医師日記

「美」にまつわる独り言です
水沼雅斉(みずぬま まさなり)

美しき音の色 7

2008年11月08日 06時32分45秒 | Weblog
 科学的に言えば、低いドから1オクターブ上のドまでは、ド、ド#、レ、レ#、ミ、ファ、ファ#、ソ、ソ#、ラ、ラ#、シの12音。

 ドレミファでは、8つ目で高いドとなって1オクターブ上がるけど、ミとファ、およびシとドは半音なので、1オクターブとは半音で言うと12個上、つまり12半音。

 だからギターのフレットは12上で1オクターブ上がる。

 ピタゴラスが作ったとも言われますが、12で7・・・何の因果か・・・?

 ピタゴラス音律は下記に詳しいが、よくわかりまへん。

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%94%E3%82%BF%E3%82%B4%E3%83%A9%E3%82%B9%E9%9F%B3%E5%BE%8B





 1オクターブ上がるごとに周波数は2倍になる。

 しかし半音の差とは単純に(440-220)÷12とはならないようで、比で言えば2の12乗根、6%の違い・・・?

 12をそれ以上に細かく区切っても、人間の耳には分からないのか、和音を作っても美しく感じないのか?

 数え方は、0度はなく、ドから見て隣のドは、1度、レは2度。

 ドから見て5音上のソは、周波数が1.5倍、なので3は2の1.5倍ですから、2:3となります。

 この比が単純なほど相性がいいのだそうです。

 振動数比が1:2の2音は1オクターブ、2:3の2音は5度、3:4の2音は4度です。