医師日記

「美」にまつわる独り言です
水沼雅斉(みずぬま まさなり)

美心倒悪 9

2008年11月30日 09時37分47秒 | Weblog
 とあるHPによれば・・・

 「大きく見て超大国アメリカを動かしているのは英国の金融街であり、そのルーツと本拠はイタリア・ロンバルディアとベネチアにあること。

 そしてオフショアという無税地帯を作って棲んでいる大富豪(金貸し)がいて世界を動かしているということになる。」

 とも述べられておりますが、ここで言われる英国の金融街とはロスチャイルド系でしょうか?





 一方、ビン・ラディン家は、サウジでは国王に次ぐくらいの大財閥です。

 アメリカ-サウジ王族の関係も怪しいですが・・・

 アルカイーダ(ウサマ・ビン・ラディン氏)とブッシュ氏との間の争いは、実は私怨であるかもしれず、であるなら、近親憎悪による近し憎しが恨み骨髄なっているものだ、と僕らは知らねばならないはずです。

 仮にそうだとすれば、単なる私怨に軍を介入させ、アメリカの若者の尊い命を・・・という側面はないのでしょうか?

 それともアメリカの場合、父なる大統領が攻撃を受けた場合、それはアメリカ国民に対する攻撃であって・・・

 アメリカ国民のために、アメリカ経済発展のために、自分の企業や石油産業を大きくしているのだから、国民に強いてもそれは許される、という精神性なのでしょうか???

 ご存知のように、アメリカは極端に共産主義を嫌いますので、旧ソ連がアフガニスタンに侵攻した際に、ソ連に反逆するようにとアルカイーダに訓練をしたのが米軍と言われます。

 またアフガンは巨大大麻栽培地域でもあります。

 イラクのフセインにもアメリカは、当初は対イラン制裁やイスラエルのため、武器を供与していたはずです。

 フセイン氏を裁けるのは、アメリカではなくて、イラク国民ではないのでしょうか?




 つまりそうなるとブッシュ一族は、ナチスとアルカイーダ、そしてイラクのフセインとで、影で癒着しといて敵に回すという同じ過ちを繰り返しているわけですが・・・

 それとも、んなこたぁ断じて真っ赤なうそなのか、マスコミは報じません。

 近年の西アジアにおける戦火は果たして、キリスト教系欧米商人対、アラブ系(ユダヤ)商人とのビジネス戦争という側面はあるのでしょうか?

 石油と麻薬の奪い合いという側面は?





 また、アメリカには、軍事産業、石油をはじめとする巨大なエネルギー産業、原子力発電産業、穀物メジャー・・・金融以外に世界の経済を動かすビッグ企業が存在します。

 アメリカの大企業と政治家との関係はどうなのでしょうか?

 大企業と政治は癒着していて、日本よりひどいのでしょうか?

 あまり話題には上りませんが、みなさま知ったら腰を抜かしますよ。

 分かりやす過ぎるし、露骨を通り越して、あきれ果てます。

 ブッシュ氏はもとより、ライス氏、チェイニー氏、ラムズフェルド氏、シュルツ氏、な、なんとゴア氏も・・・みんな言ってみれば企業の社長や役員です。

美心倒悪 8

2008年11月29日 06時21分48秒 | Weblog
 ラッセル社は、その一部が企業から財団に姿を変え、1954年、共和党基金財団となっているそうです。

 麻薬企業ラッセル社が生んだ莫大な富で一儲けした人たちによって、イェールにプリンストン大学、ジョン・ホプキンス大学にコロンビア大学と、アメリカの名だたる大学などが作られておる・・そうです。

 ブッシュ大統領の母校、イェール大学内の秘密結社、「スカル&ボーンズ」はブッシュ一族と関係が深く、実際にブッシュ大統領も父も祖父も、また民主党ケリー候補もメンバーだったそう・・・

 でもS&Bって、正味の話、いったいぜんたい・・・こんな、いかにも秘密結社っぽい不吉で悪趣味な名称、ホントの秘密結社ならつけないでしょ、バレバレで不吉なサークル「頭蓋と骨」なんて・・・





