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愛国者の邪論

日々の生活のなかで、アレ?と思うことを書いていきます。おじさんも居ても立っても居られんと小さき声を今あげんとす

テレビはロシアのシベリヤ抑留ユネスコ批判をどのように報道したか!ここでも被害者意識のみ!

2015-10-16 | 中国侵略と戦争責任

国際法違反の非人道行為には時効はない!

非人道行為を検証し反省し

二度と同じ過ちをくり返さないためには

加害国は何をなすべきか!

中国には「政治利用をするな」と言ってしまった!

ロシアには「政治利用するな」と言われてしまった!

共通しているのは

加害者としての反省と責任が曖昧だということだ!

NHK “シベリア抑留”の記憶遺産登録 ロシアが日本批判 10月15日 8時13分http://www3.nhk.or.jp/news/html/20151015/k10010270361000.html

“シベリア抑留”の記憶遺産登録 ロシアが日本批判
 
ロシア政府のユネスコ=国連教育科学文化機関委員会の書記は、日本のいわゆるシベリア抑留などに関する資料の「記憶遺産」への登録について、「ユネスコに政治問題を持ち込んだ」などと述べ、登録を申請した日本を批判しました。
第2次世界大戦のあと、旧ソビエト軍に連行され、シベリアなどに抑留された人が抑留中の体験を書き残した日記など、いわゆるシベリア抑留などに関する資料は、日本がユネスコの「記憶遺産」への登録を申請し、アラブ首長国連邦で今月開かれたユネスコの国際諮問委員会で登録が決まりました。
 
これについて、ロシア政府のユネスコ委員会のオルジョニキゼ書記は14日、ロシア国営通信に「ロシアは日本に対し、登録の申請を行わないよう働きかけたにもかかわわらず申請が行われた。日本は2国間で解決すべき政治問題をユネスコに持ち込んだ」と述べ、日本が「記憶遺産」を政治利用していると批判し、今後、外交ルートを通じて適切な対応を取るとしています。また、中国が申請した「南京事件」を巡る資料の「記憶遺産」への登録については、「中国国民の悲劇は理解できるが、同じようなことは多くの国にあり、2国間で解決すべきだ」としています。(引用ここまで
 
日テレ シベリア抑留資料登録 露書記が日本批判 2015年10月15日 23:56
ロシア政府のユネスコ(=国連教育科学文化機関)の書記は14日、シベリア抑留の資料が「世界記憶遺産」に登録されたことについて、「ユネスコに政治問題を持ち込んだ」との認識を示し、登録を申請した日本を批判した。

第2次世界大戦後に旧ソ連のシベリアに抑留された人々の過酷な生活ぶりに関する日記やスケッチなどの資料について、日本は、歴史的に貴重な古文書などを後世に伝えるユネスコの「記憶遺産」への登録を申請し、今月9日、登録が決まった。

これを受けて、ロシア政府のユネスコ委員会のオルジョニキゼ書記は14日、ロシア通信に対し、日本に登録の申請をしないよう働きかけていたことを明らかにした上で、「2国間で解決するべき政治問題をユネスコに持ち込むべきではなかった」と述べ、登録を申請した日本を批判した。今後は、外交ルートを使って対応するとしている

また、オルジョニキゼ氏は、中国が申請した南京事件をめぐる資料の「記憶遺産」への登録についても触れ、「中国の悲劇であると理解できるが、パンドラの箱を開けることになる」と述べ、2国間で解決するべきとの考えを強調した。(引用ここまで
 
シベリア抑留の世界記憶遺産登録
ロシアが日本を批判
TBS 15日09:20
 
世界記憶遺産へのシベリア抑留資料の登録について、「ユネスコを政治利用する試みだ」とロシア側が日本を批判しました。

ロシアのユネスコ委員会のオルジョニキゼ書記はロシア通信に対し、日本のシベリア抑留資料が世界記憶遺産に登録されたことをめぐり、「ユネスコを政治利用する試みで、我々は反対だ」との見解を示しました。

さらに、「日本はパンドラの箱を開けた。なぜならシベリア抑留資料の登録を申請し、2国間で解決すべき政治問題をまたもやユネスコに持ち込んだからだ」と批判しました。また、オルジョニキゼ氏は、ロシアが日本側に対し、登録申請をしないようすでに働きかけていたことを明らかにしています。

一方、日本が問題視している中国の「南京虐殺」資料の世界記憶遺産登録については、「事件が中国国民にとってどんな悲劇だったか理解できる」としながら、これについても「2国間で解決すべき問題だ」と述べました。(引用ここまで
 
南京市と相談しながらユネスコ登録できないのは何故か!
 
テレビ朝日 シベリア抑留の“記憶遺産”登録 ロシアが日本批判 (2015/10/15 19:28) 

日本が申請したシベリア抑留に関する資料がユネスコの世界記憶遺産に登録されたことについて、ロシアは日本の対応を「ユネスコの政治利用だ」と批判しました。

地元メディアによりますと、ロシアのユネスコ委員会のオルジョニキゼ書記は14日、シベリア抑留に関する資料が世界記憶遺産に登録されたことについて、「日本とロシア2国間で解決すべきで、ユネスコに持ち込むことに反対する」との考えを示しました。そのうえで、世界記憶遺産に登録しないよう日本側に働き掛けていたことを明らかにしました。また、「この問題は南京事件に関する資料が中国の申請によって登録された状況と同じだ」と指摘し、日本の対応について「ユネスコの政治利用だ」と厳しく批判しました。

これに対し、菅官房長官は「ロシアと連携しながらやっているので、全く違う」と述べて、批判を強く否定しました。
菅官房長官:「抑留資料の)申請は、舞鶴市の姉妹都市であるロシア・ナホトカ市の理解と協力を得ている。ロシアと連携しながらやっているということなので、全く違います」(引用ここまで

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シベリア抑留の引き揚げ資料がユネスコ記憶遺産に登録されたが、軍都舞鶴として何を伝えるのか!

2015-10-16 | 中国侵略と戦争責任

舞鶴鎮守府として発展して

現在、海上自衛隊の舞鶴地方総監部がある

“引き揚げのまち““海軍ゆかりのまち"

京都府舞鶴市

シベリア抑留の引き揚げ資料がユネスコ記憶遺産に登録

「引き揚げと海軍ゆかりのまち舞鶴 in 東京」を12月25日~27日に開催

 
ユネスコ記憶遺産の登録可否がまだ発表されていない段階で、都内にて説明会が開催された
 
京都府舞鶴市は10月9日、報道陣向けに「ユネスコ記憶遺産」の登録への取り組みの報告と、首都圏における観光プロモーション展開に関する説明会を開催した。舞鶴市が東京で報道関係に説明会を開催するのは、今回が3回目。なお、舞鶴市が申請した舞鶴引揚記念館が所蔵する資料「舞鶴への生還 1945~1956シベリア抑留等日本人の本国への引き揚げの記録」は、10月10日にユネスコ記憶遺産として登録が決定した。
左から、京都府 舞鶴市 副市長の堤茂氏、同 文化振興課長 石原雅章氏、同 観光商業課長の櫻井晃人氏

ユネスコ記憶遺産の登録については、10月4日~10月6日までアラブ首長国連邦のアブダビで開催されているユネスコの国際諮問委員会で可否が決定し、10月8日~9日には発表される見込みで、報道陣向け説明会には舞鶴市市長、舞鶴引揚記念館館長が出席予定だったが、説明会開催時点で登録可否の正式発表はされておらず、市長、館長の代わりに、副市長と文化振興課課長が出席することとなった。

