路地裏のバーのカウンターから見える「偽政者」たちに荒廃させられた空疎で虚飾の社会。漂流する日本。大丈夫かこの国は? 

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【政界地獄耳・08.18】:温暖化災害こそ安全保障では

2023-08-25 07:42:10 | 【地球温暖化・国連の気候変動に関する政府間パネル(IPCC)・気温が上昇・...

【政界地獄耳・08.18】:温暖化災害こそ安全保障では

 『漂流する日本の羅針盤を目指して』:【政界地獄耳・08.18】:温暖化災害こそ安全保障では 

 ★終戦の日談話でもわかるように各党は核兵器の脅威や日本を取り巻く安全保障環境の厳しさを訴えるが、戦争は絶え間なく、食い止める努力を政府や政治家がすればいい。だが国民の脅威は核兵器が我が国に間もなく飛来する不安ではない。それよりも毎年「今までにない大雨」などと言われる梅雨前線の停滞による集中豪雨や大型台風が押し寄せてくることにずっと脅威を感じているのではないか。

 ★近年は今までほとんど台風の被害がなかった東北や北海道までが大きな被害を被っている。九州や四国ではほぼ全県が毎年、河川の氾濫や土砂災害に見舞われている。今回も複数の台風が沖縄県をはじめ、四国・近畿、中国地方を巻き込み、道路の寸断、停電、断水に見舞われ、家屋を失った人、行方不明者などを出した。また西日本のみならず東日本にも影響が少なからず出た。交通機関は空の便、新幹線などに直接影響するため物流は手痛い被害を受け、農作物の供給は途絶え、結果的に国民に大きな被害と負担、影響を与える。政府は直ちに対策本部を設置し、ホームページを見れば災害弔慰金、災害障害見舞金、被災者生活再建支援制度、災害援護資金など、数えられないくらいの国と自治体の支援制度が並ぶ。各政党は災害対策本部を設置して現地の政治家を軸に連絡網を敷き、場合によっては現地視察を組んで激甚災害指定を政府に促す。

 ★だが、これを毎年やっていていいのだろうか。政府の防災担当や環境省はどの程度地球温暖化による予測を立てているのだろうか。今後も全土で雨・風被害が毎年のように起きることを想定した大掛かりな国民の生命と財産を守る対策はできないものか。これこそが我が国の安全保障環境が緊迫しているのではないか。対処処置以外の予算措置はないのか。事前の情報は天気予報だけでいいのだろうかと思う。(K)※敬称略

 ◆政界地獄耳

 政治の世界では日々どんなことが起きているのでしょう。表面だけではわからない政界の裏の裏まで情報を集めて、問題点に切り込む文字通り「地獄耳」のコラム。けして一般紙では読むことができません。きょうも話題騒然です。(文中は敬称略)

 元稿:日刊スポーツ社 主要ニュース 社会 【コラム・政界地獄耳】  2023年08月18日  07:53:00  これは参考資料です。 転載等は各自で判断下さい。


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