以下お読みください。
【衆議院選挙/画像あり】テレ東アンケート「安倍政権 いつまで続いて欲しいか?」→1位「すぐに終わってほしい」  ?????   http://dorisoku.jp/archives/1015619662.html
有権者1000人緊急アンケート
1位 すぐ終わってほしい   320人
2位 2年くらい       123人
3位 1年くらい       115人
4位 半年以内        105人
5位 3年くらい        99人(引用ここまで)
合   計          762人   
不明238人は、これ以外だった!世論調査風に言えば、32%が「安倍政権はすぐ終わってほしい」と言っています。これを逆に考えてみると、以下のようになります。

すぐ終わってほしい   320人
半年以内        105人
1年くらい       115人
2年くらい       123人
3年くらい        99人
それ以外        238人

以上のようにみると、とても長期政権はムリということになります。これをマスコミはスルーするのです。夜な夜な会食しながら酒を飲んでいる『成果』でしょうか!この実態が安倍自公政権の政治の本質を浮き彫りにしています。早晩瓦解することでしょう。またその方向にもっていかなければなりません。新しい国会が楽しみです。また、以下の記事をご覧ください。安倍政権の本質が浮き彫りになります。

安倍首相 選挙棄権した1000万人超の大衆が動き出すこと恐れる  2014.12.23 07:00
http://www.news-postseven.com/archives/20141223_293959.html
 解散総選挙は与党が3分の2以上の議席を獲得したが、「憲法改正」を掲げた次世代の党が19議席から2議席と惨敗し、安倍晋三首相が抱いていた「公明抜きの改憲勢力で3分の2を得る」という目論見は潰えた実は安倍氏にとって、この選挙は明確な敗北だったのである。
北海道ブロックでは、比例代表に候補を立てた市民政党「支持政党なし」の得票が10万票を超えて次世代の党(約3万票)を大きく上回った。若い有権者は、ベテラン政治家が結成した「次世代の党」が自分たちの声を代弁しないと見透かしたのだ。日本共産党の躍進は、「改憲」「大企業優先」の安倍政治に敵対してブレなかったからである。
それに加えて2009年の政権交代を経験し、今回の投票を棄権した1000万人以上の有権者がいる。その立役者だった小沢一郎・生活の党代表が、「自分たちの1票で、長期政権の自民党を倒せた。その意識は日本人の頭の中に植え付けられた」(本誌12月12日号インタビュー)と評したように、彼らは受け皿さえあれば動く物言わぬ大勢力だ。安倍首相はその沈黙の大衆が本格的に動き出すことを恐れている。(引用ここまで

「投票棄権」の47%が「行ったら共産党に入れた」 毎日放送リスナー調査が示す「本当の民意」2014年12月16日 6時0分 現代ビジネス  
http://news.livedoor.com/article/image_detail/9579939/?img_id=7671370

無党派層は政権交代までも安倍政権を脅かすか 2014.11.24 Monday  政治・経済 http://blog.dandoweb.com/?eid=179875

『ZERO×選挙』で“ブチ切れ”の安倍晋三首相、生放送後さらにヒートアップ「枝野は落ちないじゃないか!」 国内  2014/12/20 12:00 - 日刊サイゾー http://netallica.yahoo.co.jp/news/20141220-00010001-nkcyzo

政権選択・政権交代選挙に向けた政権公約を国民とともにつくれ!共産党!
2014-12-17 10:39:49 | 安倍内閣打倒と共産党http://blog.goo.ne.jp/aikokusyanozyaron/e/2b1f8833c554d38408bcc010a3efa87f


総選挙の共産党の「小躍進」をさらに「大躍進」にするためには政権構想・政権公約をつくるべき!

2014-12-25 | 安倍内閣打倒と共産党

共産党の躍進が「めでたさも小くらいなりおらが春」なのはなぜか!

