若者の振りしてブログを書いていますが、「最近歳を感じて・・・」って歳の筆者です。歳を感じる時っていろいろありますが、最近(というかもうしばらく前からですけど)階段を登ったり、ちょっと早く歩くと息切れが酷くて、私よりもずっと年上の人よりも酷くて、これはもう歳のせいだけでない、暮らし方のせいだと反省しました。自他ともに認める怠け者、なるべく動かないようにしている自分、はい、確かにそうです。反省だけじゃなく、将来歩けなくなったらと心配にもなったこともあって、たまたま話す機会のあった人が見せてくれた万歩計が頭に残りました。万歩計というと、ベルトに付けるタイプの「ちょっとおじさんがつけるっぽい」大型のものしか知りませんでしたが、見せていただいたものはポケットやカバンに入れて持ち歩けばいいだけの薄くて小さなおしゃれなものでした。そんなわけで日本に帰国していた際に、父がアマゾンですぐに購入、結局プレゼントしてもらいました。
オムロンの一番シンプルな万歩計ですが、説明書と共に入っていた
ウェルネスリンクっていうインターネットのサイトの案内に目がとまり、開いてみると自分の歩いた歩数だとか距離だとかがそこに記録できて、アドバイスなどももらえるらしい。いろいろなイベントも企画されていて、参加するとプレゼントの抽選にも参加できるらしい。そこでいままで眠っていた血圧計も出してきて、新しい体重計も買ってもらって、ウォーキングを始めたわけです。
とりあえずの計測セット。PCに直接つなげたりするのもあるらしいけれど、自宅にあるものでも十分に参加できます。さまざまな計測ができる機器のことを読んだりすると、あんなの欲しいなあと思ってしまいますが、まずは始めることが大事ですよね。
説明の中に最低8000歩をとあったので、毎日それを目標にしているのですが、4km以上歩かないと8000歩には行きません。私だと1時間以上のウォークになります。それでもコースをいろいろと変えてみて、何か新しい発見をしようと思いながら歩くと、なかなか楽しいものです。暑さも少し和らいできたウォーキングにいい季節です。
怠け者の私はブログも頻繁に書けないんですけれど、ローマの楽しいウォーキングコース紹介を目指すというのも目標にします。なんていろいろとそういうのを付けないと腰が上がらないわけなんですけどね。
昨日は日曜日だったので、コロッセオとヴェネチア通りを結んでいるフォーリ・インぺリアーリ通りが歩行者天国になっていました。
堂々と道の真ん中を歩けるのは気持ちがいい。通り沿いはフォロ・ロマーノなどの遺跡も豊富で飽きません。「今日結婚しました」の新婚さんを乗せた馬車も。
ナヴォナ広場の近くでダニィと待ち合わせていたので、ヴェネチア広場を経由、コルソ通りからドリア・パンフィーリ宮の横の道を曲がり、ナヴォナ広場の方向に向かって歩くと、パンテオンの近くでどこからかブラスバンドの音楽のようなものが聞こえてきます。音のする方に向かうと・・・
やはり何かやってました。おいしいコーヒーで有名なバールのあるサン・エウスタッキオ広場で演奏してました。広場の名前と同じ名前の教会があって(その教会があるから、広場がこの名前なんでしょうが)、どうやらその聖人のお祭りのようです。
特に素晴らしく上手というわけではありませんが、ローマの街の中での演奏はなんでも素敵に聞こえます。小さい子供からおじいちゃんまで演奏しているのがいいじゃないですか。
この間行った旅行先にもサン・エウスタッキオ教会があって、上のポスターにも右の方に牛とたき火の絵がありますが、それにまつわる話を聞いてきたところでした。別の機会にご紹介したいと思います。左の方の十字架を頭にのせた鹿が気になりますね。よく見ると教会の建物の上にもありました。
「犬も歩けば棒にあたる」で歩いて出てみれば何か発見があるかな。何かを探して歩くってこともありですね。でも8000歩が楽になる日はまだ遠い。