 引用ですが、「英国が中国に持ち込んだのが、インド・アヘンであったのに対し、米国はトルコ・アヘンであった。

 トルコで、このブッシュ一族のアヘン農園を経営していたのが、ドイツ人のゼボッテンドルフ一族である。

 このゼボッテンドルフ一族が、後にドイツでナチスを創立する。

 アドルフ・ヒトラーはゼボッテンドルフ一族の「あやつり人形」に過ぎない。

 トルコでは、このアヘン農園を監視、経営し、アヘン販売ルートでゼボッテンドルフと競合する業者を殺害するギャング団、暗殺組織が雇われていた。

 イスラム過激派のテロ組織アサシンである。

 この組織は、麻薬漬けにした人間に麻薬欲しさに殺人を行うよう仕向ける、「殺人ロボット」を養成していた。

 麻薬=ハシッシュを意味するアサシンが、殺人組織の別名となった理由はここにある。

 その麻薬を提供していたのが、ブッシュ一族である。」

だそうです。

 むむむ・・・。




 またブッシュのブラウン・ハリマン社(銀行)はシティバンクの親会社であり、ここでもブッシュ一族と親ナチス派の関係がかなりきな臭い・・・らしい。

 アヘン、トルコ、アサシン、シティバンクにナチス、ヒトラー・・・真実は分かりませんが・・・

 これも十分小説の題材になり得る・・・。

美心倒悪 7

2008年11月28日 09時06分41秒 | Weblog
 そう・・・そのアメリカはかつて、方や国務長官、他方CIA長官であったダレス兄弟と、ナチスドイツのつながりに始まり・・・

 マキアベリズムやカルヴァニズム(カニバリズムとの混合禁!  )、拝金教、経済至上主義、市場原理主義があり、昔から政治と経済が一体となって発展してきた歴史があります。

 またエノク書を信奉し、白人至上主義のキリスト原理主義などが共和党を支持します。

 とにかく移民の国アメリカが世界一となるべく、壮大な計画に基づき、その目的のためには手段を選ばず、権謀術数の限りを尽くしてきた歴史です。





 たとえば・・・アメリカの鉄道網を支配するのがモルガン銀行とブッシュ一族の「ハリマン銀行」で、両者ともこれまた陰謀論の正横綱、アメリカ・ロックフェラー帝国の傘下なんだとか。

 加えてウソか誠か、ブッシュ一族の「ラッセル社」がありますが、このラッセル・カンパニーとは、なんとブッシュ一族が設立した、米国のアヘン専売会社なのだそうです。

 アヘン専売会社・・・?

 証拠はあるのでしょうか?

 で、大動脈の大陸横断鉄道をひくのに、とてつもなく過酷な労働をさせるべく、中国から労働者を雇ったらしく(クーリー?)、アヘンをどう利用したのかは推して知るべし・・・かな。

 そもそもブッシュ対ゴアの500票差、ってのもなんだかよくわからないうちに、ブッシュ氏は大統領になっちゃいましたよね。

 あれ、どうなったんですかね?

 さらにテキサスの石油企業「アルブスト社」もブッシュ一族のものです。

 そのアルブスト社の副社長は、な、な、なんとビン・ラディン氏の実弟、サリム・ビン・ラディン氏だったそうです。

 まじ・・・???

 ホントなの?古館さん!

 テキサスはそもそもメキシコだったのに、石油が出るからアメリカが奪っちゃったんですが。

 それを言うならば、そもそも先住民の新大陸を勝手に略奪しているのですから、本来なら先住民やメキシコに賠償金を支払って、ひたすら土下座外交で自虐的自国史に基づいて・・・るわきゃないし、それが彼らのやり口です。

 原油価格の世界的な指標が、なぜ一介のWTI(ウェスト・テキサス・インターミディエイト)なのでしょうか・・・よく考えてみません?

美心倒悪 6

2008年11月27日 07時07分44秒 | Weblog
 だいたい秘密結社の神秘主義というのが、秘儀や怪しげな集会や呪文、暗号やシンボルマークに会員のみが知りえる謎や秘密、さらには著名な会員など・・・想像の膨らませがいもある。

 もっとも世の中はそう単純ではなく、迷宮入りの事件を陰謀説や秘密結社のせいにしてしまうのは、とても稚拙な発想であって、それこそ異常気象や天変地異まですべて秘密結社のせいになってしまいます。

 一時のオウムに対する、日本のジャーナリズムが取った態度、つまり灰色の事件や未解決事件をすべてオウムでくくろうとした、大変に危険な態度です。

 その際に、わが天才キヨシローは、「にっぽん全国オ~ムオ~ム、となりのババアもオ~ムオ~ム  」とガンガンにアジってました。





 しかし誰しも子どものころ、誰しも小さな秘密結社○○団を作り、アジトや秘密基地を用意し、合言葉や符牒、秘密のメモ・・・な~んて経験あるでしょ?え、ない??





