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with分詞構文(付帯状況の「with」)【第957回英文ニュース記事で学ぶ「英文法さかさ勉強法」】

こんにちは、アドバンテージ・メディア英語教室です。
今日もニュース英語で楽しく英文法を勉強しましょう!

ホタテガイが海中を飛ぶように泳ぎます!!
「with分詞構文(付帯状況の「with」)」について、「The Sun」をもとに解説します。

▷今日のテーマ

 with分詞構文(付帯状況の「with」)
 
▷今日の例文

 英文▷ A scallop decided to make a quick getaway beneath the waves at Port Phillip Bay, Victoria, recently, with footage showing it hurriedly skipping away from its mollusc mates.

 訳例▷ オーストラリア・ビクトリア州のポートフィリップ湾の波の下で(海の中で)最近、一枚のホタテガイが素早く逃げ出すことを決心しました。そのホタテガイが軟体動物の仲間から急いで飛んで逃げるのを映像が示しています。


▷実際のニュース映像はThe Sun

▷解説

 「with+A(人・物)+現在分詞・過去分詞・形容詞(いずれか)」の形の分詞構文があります。
 これを「with分詞構文」と私は呼んでいます。
 文法書では、「withを使った付帯状況表現」と呼ばれることもあります。
 意味は「Aが〜しながら」「Aが〜して」「Aが〜する時」「そしてAが〜した」など普通の分詞構文とほぼ同じように解釈することができます。

 「今日の例文」では「with footage showing it hurriedly skipping away from its mollusc mates」がこの「with分詞構文」です。
 「with+A(人・物)+現在分詞・過去分詞・形容詞(いずれか)」の形にあてはめてみると、「footage」がAで、「showing〜」が現在分詞句になっています。
 
▷おまけ showの語法

「show+A+現在分詞」で「Aが〜しているのを示す」という意味になります。
「今日の例文」の後半部分の「showing it hurriedly skipping away from its mollusc mates」がこの形です。一見わかりにくいですが、単純にすると、これは「show it skipping 〜」という形です。

▷その他の単語

 scallop: ホタテガイ
 decide to do: 〜することに決める 
 make a quick getaway: すばやく逃げ出す
 beneath the waves: 波の下に、波の下で
 Port Phillip Bay: ポートフィリップ湾 ※オーストラリア南東部、オーストラリアで第二位の規模の大都市メルボルンを擁する湾。
 recently: 最近
 hurriedly: 急いで、あわてて
 skip away from: 〜から飛んで離れる
 mollusc: 軟体動物 ※ molluscはイギリス英語、アメリカ英語はmollusk
 mate: 仲間、友達

▷今日の例文は「The Sun」から
Scallop Makes Quick Getaway Across Seabed


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