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ミュージカル『モーツァルト』-2021年4月19日帝国劇場(3)
https://blog.goo.ne.jp/ahanben1339/e/01b16c9ebaaac25c10f0ae77ef236b38
ヴォルフガングと共にパリに行き、ヴォルフガングを待つ間、宿の部屋で客死したヴォルフガングのママ、2018年は真紀子さんでした。真紀子さんが舞台から退かれて今回どなたが演じられているのかなと気になっていたところ、インスタグラムで樺島麻美さんと知りました。東宝ミュージカルですっかりお馴染み。亡くなったときの腕だらりがリアル、ヴォルフガング、蠟燭の灯りが消えたみたいに母がいなくなってしまった、それでも街はなにもかわらないことに人生のむなしさを感じ、「残酷な人生♪」と歌う繊細な場面。ヴォルフガングの表情がガラス細工のようにこわれてしまいそうにみえます。ゆんヴォルフガングは繊細そのもの、育三郎さんヴォルフガングは歌のうまさで深くみせてくれます。ヴァルトシュテッテン男爵夫人の夜会で、頭の上に船を乗っけているのは、2018年可知寛子さんでした。今回は原宏美さん、『エリザベート』で姉ヘレネを演じていて、8月の帝劇コンにも出演されていました。背が高いのすぐにわかりました。頭がすごく重くて大変と可知さんがツィッターに書かれていましたが、当時の、暇とお金を持て余した貴族は本当にこんなふざけたことをやっていたのか気になります。時代考証しているでしょうから史実ですかね。
ヴォルフガングの妻コンスタンツェは今回、シングルキャストで木下春香ちゃん、2014年、2018年とたまたま全公演コンスタンツェは平野綾ちゃんでした。
2018年『モーツァルト』_コンスタンチェのこと
https://blog.goo.ne.jp/ahanben1339/e/4310e8840b5d0d0ba09c8fa38bd39600
コンスタンツェの大ナンバー「ダンスはやめられない」、姿は見えなかかったオーケストラボックスから奏でられる弦楽器(残念ながら楽器名はさっぱりわかりません)の音色とのかけあいが生の醍醐味だとしびれました。木下春香ちゃん、2017年に『ロミオとジュリエット』でデビュー、まだ22歳。昨年秋の『プロデューサーズ』で英語が話せない女優を、うらら~と可愛く色っぽく演じていたのも素敵でした。足が綺麗でスタイルよくって細すぎないところが舞台向き。歌の安定感は抜群、大いなる伸びしろを感じました。初日のカーテンコールの映像をみると相当緊張していたのかな。『アナスタシア』ではタイトルロールのアーニャを演じて経験値がどんどんあがってきています。さらに周りを巻き込んであばれてほしいと思います。映画で悪妻のイメージが強いコンスタンツェ、ウェーバー家と出会ってしまわなければヴォルフガングの人生は違ったものになったのではと毎回歯がゆい思いがしますが、史実のウェーバー家はマンハイムで宮仕えの人々が住まうれっきとした場所に居を構えていたそうで「マトモな家庭♪」は嘘ではない、一家を快く思わなかったレオポルトの手紙から後年悪のイメージがついたようです。舞台のウェーバー家は悪のイメージ、阿知波悟美さんの、ヴォルフガングからお金を巻き上げるいやらしさが毎回うまくって半端ない。ヴォルフガングにお金をみる一家の中でただ一人ヴォルフガングに純粋に心を惹かれるコンスタンツェ、出会いの時はかっちり結ばれたようにみえた互いの心が、ヴォルフガングの名声の高まりと共にすれ違っていき、最後アマデに毒づくヴォルフガングをコンスタンツェは理解できない、アマデはヴォルフガングの心の中にある幼い日の姿だからコンスタンツェにはみえていない、当然といえば当然のことに今回あらためて気づきました。人って、最後は一人なんだなって思いました。
2018年から新たに登場した「破滅への道♪」、ヴォルフガングの才能を独り占めしたい山口祐一郎さんのコロレド大司教と大衆のための音楽をつくるという志を貫こうとするヴォルフガングのとの最終対決。Wヴォルフガングのエネルギーが2018年よりも何倍にも高まっているように感じたことはまた後日書けるといいかな。