前号のつづきです。

毎日新聞 <共産党>衆院選で議席増 84歳の元「プリンス」に聞く  12月24日(水)17時29分配信 http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20141224-00000044-mai-pol

愛国者の邪論が注目したのは、最後の言葉です。

「共産党は躍進しましたが、めでたさも中くらいなりおらが春じゃなく、小くらいなりですよ」

何故、大でもなく、中でもなく小になったか!共産党の戦略・戦術ミスがあったのではないかということを言いたいのです。全国の共産党関係者の大奮闘があったのは確実です。しかし、そこにかけられた膨大なエネルギーが、圧倒的多数の『無党派』層とのコラボが実現できなかったのは、共産党の『一点共闘』論と『対決・提案・共同』論にあるということです。

マスコミは政策抜きの「野合」の「野党一本化」論を垂れ流しました。しかし、国民の中に、この主張は一定浸透しました。それは、それほど安倍政権に対する批判が強かったということです。しかし、その「野党一本化」論は、繰り返し述べてきたように、「一強多弱」論の裏返しでした。「一強」に対する「多弱」を「野党」一般でくくってしまうデタラメ論です。

「野党」の中には、安倍亜流政党しかありません。二大政党政治の残存政党である民主党と生活の党、社会党の残存である社民党、これらの政党の歴史はどうだったか、一目瞭然です。しかし、これらの政党を支持している国民は、別の視点から観ていかなければなりません。

そこに共産党の真骨頂があるはずです。しかし、今回は安倍政権の突然の解散総選挙という側面からすると、ある意味やむを得ない面もありますが、愛国者の邪論は、こうした事態を予測して、政権構想を提唱し、その政権の公約化を主張してきました。

安倍首相が仕掛けてきた解散・総選挙に対応して共産党が候補者を擁立し、政策を発表した時にも、可能な限り、統一候補擁立と政権公約化を呼びかけてきました。「5つの提案」についても、提案ではなく、政権公約化を呼びかけてきました。躍進をしたら、この5つを実現しますというスタンスを呼びかけてきました。

こうした呼びかけが、正しかったことは、選挙直前、選挙中、選挙後の世論調査を観ても、明らかです。国民が、今回の選挙で何を求めていたか。それは政治の抜本的転換です。マスコミが仕掛けた「野党だらしない」論の吹聴による棄権=忌避が大量に作り出されました。これは予測できたことでした。だからこそ、対立軸を鮮明にする必要がありました。その対立軸とは「政権選択」「政権交代」でした。

ところが最初から厭戦感情が噴出するような世論調査が公表されました。それは小選挙区制度では当然の結果でした。だからこそ、この制度を逆手に取った戦術が必要でした。それが実現できたのは沖縄だけでした。

このような手口は小選挙区制度ができた時から判っていたことです。とりわけ90年代後半の躍進をストップさせられたことを思えば、それに対応した作戦が練り上げられるべきでした。

しかし、政権交代可能な小選挙区制による「民主党政権誕生選挙」、本来は共産党が第三極でなければならないにもかかわらず、偽装・偽造の第三極にスリカエられた「自民党漁夫の利政権奪還選挙」、そして「ねじれ解消選挙」などを観れば、どのような対策を取らねばならないか、一目瞭然でした。

しかし、今回の解散総選挙の遅れを観れば、共産党のマンネリがあったことは明らかです。そうしたことを踏まえた総括が必要不可欠です。何故か。この躍進を本当の流れにするためには、これまでの躍進の後の反攻に対応した戦略・戦術の発展が必要不可欠だからです。ところが、共産党は、この間指摘してきたことですが、「自力更生」にのみ矮小化しました。

この「自力更生」論の誤りは、今回の選挙で証明されました。前回を含めて今回の共産党への「支持」がその「実力以上」のものであったからです。では、この国民の支持が寄せられたのは何故か。安倍政権に対する国民的批判の質的量的転換と偽装。・偽造の第三極の不信があります。しかし、それでもなお、維新の会と公明党が共産党の上に位置していること、投票棄権=忌避が多かったことは、「自共対決」論が、浸透していなかったということです。

多数者革命論、国民が主人公論をとる共産党が、国民の過半数が投票所に足を運ばないという事実をどのように考えるか、です。マスコミ・安倍政権の策略があること、野党の「だらしなさ」があることは当然ですが、それらの局面を共産党にその支持を集めることができなかったのは何故か。このことこそが解明されなければならないことです。

そうした視点に立つと、喜んでいるばかりではダメだろうということです。その点で不破氏の指摘は妥当です。しかし、不破氏自身が常任幹部会員として、共産党の方針を決定する部署に位置しているのですから、このことをどのように受け止めているか、です。革命には反革命が来ることは、かつて不破氏自身が階級闘争の弁証法ということを指摘していましたので、このことを今日的に意味づけていくべきです。