 シオニストとはシオンの丘、つまりパレスチナの地に、ディアスポラによって離散したユダヤ人の郷土を再興するのが目的とする思想の人々を指します。

 その結果、パレスチナでは占有するイスラエル軍に対し、(一般には)その地に住んでいたアラブの民衆のインティファーダ(蜂起)が起きているのです。

 当然、誰かが武器を流している話で、流された人の血や涙、失われた命によって、安全な地で金儲けをし、高笑いしている人たちが陰にいるのは事実です。

 ユダヤ思想=シオニストとのイメージもありますが、実は超正統派ユダヤ教徒は、シオニズムはユダヤ教に反するために反対しているという複雑さがあるんですが、そのことはあまり知られておりません。





 ケネディやブット首相を暗殺したのは秘密結社なのか、またモナコ王妃グレース・ケリー妃やダイアナ元妃の事故死の真相は?

 またその目的は?




 さて今回の世界的な経済迷走により、アメリカの考えたビジネスモデルが完全に破綻したわけですから、アメリカ国民には、よくそこを反省して考えを改めてもらう必要があります。

 僕たち日本人は、マネーゲームより、汗を流してものをつくれ!と教えてさしあげましょう。

 しかし一方、他にどの国が信頼できるのか?と問われれば、現実アメリカ以外にはありません。

 真の友は、困ったときにそっと力を貸してくれるものです。

 今こそ僕たち日本人は、僕たちも苦しいけれど、もっと苦しむアメリカの一般市民がいるのなら、いろいろ考えを改めてくれることを前提に、手を差し伸べるべきではないでしょうか?

 で今日、その経済で疲弊するアメリカには古くから・・・

美心倒悪 5

2008年11月26日 11時30分39秒 | Weblog
 そもそもユダヤ教の神秘思想に「カバラ」思想があります。

 この「神秘」思想というのもミソで、僕は野次馬的になんとなく魅かれてしまいます。

 「カバラ」は、ローマ軍とユダヤが起こした幾たびかの戦争や、その後のローマ帝国におけるキリスト教の国教化だとか、またそれに伴うユダヤ教への弾圧などを経て、地下にもぐって行ったとされるユダヤ思想です。

 創世記や出エジプト記などに隠されているとされる、真のメッセージを読み解くために、数値に置き換えたりだとか、暗示を探ったりなどして、書の表層に隠された裏の真実を読もうとし、同時にメシアを待望したものです。

 裏に隠された真実、ってのが好奇心をくすぐります。

 で、カバラ学者からメシアだと指名され、カバラを学んだサバタイ氏をメシアとして信奉するのが「サバタイ派」。

 サバタイはその後トルコ政府に捕えられ、なんと、あっけなくトルコのスルタンの前でイスラムに改宗してしまいます。

 ん? って感じですが、実は闇にもぐって内部から悪を破壊するという作戦らしく、そうなると敵が味方で味方が敵となり、もうわけがわかりません。

 そこに物語を膨らませる余地がある。

 カバラ的運動はサバタイ派から「ハシディズム」へ継承されますが、ハシドとは敬虔者を意味し、「大衆による神秘的敬虔主義運動」とされ、今日にも至っているとされるんですよ。




 一方、悪を充実させて、メシアの到来を早めようとする、軍国主義的サバタイ派カバラ思想をもつ、ヤコブ・フランクを信奉したのが「フランキスト」。

 そのフランキストがシオニズム(離散したユダヤ人がパレスチナに帰る運動)や共産主義、フリーメーソンにイルミナティ、そしてあのアメリカのネオコンにもつながるというのですが・・・

 共産主義とネオコンは、こりゃどう考えても不倶戴天、とうてい相容れないでしょう。

 で、シオニストとされる、ドイツ系ユダヤ人のロスチャイルド家が、フランキストだといううわさがあり、妄想が膨らむわけです。

 真相は知りえませんがね・・・。

 ロスチャイルド家のご親族や関係者のみなさまや、サバタイ派、フランキストのみなさま、勝手に推測を書いてすみません。

 ・・・・って、日本にはいないか

美心倒悪 4

2008年11月25日 08時12分56秒 | Weblog
 アメリカにおけるユダヤ人の力は絶大ですが、メイソンやユダヤ人に支配されているわけではないと思います。





 さてさてみなさま、ここで我が国の千円札をお手に取り、富士山の図柄を表にして透かして見てください。

 そうすると、野口英世の眼と富士山が合致して、ここにも「ホルスの目」が・・・。

 と、陰謀論者は言うのですが・・・よく見つけたと恐れ入りますけど、それは偶然でしょう。




 ちなみに日本にはフランス同様、国章はありません。

 天皇家の菊花紋章が代用されますが、パスポートには天皇家の八重ではなく、一重の菊花が使用され、以前もお話ししましたが、政(まつりごと)を天皇家から負託された日本政府には五七の桐が使用されます。

