エリクソンの小部屋

エリクソンの著作の私訳を載せたいと思います。また、心理学やカウンセリングをベースに、社会や世相なども話題にします。

現世考 : お金 と 煙

2016-12-23 08:33:20 | 間奏曲

昨日の糸魚川火災

 

 
ウテさんの場合
  黄金律を支える 内省的な関わり  ≪やり取り≫。この極単純なことが、実に奥深い。天にもいたり、地をも掬い上げます。 p233最後のパラグラフ。   ........
 

 昨日、昼前から、糸魚川は大火事に見舞われました。火事に合われた方、避難を余儀なくされた方、怪我をされた方、お見舞い申し上げます。

 折からの大風で、随分多くの家屋が燃えて、すごい炎と、すごい煙が映る動画や写真を、昨日はよく見ましたね。今朝の朝日新聞12版▲の一面も、糸魚川火災の写真と記事でいっぱいです。

 偶然かどうか、必然かどうか、知りませんが、来年度の予算が発表されました。総額97兆円。その内35兆円が赤字国債・建設国債です。借金です。その借金で賄う割合が、35%。アベノミスクスって、景気が良くなって、大企業が儲かったら、税金をたくさん払って、国の赤字を減らしていくはずじゃぁなかったんでしたっけ? 大企業は、タンス預金は増えても、払う税は、減税や、タックスヘイブンで、減らしている訳でしょう。

 アベ・詐欺師ちゃんと悪魔の仲間たちの予算編成でボロが出たのは、糸魚川から流れて来た煙が、煙幕となって、隠した形になりましたね。

 私どもは、アベ・詐欺師ちゃんと悪魔の仲間たちの、そんな煙幕にごまかされちゃぁ、いけませんからね。

 

 

 

 

 
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インターメッツォ: エリクソンの叡智 : パウロ臨床心理学の神髄

2016-12-23 07:32:12 | エリクソンの発達臨床心理

 

 

 
人生の実験
   圧倒的に「氏より育ち」の時代  生物学や、後発の心理学においては、「氏」か? 「育ち」か? が長いこと論争になってきたみたい。生まれ持った資質、遺......
 

 今朝のエリクソンも、Insight and responsibility p.114から。タイトルは、『本物の課題を見抜く眼と、本物の課題に応え続ける態度』という程の意味で、『…と責任』という感じじゃない。

 

 

 

 

 

 イキイキ、ピチピチとした、勇気をもたらす力があるのかどうかの決定的な判断基準は、その患者さんが何か正しいこと、たとえば、自分を人を大事にすること、仕事、家庭、友達、市民生活などを、どこまでも追及することに集中する力、その追及に踏みとどまる力が増している、ということです。

 

 

 

 

 

 ここに、パウロの臨床心理学が顔を出してんですね。

 この何か正しいこと、たとえば、自分を人を大事にすること、仕事、家庭、友達、市民生活などを、どこまでも追及することに集中する力、その追及に踏みとどまる力こそが、パウロ臨床心理学の神髄です。

 

 

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ニッポンの子育ての異常

2016-12-23 05:50:39 | ヴァン・デ・コーク教授の「トラウマからの

 

 

 
夢の魔法
  女子高生の売春は、こうして生じます。  いつも一番は、父親のような人物ですから、奥さんでもマックス2番。残念。 p91の第2パラグラフ。   &nb........
 

  発達トラウマ障害(DTD)=愛着障害の子ども。ヴァン・デ・コーク教授の  The body keeps the score : brain, mind, body in the healing of trauma 『虐待されたら、意識できなくても、身体は覚えてますよ : 脳と心と身体がトラウマを治療する時どうなるか?』p.150、ブランク後の7行目途中から。

 

 

 

 

 

ロバート・アンダがそろばんをはじいたら、発達トラウマ障害(DTD)の子ども達にかかるコストを全てひっくるめると、それは、ガンや心疾患にかかるコストを上回り、なおかつ、アメリカで子ども虐待を撲滅したら、うつになる割合が半分以上減りますし、アルコール依存症のなる割合は、3分の1になりますし、自殺や薬物依存や家庭内暴力は4分の1減りますね、ということになりました。子ども虐待が撲滅できれば、職場の業績が劇的に良くなりますし、投獄する必要性も大きく減るでしょう。

 

 

 

 

 

 子どもにヒドイことをすれば、心の病気になったり、社会に復讐して、犯罪を犯したりすることになりますね。

 日本で一番多いネグレクト・虐待は、親が長時間労働のために、親が子どもと関わらないで、子どもを人に預けている時間が長すぎることそのものが、ネグレクトになってしまうことわずかに残された短い時間で、子どもと関わろうと「節約」に努めるあまり、子どもを受容することよりも、子どもに禁止と命令を繰返すことになりやすく、その関わり方そのものが心理的虐待・身体的虐待になっている、というパターンですね。日本では、その程度のネグレクトと虐待は、児童相談所などに通報されることは全くありませんし、むしろ「なんですか、そんなの、普通のことじゃないの?!」と思われていることが、異常なことなんですね。

 

 

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聖書の言葉: 祈り

2016-12-23 04:56:13 | 聖書の言葉から

 

 

 
眼と記憶
  私も最高、あなたも最高! それが黄金律。  臨床が一番うまく行くとき、必ずそこに≪やり取り≫があります。≪やり取り≫をする2人は、仲間であり、相棒です。......
 

 無宗教、反宗教でも、オッケー、許される…。本物のクリスチャンが、どれだけ自由か、お分かりだろうと思います。

 今日のところは、どなたにも関心がある、「救い」、について、本田哲郎神父様が教えて下さいます。『釜ヶ崎と福音』p.171から。

 

 

 

 

 

 イエスの祈りについての教えも同じです。マルコ福音書11章にこういわれています。「あなたたちが祈り求めることはすべて、すでに得たものと信頼して行動を起こせば、それは実現するのだ」(24節)。祈りとはそういうものです。

 

 

 

 

 

 

 何故なんでしょうか?

 それは、人の力ではないからですね。

 神様の力が働く時には、不思議なくらい、祈りが実現することになっているのです。

 


 

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