そこで、以下の資料を掲載しておきます。共産党の戦略=政権選択選挙、政権構想を提唱しなかったことの作戦ミスと、政権選択を呼びかけながら統一戦線の候補者擁立を怠ってきた戦術ミスを、資料から、ご覧ください。

             投票率    比例代表    得票率   小選挙区     得票率
96年衆 小59.65                                      7,096,765          12.55
       比59.62      7,268,743        13.08   
98年参 比58.83      8,195,078         8.27     8,871,703        8.96  
09年衆 比69.28       4,943,886           7.03        
12年衆 比59.32    3,689,159         6.10     4,700,289          7.80           
13年参 比52.61    5,154,055         9.68     5,645,937        10.64
14年衆 小52.66    6,062,962       11.37     7,040,146        13.30 

「中選挙区時代は自民党も各派が立って、切磋琢磨したけどね」と不破氏が指摘していることはリップサービスが過ぎるように思います。野中・古賀氏などを持ち上げる、共闘するという視点から観れば、このような指摘は、ある意味、その意味を持ってくることはあります。しかし、安倍政権に批判的な加藤紘一氏にしても、娘さんを「自民党公認」で当選させるのです。手放しの楽観はできません。

それはどのようなことか。中選挙区制の時、自民党の派閥が国民の不満のガス抜きの役割を果たしていました。それは自民VS社会のように描きながら、共産党排除する。共産党が国民の支持を得てくると、川島正次郎氏は「自共対決」と言いました。しかし、実際は、派閥から送り出して総裁の交代が政権選択のように描かれて、本当の意味の政権交代を妨害していました。勿論一票の格差も、ですが。ハト派とか保守本流とかといってゴマカシていました。実際は金権・戦犯・対米従属・民主主義形骸化政治だったのです。

川島正次郎http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%B7%9D%E5%B3%B6%E6%AD%A3%E6%AC%A1%E9%83%8E

その上にたって安倍首相は、戦後自民党の改憲の野望を完成させようとしているのです。そのような安倍氏の野望に迎合しているのが不破氏に言わせると、現在の自民党です。不破氏の言葉を借りれば「ネオナチ」に屈服しているのです。そのことについては、以下をお読みください。

不破さん「科学の目」で「日本の戦争」を考える 侵略戦争礼賛の「日本版ネオナチ」の支配 一日も早く終わらせよう- 2014年11月4日 http://www.jcp.or.jp/akahata/aik14/2014-11-04/2014110403_01_1.html

であればこそ、反ネオナチ・安倍統一戦線を求める客観的条件があるということです。そのためにも、自民党の中に、というか、自民党支持者の中に憲法平和主義をどうするか!そのことを問いかけていかなければなりません。それだけではありません。圧倒的多数の「政党支持なし」層の、「無党派層」への問いかけです。この「無党派層」の人々が、『だらしない野党」に失望して、棄権=忌避するか、公明、維新の会、安倍政権を支持するという動きを示しているなかで、本来的に安倍首相を支持している人々との矛盾が噴き出してくるように思います。それは、暮らしがちっとも良くならないからです。その意味で村上さんなどのような人が出てくるか!その人たちとの共同が、どこの目線でできるか!

その意味からも、政権選択選挙として、政権構想・政権公約を提案していれば、風がもっと吹いたのではないか、そうすれば、今回以上の議席を獲得することができたのではないか、820万の目標を掲げず、650万、得票率10%という目標はそれはそれとして意味があったことは事実ですが、解散総選挙に追い込んだことですから、その目標が妥当だったかということです。そのことについては、今のところ、赤旗を観ていてもありません。

総選挙の結果について 日本共産党中央委員会常任幹部会(12月15日)

(1)

 12月14日の総選挙で、日本共産党は、比例代表選挙で606万票11・37%)を獲得し、20議席を獲得しました。さらに、沖縄1区で赤嶺政賢候補の勝利をかちとり、あわせて改選8議席の2倍を上回る21議席となり、衆議院でも議案提案権をもつこととなりました。衆議院選挙での躍進は1996年以来18年ぶりです。

 私たちは、「650万票、得票率10%以上」「すべての比例ブロックで議席獲得・議席増をかちとり、小選挙区でも議席を獲得する」(第26回党大会決定)を目標にたたかい、今回、この目標を基本的に達成することができました。四国ブロックで議席にとどかなかったことは残念ですが、四国でも得票率10・12%の善戦健闘でした。