 ちなみのちなみにフランスでは百合の花(ブルボン朝のフルール・ド・リス)か鶏(民主化への革命を告げる)かマリアンヌ(ドラクロアの絵の女性)が使われます。




 さて陰謀論の王道、ユダヤ系財閥のロスチャイルドには、シオニストとか、サバタイ派やフランキストと呼ばれるフランク派などの憶測が蠢(うごめ)きます。

 ロスチャイルド家は「イギリス・フランスで金融業を中心に活動しているユダヤ系の財閥」です。

 日露戦争を介して日本にも影響を与え、「金融をはじめ石油・鉱業・マスコミ・軍需産業・製薬など多くの企業を傘下に置いているためアメリカのロックフェラー財団と共にしばしば「世界を影から操っている」と言われ(ウィキ)」ます。

 またヴァチカンにも銀行業を通して関係し、有名なバルフォア書簡ではイギリスの外務大臣から、「イギリス政府の公式方針として、パレスチナにおけるユダヤ人の居住地(ナショナルホーム)の建設に賛意を示し、その支援を約束(ウィキ)」させました。

 ロスチャイルド家・・・は有名ですからご存知のことと思いますが、サバタイ派とかフランク派って???  って思うでしょ?

 サバタイ派のサバタイ・ツヴィは、トルコ出身のユダヤ人です。

美心倒悪 3

2008年11月24日 08時44分21秒 | Weblog
 ウィキによれば、当初の「石工職人団体としてのフリーメイソンリーは衰えたが、イギリスでは建築に関係のない貴族、紳士、知識人がフリーメイソンリーに加入し始め、フリーメイソンリーは職人団体から、友愛団体に変貌したとするのが通説である。」とのこと。

 そして「メイソンはしばしば国家の転覆や戦争などを目論む秘密結社として扱われるが、これは活動内容がよく分かっていない事や、フリーメイソン自体があまり知られていないこと、さらにアメリカ大統領など政財界の大物に会員が多いことに起因すると思われている。」

 ジョージワシントンや、独立宣言に署名した56人中53人はメンバーだとか、フランクリンはグランド・マスターであった、またフォードまで38代の大統領のうち15人はフリーメイソンである、などと言われておりますが。

 また、自由の女神の像の下にある石版には「定規、コンパス、G」を組み合わせたフリーメイソンのシンボルがあるなどとも・・・。

 さらにメイソン側も「メイソンはテンプル騎士団の神殿を紋章として途中から使用して、自らのルーツをテンプル騎士団に結びつけ、テンプル騎士団の持つ、伝説や神秘性をたくみに取り入れている」との話。





 で、1ドル札の「ホルスの目」のホルス神とは、そもそも「古代エジプトのエジプト神話に登場する天空と太陽の神」(ウィキ)です。

 以下ウィキの引用ですが、ホルス神は「オシリスとイシスの子で、セトの敵対者である神としての神話が特に有名、妻としてはハトホル、隼の頭をした男性として表現されるが、エジプトを象徴する模様として有名な「ウジャトの目」とは、ホルスの目のことである。」

 「エジプト航空の航空機の垂直尾翼には、航行の安全を願ってホルスが描かれている」と。

 あるHPでは「ホルスの目は全ての物を見抜く力があると言われているところからも、フリーメイソンの「万物を見通す目」 と共通しています。」という表現もありましたが、ウィキによれば・・・

 「よく誤解されるが、ピラミッドに目の「ホルスの目」は『イルミナティ』のシンボルで」あり、フリーメーソンでは、「石工団体を元にした名残りとして、石工の道具であったコンパスと直角定規がシンボルマークとして」描かれる、ということです。

 Gはグレート、偉大なる、の意味だったかな??







