じゃーん。
地元っ子には「石切り場」と親しまれている、カサミラです。
ガウディデザインのアパートですよ。
うにょうにょ。
門のところのあわあわ。
ここもまた、インターネットでチケットを購入していると、さっと観て回れるのですが、そういう事を全くわかっていない我等夫婦。
はるさんがその場でポチポチとスマホで購入してくれまして、サッと入れました。
次の予定が詰まっていますので、さくさくさくさくっと観ます。
25分でダッシュです。
中庭。
やっぱり柵とかがぐにゃぐにゃ。
エレベーターでさくっと有名な屋上に上がります。
どこでもグエル〜(ドラえもんの声で
トカゲのぬいぐるみを腕に乗せて、得意げな熊夫さん。
あまりにも有名なアングルで。
こういうブツブツしたのを見ると、グエルさんと同じく「私は君の作品を決して大好きというわけではない」と言いたくなります。
でもすごいと思います。
中庭を上から覗き込みます。
周りの建物も名のある建築家が手がけた物が数多くあるそうです。
確かに特徴的な窓のビルとかが。
しかし君達にはかなわないな。
中。
魚の骨風。
アーチ。
わたくしのグランドピアノはどこに置いたら良いの。
ほねほね。
展示。
他にもガウディがインスパイアされた自然の物などが並べられています。
ガウディがデザインした家具の展示。
これは10年前も観たのを、特に良く覚えています。
居住空間も観れます。
普通の家具を入れてしまうと、ちょっと普通感が出ますね。
ちょっと暗くなって来てしまいましたが、こちらは近所のカサバトリョ。
さて、ここからはるさんがチケットを事前購入していてくれた4時頃に出るバスに乗り込み、アウトレットへ行きます。
いえー。
この旅、私には珍しく、まだ何も買っていないのです。
あ、ウイジのフラメンコ衣装は買いましたけど。
なんせ観光に忙しくて、買い物している暇がなかったのです。
アウトレットの噴水トカゲ。
アウトレットでは、スリッパみたいな革靴と、革袋としか表現できないようなバッグと、子供服のズボン(自分用)を購入しました。
始めの靴屋で10%割引になるチケットを提示し忘れて、慌てて戻って「もう一回レジ打ち直して」って言ったのですが、拒否されました。
何故。
どうやらスペインでは一度レジを通したら、リファンド不可らしいのですよ。
消費者保護のためアメリカではどんな状態の商品であっても(開封後、使用後であっても)返品可能なので、ちょっとビビりました。
えーだってレジ打ち直すだけなのに・・・。
食い下がりたかったけれど、時間が勿体ないと思い店を後にしました。
でもこの後、イギリス人女性がものすごい剣幕で店員を怒鳴りつけ、「リファンドしろ!」と大騒ぎしているお店を見てしまい、ああやっぱり駄目なんだ。諦めて良かったと思いました。
あれだけ騒いでもリファンドしてくれないなら、交渉するのは不可能だなーと思ったのです。
スリッパ靴とバッグは、帰国してからかなりヘビーユーズしていますが、とても使い心地良いです。
日本では知られていないブランドでしたが、ちゃんとスペインブランドの物を選んで買いました。
アウトレットですが、値引率はそれほどガッツリではありませんでした。
ちょっとだけ割引。
ズボンは、帰国する時機内で屈伸運動してたらお尻が破けてしまいました・・・。
おさらば・・・。
もちろんスペインと言えばロエベですが、ロエベはアウトレットになってもやっぱりお高くていらっしゃったし、私の好きな茶色いバッグが無かったので、何も買いませんでした。
うむ。
帰りのバスは七時です。
「おれは何もいらないよ〜」とか言って、余裕こいてた熊夫さんが、何故かバスの時間ギリギリくらいに「スニーカーを買う」とか言って買い物に走ったので、ギリギリになってしまいましたが、なんとかなりましたね。
日没。
バスはカタルーニャ駅の辺りに停まりまして、この後はるさんがアウトレットへは行かなかったお父様を迎えに行っている間、我等夫婦とはるさんの新郎はエル・コルテ・イングレスというスーパーマーケットにお土産を買いに行きました。
私はどの国に行っても、できるだけスーパーマーケットに行きます。
その国にしかないお菓子とか買えますし、観光客に向けてではなく、その国の人が好む物が置いてあるからです。
ここの人達は何が好きで、何に興味があるんだろう、と思いながら見ていると、立派な観光地です。
エル・コルテ・イングレスの、入ってすぐの半地下は成城石井のような品揃えでした。
ちょっとお高目の輸入食材などが並んでいました。
我々はワインセレクションの中から、店員さんに「お勧めのカタルーニャワインをプレファボーレ」と言って紹介してもらいました。
それがこれ。
無事に持って帰れたので、いつ飲もうか、うしし。
日本食材の棚もありました。
高い!