 小選挙区選挙で候補者を先頭にした奮闘により、704万票(13・30%)を獲得したことは、比例での躍進につながっただけでなく、小選挙区自身のたたかいでも、今後の展望をひらく成果となりました

 全体として、総選挙の結果は、画期的な躍進といえるものとなりました。

 ご支持をいただいた有権者のみなさん、ご奮闘いただいた支持者、後援会員、党員のみなさんに、心からのお礼を申しあげます。

 (2)

 今回の総選挙で日本共産党は、「安倍政権の暴走ストップ、日本の政治の五つの転換」を訴えぬきました。さらに政党助成金の廃止を強く訴えました。

 私たちは、安倍政権と正面から対決するとともに、どんな問題でも国民の立場に立った対案を示し、国民との共同で政治を動かす――「対決」「対案」「共同」の政治姿勢を貫いて選挙戦をたたかいました。

 安倍政権の暴走に対して、多くの国民が「この道は危ない」と感じているもとで、日本共産党がこの暴走と正面から対決する姿勢を鮮明に打ち出したことは、評価をいただけたと考えています。

 同時に、私たちが、「消費税に頼らない別の道」、「北東アジア平和協力構想」など、内政でも外交でも、国民の立場に立った対案を訴えたことは、安倍首相が「この道しかない」というのに対して、国民の前に「別の道がある」ということを示した重要な論戦となりました。

 さらに、私たちが、あらゆる分野で一致点にもとづく共同――「一点共闘」に積極的にとりくんできたことが、いつも国民との共同で頑張っている党、自分たちの代弁者になってくれる党という、日本共産党への信頼を広げることにつながり、今回の選挙で生きた力を発揮しました。

 日本共産党は、新しい国会で、選挙戦で訴えた公約を実現するため、議案提案権も存分に活用して全力をつくします。「共産党を伸ばしてよかった」と多くのみなさんから評価をいただけるよう、知恵と力をつくして頑張りぬきます。

 (3)

 選挙戦をつうじて私たちは、自民党対日本共産党――「自共対決」こそ、日本の政治の真の対決軸であることを訴えましたが、この選挙で唯一躍進した党が日本共産党だったという事実は、これをいよいよ鮮明にするものとなりました。

 選挙結果をみて、「自民圧勝」と評価する向きもありますが、これは事実と異なります。自民党は公示前の議席を減らしています。政党の力関係をもっとも端的にしめす比例代表選挙での自民党の得票率は33%にとどまっています。自民党が議席で多数を得たのは、何よりも大政党有利に民意をゆがめる小選挙区制によるものでしたが、それをもってしても議席を増やせなかったのです。

 さらに、安倍政権に最も厳しく対決した日本共産党が躍進したという事実も、民意の重要な表れです。そして、沖縄の四つの小選挙区で、新基地反対の候補者がすべて勝利し、県民を裏切った自民党の候補者すべてが敗れたことも、きわめて重要な民意として、重く受け止めるべきです。

 安倍自公政権が、今回の結果をもって、国民からあらゆる問題で、白紙委任を与えられたと考えるならば、大きな間違いです。沖縄から突きつけられた民意、日本共産党躍進にしめされた民意を、真剣に受け止めるべきです。

 日本共産党を封じ込めようとする勢力は、この間さまざまな反共戦略をすすめてきました。この10年余の総選挙を振り返ってみても、2003年以来の「二大政党づくり」の動き、それが破たんしたのちの「第三極」論など、偽りの対決の構図に国民をおしこめる策略によって、日本共産党は前進を阻まれてきました。しかし、これらの攻撃と不屈にたたかうなかで、いま本格的な「自共対決」の時代をきりひらきつつあるのです。この間の全党の苦闘が、今回の総選挙の躍進に実ったのです。常任幹部会は、この間の全党のみなさんの不屈の奮闘に深い敬意を表するものです。

 (4)

 安倍政権がこれから進めようとしていることは、消費税10%、「アベノミクス」、集団的自衛権、原発再稼働、沖縄新基地――どれをとっても、国民多数の意思に背くものばかりです。それを強行しようとするならば、大きな矛盾が噴き出すでしょう。