 んで、「アメリカ合衆国の国章には裏面がある。

 煉瓦造りのピラミッド型四角垂の上に目玉(プロビデンスの目)が描かれている。

 上方のプロビデンスの目は周りを監視し、ピラミッドは新しく生まれた国家の光を浴びることを示したため、描かれた。」そうなのであります。

 この国章裏面のデザインが、「フリーメイソンの紋章(正確にはイルミナティ)と似ているとして、アメリカはフリーメイソン、ひいてはユダヤ人により支配されている、という都市伝説が、主に陰謀論者によって流布されている」のです。




   裏

美心倒悪 2

2008年11月23日 11時07分43秒 | Weblog
 日本人は超能力、心霊現象、UFO、予言、スピリチュアル、占い・・・そういう超自然現象や、オカルトが大好きな傾向があります。

 大槻教授が戦ってるのが有名ですけど、「非合理・非論理的なオカルトの増長が、ファシズムにつながる危険性」があるとも指摘されております。

 当然、科学は万能ではありませんから、まだまだ未解明な現象も多く、そこにオカルトやエセ科学、陰謀論がつけこんでくるわけです。

 オカルトを盲目的・狂信的に信じるのは危険ですが、ダヴィンチ・コードもそうですけど、そこに物語の膨らませようがあるのも否定はできません。




 では、「オカルト」と「カルト」の違いはなんでしょうか?

 引用ですが、「オカルト【occult】は、超自然の現象や神秘的現象を指し、カルト【cult】とは、宗教的崇拝、転じて、ある集団が示す熱烈な支持」を言うようです。

 僕は、一般に「カルト映画」と呼ばれるカテゴリーが好みのようですが、この場合の「カルト」とは「既成の社会から正統的とは見なされない趣味などで、愛好者による熱狂的な支持をいう」、とのことです。

 つまり、僕の映画の嗜好は、正統的ではないわけです。

 また、「オカルトはラテン語のocculereの過去分詞「occulta」(隠されたもの)を語源とする。19世紀に派生した非正統キリスト教以外の平常の生活から隠された人間の知識を超えた神秘の研究とその結果である神秘主義体系をオカルティズムと呼ぶ」そうです。

 一方、「カルト(cult)は、ラテン語 colere から派生した宗教色の強い文化活動を意味する語。儀式や崇拝を意味する。」

 せんべい・おせんべいのように、カルトの丁寧語が、お・カルトです、というアンサーもありましたが、似ている両者、語源からして違うようですね。




 それにしても・・・「伝説」や「神秘性」、ってやつぁ想像力がむしょーに掻き立てられ、悲劇的要素をもはらみ、美しく、はかなく、病的で猟奇的で、狂気に苛(さいな)まれるという・・・

 勝手に妄想が膨らんで、僕の美意識にがっつりハマってしまうのです。

 さらに、英雄性や、情熱、脆弱性などが入り混じって、地下組織、暗号、倒錯、謎解き、ある種の魔力、特に『秘宝』などがからんじゃうと、もうダメ・・・ヤメてくり。

 その際、往々にしてユダヤ人やフリーメイソン、ヴァチカン、テンプル騎士団、ロスチャイルド家、ロックフェラー一族にアイゼンベルグ一族、王室や各国諜報組織あたりが標的になりやすい傾向があります。

 もっとも有名なフリーメイソンは、以前にもご紹介のとおり、ソロモン宮殿を建立した石工による組合が発祥で、全世界にロッジを構え、古くはグラバーや坂本竜馬がそうであっただとか、現代日本では○○兄弟がそうだとか、これまた枚挙に暇がない。

美心倒悪 1

2008年11月22日 06時43分18秒 | Weblog
 怖い話題をひとつ。

 世に「陰謀説」というのは星の数ほどあります。

 陰謀というのは陰のはかりごとのため、基本的には表に出ないので、逆手に取れば想像の膨らませようもあり、証拠もない代わりに、アイディア次第でとても面白い小説の題材にもなるわけです。

 陰謀説など、しょせんB級ネタですが、すべて一笑にふせばいいと思うなかれ。

 見えるもの聞こえるものだけが真実でもありませんし、裏が見えなければ真の全体像は捉えられないこともあります。

 しかし結局は悪だくみや巨悪、闇の話題ですから、女性には著しく興味を欠く話題かもしれません。

 知らなくてもとりあえず生きて行くのに支障はないし、知ったところでどうにかなるものでもなく、知らないほうが身のためかもしれないし、楽しく人生を全うできるかもしれないですが・・・。

 知らずに死ねないぜ、ホントんとこどーなんだよ、ちょっぴり恐いけど・・・という詮無い本能が疼(うず)いてしまう人種もいるのです。

 ただしこれに傾倒しすぎると、Voodoo Chile(ヴードゥーチャイル)がこだましてしまい、単なるオカルト好きに陥って、かえって視野が狭く、心のねじくれた狂人扱いを受けますので、自分なりの見極めが大切になります。

 陰謀説に振り回されると、この世の不可解な現象をすべてオカルトのせいにして思考を停止してしまい、民族差別や偏見を生みますので、大切なことは欲をかかない、盲目的に思い込まないことで、常になぜ?と問い続けなくてはなりません。