上の食品売り場は地元民の普通の食材が置いてありました。
ダイエーみたいな。
ダイエーみたいなのに、あちこちに生ハムの原木がぶら下がっています。
欲しい。
原木欲しいよー。
(日本、アメリカへは持ち込み禁止)
色んな種類の原木が。
新鮮なカタツムリ。
一匹逃げ出しています。
逃げてるのわかりますか?
新鮮なお魚。
アメリカのスーパーの魚に比べて、なんとつややかな事か。
もう夜なので、イカもだいぶ売れています。
イカ食べたいよ。
さて、はるさんと合流しました。
ここからが一大事です。
はるさんが予約したレストランがこちら。
はるさんのスマホ画面を撮影し、これを持ってタクシーに乗り込みます。
はるこ一家組と、我等夫婦でわかれて乗り込みます。
ちなみにはるさんはWi-Fiを持っています。
我々は持っていません。
ところがこのレストラン、なんと車が入れない細道にありまして、更に我々のタクシーははるさんのタクシーを見失い、わけのわからない薄暗い路地に入り込み、そして突然「アキ!(ここ)」と言って我々を降ろしました。
がーん。
ここどこ。。。
人通りがほとんど無く、不良っぽい人がフラフラしていて、しかもマリファナの香まで漂って来ます。
うわー。
と思いながら、二人で緊張しながら、迷ったそぶりを見せないように、路地をウロウロしてレストランを探します。
が、わかりません。
通りの名前も良くわかりません。
やばい。
この旅最大のピンチでした。
時折、やばそうな店のおばちゃんに「このレストランどこかわかる?」とささっとさっき撮影したスマホ画面を見せるも、「アキ」と言われるだけで、どこだかさっぱりわかりません。
うわーん。
ウロウロ。
散歩中の犬に絡まれたりして、もう駄目だ。
このままではスペインの路地裏で殺されてしまう。
と思い、ついにやりました。
熊夫さんのスマホのエアプレインモードを解除し、現在地点を確認して、レストランの住所を入力しました。
それがこれです。
どん。
何故この画面を撮影したかと言うと、熊夫さんのバッテリーが上がりそうだったからです。
もうここで電池が切れたら、詰みますから。
慌てて私のスマホで撮影したのです。
実はこの前に、バスに乗っている間熊夫さんはゲームをしていました。
私は「ゲームなんかしてると、バッテリー無くなっちゃうよ」とその時声をかけていたのです。
やっぱり・・・。
こういう時、何も言わない心優しい女性であれば、私もあるいは日本人男性と結婚していたかもしれません。
でも言っちゃうよね。
「ほらみたことか」ってね。
ちなみに、この時一瞬繋いだネット。
請求書はまだ来ていません。
ドキドキしますね。
一体いくらかかるのでしょう。
次回はWi-Fi持って行きます。
そしてついに合流しました!
30分以上迷子になっていましたが、生きています。
良かった!
ワインが美味しい!
はるさんにも心配をかけてしまいました。
たどり着くのは大変だったけれど、このレストランはとても美味しかったです。
Viana Barcelona というところですよ。
濃厚野菜スープ。
モッツァレラ!
この牛肉のカルパッチョが最高に美味しかったです。
イモ。
なんだったっけか。。
生ハム生ハム。
やっぱり出てくる、トマトパン。
サングリアを美味しいと思った事がなかったのですが、これは美味しい!
良いサングリア!
以上でした!
明日はついに帰国篇で、これにて今回の旅行のお話は終わりです。
長々とお付き合いありがとうございました!