 
引き揚げから70年の今年を一つの区切りとして、後世に語り継いでいきたいと副市長の堤氏

まずは、舞鶴市副市長の堤茂氏が登壇し、舞鶴市の概要や、ユネスコ世界記憶遺産の登録に向けた取り組みについて説明した。

舞鶴市は京都府の日本海側の港町で東西に街が分かれており、西地区は戦国時代の有名な武将「細川幽斉」の田辺城の城下町、東地区は連合艦隊を率いた東郷平八郎が初代司令長官となった舞鶴鎮守府として発展してきた。現在、海上自衛隊の舞鶴地方総監部があり、休日には護衛艦などが停泊する桟橋や、旧海軍の歴史資料が展示されている海軍記念館など、多くの見学者で賑わっている。

第二次世界大戦後、海外に残された日本人の引き揚げ港に指定され、1945年~1958年まで13年間に渡り、約66万人を迎え入れた。旧ソ連のナホトカ港からは、46万人のシベリア抑留を体験した人々を迎え入れた。引き揚げ者にとって、舞鶴は人生と生活の第一歩を踏み出した再出発の地となっているという。

1988年、体験者の労苦を継承する拠点として、舞鶴引揚記念館を開館。マイナス40℃を耐えた防寒服や手記、没収を免れた抑留時の資料など、全国から寄贈された資料1万2000点を所蔵している。

舞鶴市は、2012年に引き揚げ関連資料のユネスコ記憶遺産登録を目指すことを表明。2014年6月12日に日本ユネスコ国内委員会における国内選定で日本代表に選ばれ、今年10月4日から開催されているユネスコ国際諮問委員会で審査された。2012年から3年あまり、街ぐるみで登録を目指す取り組みがされ、市民団体「舞鶴引揚記念館資料のユネスコ世界記憶遺産登録を応援する会」をはじめ、全国から5万人を超える署名が集まった。

「登録の可否に関わらず、市をあげて引き揚げに携わってきた舞鶴の責務として、引き揚げの特別巡回展を企画。9月28日にリニューアルオープンした舞鶴引揚記念館と共に、引き揚げから70年の今年を一つの区切りとして、後世に語り継いでいきたいと考えている」と副市長の堤氏は締めくくった。 

複合キャンペーン「来て―な舞鶴2015キャンペーン」を説明する観光商業課長の櫻井晃人氏

ユネスコ記憶遺産の登録、戦後70年という区切りと同時に、7月に京都縦貫自動車道が全線開通し周辺地域からのアクセスが向上したことを機会に「来てーな舞鶴2015」キャンペーンを展開。キャンペーン詳細は、舞鶴市の観光プロモーション事業を担当している、舞鶴市観光商業課長の櫻井晃人氏から説明があった。

「来てーな舞鶴2015キャンペーン」は、戦争を知らない若い世代にシベリア抑留や引き揚げに関する史実を継承し、平和の尊さを広く発信する「引揚の史実の継承事業」と、“引き揚げのまち““海軍ゆかりのまち"をキャッチフレーズに舞鶴の魅力を訴求する「観光誘客キャンペーン」の2つを併せた複合キャンペーン。首都圏と地元・舞鶴で展開する。「観光誘客キャンペーン」は昨年度に続いて2回目となるが、首都圏で「引揚の史実の継承事業」を展開するのは初めての試み。

キャンペーンで、首都圏で展開するのは、下記の3つのプログラムとなる。

初開催となるシティPRイベント「引き揚げと海軍ゆかりのまち舞鶴 in 東京」

「心を繋ぐはがきと手紙」をイベントテーマに、会場を「海軍ゆかりのまち・舞鶴」と「引き揚げのまち・舞鶴」の2つのゾーンに分けて展開。観光PRとしては、海軍グルメを代表する「カレー」のレトルト商品や菓子類の販売や「舞鶴クイズラリー」などを実施。引き揚げに関する展示としては、「岸壁の母」のモデルとなった端野いせさんが、息子が引き揚げてきた際の連絡用に書いたはがきを中心に、舞鶴引揚記念館が所蔵する約1万2000点の中から、「はがきや手紙」「郵便ポスト」などにまつわる資料や情報を紹介する。

引揚港に指定された都市での特別巡回展開催を予定しており、その皮切りとなる。丸の内にあるKITTE地下1階東京シティアイパフォーマンスゾーンで、12月25日~ 27日の3日間開催され、入場は無料。

一般参加型公開講座「海の京都 舞鶴学講座2015」

昨年に続いて2回目の開催となる。ユネスコ世界記憶遺産に登録申請した「舞鶴への生還 1945~ 1956シベリア抑留等日本人の本国への引き揚げの記録」や、「引き揚げと復員」について、一般向けにわかりやすく解説する講座を行う予定。観光歴史文化論の現地調査のために舞鶴を訪れた東洋大学国際地域学部国際観光学科の須賀ゼミ生による「成果報告」も併せて開催する。

11月14日に、東京都文京区にある東洋大学白山キャンパス内で開催。先着80名で、参加料は一般が500円、学生が無料となっている。

「おいしい舞鶴!いただきますフェア」

都内飲食店や大学の学生食堂の協力を得て、舞鶴にゆかりのある料理や舞鶴食材を使った料理などを、期間限定で提供する。東洋大学8号館 伝説の三丁目食堂では、11月9日~13日まで、1日50食の肉じゃが丼を提供。肉じゃがは舞鶴発祥ともいわれ、海軍の「海軍厨業管理教科書」にレシピが載っている。一般的な肉じゃがと違い、肉に濃いめの味を付けて炒め、味が付いた肉と少ない水分で、ホクホクした食感が特徴だという。

東京都新宿区の神楽坂にある「和風居酒屋 神楽坂 吉(きち)」「厳選産地のこだわりお肉料理 わらっとこ 神楽坂店」では、じゃこだしと舞鶴かまぼこなどの水産加工品を生かした「舞鶴おでん」や、「万願寺焼き」などの提供を予定している。

舞鶴で展開するキャンペーンとしては、10月24日~12月28日まで、市内の郵便ポストに貼ったQRコードを利用したプレゼントキャンペーン「“まいづる”まち歩き2015キャンペーン」などが開催される。

シベリア抑留をスケッチで記録した安田清一氏が登場

特別ゲストとして、シベリア抑留・引き揚げ体験者の安田清一氏が登場

キャンペーンの説明が一通り終わると、特別ゲストとして、シベリア抑留・引き揚げ体験者の安田清一氏が登場。複製古文書の作成に取り組んでいる富士ゼロックス京都から寄贈されたスケッチブックのレプリカも披露された。安田氏が抑留中、1947年5月にイルクーツクで開催されるメーデーの様子を描くようソ連側から指示があり、スケッチブック2冊と絵の具セットを渡された。このスケッチブックは、任務終了後、余ったスケッチブックと絵の具をソ連側から貰い受け、収容所や炭鉱での労働の様子、収容所周辺の町の様子などを描いたもの。度重なる所持品検査を免れ、奇跡的に持ち帰ったもので、ユネスコ記憶遺産の登録資料のひとつでもある

スケッチブックを手に、安田氏はスケッチブックに絵が描かれた抑留中の生活を語った。重労働と粗食で暗くなりがちな抑留生活において、数少ない娯楽として音楽隊や演劇隊などの芸術活動が許されていた。安田氏は文化部担当として、絵で記録をしたという。安田氏は「戦後の話を取り上げる際、抑留の話題が少ない。ユネスコ記憶遺産に、このスケッチブックが登録されてうれしいが、これを機会にシベリア抑留・引き揚げについて、もっと知ってもらいたい」と語った。
安田氏から、抑留中の生活やスケッチブックについての話が披露された
安田氏は、スケッチブックを手にスケッチブックに描かれた内容を解説
スケッチブック(レプリカ)の表紙
ロシア語と漢字で、安田氏の名前が書かれている
1946年、炭鉱開発の作業場での様子
1949年当時の収容所全景
 
ユネスコ記憶遺産

 舞鶴引揚記念館所蔵のシベリア抑留資料など登録

FNN 10/10 12:27

http://www.fnn-news.com/news/headlines/articles/CONN00305300.html

ユネスコ(国連教育科学文化機関)の世界記憶遺産に、日本が申請していた京都の舞鶴引揚記念館が所蔵するシベリア抑留の資料と、東寺の東寺百合文書の2つの登録を決定した。
世界記憶遺産は、重要な歴史文書の保存を目的とし、第2次大戦後の日本人捕虜の日記や、はがきなど、舞鶴引揚記念館に保存されているシベリア抑留の資料570点が登録された。
舞鶴市の多々見 良三市長は「平和の尊さや、こういった史実をしっかり伝えることで、世界に発信する、また未来に発信することが大事だと思っている」と述べた。
また、足利義満の直筆の文章など、京都市の東寺に伝わる奈良時代から江戸時代の、およそ2万5,000通もの古文書「東寺百合文書」も登録された。これで、日本の記憶遺産は、あわせて5つになる。 (関西テレビ)引用ここまで

愛国者の邪論の感想と検証

この記事を読む限りでは、舞鶴として、戦前70年と戦後70年、そして今後70年に向けて平和をどのように位置付けるのか!良く判りません!

