【菅元首相】:安倍氏国葬「追悼の辞」読み上げに不安あり…“読み飛ばし”大失態にウソ釈明の過去
『漂流する日本の羅針盤を目指して』:【菅元首相】:安倍氏国葬「追悼の辞」読み上げに不安あり…“読み飛ばし”大失態にウソ釈明の過去
注目を集めているのが菅義偉前首相の動きだ。
安倍元首相の死去を受け、自身を中心とする「勉強会」の発足を見送っていたが、安倍国葬後に「勉強会を立ち上げ、事実上の『菅派』を結成するのでは」(自民党関係者)との見方が強まっている。
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昨2021年広島市の平和記念式典での演説読み飛ばし(写真)、菅前首相はウソの言い訳で…(C)共同通信社
毎日新聞が世論調査で、携帯電話での回答者642人に首相になってほしい人の名前を1人挙げてもらうと、最多は河野太郎デジタル相で87人。岸田首相続投が66人と2位で、菅氏も22人で6位と一定の評価を得た。
「勉強会発足について、党内から『首相再登板』への地ならしとみる向きもある。世論に『次期首相候補』として望む声があることは、本人も悪い気はしないでしょう」(前出の自民党関係者)
さらに菅氏には近々、スポットライトを浴びる「大舞台」が待っている。27日の安倍元首相の国葬で友人代表として「追悼の辞」を読み上げる予定だ。テレビを通じて聞く視聴者の心をわしづかみにすれば、瞬く間に待望論が湧き上がってもおかしくはない。
きっと、菅氏も寝る間を惜しんで文章を練っているだろうが、不安もつきまとう。
「首相時代に菅さんは国会答弁で原稿に目を落とし、コロナ禍で会見を開くたび『原稿棒読み』と批判された。プロンプターを見つめる不自然な姿も火に油を注ぐ結果となった。追悼の辞を述べる際も同じことをやれば、逆効果となりかねません」(ある国会議員)
■「原稿の一部がのりで貼りついていた」
菅氏は昨年8月、広島市の平和記念式典であいさつの一部を読み飛ばし、ウソの言い訳が判明。狭量な人柄が浮き彫りとなったこともある。菅氏は「原稿の一部がのりで貼りついていた」と釈明したが、後に市に情報公開請求した市民たちが原稿の原本を確認すると、のりが付着した形跡はなかったのだ。
はたして菅氏は存在感を示す千載一遇の好機に、練りに練った追悼文をマトモに読み上げられるのか。
元稿:日刊ゲンダイ DIGITA 主要ニュース ライフ 【暮らしニュース・政局・安倍元首相の国葬】 2022年09月20日 13:50:00 これは参考資料です。 転載等は各自で判断下さい。
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