 概して白人文化は異教との戦いが長く、元来の陰謀好きな民族性なためなのか、その陰謀説が古くから好まれ、秘密結社が世界経済を支配するなどという一見して荒唐無稽なうわさも、彼らの文化として根づいているような気がします。

 その底流に共通するのは、「伝説」や「神秘」性です。

 んなアホな、と思いつつも、ここをくすぐられるのが僕はもっとも弱い。

 たとえば代表的なものは、1ドル札の有名なピラミッドと目、ホルスの目です。

美しき音の色 20

2008年11月21日 07時48分05秒 | Weblog
 日本に今後も必ず残したい曲なんかも、小学生時分にたくさんおおらかに歌わして。

 「ふるさと」歌えないのはまずいっしょ?

 教育問題は難しいですが、どうなのでしょう?学校の授業のあり方って・・・

 小学・中学・高校レベルの内容は正直、教科書を読めば理解できるので、極端な話、全部自習でも、やる気と集中力さえ持続すれば、会得できる子にはできる。

 となると、授業や先生のあり方は・・・

 集中力を持続させる、理解できない子に合わせる、袋小路に陥っているのを助ける、みんなが間違えやすいことを喚起する、議論をさせる・・・色々ありましょうが・・・

 手術でもそうですが、おおまかなことは文献や手術書、教科書を読めば分かりますが、なぜその手術を選択するのかという適応の決断がもっとも難しく・・・

 また実践面で、ここでこの血管や神経に注意する、ここはこの層で剥離する、ここはなにも危険はないので大胆に、などのコツや勘どころや、実際の感触、ハマりそうな時の脱出法・・・・

 そういった、実践・技術・勘どころは、これ、書だけでは理解できず、実際の手術で師や先輩の教えがないと会得できません。

 というとやはり授業で肝腎なこととは、興味をひくような・好奇心をくすぐるような話術、実習やコツ・勘どころ、分かるということ・勉強の面白さの教育・・・

 そういうことが教科書より大切なんじゃ・・・??

 また、僕の出身高校では、校歌を歌う際に、うまかろうが音痴だろうが、誰もが目いっぱい大声で歌いますし、むしろ歌う機会が与えられることをみなが期待していた気もします。

 そういう楽しむ気持ち・・・それも大切ですよね。

 たとえば歌うことに興味がある子には、中学になったらさ、ビートルズで徹底的に和音やコード、コーラスを教え・・・

 Queenのコーラスは、こりゃ子どもには無理だから・・・

 ビートルズには「Here, There and Everywhere」だとか「Because」とか「If I Fell」に「Nowhere Man」や「This Boy」だの「If I Needed Someone」、「Tell Me Why」完璧な3部合唱があるでしょ、いろいろと。

 興味がある方は、Youtubeでコピペしてご覧ください。

 演奏に興味があれば、津軽三味線や琴などの日本の伝統を・・・あ、教える先生に問題が・・。

 沖縄民謡を学問的に教えたって・・・。

 レコード鑑賞だってクラシックしか聴いた覚えはないけれど、クラシックは確かに素晴らしいけど、そればかりを崇め奉る必要もなく・・

 クラシック以外にも、雅楽にタンゴにサンバやボサノバ、サルサにシタール、胡弓にアフリカ音楽、ホーミーやフラメンコ、コーランの読経、ジャズにブルース、レゲエやマザーグースにゴスペルだって・・・

 偏見、宗教おかまいなしに、そういう世界中の音楽を聴かせて、自分が好む、ハマれる音楽を見つけさせたり。

 コールユーブンゲンやソルフェージュみたいな、いかにも教科書めいたことは音大に進んだ方がやればいいんであって。

 実験・実習・実践が大切ですから、興味や楽しさを引き出してあげるように。

 少しでも楽しく、音楽の理論に触れられれば・・・。




 そうして大人になったとき、自分の好きな音楽を聴いていて、う~ん、このニ長調の曲で、ここがレじゃなくてレ♯なとこがいいんだよな、だとか・・・

 ト長調のこの曲で、シ~レ~ドじゃなくてシドド♯レドと半音ずつ上がるから、その直前の不規則なリズムが調和されてなめらかになるんだ・・・

 な~んて分かると・・・人生、楽しいですよね。


-このテーマの終わり-

美しき音の色 19

2008年11月20日 16時52分00秒 | Weblog
 ・・・にしても、ひつこいですが、学校での音楽の授業って・・・疑問だ。

 あれじゃ、興味わかないよな・・・・。

 今回の話題みたいな、音楽を聴くにも演奏するにも大切な、音の基礎って学んだのかな?