「まちおこし」というのは、よく判ります。しかし、私の父がそうであったように、大陸に『動員』されていった若者。老若男女の命を想うと、単なる観光にしてはいけないのではないのか!

「平和の尊さや、こういった史実をしっかり伝えることで、世界に発信する、また未来に発信することが大事だと思っている」のであれば、「現在、海上自衛隊の舞鶴地方総監部があり、休日には護衛艦などが停泊する桟橋」というのは、どのような思考回路であるか!説明が必要です。

再び、この岸壁から出航していく「兵士」が出てくるご時世において、もっと注意深い取り組みが必要ではないでしょうか!

憲法平和主義を持つ国としての心構えが見えて来ないように思います。

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南京大虐殺問題を人数問題とユネスコ決定の不公平さを扇動し「反日」キャンペーンを貼る不道徳!

2015-10-15 | 中国侵略と戦争責任

そもそも「皇軍」が南京を攻撃したのは何故か!全く不問!

そもそも人数が正確ではないのは何故か!全く不問!

侵略戦争の反省は心を込めていない!それは何故か!

非人道的行為には時効は適用されない国際条約がある!

日本はこの条約に参加していない!それは何故か!

日中共同の「南京大虐殺」解明委員会を立ち上げろ!

政府は全ての資料公開をすべき!それが公平というものだ!

「南京大虐殺文書」のユネスコ登録は「公平」か

 2015年10月12日 03:36

http://blogos.com/article/138626/

自民党の

「中国が申請した『南京事件』資料のユネスコ記憶遺産登録に関する決議」

全文

産経 2015.10.14 18:05更新

http://www.sankei.com/politics/news/151014/plt1510140033-n1.html

中国国旗を手に、南京大虐殺記念館を訪れる子どもら=5日、中国江蘇省南京市(共同)

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南京大虐殺世界遺産登録を中国の政治利用するなって本末転倒!原因は誰が創っているか!

2015-10-11 | 中国侵略と戦争責任

歴史の負の遺産を未来につなげるためには

負の遺産と向き合うことだ!

加害者は永遠も被害者にはなれない!

だが、ここがポイントだ!

国民を侵略戦争に駆り立て加害者に

そして被害者に仕立て上げたものは何か!

日本軍国主義を全面的に捉えることをサボるな!

記憶遺産登録/未来へと伝え続けたい

京都新聞/2015/10/11 10:05

http://www.kyoto-np.co.jp/info/syasetsu/20151011_3.html

国連教育科学文化機関(ユネスコ)の世界記憶遺産に、舞鶴市のシベリア抑留・引き揚げ関連資料と京都府所蔵の国宝「東寺百合文書」が登録された。これで日本の記憶遺産は計5件となり、陽明文庫(京都市右京区)が所蔵する国宝「御堂関白記」を合わせ、京都関係は3件になる。
長きにわたり資料を守り続けた人々に心から敬意を表する。世界的に重要な記録と認められたことを喜び合うとともに、京都が歴史に果たす役割の大きさを再認識する機会にしたい。

シベリア抑留・引き揚げ関連資料は、第2次世界大戦後、旧ソ連などに抑留された日本人捕虜の日記やはがきなど舞鶴引揚記念館が所蔵する570点だ。紙やペンを持つことも許されなかった過酷な収容所生活で白樺の樹皮に煙突のすすで書いた「白樺日誌」や、抑留者を待ち続けた「岸壁の母」の手紙などさまざまな形の記録だ。
舞鶴港には、戦後13年間で約66万人がシベリアなどから引き揚げた。1988年に開館した同記念館は、引き揚げ者や家族から寄贈された約1万2千点もの資料を所蔵しており、この中から申請資料を選んだ。公文書とは異なる民衆の記録に光があてられたことは意義深い。
舞鶴市の姉妹都市であるロシア・ナホトカ市と資料の照合などで協力できたことも大きい。戦争の負の遺産を、加害、被害の立場を超えて残すことができると示せたのではないか。

この指摘そのものに異論ありません。しかし、これで歴史認識として十分かと言えば、これで済ますことはできません。

そもそも「戦争の負の遺産」が創られたのは何故か。社説では明らかにされていません。「旧ソ連などに抑留された日本人捕虜」の被害の問題、すなわちスターリンの国際法違反の加害の事実の問題を明らかにしながら、その責任と補償を曖昧にすることなく、同時に、その被害の裏にある加害の事実も曖昧にすることはできません。

国際法に違反しシベリアに強制連行した加害の事実に、関東軍がいることも、併せて解明検証すべきです。シベリア抑留のスターリンの加害の事実と関東軍の加害の事実、そして抑留された日本兵の被害の事実、更に言えば、抑留された日本兵の加害の事実も不問に付すことはできません。

そして、このような歴史の負の遺産が創られた歴史的経緯も無視することはできません。それは、このような歴史の事実を正当化し黙殺し、同じ過ちをくり返そうとしている勢力がいるという事実があるからです。

安倍政権の戦後70年談話にみる侵略戦争正当化と侵略戦争の反省の上に制定された日本国憲法を否定している動きがあるあらです。

棄兵・棄民の責任を問う ~シベリア抑留国家賠償請求訴訟~http://www.daiichi.gr.jp/publication/makieya/p-2008s/p-05/

東寺百合文書は、東寺(教王護国寺、京都市南区)に伝えられてきた奈良時代から江戸時代までの約2万5千通の文書群。室町時代の文書が豊富で、足利義満の直筆文書や織田信長が出した禁制、寺院運営の議事録や裁判記録まで内容は多彩だ。
散逸を防ぐため、府が67年に東寺から買い取り、府立総合資料館がウェブ上で全文書が閲覧できるよう公開している。
資料価値はもちろん、前近代から日本で膨大な文書の保存、管理が行われてきたことが評価されたという。そうした伝統こそ引き継がなければならない。

東寺百合文書のような資料はもちろん、近現代史の資料でも、特に体験者や語り部が減る一方の太平洋戦争に関する記録や記憶の劣化、消滅が問題になっている。特攻隊員の遺書や原爆文学関連資料など記憶遺産登録を目指しながら、国内選考で落選した資料も数多い。登録の有無にかかわらず、貴重な記録を未来へ残す取り組みに力を尽くす必要がある。

侵略戦争に動員され加害者に仕立て上げれられた臣民の加害の事実と被害の事実を両面から捉え、二度と同じ過ちをくり返さないための思考回路を構築する必要があります。そのことが被害国国民との連帯・共感を得ることになるのではないでしょうか。

一方、中国が申請していた旧日本軍による南京大虐殺に関する資料も登録された。日本政府は登録前から「完全性や真正性に問題がある」などとして反対を表明してきた経緯があり、今回の登録を非難し、記憶遺産事業の制度見直しを求めている。南京事件は、日中間や専門家の間で犠牲者数などをめぐって意見が分かれる。だからこそ、相互理解のため、論争も含めて事件に関心を持ち続ける機会にすべきだろう。ただし、政治的に利用し、人類共通の財産という目的を損ねては登録の意味が失われてしまう。中国には自制を求めたい。(引用ここまで)

中国には自制を求め、日本政府には何も求めていない京都新聞社説のアンフェアーぶりが浮き彫りになります。加害国の新聞として、考えると大問題です。京都新聞のような主張では、中国は「反日」となります。中国にしてみれば、「反中」「戦争責任を曖昧に、正当化する日本」ということになるでしょう。

これでは歴史の遺産を未来につなげることは難しいと言わなければなりません。

このような「政治風潮」が意図的に、或は無自覚的に形成されているところに、日本の新聞・テレビが安倍政権の応援団として位置付けられる最大の要因があります。

中国側が、この問題を「政治的に利用」する「口実」を与えているのは、一体全体何か!事実を直視すべきです。本末転倒・主客転倒と言わなければなりません!