2021年4月14日(水)の帝国劇場。
『レ・ミゼラブル』のプレビュー公演、開幕しました。経験と実績のある濱田めぐみさんがオーディションに挑んで出演したいと惚れるほどの作品、無事に上演されていってほしいです。その次は『王家の紋章』。
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ローソンチケットのボックスの舞台写真パネル展。
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札幌公演は緊急事態宣言により、心がちぎれそうになり、明日公演できるかどうかわからない状況下での公演であったと樺島麻美さんが、インスタグラムに書かれています。6月の大阪公演、かなり心配な状況になっています。チケットを予約した日から一日一日楽しみに待っている方がたくさんいるし、スタッフ・キャストのみなさんの精神的な負担も計り知れません。無事に上演されてほしいと祈るばかりです。緊急事態宣言、意味ありますかね。毎日のように現役世代が命をおとしています。上垣聡先生のブログによれば、コロナのおかげで日本人の平均寿命は伸びたとか。逆ピラミッドはますますいびつになっていく一方です。ここに書くことではありませんが、人が集まるところは必死に対策をしているのだから日常が回るようにしてほしい。そうでなければ現役世代はもちません。舞台は観客が入って成立するもの。なによりも、中止が続けばチケット代が入らないので、これでごはんを食べている方々は生きていくことができません。密になってはいけないのに、人が動いてはいけないのにオリンピックはやるとか、意味わからんです、飲食店も映画館も悪者ではないのに・・・。
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日比谷シャンテは本日から一部営業再開とのお知らせ。キャトルレーヴと日比谷コテージは引き続きクローズ、きびしいですね。
https://www.hibiya-chanter.com/sp/eventnews/detail/?id=547
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ヴォルフガングと共にパリに行き、ヴォルフガングを待つ間、宿の部屋で客死したヴォルフガングのママ、2018年は真紀子さんでした。真紀子さんが舞台から退かれて今回どなたが演じられているのかなと気になっていたところ、インスタグラムで樺島麻美さんと知りました。東宝ミュージカルですっかりお馴染み。亡くなったときの腕だらりがリアル、ヴォルフガング、蠟燭の灯りが消えたみたいに母がいなくなってしまった、それでも街はなにもかわらないことに人生のむなしさを感じ、「残酷な人生♪」と歌う繊細な場面。ヴォルフガングの表情がガラス細工のようにこわれてしまいそうにみえます。ゆんヴォルフガングは繊細そのもの、育三郎さんヴォルフガングは歌のうまさで深くみせてくれます。ヴァルトシュテッテン男爵夫人の夜会で、頭の上に船を乗っけているのは、2018年可知寛子さんでした。今回は原宏美さん、『エリザベート』で姉ヘレネを演じていて、8月の帝劇コンにも出演されていました。背が高いのすぐにわかりました。頭がすごく重くて大変と可知さんがツィッターに書かれていましたが、当時の、暇とお金を持て余した貴族は本当にこんなふざけたことをやっていたのか気になります。時代考証しているでしょうから史実ですかね。
ヴォルフガングの妻コンスタンツェは今回、シングルキャストで木下春香ちゃん、2014年、2018年とたまたま全公演コンスタンツェは平野綾ちゃんでした。
2018年『モーツァルト』_コンスタンチェのこと
https://blog.goo.ne.jp/ahanben1339/e/4310e8840b5d0d0ba09c8fa38bd39600
