ピサロ、カミーユ
《エラニー、6月の雨の日》
1898年
カミーユ・ピサロ 有名な作品・代表作の解説 (art-library.com)
「19世紀フランスの印象派における最年長者として活躍したカミーユ・ピサロ(Jacob Camille Pissarro/1830-1903)。温厚な性格でゴッホやセザンヌらの後輩画家達に慕われていたという。
印象派画家としては、1874年から1886年まで計8回開催されたの印象派展にすべて作品を出品しており、最後まで欠かさず参加したのは印象派の中でもカミーユ・ピサロのみであった。
作風としては、初期は豊かな色彩に大胆な筆致を残した農村風景画を数多く描いていたが、50代に入ると人物画に力を入れ始め、点描表現を取り入れた新印象主義の技法を試すなど試行錯誤を繰り返しながら、生涯で1,300点を超える油彩画を残した。
ピサロの有名な作品・代表作としては、「エラニーの干草収穫」、「帽子を被った農家の若い娘」、「エルミタージュの丘」、「オペラ座通り テアトル・フランセ広場」、「モンマルトル大通り」などがよく紹介される。」