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中国が歴史の政治利用を繰り返し露骨に日本への圧力に使ってきた最大の原因は侵略正当化!

2015-10-11 | 中国侵略と戦争責任

歴史は政治そのもの!

膨張・侵略の政治を総決算せず

中国を批判することはできない!

加害と被害の関係は永遠だ!

だからこそ、まず襟を正すべきは

侵略戦争を正当化のではなく否定することだ!

中国国民に「もうわかったよ!」

と言われるようにすることだ!

そこまでやっていないだろう!日本は!!

死刑廃止ができない日本の加害と被害の関係を視ろ!

世界記憶遺産/政治は歴史巻き込むな

朝日新聞/2015/10/11 6:00

朝日新聞知的財産管理チーム様より著作権侵害が行われているとの
お問い合わせが弊社宛にございました。

ご指摘いただきました箇所を確認いたしましたところ、下記gooブログ
利用規約(禁止事項)に抵触する恐れが見られましたので、早急に
削除等にてご対応くださいますようお願いいたします。

日中両国市民が共同でしっかり歴史を検証できるようにするためには、政治と歴史を切り離すのではなく、政治がきちんと決着・けじめをつけるべきだ!

それは政府が温存している「秘密資料」を完全公開して初めて、歴史問題が総決算される!からだ。

現在のマスコミ報道では、中国の「反日」を扇動する材料に歴史問題を政治利用しているのはどっちか!

「日本軍国主義批判」では日中両国は完全一致できるはずだ!

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「南京大虐殺や慰安婦の存在自体を、否定しようとしている時にもかかわらず」って安倍自民党はダメだな!

2015-10-11 | 中国侵略と戦争責任

新聞・テレビが特集を組んで検証しないことをいいことに

歴史改ざん・身勝手・不道徳極まりなし!

ホントに、南京大虐殺と慰安婦は否定できるか!

自由民主党は侵略戦争の反省の上に制定された憲法否定

歴史に無知な妄想集団・戦前の亡霊集団と化した!

時事通信の記事をよくよく読むと

安倍政権の言い分を一方的に垂れ流すだけだな!

こんな通信社が世界に配置して何を発信しているか!

国際社会の事実をきちんと伝えているか!

全く疑義通信だな!

安倍首相が否定したい南京大虐殺を日本テレビの番組が精緻な取材で「事実」と証明! ところが番組告知は… http://lite-ra.com/2015/10/post-1564.html

 「南京・慰安婦の存在、我が国は否定」 自民・原田氏  2015年10月2日23時47分 

朝日新聞知的財産管理チーム様より著作権侵害が行われているとの
お問い合わせが弊社宛にございました。

ご指摘いただきました箇所を確認いたしましたところ、下記gooブログ
利用規約(禁止事項)に抵触する恐れが見られましたので、早急に
削除等にてご対応くださいますようお願いいたします。

 

 

「ユネスコへの妨害やめよ」=記憶遺産、日本に反論-中国  2015/10/10-22:02 http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2015101000313

【北京時事】中国外務省の華春瑩・副報道局長は10日、南京事件に関する資料が国連教育科学文化機関(ユネスコ)の世界記憶遺産に登録されたことについて「歓迎」する考えを表明した。日本政府の非難に対しては「歴史を直視したがらない誤った態度だ」と反論。「中国にとやかく言ったり、ユネスコの正常な業務を妨害したりするのを直ちにやめる」よう求めた。また「歴史を心に刻み平和を大切にし、未来を共につくり、人類の尊厳を守る役割」を、これらの資料が十分に果たせるよう保護・普及を図ると表明した。その上で、南京事件は「国際社会公認の歴史的事実」であり、「全人類の共通の記憶」になるべきだと強調。日本に対し「歴史に責任ある態度で、侵略の歴史を直視し深く反省し、誤りを正すよう促す」と述べた。(引用ここまで

中国の南京事件資料 2015/10/10-20:29

http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2015101000296

(北京時事)新華社電によると、南京事件の世界記憶遺産登録で中国が申請した資料は次の通り。
 (1)住民らの避難地区にいた中国人女性の日記
 (2)米国人牧師の16ミリ撮影機とフィルム
 (3)日本軍が撮ったとされる写真16枚
 (4)当時、中国人から提出された暴行の写真
 (5)南京軍事法廷の判決書
 (6)南京軍事法廷での米国人の証言記録
 (7)生存者の証言記録
 (8)当時の調査委員会の調査表
 (9)南京軍事法廷での犯罪証拠
 (10)市民からの上申書
 (11)外国人の日記(引用ここまで

中国の歴史宣伝を懸念=日本政府、「政治利用」抗議2015/10/10-20:07 http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2015101000210

国連教育科学文化機関(ユネスコ)の世界記憶遺産に南京事件の資料が登録されたことを受け、中国の登録申請を「ユネスコの政治利用」としてきた日本政府は10日、在北京日本大使館を通じて中国外務省に抗議した。政府はまた、中国が「犠牲者30万人」とする主張を既成事実化し、日本の「負の歴史」を宣伝することを強く懸念。今月末にも開かれる日中韓首脳会談を控え、対応に苦慮しそうだ。

シベリア抑留資料、記憶遺産に=「南京事件」も登録-ユネスコ

南京事件をめぐり、日本政府は「犠牲者数は諸説あり、確定していない」との立場。川村泰久外務報道官は10日に発表した談話で、「日中間に見解の相違がある」とした上で、今回登録された資料について「完全性や真正性に問題があることは明らかだ」と指摘した。今回の登録を機に、中国が南京事件に関する対外発信を強化し、中国の主張が国際社会で「史実」として広まることを日本政府は警戒。これまでも「過去の一時期における負の遺産をいたずらに強調することは極めて遺憾だ」(官房長官)と繰り返し中国側に抗議してきたが、今後も冷静な対応を求めていく考えだ。一方、政府はユネスコに対しても「政治利用」を許したとして抗議する方針。ユネスコに1割強の分担金を拠出している立場から、記憶遺産事業で「中立性」を確保するよう制度改革を主導したい意向だ。(引用ここまで

記憶遺産、被害強調=「広島・長崎と並ぶ惨事」-中国2015/10/10-18:37 http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2015101000267

【北京時事】国連教育科学文化機関(ユネスコ)の世界記憶遺産に登録された旧日本軍による南京事件は、中国にとって「アウシュビッツ強制収容所、広島・長崎(への原爆投下)とともに第2次大戦の三大惨事」(国営新華社通信)とされる。中国は登録を受け、犠牲の大きさを強調しつつ、自らが主張する「歴史」の宣伝を続けていくとみられる