 日本共産党は、新しい国会で、総選挙で獲得した新たな地歩を縦横に活用して、大奮闘するとともに、あらゆる分野で一致点にもとづく共同――「一点共闘」をさらに発展させ、国会内外の力で安倍政権の暴走を包囲し、日本の政治を変えるために頑張りぬきます。

 今回の躍進をかちとるうえで、党大会以来、全党がとりくんできた、党員拡大を根幹とする党勢拡大の運動、党勢倍加と世代的継承、党の質的強化など、強く大きな党をつくる努力は大きな力となりました。

 私たちは、総選挙の画期的躍進をうけて、いまこそ強く大きな党をつくる活動に、新たな決意をもって踏みだします。引用ここまで) 


「めでたさも中くらいなりおらが春じゃなく、小くらいなり」(不破哲三氏)になったのは?逃した魚は?

2014-12-25 | 安倍内閣打倒と共産党

躍進に酔いしれるのは、ここまで!

安倍政権打倒!憲法活かす政権樹立に向けて

新しい国会で安倍政権を徹底的に追及すべし!

毎日新聞に、不破哲三氏のインタビュー記事が掲載されました。共産党躍進の反応です。以下掲載しておきます。

毎日新聞 <共産党>衆院選で議席増 84歳の元「プリンス」に聞く  12月24日(水)17時29分配信 http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20141224-00000044-mai-pol
「安倍さんは祖父、岸信介元首相のDNAを意識しているね。長寿ということらしいが、政治的な意味でしょう」=東京都渋谷区の共産党本部で、丸山博撮影
 ダメよ~、ダメダメの野党だらけの中、ひとり共産党が気を吐いている。なにせ衆院選で議席を8から倍増以上の21にしたのだ。とりわけ9年ぶりに街頭でマイクを握った前議長の不破哲三さんの思いはひとしおらしい。84歳の元「プリンス」に聞いた。【鈴木琢磨】
【不破哲三氏インタビュー】戦後政治の中で安倍政権をどう位置づけますか?
 ◇9年ぶり街頭演説「安倍政権は歴史修正主義」 永田町1強多弱「小選挙区制、政党助成金が元凶」
  「歴史の転換点という感じがありましたからね」。赤旗ひるがえる東京・代々木の党本部で不破さん、思い切って街頭に飛びだそうと決意した理由を振り返りながら、戦後保守政治における安倍晋三政権の特異性を語りだした。
  寒い夜だった。選挙戦最終盤の10日、不破さんは京都は四条河原町にいた。議長を退いて8年、宣伝カーの上で黒いコートを着込んだ不破さんは「矢も盾もたまらず駆けつけてまいりました!」。その気迫に埋め尽くした支持者から大きな拍手、おばちゃんたちは「やっぱりかっこいい。ええ声やわ」。演説を私も聞いた。「自共対決」構図を強調しつつ、持ち出したのは週刊誌「アエラ」(8月11日号)に載った元官房長官、野中広務さんのインタビュー(聞き手はジャーナリストの青木理さん)だった。
  こんなやりとりがある。
  野中 だいたい安倍さんは「戦後レジームからの脱却」と言うが、それは自分の祖父である岸信介元首相がA級戦犯(容疑者)にされた東京裁判を否定したいということなんだ。
  --それは戦後世界秩序の否定です。中国や韓国ばかりか、欧米だって認めない。
  野中 自滅しますよ、こっちが。中国と韓国に外交的な攻撃をされるだけでも国の形がなくなっちゃう。それほど危険な状態になっている。
  「演説でも言ったけど、驚きましたよ。野中さんがここまで言ってるとはね。だって、あれだけの侵略戦争をやっておいて、侵略ではありません、正義の戦争でしたでは……。アメリカやヨーロッパでは安倍政治について、歴史修正主義だとの評価が定着してるんですから。それを野中さんは国の形がなくなっちゃうと表現した。同じ自民党(元幹事長)の古賀誠さんにしたって、日本遺族会の会長だったけど、遺骨収集して回れば、日本の兵隊はどんな戦場で、どんな死に方をしたかよくよくわかるわけでしょ。そうした人たちがいまの自民党に居場所がない。発言する場所がない」
  それで「しんぶん赤旗」が受け皿になっていると?
