たんぽぽの心の旅のアルバム

旅日記・観劇日記・美術館めぐり・日々の想いなどを綴るブログでしたが、最近の投稿は長引くコロナ騒動からの気づきが中心です。

2019年『ベルサイユのばら45』_ACT1

2020年03月06日 19時39分08秒 | 宝塚
 2019年2月2日(土)、東京国際フォーラム、昼の部、関係者席がわずかに当日券として発売され、無事に観劇することができました。翌日日生劇場で『ラブネバ―ダイ』を観劇するため郷里から新幹線に乗って慣れ親しんだスパに泊まった翌朝、ダメもとで出向いてみました。一路さんの先行予約では外れてしまっていたので、ツィーターに当日券情報を求めてみましたが全くなく、東京宝塚劇場では『ファントム』が上演されていた頃。国際フォーラムにはSNS世代は来ないのだと行ってみて納得しました。当日券を求めてたくさんの人が並んでいるのかと思ったらそうでもなく寒い中朝9時頃に到着したらお仲間は数名でした。同世代か少し上ぐらいの方々でした。当然といえば当然。並んでいたときには当日券がでるかどうか開演の2時間ぐらい前にならないとわからない状況でした。関係者のために用意された席に実際来るかどうかはふたをあけてみないとわからないということなんですね。はじめて知りました。

 わたし何人目だったかな、並んだ人数分のチケットはあるとのこと。はじめて入った東京国際フォーラムの1階席。10列目の端っこでした。安くはなかったですがこんな機会は人生で二度とないだろうと思いました。肉眼ではきびしく少しぼんやりとしていましたが、小学生の頃テレビで何度も放映されていた『ベルサイユのばら』、こんなキラキラした美しい世界がこの世にあるのか、いつか近くでみてみたいと憧れ続けた『ベルサイユのばら』が目の前にありました。

2019年2月2日(土)、13時30分、1975年雪組バージョン

ACT1 

ソング&トーク 麻実れい ♪心のひとオスカル
        汀夏子  ♪ばらベルサイユ
        初風諄  ♪青きドナウの岸辺

ソング    麻路さき ♪結ばれぬ愛
       杜けあき ♪心の白薔薇
       日向薫 ♪ばらのスーベニール

ダイジェスト1 オスカル&アンドレ編

         我が祖国フランス オスカル 朝海ひかる
                  アンドレ 湖月わたる

         バスティーユ  オスカル 稔幸 
                 アンドレ 水夏希

 小学生だったわたしは汀夏子さんのオスカルに憧れました。郷里を離れ神奈川で一人暮らしをスタートさせて、偶然はじめて東京宝塚劇場の前を通った時に胸がときめきました。宝塚はベルばらしかやっていないと思っていたので色々な作品をやっていることを知りびっくり。初めて観劇した演目は思い出せませんがフィナーレでキラキラの大階段が登場したときには夢をみているかのようでした。日向薫さん、杜けあきさん、大浦みずきさんがトップスターとして活躍されていた頃。トップスターになったばかりの涼風真世さんのオスカルは観劇した記憶があります。憧れの原点となった世界が目の前で繰り広げられていることに今また信じられないような心持ちでいたひとときでした。ひとつひとつ、全部胸が高鳴りました。ダイジェストは当時の役柄の扮装でお馴染みの場面を演じてくれました。退団したから歳月を経て結婚、出産を経験している方もいるのに当時と同じように、いやさらにパワーアップした舞台を届けることができるOGさんたちほんとにすごいなと思いました。歳とっているはずなんですけどね、特に朝海ひかるさんと湖月わたるさん、『シカゴ』でも拝見しましたが永遠のタカラジェンヌだと思いました。

 司会は専科の汝鳥怜さん、昭和のベルばらにまだ下級生だった頃、出演されていたそうです。鬼籍に入られたOGさんたちのお名前を紹介され、亡くなって間もなかった順みつきさんを紹介されたときには、「今くしくも宝塚大劇場では『霧深きエルベのほとり』が上演されていますが」と。紅カール率いる星組のエルベ、順みつきさんにみていただきたかったですね。今でも残念です、ほんとに。ベルナール全編とおして専科の華形ひかるさん。ロザリーは花組OGの花陽みらさんでした。宝塚に戻って来て最近のOGさんの名前と顔を十分認識できていなかったのですが今振り返るとあの方もこの方もというメンバーでの上演でした。

(一年越しでやっとここまで書けました。)

    












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