南京登録「中立性欠く」=記憶遺産事業の見直し要求-日本政府

中国メディアによると、登録決定を受け、中国のユネスコ代表は「資料の真実性と唯一性に対する承認であり、完全性に対する最高の称賛であり、世界的な意義がある」と語った。
アウシュビッツ収容所と広島の原爆ドームは既に世界文化遺産に登録されている。中国は昨年2月、南京が攻略された12月13日を「国家哀悼日」に定めており、「南京大虐殺記念館」(南京市)の朱成山館長は「記念日の制定で国内の認知度が大きく上がり、記憶遺産登録で世界の人々が共通認識を得た」と解説した。
今回申請された資料は、中国人女性や外国人の日記、米国人牧師や旧日本軍が撮影したとされるフィルム・写真、南京軍事法廷の判決書、生存者の証言など全11組。
南京軍事法廷の記録は「犠牲者30万人以上」とする中国の主張の根拠となっている。女性の日記は中国版「アンネの日記」とも呼ばれ、フィルムには日本兵に襲われ体中に傷を負った妊婦が写っているという。ただ、申請書類がそろって公開されているわけではなく、不透明感が残る。
「抗日戦争・反ファシズム戦争勝利70年」の今年、中国は内外で戦争被害を訴え、戦勝に果たした中国の役割を強調してきた。中国側は「資料に記載されているのは中日両国の憎しみではない」(研究者)と言うが、登録には至らなかった「従軍慰安婦」の資料についても再度登録を目指す可能性があり、歴史をめぐる日中の摩擦は消えそうにない。
南京大虐殺記念館では学者や生存者を集めた座談会を開催。広場には記憶遺産登録を記念した石碑の設置を計画しているという。(引用ここまで

南京大逆殺、諸説あると言うのであれば

資料を公開して検証すべき!

歴史研究者は、自らの存在をかけて声をあげるべき!

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南京大虐殺を人数・写真・証言の「不備」を口実に全面否定したい安倍政権と産経派の不道徳!

2015-10-10 | 中国侵略と戦争責任

捏造が確認された写真

証言として不適切な文書

所有者の許可がないまま使用された写真

産経の見苦しい表現にへ辟易するが

日本の不道徳ぶりを浮き彫りにしている!

「南京大虐殺」は登録「慰安婦」は却下

記憶遺産審査

産経 2015.10.10 02:29更新

ttp://www.sankei.com/world/news/151010/wor1510100011-n1.html

中国国旗を手に、南京大虐殺記念館を訪れる子どもら=5日、中国江蘇省南京市(共同)

国連教育科学文化機関(ユネスコ)は9日(日本時間10日未明)、中国が登録申請していた「南京大虐殺文書」を記憶遺産に登録したと発表した。「慰安婦関係資料」は登録されなかった。これらの決定は、新規登録の可否を判断する国際諮問委員会(IAC)が4~6日の審査結果として、ユネスコのボコバ事務局長に勧告され、ボコバ氏も追認した。

「南京大虐殺文書」の登録によって、中国は国際機関の“お墨付き”がついたとして、歴史認識問題において新たな日本攻撃の材料を得ることになる。中国は今年、抗日戦争勝利70周年の記念行事を盛大に展開しており、今回の登録を成果として大々的に宣伝するとみられる。

日本政府は中国からの2件の申請について、ユネスコ関係者に「ユネスコの政治利用になりかねない」として慎重な審査を求めていた。中国に対しても申請の取り下げを求めていた。

中国外務省は昨年6月、国内の公文書館などが共同して南京事件と慰安婦に関する写真や日記などを申請したことを公表した。

中国が「南京大虐殺文書」として申請した資料には、捏造(ねつぞう)が確認された写真や「大虐殺」があったことを証明するには不適切な文書、所有者の許可がないまま使用された写真-などが多数含まれていることが、日本人の歴史学者らの検証によって明らかになっている。中国側は、資料は「旧日本軍が作成した」と主張。日本は検証の機会を再三求めてきたが、中国が応じることはなかった。

一方、「慰安婦関係資料」が却下されたことで、南京との2件の登録という最悪の事態は回避。しかし、慰安婦問題をめぐっては、次回の審査に向け韓国が申請の動きを見せている。中国では韓国とともに、北朝鮮や台湾、インドネシアやオランダを巻き込んで登録を目指す計画もあるとの指摘もある。日本は慰安婦問題について、事実関係を国際社会に周知する活動を一層強める必要がある。(引用ここまで)

【歴史戦】 

「南京大虐殺文書」「慰安婦関連資料」を

中国が記憶遺産に申請 

登録されれば「虚構の歴史」が定着する可能も 

2015.9.10 09:00更新

http://www.sankei.com/world/news/150908/wor1509080008-n1.html

中国国内の公文書館などが保管する「慰安婦関連資料」と「南京大虐殺文書」が、ユネスコ(国連教育科学文化機関)の記憶遺産に登録される可能性が出ている。来月上旬に開かれる国際諮問委員会(IAC)で登録の可否が決まる見通しだ。保守系の民間団体は、登録が認められれば「虚構の歴史を事実であるかのように世界的に定着させる一助になりかねない」と危機感を強めており、日本政府に対し、登録阻止に向けて早急にユネスコに働きかけるよう求めている。

中国側の申請は、「“慰安婦”に関する資料-旧日本軍の性奴隷」と「南京大虐殺の文書」の2件。ユネスコのホームページは一部とみられる申請資料を掲載しているが、いずれも捏造(ねつぞう)が確認された写真や、証言として不適切な文書、所有者の許可がないまま使用された写真などだ

日本政府は申請が判明した昨年6月以降、複数回にわたり真正性などを確認するために全体の申請資料を開示するよう求めてきた。中国側は「中国国内に残された日本軍の資料だ」と主張して拒んでいる。

10月4~6日にアラブ首長国連邦のアブダビで開催されるIACで登録の可否が審査され、結果は7日にも発表される予定だ。ただ、世界遺産と違い、記憶遺産は関係国が関与できる場面が少なく、透明性に欠ける。IAC委員と、内部に設置された登録小委員会の委員らは歴史の専門家ではなく、審査過程の透明性も確保されていない。日本政府関係者によると、申請案件が登録される確率は「60~70%」と高い。

記憶遺産に詳しい関係者は、「ボコバ・ユネスコ事務局長は事業促進のため資金拠出を働きかけており、中韓はさまざまな形で要請に応じている。事実上のロビー活動だ」と証言する。

中国が記憶遺産に熱心なのは、登録されれば対日プロパガンダである「南京大虐殺」と「日本軍の慰安婦=性奴隷」が、国連機関の“お墨付き”を得られるからだ。

ある日本政府関係者はこうもらす。「記憶遺産はそもそも戦争や災害で紛失の危機にある文書などを保存し、後世に残していくための制度だ。政治的に利用されることを想定していないのだが…」

中国側関係者によると、中国が記憶遺産への申請が歴史認識問題での対日牽制(けんせい)に有効だと気づいたのは、ナチス・ドイツからの迫害をつづったユダヤ人少女の『アンネの日記』が2009年に記憶遺産に登録されたことだという。今回の申請を主導したのは江蘇省南京市の「南京大虐殺記念館」の朱成山館長だとされる。

中国は旧日本軍をユダヤ人を弾圧したナチスと同列に論じることで“被害者”の立ち位置を世界にアピールできると考えた。今年、「上海におけるユダヤ難民の史料」も記憶遺産申請する準備を始めた。

戦前に欧州を追われ、上海に逃れてきた3万人近いユダヤ人を旧日本軍は上海の日本人居留区で保護した元リトアニア領事代理の杉原千畝が人道的見地から発給し続けた「命のビザ」を手に上海までたどり着いたユダヤ人も多かった。こうした日本の関与を無視する形で、中国こそがユダヤ難民を救ったかのようにアピールする算段だ。