  「ハハハ。かつての自民党の良さは『総保守連合』というところにあったんです。いろいろニュアンスの違う政治家が保守層を結集していましたから。三角大福中(三木武夫、田中角栄、大平正芳、福田赳夫、中曽根康弘)もそう。戦争を体験している世代でもありますから、あの戦争について、そう単純、単細胞的なことは言えない。それがいまや単色。それも日本にとって一番、危険な色ですよ。年が明ければ戦後70年を迎える。あの戦争は正しかったと、安倍さんがこだわればこだわるほど、国際的に歴史修正主義の国=日本との見方が激しくなります
  自身も昭和ヒトケタ生まれの戦争を知る世代である。立て板に水のごとくの語り口だったのが、ぽつぽつ語りに変わる。「中野の野方に住んでいました。1945年3月10日の大空襲は被災しなかったのですが、5月25日の大空襲では一面に焼夷(しょうい)弾が降ってきた。姉が結核のため家で寝てましてね。その姉を防空壕(ごう)に入れ……、衰弱したんでしょう、翌日、亡くなった。そういうことがありました。妻は3月に火の海の浅草を逃げ、デパートの松屋の地下にもぐり込んだみたいです。でも、私は軍国少年、彼女も軍国少女でした。戦争中は批判的な気持ちは一切なかったんです」
  それにしても永田町の風景がつまらない。「1強多弱」は野党のふがいなさのせいだけなのか。政界の生き字引は小選挙区制導入と政党助成金が元凶とみる。「そもそも2大政党制は歴史が生み出すもの。アメリカの共和党と民主党も、イギリスの労働党と保守党もそう。日本は違う。人為的に2大政党制をつくるなんて無理ですよ。そうした無理なことの総決算がきている。私が国会にいたころは各政党、組織、政策、綱領を持ち、自民党に対抗する何ものかがあった。いまは政党助成金をいかにもらうか。こんなに政党の離合集散の激しい国はない。中選挙区時代は自民党も各派が立って、切磋琢磨(せっさたくま)したけどね
  次世代の党の石原慎太郎さんが、引退会見で、民意は何を示したか、と問われ、こう答えた。「共産党の躍進だと思う。共産党への支持は、自分たちを囲んでいる社会的な現実に対する、漠として感じている現況への不満の社会心理学的なリアクションだ」。石原さんなりの皮肉交じりかもしれないが、共産党大嫌い人間の弁だけに不破さん、まんざらでもなさそう。「うふふふ、辞めるとき、共産党のことを言ったとは聞きましたけど……。彼とはね、1回だけ共闘した。首都移転構想に反対する集会だったなあ」
  いつしか不破節、往年の国会論戦のごとくエンジン全開である。安倍さんが「この道しかない」と訴えたアベノミクスは「日本の資本主義の前途を暗くする」、沖縄の米軍基地移設問題は「海兵隊は遠征軍。出撃基地を貸している国など日本しかない」と一刀両断。さらにアメリカとキューバの国交正常化の動きは「遅すぎた」とぴしゃり。熱のこもった解説が続く。湯飲みに手を伸ばし、ちょっと一服を、とサインを送っても気づいてくれないほど。選挙中、メディアの話題をさらった高倉健さんの死。健さん好きでした?と尋ねたら「ほとんど見てないんです。論評しにくいな」。
  がっかりしたが、そこが実直さか。いまどきの政治家なら2、3本の映画をみただけで、ぺらぺらしゃべるだろうな、と思ったりした。くだんの四条河原町で、私は京都ゆかりの作家、水上勉さん(2004年死去)のことを思い浮かべていた。晩年、長野の山里で、太陽のにおいのするキュウリでもてなしてくれ、あほうな国になった、と日本を憂えていた。若狭の原発を心配していた。そんな水上さんと不破さんとは心筋梗塞(こうそく)を患った者同士の「心友」だった。かつて京都市長選挙で推薦文も寄せた。「ええ。水上さんの戦争にまつわる作品を私が編集して出したこともありました。痛烈な戦争体験があるんです。いまいらしたら……」
  1月には85歳になる。「誕生日を祝ったことなどありません。共産党は躍進しましたが、めでたさも中くらいなりおらが春じゃなく、小くらいなりですよ」。まだ老け込むわけにはいかないようだ。(引用ここまで)

日本共産党 不破哲三前議長 街頭演説 - YouTube  2014年12月10日
https://www.youtube.com/watch?v=F8tSOL4XKIc

