医師日記

「美」にまつわる独り言です
水沼雅斉(みずぬま まさなり)

美しき音の色 10

2008年11月11日 11時59分21秒 | Weblog
 3度堆積によるコードは、いわゆる同時に鳴る縦の和音ですが、経時的なコードの進行の場合・・・。

Cコードがキーならば、

ド・ミ・ソ(C)  =I

レ・ファ・ラ(Dm) =Ⅱm

ミ・ソ・シ(Em) =Ⅲm

ファ・ラ・ド(F)  =Ⅳ

ソ・シ・レ(G)  =Ⅴ

ラ・ド・ミ(Am) =Ⅵm

シ・レ・ファ(Bm) =Ⅶm


 これらを「ダイアトニックコード」といいます。



 で、音階を「スケール」といいますが、

Ⅰ=トニック(T):主音

Ⅳ=サブドミナント(S):下属音

Ⅴ=ドミナント(D):属音

Ⅶ=リーディングトーン:導音

 のようになり、音楽ではダイアトニックコードの「I、IV、V」が基準になります。

 これも完全協和音程の完全4度と完全5度と関係があるのかな?

 ブルースは基本的に3コードで構成されますから、ブルースから派生したロックやポップスも基本は当然そうなるわけです。

 Cコードの曲の場合、C→F→Gが基本になります。

 4和音の際には、上にセブンスコードを乗せます。

 3つ以上重ねるコードはテンションコードと呼ばれます。