日本政府はユネスコに、「一方の国の一部の人たちが主張している資料を登録することが、本来の目的に合っているのか-と伝えている」(外務省関係者)。

安倍晋三首相も昨年11月7日、ボコバ事務局長が官邸を表敬した際、記憶遺産について日本側への配慮を求めたという。ただ、世界遺産のように決定までの過程に関係国政府が意見できる場がないためか、日本政府内では「登録を阻止しようという本気度が感じられない」との声も出ている。

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日本政府の対応は不十分だとする民間団体の「南京の真実国民運動」と「慰安婦の真実国民運動」は7日、政府による登録阻止行動を求める声明を内閣府と外務省に提出した。

記者会見した藤岡信勝・拓殖大客員教授は、「政府には多額のユネスコ分担金を払わないぐらいの態度を示してもらいたい。このままでは中国の思い通りになる」と述べた。

記憶遺産 世界遺産、無形文化遺産と並ぶユネスコ遺産の一つ。古文書など歴史的記録物の保全、公開が狙いで、1992年に始まった。条約に基づく世界遺産とは異なり、個人や自治体でも登録申請できる。登録の基準は(1)真正性(2)代替不可性(3)世界的重要性(4)希少性-など。これまで「(英国の)マグナカルタ」「フランス人権宣言」「リグ・ヴェーダ(インドの聖典)」などが登録されてきた。日本からは「山本作兵衛炭鉱記録画・記録文書」「御堂関白記」「慶長遣欧使節関係資料」の3件が登録されている。(引用ここまで

南京大虐殺、記憶遺産に ユネスコが登録発表
慰安婦は見送り

日経 2015/10/10 2:17 (2015/10/10 2:44更新)

http://www.nikkei.com/article/DGXLAS0040008_Z01C15A0000000/

【上海=共同】国連教育科学文化機関(ユネスコ)は10日、旧日本軍による南京大虐殺に関する資料を世界記憶遺産に登録したと発表した。中国が登録を申請した。中国は従軍慰安婦問題の資料も登録申請していたが、見送られた。

犠牲者30万人という数を記した南京大虐殺記念館の壁(5日、中国江蘇省南京市)=共同
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犠牲者30万人という数を記した南京大虐殺記念館の壁(5日、中国江蘇省南京市)=共同

中国が「旧日本軍の犯罪」の記録と主張する歴史資料がユネスコによって「世界的に重要」と認定されたことになり、習近平指導部は今後、歴史問題をめぐる対日攻勢を一層強めそうだ。

日本が申請した第2次大戦後のシベリア抑留資料と国宝「東寺百合文書」も登録した。

中国は「抗日戦争と世界反ファシズム戦争勝利70周年」と位置付ける今年の登録を目指し、昨年申請した。日本政府は「ユネスコの場を政治的に利用している」と批判し、中国に抗議。申請の取り下げを求めたが、中国は拒否していた。

各国からの申請案件について、アラブ首長国連邦のアブダビで開かれた国際諮問委員会が審査し、ユネスコのボコバ事務局長が登録を決定した。(引用ここまで

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中国共産党政権の「抗日戦争勝利70年」にケチをつけて日本ナショナリズムを扇動する三バカトリオ!

2015-09-05 | 中国侵略と戦争責任

ジミントーの歴史修正・偽造は許されるものではない!

ジミントーの身勝手を容認する外務省は

日中戦争に反省なし!

ジミントーと外務省の歴史偽造を垂れ流すNHKは

国際社会の恥発信!

自民 中国の記念行事に「政府が抗議を」

NHK 9月4日 12時49分

http://www3.nhk.or.jp/news/html/20150904/k10010216031000.html

自民 中国の記念行事に「政府が抗議を」
 
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自民党の外交関係の合同会議が開かれ、3日、中国で行われた「抗日戦争勝利70年」の記念行事について、「『抗日』と銘打つ式典を開いたこと自体が問題だ」などとして、政府に対し、中国側に抗議するよう求める意見などが出されました。
自民党は4日午前、外交部会などの合同会議を開き、外務省の担当者から3日、中国で行われた「抗日戦争勝利70年」の記念行事について説明を受けました。
この中で外務省の担当者は習近平国家主席が行った演説について、「日中間の和解の要素が含まれていなかったのは残念だが、10年前に当時の胡錦涛国家主席が行った演説に盛り込まれていた日中関係や日本の歴史認識などについて具体的な言及はなく、そういう意味では反日的要素はなかった」と述べました。
これに対して、出席した議員からは「『抗日』と銘打つ式典を開いたこと自体が大問題で、政府は断固非難すべきだ。『反日的要素がなかった』という評価は甘い」などとして、政府に対し、中国側に抗議するよう求める意見が出されました。
また、会合では国連のパン・ギムン(潘基文)事務総長が軍事パレードなどに出席したことについて、「著しく適切さを欠くものであり、甚だ遺憾だ。事務総長の公平性を欠く対応に強い懸念を表明する」などとする文書をまとめ、近く、自民党としてパン事務総長宛てに送付することを決めました。(引用ここまで)
 
抗日行事受け 日中の対話模索
NHK 9月4日 4時42分
抗日行事受け 日中の対話模索へ
 
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政府は、中国の「抗日戦争勝利70年」を記念する一連の行事で、日中間の和解の要素が盛り込まれなかったことに不快感を示す一方、習近平国家主席の発言に反日的な内容は少なく関係の悪化にはつながらないとみており、さまざまなレベルでの対話を重ねていきたい考えです。
中国では、3日、「抗日戦争勝利70年」を記念する行事が北京の天安門広場で開かれ、大規模な軍事パレードが行われたほか、習近平国家主席が演説し共産党政権の正統性をアピールしました。
これについて政府は、外務省幹部が「習近平国家主席が今後の日中関係をどうするかという話に踏み込まなかったのは残念だ」と述べるなど、かねてから求めていた日中間の和解の要素が盛り込まれなかったことに不快感を示しています。一方で、政府関係者が「一連の行事の中で習主席の発言に反日的な発言が少なかったのは想定どおりだ」と述べるなど、日中関係の悪化につながることはないという見方が大勢です。
政府は、今後の対応について、日本が沖縄県の尖閣諸島を国有化した9月11日や、満州事変の発端の柳条湖事件が起きた9月18日などを控え、中国国内で反日感情が高まる可能性もあるとして、引き続き中国側の動向を注視しながら関係改善に向けてさまざまなレベルでの対話を重ねていきたい考えです。(引用ここまで
 
高校日本史教科書 山川出版社『詳説日本史B』
「日中戦争」は何と書かれているか!
「抗日」は歴史用語だ!
栄えある皇軍と皇軍兵士が中国大陸で何をやったか!
曖昧だ!
これでは中国国民は納得しないだろう!
加害者が被害者の立場に寄り添うことができないのであれば
友好と平和構築への連帯と団結は生まれないぞ!
 
