goo blog サービス終了のお知らせ 

「英文法さかさ勉強法」アドバンテージ・メディア英語教室のブログ

過去完了形を使わない仮定法過去完了【 |連続| 第1901回英文ニュース記事で学ぶ「英文法さかさ勉強法」】

Let's get started with day 28 for the month of December.

こんにちは、アドバンテージ・メディア英語教室です。
今日もニュース英語で楽しく英文法を勉強しましょう!

「過去完了形を使わない仮定法過去完了」について、「Why you should have a cat」をもとに解説します。

▷今日のテーマ

過去完了形を使わない仮定法過去完了

▷今日の例文

英文 
If this wasn’t recorded nobody would have believed it happened. 😭

訳例
もしこれが撮影されてなかったら、誰もこのようなことが起きたとは信じなかったでしょう。 😭


▷解説

最近では仮定法過去完了の文でも、前半(if節)に過去完了ではなく過去形が使われることが増えています。
これは特に会話やインフォーマルな場面で見られる傾向です。

たとえば:
•従来の正統な仮定法過去完了
If I had known, I would have helped you.
(もし知っていたら、手伝ったのに。)

•最近よく見られる形(過去形が使われる)
If I knew, I would have helped you.
(もし知っていたら、手伝ったのに。)

このように、「if節」に過去形が使われるケースが、特に英語を母語としない話者やカジュアルなネイティブスピーカーの間で増えてきています。

なぜこのような変化が起きているのか?
1.言語の簡略化
仮定法過去完了は文法的に少し複雑で、きちんと使おうとするとミスが起きやすいため、過去形を代用することでシンプルにしているのではないかと言われています。
2.話し手のニュアンス重視
仮定法過去完了では、過去形の方が感情的なトーンや「その時知っていればよかったのに」という後悔を直接的に伝える場面もあります。
3.文脈による理解
「if節」の時制が少しずれていても、文脈から容易に意味が推測できるため、厳密な文法にこだわる必要が薄れていることも一因です。

注意点
この使い方は、あくまでインフォーマルな状況や話し言葉で好まれる傾向があるだけで、フォーマルな文章や試験では避けるべきです。試験では伝統的な形(if節に過去完了)が正解とみなされることがほとんどです。

▷その他の単語

record:記録する、撮影する
happen:起きる

▷今日の例文は「Why you should have a cat」から






ランキングに参加中。クリックして応援お願いします!

  • Xでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

最新の画像もっと見る

最近の「仮定法」カテゴリーもっと見る

最近の記事
バックナンバー
人気記事