コンスタンツェの大ナンバー「ダンスはやめられない」、姿は見えなかかったオーケストラボックスから奏でられる弦楽器(残念ながら楽器名はさっぱりわかりません)の音色とのかけあいが生の醍醐味だとしびれました。木下春香ちゃん、2017年に『ロミオとジュリエット』でデビュー、まだ22歳。昨年秋の『プロデューサーズ』で英語が話せない女優を、うらら~と可愛く色っぽく演じていたのも素敵でした。足が綺麗でスタイルよくって細すぎないところが舞台向き。歌の安定感は抜群、大いなる伸びしろを感じました。初日のカーテンコールの映像をみると相当緊張していたのかな。『アナスタシア』ではタイトルロールのアーニャを演じて経験値がどんどんあがってきています。さらに周りを巻き込んであばれてほしいと思います。映画で悪妻のイメージが強いコンスタンツェ、ウェーバー家と出会ってしまわなければヴォルフガングの人生は違ったものになったのではと毎回歯がゆい思いがしますが、史実のウェーバー家はマンハイムで宮仕えの人々が住まうれっきとした場所に居を構えていたそうで「マトモな家庭♪」は嘘ではない、一家を快く思わなかったレオポルトの手紙から後年悪のイメージがついたようです。舞台のウェーバー家は悪のイメージ、阿知波悟美さんの、ヴォルフガングからお金を巻き上げるいやらしさが毎回うまくって半端ない。ヴォルフガングにお金をみる一家の中でただ一人ヴォルフガングに純粋に心を惹かれるコンスタンツェ、出会いの時はかっちり結ばれたようにみえた互いの心が、ヴォルフガングの名声の高まりと共にすれ違っていき、最後アマデに毒づくヴォルフガングをコンスタンツェは理解できない、アマデはヴォルフガングの心の中にある幼い日の姿だからコンスタンツェにはみえていない、当然といえば当然のことに今回あらためて気づきました。人って、最後は一人なんだなって思いました。
2018年から新たに登場した「破滅への道♪」、ヴォルフガングの才能を独り占めしたい山口祐一郎さんのコロレド大司教と大衆のための音楽をつくるという志を貫こうとするヴォルフガングのとの最終対決。Wヴォルフガングのエネルギーが2018年よりも何倍にも高まっているように感じたことはまた後日書けるといいかな。
2021年4月14日(水)の帝国劇場。
『レ・ミゼラブル』のプレビュー公演、開幕しました。経験と実績のある濱田めぐみさんがオーディションに挑んで出演したいと惚れるほどの作品、無事に上演されていってほしいです。その次は『王家の紋章』。
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ローソンチケットのボックスの舞台写真パネル展。
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札幌公演は緊急事態宣言により、心がちぎれそうになり、明日公演できるかどうかわからない状況下での公演であったと樺島麻美さんが、インスタグラムに書かれています。6月の大阪公演、かなり心配な状況になっています。チケットを予約した日から一日一日楽しみに待っている方がたくさんいるし、スタッフ・キャストのみなさんの精神的な負担も計り知れません。無事に上演されてほしいと祈るばかりです。緊急事態宣言、意味ありますかね。毎日のように現役世代が命をおとしています。上垣聡先生のブログによれば、コロナのおかげで日本人の平均寿命は伸びたとか。逆ピラミッドはますますいびつになっていく一方です。ここに書くことではありませんが、人が集まるところは必死に対策をしているのだから日常が回るようにしてほしい。そうでなければ現役世代はもちません。舞台は観客が入って成立するもの。なによりも、中止が続けばチケット代が入らないので、これでごはんを食べている方々は生きていくことができません。密になってはいけないのに、人が動いてはいけないのにオリンピックはやるとか、意味わからんです、飲食店も映画館も悪者ではないのに・・・。
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日比谷シャンテは本日から一部営業再開とのお知らせ。キャトルレーヴと日比谷コテージは引き続きクローズ、きびしいですね。
https://www.hibiya-chanter.com/sp/eventnews/detail/?id=547
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