日中戦争
1935年、中国では関東軍によって、華北を国民政府の統治から切り離して支配しようとする華北分離工作が公然と進められた。同年、イギリスの支援のもとに国民政府は、地域的な通貨の混在状態の解消をはかる幣制改革を実施して、中国国内の経済的統一を進めた。これをみれ、関東軍は華北に傀儡政権(冀東防共自治委員会)を樹立して分離工作を進め、翌1936(昭和11)年日本には政府も華北分離を国策として決定した。これに対し、中国国民のあいだでは抗日救国運動が高まり、同年12月の西安事件をきっかに、国民政府は共産党攻撃を中止し、内戦を終結させ、日本への本格的な交戦を決定した。
 
中国共産党軍は、国民党軍のたびかさなる猛攻のために南方の根拠地瑞金を放棄し、1万2000キロ以上の苦難の大行軍(長征、1934~36年)を敢行して西北辺境の延安に移動し、新しい革命根拠地を築いた。延安の共産党軍の攻撃を国民政府から命じられた張学良は、督励のため来訪した蒋介石を西安の郊外で軟禁し、国共内戦の停止と一致抗日を要求した。ここで、共産党が調停に乗り出して蒋は釈放され、同時に内戦は停止された。
 
 第一次近衛文麿内閣成立直後の1937(昭和12)年7月7日、北京郊外の盧溝橋付近で日中両国軍の衝突井事件が発生した(盧溝橋事件)。いったんは現地で停戦協定が成立したが、近衛内閣は軍部の圧力に屈して当初の不拡大方針を変更して、兵力を増強して戦線を拡大した。これに対し、国民政府の側も断固たる抗戦の姿勢をとったので、戦闘は当初の日本側の予想をはるかにこえる全面戦争に発展した(日中戦争)。
 
日本政府はこの戦闘を、はじめ「北支事変」ついで「支那事変」と名付けたが、実質的には全面戦争であった。日中両国ともに、アメリカの中立法(戦争状態にある国への武器・弾薬の禁輸条項を含む)の適用をさけるための理由から、正式に宣戦布告をしなかった。
 
8月には上海でも戦闘が始まり(第二次上海事変)、戦火は南に広がった。9月には国民党と共産党がふたたび提携して(第二次国共合作)、抗日民族統一戦線を成立させた。日本はつぎつぎと大軍を投入し、年末には国民政府の南京を占領した
 
南京陥落の前後、日本軍は市内外で略奪・暴行を繰り返したうえ、多数の中国人一般住民(婦女子を含む)および捕虜を殺害した(南京事件)。南京の状況は、外務省ルートを通じて、早くから陸軍中央部にも伝わっていた。
 
国民政府は南京から漢口、さらに奥地の重慶に退いてあくまで抗戦をつづけたので、日中戦争は泥沼のような長期戦となった。
 そこで日本側は、大規模な攻撃を中断して、各地に傀儡政権を樹立する方式に切りかえた。1938(昭和13)年1月には近衛首相が「国民政府を対手とせず」と声明し、国民政府との交渉による和平の可能性をみずから断ち切った。さらに近衛は、同年末、戦争目的が日・満、華3国連帯による東亜新秩序建設にあることを声明した。そして、ひそかに国民政府要人の汪兆銘(清衛)を重慶から脱出させ、1940(昭和15)年にようやく各地の傀儡政権を統合して、汪を首班とする親日の新国民政府を南京に樹立した。しかし、汪政権は弱体で、日本の戦争終結の政略は失敗に帰し、国民政府は米・英などからの物資搬入路であるいわゆる援蒋ルートを通じて援助を受けて、その後も抗戦を続けた。
 
戦局の展開
中国戦線では、太平洋戦争開始後、中国の飛行場が米軍に利用されるのを防ぐ作戦や、華中と華南を連絡させるための作戦がなされた。とくに、中国共産党が華北の農村地帯に広く抗日根拠地(解放区)を組織してゲリラ戦を展開したのに対し、日本軍は抗日ゲリラに対する大掃蕩作戦(中国側はこれを三光作戦と呼んだ)を実施し、一般住民にも多大な被害を与えた。
 
中国戦線では毒ガスも使用され、満州などに置かれた日本軍施設では毒ガスや細菌兵器の研究がおこなわれた。満州のハルピンには、731部隊と呼ばれる細菌戦研究の特殊部隊(石井四郎中将ら)がおかれ、中国人やソ連人の捕虜を使った生体実感がおこなわれた。(引用ここまで)
 
戦争違法化の時代にあって「不戦条約」(1928年)
を批准しながら
「満州事変」「第一次上海事変」「北支事変」
「第二次上海事変」「支那事変」
としたのは何故か!
 
マレー・真珠湾奇襲攻撃は「事変」ではなく
「宣戦布告」をしたのは何故か!
 
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旧財閥の三菱の遅すぎた英断にアッパレ!他の財閥も社会的責任に学び、戦後補償に終止符を打て!

2015-07-25 | 中国侵略と戦争責任

歴史の負の「遺産」にけじめをつけてこそ

歴史の暗部にメスを入れてこそ人道・道徳的行為!

経済的人的文化的交流が発展する!

日中両国国民にとって最良最高の方策ここあり!

これこそ憲法平和主義の理念の具体化なり!

第2次大戦中の強制連行、3千人超と和解へ 

三菱マテリアルと中国側 北京で調印準備

(共同通信)2015/07/24 10:34

http://www.47news.jp/47topics/e/267400.php

第2次大戦中の中国人強制連行をめぐり、三菱マテリアルと中国側被害者の交渉団が包括和解に合意する方針を固めたことが23日、分かった。三菱側による「謝罪」表明と被害者1人当たり10万元(約200万円)を基金方式で支払うことが柱で、対象者は計3765人と日本企業による戦後補償として過去最多。双方は近く北京で和解合意書に調印する準備をしている。関係者が明らかにした。

日本の最高裁が賠償請求を認めなかった中国人被害者に対して、日本企業側が自主的に謝罪し、対象が3千人を超える大規模かつ包括的な金銭補償に踏み切るのは初めて。日本政府は1972年9月の日中共同声明により、中国は国家間と同様、個人の賠償請求権も放棄しているとの立場だ。

交渉団は被害者の計4グループのうち多数派を形成している3グループ。関係者によると、和解合意案で三菱側は第2次大戦中、日本政府の閣議決定に基づき日本に強制連行された中国人労働者約3万9千人のうち3765人を三菱マテリアルの前身企業とその下請け会社の事業所に受け入れ、労働を強いたことで「人権が侵害された歴史的事実」を認めた。

その上で、被害者と遺族に「痛切な反省」と「深甚なる謝罪」を表明。謝罪金のほか、記念碑建立費1億円、行方不明の被害者らの調査費2億円を支払うとした。3765人のうち本人や遺族が把握されているのは約1500人で、調査費で他の被害者や遺族を捜す計画だ。全員を把握できたとすると、支払総額は80億円規模となる。

被害者側は2013年3月に交渉団を立ち上げ、14年1月に三菱側と交渉を開始。中国人被害者で健在なのはわずか十数人にまで減少しており、中国側関係者は被害の当事者が生きている間に「人間の尊厳の回復を求めたい」との思いがあり、交渉に当たってきた。

三菱側が和解に応じる方針を固めた背景には、戦後70年の節目に、中国市場で事業展開する上で中国国民に支持される解決方法を示し、ビジネス環境を整える狙いがあるとみられる

中国側交渉団4グループのうち、残る1グループの被害者や遺族の37人は、昨年2月に損害賠償などを求めて北京の裁判所に提訴。今年2月に和解交渉からの離脱を表明した。(北京、東京共同=松岡誠、辰巳知二)

【解説】「過去の克服」へ前進 戦後70年の象徴例に

第2次大戦中の中国人強制連行をめぐり、三菱マテリアルと中国側被害者の交渉団が、包括和解に合意する方針を固めた。民間同士が「過去の克服」を目指し大きな前進を図る歴史的な動きで、戦後70年の節目の年を象徴する合意となる。

三菱マテリアルは今月19日、日本国内の鉱山などで米国人捕虜らに強制労働をさせたとして、同社常務執行役員らが元米兵捕虜に米国で面会し謝罪を直接伝えており、民間企業が負の歴史に自主的に区切りをつけるモデルケースとなりそうだ。

中国人被害者の一部は1990年代半ばから日本で損害賠償訴訟を相次いで提起。弁護団などによると、判決では、法律論で賠償請求は退けられたが、強制連行や強制労働の事実は相次いで認定され、最高裁は2007年4月に「自発的対応は妨げられず、被害救済への努力が期待される」との異例の意見を「付言」として示した。

裁判を通じた事実認定の積み重ねと、最高裁の「付言」が三菱側の行動を後押ししているとみられる。

弁護団などによると、中国人が強制連行されたのは、日本政府が1942年に戦局の悪化に伴う日本国内の労働力不足を補うため、産業界の要請に基づき中国からの労働者「移入」を閣議決定したのがきっかけ。

戦後に発見された日本外務省の報告書は、計約3万9千人を強制連行し、全国で35社、計135カ所の炭鉱や建設現場などの事業所で労働させたと記載している。

中国では日本コークス工業(旧三井鉱山)も訴訟の対象となっている。

韓国でも、三菱重工業など日本企業を相手に元徴用工が損害賠償を求めて訴訟を相次いで起こしているが、65年の日韓請求権協定で韓国人の個人請求権は消滅したとする日本政府の見解に基づき、 日本企業側は 請求に応じない立場を示している。(共同=辰巳知二)(引用ここまで) 

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日本軍国主義が中国に全面的侵略戦争を起こし人民に一大災難をもたらし日本人民も大きな被害を!