毎日新聞  共産党:不破氏9年ぶり街頭演説 議長引退後は初 2014年12月10日
http://mainichi.jp/select/news/20141211k0000m010141000c.html
京都市・四条河原町の交差点で街宣カーの上から演説、共産への支持を呼びかける不破氏=中京区で2014年12月10日午後6時36分、野宮珠里撮影
共産党の不破哲三前議長(84)が10日夜、京都市中京区の繁華街・四条河原町交差点で街頭演説に立ち京都府内の小選挙区の立候補者らを応援した。同党によると、不破氏が2006年の議長引退後、街頭演説するのは初めてで約9年ぶり。衆院選では共産党の好調が伝えられており、周辺には人だかりができた。 不破氏は「独裁的な安倍政権を正面から打ち倒す力があるのは共産党だ」と約25分間演説し、「自共対決」の構図を強調した。【野宮珠里】(引用ここまで

【衆院選2014】「いても立ってもいられなくなった」…共産・不破元議長が9年ぶりに街頭演説 古都で安倍首相と“ニアミス”2014.12.10 20:11更新 http://www.sankei.com/politics/news/141210/plt1412100047-n1.html

不破前議長、志願の街頭演説 9年ぶり 共産躍進ねらう 2014年12月10日23時27分
http://www.asahi.com/articles/ASGDB5HPPGDBUTFK00B.html
共産党の不破哲三・前議長(84)が10日、京都市内で、衆院選の応援で街頭演説を行い、「安倍政権に正面から反対するのは共産党以外にない」と訴えた。2006年に議長を退いた不破氏が選挙戦で街頭演説をするのは05年の衆院選以来9年ぶり。
特集:2014衆院選
 不破氏は03年に衆院議員を引退、その後は党社会科学研究所の所長として、党を理論武装の面で支えてきた。ただ今回は、自身が党幹部として躍進した1970年代、90年代に次ぐ「第3の躍進」になる可能性があるため、自ら志願してマイクを握った。 演説で不破氏は「安倍政権の政策は国民の賛同を得ていない。それなのに、首相は耳を傾けない」と政権批判を展開した。11日には沖縄に入り、那覇市で演説を行う。(上地一姫)(引用ここまで

不破氏も9年ぶり街頭に…共産「絶好の機会」 2014年12月11日 10時56分
http://www.yomiuri.co.jp/election/shugiin/2014/news2/20141211-OYT1T50098.html  
 共産党の不破哲三前議長(84)が10日夜、9年ぶりに街頭演説に立った。
 2006年に議長を退任してからも党の「理論的支柱」という存在感は大きく、グレーのコート姿で街宣車に上がり、マイクを握ると支持者から「おおー」というどよめきが起こった。
 舞台は、祇園祭の山鉾やまほこ巡行ルートでもある京都市・四条河原町交差点。不破氏は「日本のやった侵略戦争を認めない。ヒトラーを擁護するネオナチと同じ勢力に今の自民党は乗っ取られている」と自民党を批判。返す刀で、「我が党以外の野党の現状は惨たんたるものだ」とばっさり切り捨てた。弁舌の鋭さは健在で、集まった数百人の聴衆からは何度も大きな歓声が上がった。11日には沖縄でもマイクを握る。
 不破氏は、「京都の激戦ぶりを聞いて、矢も盾もたまらず駆けつけた。京都は日本を動かす大きなうねりのたびに先頭に立ってきた」と気勢を上げた。京都府は、1996年衆院選の京都3区で共産党が最後の小選挙区議席を獲得したところだ。ここまで好調が伝えられる今回の選挙戦で、18年ぶりの小選挙区勝利を目指す。民主党が政権交代の旗を降ろし、第3極も前回衆院選のような勢いがなく、「絶好の機会」(党関係者)というわけだ。
 しかし、小選挙区比例代表並立制の導入以降、共産党は自民、民主の2大政党の間で埋没し、低落傾向にある。「共産党の勢いは一過性で他の野党が批判の受け皿にならないための一時的な現象」(民主党ベテラン)との見方は強い。
2014年12月11日 10時56分 Copyright © The Yomiuri Shimbun(引用ここまで

全国揺るがす大躍進を京都から 不破前議長、こくた候補必勝訴え 2014年12月11日(木)http://www.jcp.or.jp/akahata/aik14/2014-12-11/2014121101_02_1.html