医師日記

「美」にまつわる独り言です
水沼雅斉(みずぬま まさなり)

美しき音の色 18

2008年11月19日 15時09分57秒 | Weblog
 西洋音楽の音の調和の秘密には、数学が隠れていましたね。

 また、美しい賛美歌や神や天への憧れを考えれば、石造りの教会以外にもキリスト教が音楽の発展に貢献したことは明らかですね。

 賛美歌は美しいし、U2なんかモロ賛美歌チックな曲も多いし、有名な話ブルースは黒人の教会ソングのゴスペルから派生しましたし、そう思うとロックは大きくキリスト教の影響を受けてますよね。

 仏教の読経とホーミーの話もしましたけど、読経や誦経から派生した和製音楽も開発して、クリスチャンに輸出したいものですね。

 誰かやりませんか?

 僕たちのDNAはチョチョンガチョン、なので、美しい和音だけでなく、乗れるリズム感も現代の価値観だとちょっと・・・

 町田康じゃないけど、盆踊りとか、ちょっと滑稽なところもあるし・・・。

 以前にも話しましたが、少なくてもJリーガーにはサンバを聴いてもらって、あのステップを学んで欲しいものです。

 C・ロナウドやロナウジーニョの華麗なる足捌きに、チョチョンガチョンではついていける筈がない。

 体にあのリズム感が染み込んでものにならなければ、世界レベルには覚束(おぼつか)ないでしょう。

 西洋カブレのつもりはなく、うるわしいものはうるわしい、と思っており、日本の古典楽器の音もよいと思いますが、残す努力、聴かせる努力、頑固に残すものと時代とともに発展させるものの区別、融通性・・・も大切だと思います。

 東儀さんや、吉田兄弟、元ちとせさん、らを応援しましょう!