2015-07-07 | 中国侵略と戦争責任

日本においては

盧溝橋事件を通して

「7.7不戦の集い」を催さないのは何故か!

習近平指導部としては戦争の勝利を強調することで国威を発揚し、共産党への求心力を高めようというねらいがあるものとみられます

だったら

「安倍政権としては侵略戦争の正当性を強調することで国威を発揚し、自由民主党への求心力を高めようというねらいをどうやって打ち出すか」?

それよりも

「安倍政権としては侵略戦争の誤りを強調することで日本国憲法を制定した意義を発揚し、憲法平和主義を活かした内政外交政治を展開することで自由民主党への求心力を高めようというねらいをどうやって打ち出すか」?

そもそも

盧溝橋事件を引き起こした皇軍が北京にいたのは何故か!

多くの日本人は判っているか!

それにしても

中国政府要人が何を言っているか、

マスコミはきちんと伝えろ!

NHK 中国 盧溝橋事件から78年の式典 7月7日 15時35分http://www3.nhk.or.jp/news/html/20150707/k10010142101000.html

 
中国政府は、日中戦争の発端となった「盧溝橋事件」から78年に当たる7日から、当時の写真や文献などを紹介する特別展を始め、北京市郊外の盧溝橋のそばで式典が行われました。
特別展は、北京市郊外の盧溝橋のそばにある「抗日戦争記念館」で始まり、国営の中国中央テレビは、7日夜のニュースで、習近平国家主席ら最高指導部の7人全員が見学する様子を伝えました。
特別展では、旧日本軍との戦闘で使われた高射砲などの武器のほか、日本に強制連行された中国人の名簿とされる冊子など、4000点の資料が展示されています。
会場で習主席は「歴史を心に刻むのは、未来を切り開くためであり、歴史を忘れることは裏切りを意味する。この展示は、皆にそのことを伝えるだろう」と述べました。
これより先、記念館前の広場では軍の兵士などおよそ1000人が参加して開幕式が行われ、最高指導部で序列5位の劉雲山政治局常務委員は「歴史を心に刻み、先人に思いをはせるとともに、平和を愛し、未来を切り開こう」と呼びかけました。
ことしを「抗日戦争勝利70年」と位置づける中国政府は、この特別展を手始めに、習主席も出席して「抗日戦争勝利」を記念する軍事パレードを行うなど、さまざまな行事を予定しています。習近平指導部としては戦争の勝利を強調することで国威を発揚し、共産党への求心力を高めようというねらいがあるものとみられます。引用ここまで

時事通信 「侵略の歴史総括を」=盧溝橋事件78年-中国大使   2015/07/07-16:11

盧溝橋事件から78年を迎えたことに関する行事であいさつする中国の程永華駐日大使(中央)=7日午前、東京都港区

 中国の程永華駐日大使は7日、今年が戦後70年となることについて、「日本が過去の侵略の歴史を真剣に総括し、未来に向き合えるかどうかの非常に大切な節目だ」との認識を示した。中国大使館で開いた盧溝橋事件78年関連行事で語った。
程大使は日中全面戦争の発端となった盧溝橋事件について「78年前のきょう、日本の軍国主義が中国に対する全面的侵略戦争を起こし、中国人民に一大災難をもたらし、日本人民も大きな被害を受けた」と主張。「日本が過去の軍国主義による侵略の歴史と完全に一線を画し、アジアの隣国と未来志向の関係を発展させるよう希望する」と述べた。 
 中国政府は「抗日戦争・世界反ファシズム戦争勝利70周年」と位置付ける今年、国内外で宣伝活動を強化している。この日の行事には日本の民間団体などから約180人が参加した。(時事)(引用ここまで

 【共同通信】 習主席、抗日記念式典欠席 安倍首相の出方見極めか 2015/07/07 12:39 http://www.47news.jp/CN/201507/CN2015070701001430.html


 盧溝橋近くの中国人民抗日戦争記念館で開かれた展覧会の開幕式=7日、北京市郊外(共同)

 

【北京共同】日中戦争の発端となった1937年の盧溝橋事件から78年の7日、北京市郊外にある盧溝橋近くの中国人民抗日戦争記念館で「抗日戦争と世界反ファシズム戦争勝利70周年」を記念する展覧会の開幕式が開かれた。昨年の式典に初めて出席し、安倍晋三政権をけん制する演説を行った習近平国家主席は、今年は出席しなかった。安倍首相が夏に発表する戦後70年談話を含めて日本側の出方を見極めることを優先したとみられる。中国政府はこの日の活動を皮切りに、9月3日の抗日戦争勝利記念日に軍事パレードを実施するなど全国各地で関連行事を大々的に開催。(引用ここまで

1900年の義和団=民族自決権を蹴散らした日欧米!
1901年に日本は北京郊外に駐留権を!
1905年日露戦争へ
1910年「韓国併合」へ
1914年第一次世界大戦参戦へ
1915年対華21か条要求を!
1895年から1915年まで台湾征服戦争へ!
1931年の柳条湖事件から満州国建国へ!
1937年に盧溝橋で武力衝突から全面戦争へ
1940年の北部仏印奇襲攻撃へ!
1941年南部仏印奇襲攻撃へ!
1941年マレー・真珠湾奇襲攻撃へ!
1945年の破滅!
 
第110回義和団事件から日露戦争へ http://www.geocities.jp/timeway/kougi-110.html
 
義和団事件最終議定書調印 http://www.c20.jp/1901/09giwad.html
 
 
 
同じ『抗日戦争勝利』でもマスコミの扱いが違うぞ!
何故だ!
 
 
台湾「抗日戦争勝利」で記念メダル
NHK 7月2日 20時44分
 
台湾はことしを「抗日戦争勝利70周年」と位置づけ、日中戦争に関連した初めての記念メダルの販売を始めました。戦時中に中国大陸を統治していた国民党が旧日本軍と激しく戦った歴史を強調する馬英九政権の姿勢を反映したものとみられます。
この記念メダルは台湾の中央銀行から発行され、2日から台湾各地の銀行で販売が始まりました。
このうち、台北市内の銀行では販売が始まる前から記念メダルを買い求める客の100人ほどの長い列ができました。
メダルには、旧日本軍と戦った銃を持つ兵士の姿などが刻まれていて、2枚の硬貨と組み合わせたセットになっています。1セットの価格は、日本円でおよそ1600円で、台紙には日中戦争の発端となった1937年の盧溝橋事件の写真などが印刷されています。
台湾の中央銀行が、日中戦争に関連した記念メダルを発行するのは初めてだということです。
台湾の当局はことしを「抗日戦争勝利70周年」と位置づけていて、4日には台湾北部の軍の基地で軍事パレードが行われるほか、記念の大会や資料展などが相次いで計画されています。
今回の記念メダルの販売は、戦時中に中国大陸を統治していた国民党が旧日本軍と激しく戦った歴史を強調する馬英九政権の姿勢を反映したものとみられます。(引用ここまで
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