 僕が居眠りしてただけかな?





 学校の授業で習って興味がわいて、つきつめてぇ~、って思ったもの・・・実は皆無です・・・。

 強いてあげれば、数学の難問が解けかけたときの、あの歯車がカチカチ音を立ててはまりだす快感とか、解けたときの達成感・・・

 高校物理でループジェットコースターが落ちずに回れるための計算式やら、ドップラー効果の計算式に、ほっほぉ~っとひざを叩いたあれとか・・・

 高校で世界史をかなりのハイレベルで無理やり勉強させられたら、結果(なのだろうか?)、西洋史に若干強くなった?(興味は深いが「歴史学」が好きなのかは疑問)ことくらい・・・?





 デビッド・ボウイやギターに興味がわいたのも、学校の音楽が契機ではないなぁ。

 宗教知識やら美術品やら古代遺跡も学校で習ったわけじゃなく、本を読んでいたらつきつめたくなっただけだしぃ~。

 本人が気づいてないだけで、学校の授業から基礎学力が血となり肉となったのでしょうか、果たして本当に?





 怨みはないけど、縦笛ってそんなに大事なの?

 アルト笛含めて9年間もぴろぴろ笛吹かされて、なんの役に立ってます?実際、みなさま・・・?

 まだハーモニカを深く追求したほうがいいんじゃない?

 小学生の全国ハーモニカ名人大会を毎年開催して。

 ジーンズのポケットからスッとハーモニカを取り出して、プカプカ吹けちゃうほうが絶対将来に役立つし、カッコいいでしょ?

 大人社会でリコーダー吹かないもんなぁ・・・忘年会の芸でもね。

美しき音の色 18

2008年11月19日 15時09分57秒 | Weblog
 西洋音楽の音の調和の秘密には、数学が隠れていましたね。

 また、美しい賛美歌や神や天への憧れを考えれば、石造りの教会以外にもキリスト教が音楽の発展に貢献したことは明らかですね。

 賛美歌は美しいし、U2なんかモロ賛美歌チックな曲も多いし、有名な話ブルースは黒人の教会ソングのゴスペルから派生しましたし、そう思うとロックは大きくキリスト教の影響を受けてますよね。

 仏教の読経とホーミーの話もしましたけど、読経や誦経から派生した和製音楽も開発して、クリスチャンに輸出したいものですね。

 誰かやりませんか?

 僕たちのDNAはチョチョンガチョン、なので、美しい和音だけでなく、乗れるリズム感も現代の価値観だとちょっと・・・

 町田康じゃないけど、盆踊りとか、ちょっと滑稽なところもあるし・・・。

 以前にも話しましたが、少なくてもJリーガーにはサンバを聴いてもらって、あのステップを学んで欲しいものです。

 C・ロナウドやロナウジーニョの華麗なる足捌きに、チョチョンガチョンではついていける筈がない。

 体にあのリズム感が染み込んでものにならなければ、世界レベルには覚束(おぼつか)ないでしょう。

 西洋カブレのつもりはなく、うるわしいものはうるわしい、と思っており、日本の古典楽器の音もよいと思いますが、残す努力、聴かせる努力、頑固に残すものと時代とともに発展させるものの区別、融通性・・・も大切だと思います。

 東儀さんや、吉田兄弟、元ちとせさん、らを応援しましょう!

美しき音の色 17

2008年11月18日 11時37分24秒 | Weblog
 ホーミーの「原理は簡単で倍音を利用しているのです。

 人間の発する音の中にはいろんな周波数成分が重なっていて(それゆえに声質に個人差が生じる)、この中の周波数が2倍となる倍音を取り出して強調・共鳴させれば良い訳です。

 名人になると笛の様な音色で自由に音階を制御出来る様になります。」とのことです。




 さらに、「このホーミーの音声には人間の耳には聞こえない20kHz以上の高調波成分が含まれ、聞く人の脳波をアルファー(α)波に誘導する効果が有ります。」らしい。

 α波が出るということは、リラックス効果だとか、免疫促進効果があるということのようですが・・・エビデンスはどうなのでしょうか?

http://jp.youtube.com/watch?v=DY1pcEtHI_w&feature=related

 松任谷由美さんはまことに失礼ながら、彼女の歌が上手とは僕には到底思えませんけれど、歌声が微妙にホーミー的であり、別段ファンでもありませんが、プロの歌い手ならあの個性はアリだと思う。

 





