たんぽぽの心の旅のアルバム

旅日記・観劇日記・美術館めぐり・日々の想いなどを綴るブログでしたが、最近の投稿は長引くコロナ騒動からの気づきが中心です。

2000年雪組『凱旋門』

2018年12月04日 22時40分28秒 | 宝塚
2018年9月2日記事、
久しぶりの雪組『凱旋門』『Gato Bonito!!』_東京宝塚劇場千穐楽ライヴビューイングhttps://blog.goo.ne.jp/ahanben1339/e/9f34944e0e4d8f3c7d99eae1a6641649

 木曜日に控えた大劇場日帰りバスツアー、朝7時代の一時間に一本の巡回バスに乗り遅れたらいっかんの終わりかと思うと緊張します。一番近くのカフェまで行くのに徒歩約30分、アスファルトが足の裏からがっときます。訪問で痛めた足腰にこたえています。それでも外に出ないとおかしくなっちゃうので出ているのですが、この調子では朝起き上がれませんね。仕事をしていた時同じように起きればいいだけのことですが体が・・・。どうでしょうか。

 初めて望海風斗さんを生で拝見するのを前に、『凱旋門』を振り返ってみたい、その前に初演はどうだったのかしらとチラシをさがしたらありました。プログラムは買わなかったのでこのチラシだけ。正塚晴彦先生初のショー作品『デパートメントストア』というストーリー仕立ての舞台が一幕で上演されました。二幕で『凱旋門』。この作品でタータンをみた記憶が全くないなと思っていたら、組替えでタータンがボリスを演じたのは大劇場公演だけでしたね。この頃わたし卒業論文にとりかかりはじめて忙しくなり、好きだったジェンヌさんも退団していき、新しい専科システムが始まったりしてややこしくなっていき、ヅカから遠ざかりつつありました。轟悠さんのトップ作品を拝見したのはこの時だけだったと思います。東京は1000Days劇場での上演でした。なぜかわたしの中で朝海ひかるさんの印象が残っています。『凱旋門』、モノクロ映画をみているような感覚の、静かに心を揺さぶられる作品でしたが、この頃のわたしはまだこの作品のよさをわかる人間ではなかったのかなと、ライブビューイングを観劇しながら思いました。「いのち」、沁みわたってきました。


 私の中で轟悠さんは、雪組時代、一路真輝さん、高嶺ふぶきさんと三人で並ぶと全く似ていないのに兄弟みたいに似ている印象が強くって、ヅカに戻ってきて理事として在団されていることを知った時は驚きました。男役の極みのさらにその上をいく方になられていました。轟悠さんを主演に迎えて今の雪組で創り上げた『凱旋門』、芝居の雪組の伝統は受け継がれていると思いました。

 明日あらためて書ければと思います。

 2018年5月26日の東京宝塚劇場、望海さんと明日海さん、貴重な同期の主演ポスターの並び。



 2018年雪組『凱旋門』、プログラムの表紙。ポスター画像も、こんなふうに作品の雰囲気が伝わってくるものだったらさらによかったのに・・・。

 
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