エリクソンの小部屋

エリクソンの著作の私訳を載せたいと思います。また、心理学やカウンセリングをベースに、社会や世相なども話題にします。

現世考 : 勝俣さんちのお話

2016-12-09 07:34:23 | 間奏曲

 

 

 
下品で摂食障害のルターの、悪魔祓い
   最近の小学生はね、ハーロー教授のサル君ソックリ! ハーロー教授に乾杯  ハーロー教授の動物実験。今でしたら、おそらく動物愛護団体が抗議するでしょう......
 

 

 勝俣さんちのお父さん、その昔は、麻布中学校で先生をしてたんですってね。戦争に負けた後は、代々木にあった大きな予備校を始めて、古文の先生もしてたそうですよ(http://blog.goo.ne.jp/admin/newentry?quote=0722fd9359716f2698f292beec28fa52)。ですから、子どもにも、よく勉強を見てあげたんでしょうかね。もともと頭が良い家系なんでしょうか?五人の息子さんの内、3人は東大、2人は慶應に入ったんだって。やっぱり頭の良い人の子は、頭が良いのかしらね。

 その四男の恒ちゃん、恒久さんですっけ。東大に行ったあと、東電に入ったんですってね。頭の良い人でも、語呂が好きなんかしらね。関係ない? 

 その東電って、大きな会社でも、恒ちゃん、社長さん、会長さんにまでなったんですってね。やっぱり頭の出来が違うのかしら、格の違いかしらね? でもね、あの大地震に、大津波でしょ。それで、なんかしらないけど、水をかぶった発電所? 発電所でも停電するんですね。自分のところで電気作ってんのにね。そしたら、発電所が爆発して、原爆が何十、何百も落ちるほどの放射能をまき散らしたんですって。お掃除が大変でしょうね。内なんか、紙くずや綿ぼこりだけでも大変なのに、目に見えない放射能って、どうやったら箒で集めんのかしらね、掃除機の方が良いのかしらね。でも、目に見えないんだったら、ほっといても、分かんないのかしらね。えっ、病気になっちゃうの、そのゴミのせいで…、あら心配になってきちゃったわ…。

 だからなのね、恒ちゃんたら、何か石油がたくさん出る方に引っ越しちゃったそうですよ。(http://web.archive.org/web/20131213035250/http://taishu.jp/politics_detail647.php )

 ドバイだか、ヤバイだか、知らないけど、うちじゃとっても払えない位のお金で、マンション暮らしだそうですよ。のんきなもんね。

 うちは大丈夫かしらね、東京も場所によっては、その発電所のゴミの塊があるって言うじゃない。目に見えないのに、どうしてわかるのかしらね。・・・

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インターメッツォ: エリクソンの叡智 : お尻と悪政

2016-12-09 05:58:49 | エリクソンの発達臨床心理

 

 

 
アインシュタインとフロイトは、相容れないように見えて、通底する不思議
   モノ、カネさえあれば幸せだったはずなのに…  モノを追いかけると、人間もモノになっちゃいます。でも、どうやらそれだけでは、すまないらしい。    ......
 

 今朝も、エリクソンは、Toys and reasonsから。 ≪自分の感じ≫自分の感性で行動して良いんだよ、オートノミーの感じの続きの続き。

 

 

 

 

 

 お尻には、≪自分の感じ≫自分の感性に従って、(気持ちやウンチなどを外に行動に)「出しても良い」「ガマンしなきゃ」に役立つ場の、はじける喜びがあります。

 

 

 

 

 

 ですから、オシメを取る時には、大らかに、ゆとりをもって、赤ちゃんのペースとタイミングを大事にしながら、関わることがとってもとっても、大事でしょ。でも、今のニッポンのように、過労死するほどの長時間労働、強制残業の社会では、それが、とってもとっても、難しい。

 ニッポンの政治家が、どのように子どもを育てようとしているのか? おのずから明らかです。どんな悪政も「ガマンしなきゃ」と思うような国民を大量生産したいんです。

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むごい養育環境研究(ACE研究)が明らかにしたこと

2016-12-09 05:50:34 | ヴァン・デ・コーク教授の「トラウマからの

 

 

 
南原繁先生に学ぶ  「祖国を興すもの」から2つの言葉
   最近の小学生はね、ハーロー教授のサル君ソックリ! ハーロー教授に乾杯  ハーロー教授の動物実験。今でしたら、おそらく動物愛護団体が抗議するでしょう......
 

 

  発達トラウマ障害(DTD)=愛着障害の子ども。ヴァン・デ・コーク教授の  The body keeps the score : brain, mind, body in the healing of trauma 『虐待されたら、意識できなくても、身体は覚えてますよ : 脳と心と身体がトラウマを治療する時どうなるか?』p.147、2番目のパラグラフから。

 

 

 

 

 

 むごい養育環境研究(ACE研究)が明らかにしたことは、子どもの頃や思春期に負わされたトラウマになる様々な生活体験は、予測以上にありふれたものだ、ということです。この研究に協力した人は、殆どが白人の中年で大学を出ている人たちでしたし、良い保険を買える位に経済的に恵まれている人たちでしたが、むごい養育環境を全く経験してなかった人は、その1/3にすぎませんでした。

 

  ・1/10の人は、「親や自宅にいる他の大人が、あなたの悪口を言ったり、バカにしたり、恥をかかせたりすることが、しょっちゅう ありましたか、あるいは、そういうことが、繰り返し、ありましたか?」との問いに「イエス」と応えた。

 

 

 

 

 

 いかに、むごい養育環境研究(ACE研究)が具体的なものかが解かりますでしょ。むごい養育環境研究(ACE研究)によって、予測を超えて、むごい養育環境が、貧困層に留まらず、どこにでもあることだ、ということを明らかになりました

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聖書の言葉 : 人でなし  ふたたび

2016-12-09 05:11:55 | 聖書の言葉から

 

 

 
タッチ、心が響き合いだす時
   日本の公教育の病理 その7 自分を売ったら、あかん!  日本の学校が「言ってること」と「やってること」が真逆の「ウソとゴマカシ」集団になってること......
 

 サイコセラピーをする毎日の中で、本の時たま、ひとでなし、とおもうひとにであうばあいがあります。人格障害Mみたないな人です。「自分と家族と子分のためなら、一番弱い立場の子どもの幸せなど、どうでもいいや」と騙しと恫喝とで、虐げても、悪びれるそぶりもなく、平気の平左。そんな人のことに触れた本田哲郎神父様『釜ヶ崎と福音』から。再録です。意外に大事な視点です。

 

 

 

 

 

 人は、たとえしいたげられても、必ずしもひととして尊厳を失うものではありません。むしろ、おのれの尊厳を孤高に保つということも、まま、あります。しかし、人をしいたげる側は確実に「ひとでなし」になっています

 

 

 

 

 それでも、

「父は悪人にも善人にも日をのぼらせ、義者にも不義者にも雨を降らせたもう。」

(『新約聖書』「マタイによる福音書」第5章45節 前田護郎先生訳)とあるところに、人智を超える恵みもあります。

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