 こうして音の色について考えてきましたが、しかし、どうして周波数の2倍を12に分けたのか、3番目が半音下がると暗く聴こえるのか・・・・なぞだ・・・。

 洋の内外を問わず、魂に訴えるうるわしき調べを人間は求めてきましたが、当然ながら現代の音楽の基礎はヨーロッパですので、西欧の基準で言えば日本の国内で耳にする調べはまだまだ遅れてる感はぬぐえません。

 その原因のひとつが、石造り・木造にあるとは思いもよりませんでしたが。

 それで日本は不協和音と、より届く(やかましい )音・・・そういう発展をしてきたんだ。

 日本音楽にないのは、長調の伸びやかで美しい和音や、6/8拍子の拍子などのかろやかなリズムだけれど、演奏すると短調も面白いんだよな。

 スペインやメキシコの情緒的な曲は、日本文化に通ずるものもあるし。

 三味線などは現代音楽にも通ずる理論があるらしく、まだまだ発展の糊しろもあると思うんだけど、まず子どもに聴かせないとね、これも。

美しき音の色 16

2008年11月17日 11時33分31秒 | Weblog
 喉歌には高音、低音バージョンと2種類あるのだそうですが。

 低音唱法をカルグラーと呼ぶそうで、有名なのは、チベット密教の声明(しょうみょう)、集団でやるので物凄い迫力なのだそうです。

 仏教の読経(どきょう)・誦経(ずきょう)、一部の浪花節なんかもこれに近いと思う。

 モンゴルの大草原で聴くと、すっげー感動するんだろうな。

 遠景の山脈が楽譜だって話だし・・・ホントかなぁ?

 アルタイ山脈かな?





 日本のお坊さんたちもさ、どんどん世に出なきゃだめだよ、何回も言うけど。

 現代人にも分かる経文(きょうもん)で、築地本願寺辺りで、護摩焚いて何十人も集めて集団ド迫力ライブやるとかさ・・・Jポップを編曲して唄い上げるとか、定期的に。

 ホーミーとジョイントするとか。

 布教のためなんだから、衆人に合わせたっていいんじゃないかな、守るべきところを残して行けば、これはこれとして、余興で。

 若者を呼べなくては、日本での仏教や神道が消滅してしまう可能性はかなり高いと思いますよ、今のままでは。





 で、ホーミーですが、普通に用いている声とは別に特殊な方法で喉をならし、低い音は喉から絞り出す唸り音で、高い音は倍音を利用した口腔内部での共鳴音なのだそうです。

 ホーミーのHPから引用しますが、「低い音は喉から絞り出す唸る様な音で高さを一定に保ちます。

これが高い音へのベース音となります。

一方高い音は口の開け方や舌の位置を微妙に変化させ、ベース音を基に口腔内部で生成する共鳴音で、この音階を自由にコントロールします。

聴く人は後者の高音の旋律を耳で追う事になります。」

美しき音の色 15

2008年11月16日 08時35分36秒 | Weblog
 彼(によく似たゼリー)のタイマーズでは、「宗教ロック」「総理大臣」「国名改正論」「覚醒剤音頭」「障害者と健常者」「あこがれの北朝鮮」「トカレフ(精神異常者)」「トルエン」「まわりはワナ」といった、命がけの歌が並ぶ。

 「ヘリコプター」や「カブリオーレ」のすごさは、聴けばわかる。




 もちろん「雨上がりの夜空に」やら「トランジスタラジオ」は言わずもがなですが・・・

http://jp.youtube.com/watch?v=oIBBbprepQg&feature=related

http://jp.youtube.com/watch?v=cL2JnVpE67U&feature=related

http://jp.youtube.com/watch?v=QxWXCyKiDqw&feature=related

http://jp.youtube.com/watch?v=jCZSmXSD2OQ&feature=related

http://jp.youtube.com/watch?v=mlSw2RUuO48

 

 個別案件ですが、等身大のラブソングが素晴らしい。

http://jp.youtube.com/watch?v=xAZ7kuH_cHM&feature=related



 キヨシローが歌う、かつてRCの前座を務めていたとの天才詩人、アンドレ・カンドレ、陽水氏の「傘がない」もいいっす。

http://jp.youtube.com/watch?v=xuTyB1Swrqo&feature=related






 さてさて話は変わり・・・モンゴルの「ホーミー」や、ロシア連邦に属する「トゥバ自治共和国」の「ホーメイ」というのは、一人で二つ以上の音を同時に発声し、その二つを共鳴させることにより独特の音のうねりを生み出すものです。

 倍音唱法(overtone singing, harmonic singing)と呼ばれるそうです。

 喉歌(のどうた)とも。