【岸田首相】:歴史の分岐点「戦後残してきた難題に答え出す」 年頭所感
『漂流する日本の羅針盤を目指して』:【岸田首相】:歴史の分岐点「戦後残してきた難題に答え出す」 年頭所感
岸田文雄首相は1日付で、2023年の年頭所感を発表した。22年についてロシアによるウクライナ侵攻や安倍晋三元首相の銃撃事件、物価高などを列挙し「歴史の分岐点を迎えている」と説明した。23年に向け「戦後日本が積み残してきた多くの難しい問題、『先送りできない問題』に、正面から立ち向かい、一つ一つ答えを出していく」と表明した。
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岸田文雄首相
首相は日本が主要7カ国(G7)の議長国と国連安全保障理事会の非常任理事国を務めることを挙げ「力による一方的な現状変更や核による脅しを断固として拒否する強い意思を、歴史に残る重みをもって示していきたい」と強調。22年に決定した「国家安全保障戦略」を踏まえ、外交的努力と防衛力強化に全力で取り組む姿勢を示した。
また「全世代型社会保障改革」に取り組む方針を示し、少子化対策やこども対策を進める考えを示した。また、自身が掲げる「新しい資本主義」の実現に向け、グリーン、デジタル、スタートアップなどの各分野について「人とカネを大きく集中させ、大胆な投資と改革を進める」と訴えた。【菊池陽南子】
元稿:毎日新聞社 東京朝刊 主要ニュース 政治 【政局・年頭所感】 2023年01月01日 00:00:00 これは参考資料です。 転載等は各自で判断下さい。
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