路地裏のバーのカウンターから見える「偽政者」たちに荒廃させられた空疎で虚飾の社会。漂流する日本。大丈夫かこの国は? 

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【政界地獄耳・09.13】:沖縄県知事選 保守票を戸惑わせた旧統一教会問題

2022-09-21 07:50:00 | 【選挙・衆院選、参院選、補選・都道府県市町村長・地方議会・公職選挙法・買収事件】

【政界地獄耳・09.13】:沖縄県知事選 保守票を戸惑わせた旧統一教会問題

 『漂流する日本の羅針盤を目指して』:【政界地獄耳・09.13】:沖縄県知事選 保守票を戸惑わせた旧統一教会問題 

 ★日本復帰から50年の今回の沖縄県知事選は、辺野古の新基地建設問題や、新型コロナウイルス感染拡大で落ち込んだ県経済の浮揚策などを争点に繰り広げられたが、現職の玉城デニーが再選した。参院選挙前後はオール沖縄が停滞気味で玉城に不安があったものの、民意辺野古基地建設反対確認した形だ。辺野古建設は地盤の弱さから困難を極め、完成時期すら明確にならない。辺野古基地建設の予算は9300億円。一体どれほどの巨大基地を造るのかと思うほどの予算投入される。

 ★一方、政府は沖縄への予算の減額を続け保守系知事が生まれるまで兵糧攻めにする考えを示す。それには保守層反発した。玉城票には20%程度の保守票も加わった。別の見方もできる。旧統一教会問題点が今回の選挙で有権者混乱失望させたのではないか。11日、日本総合研究所会長・寺島実郎はテレビで旧統一教会について霊感商法などの「反社会性」、もう1つは「反日性」とし「日本の弱者に食いついて『朝鮮半島を支配していた贖罪(しょくざい)でもって日本は金を出すべきだ』っていう形で入り込んできた」と説明した。国会議員は「日本国民の生命・財産を守らなきゃいけない中心」と考えれば、それを御旗にしてきた自民党だが、旧統一教会問題は保守票戸惑わせた

 ★米国には逆らえない、中央政界とはうまく付き合うべきだとした県民も、ウクライナ戦争が起きれば「次は台湾海峡だ」と脅かされ、8月31日には元首相で自民党副総裁・麻生太郎が講演で台湾有事を念頭に「沖縄、与那国島にしても与論島にしても台湾でドンパチが始まることになれば戦闘区域外とは言い切れないほどの状況になり、戦争が起きる可能性は十分に考えられる」と発言。こちらも相当県民を刺激したのではないか。自民党は保守政治の中心にいられるのはいつまでか。(K)※敬称略

 ◆政界地獄耳

 政治の世界では日々どんなことが起きているのでしょう。表面だけではわからない政界の裏の裏まで情報を集めて、問題点に切り込む文字通り「地獄耳」のコラム。けして一般紙では読むことができません。きょうも話題騒然です。(文中は敬称略)

 元稿:日刊スポーツ社 主要ニュース 社会 【コラム・政界地獄耳】  2022年09月13日  07:32:00  これは参考資料です。 転載等は各自で判断下さい。

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【岸田政権】:内閣支持率は危険水域 2つの国葬を巡りこれだけの雑音

2022-09-21 06:24:50 | 【訃報・告別式・通夜・お別れの会・病死・事故死・災害死・被害による死他】

【岸田政権】:内閣支持率は危険水域 2つの国葬を巡りこれだけの雑音

 『漂流する日本の羅針盤を目指して』:【岸田政権】:内閣支持率は危険水域 2つの国葬を巡りこれだけの雑音 

 日本時間の昨夜7時から執り行われた英国のエリザベス女王(享年96)の国葬。NHKがニュース枠を拡大して生中継し、民放テレビ各局もニュース番組で、葬儀が営まれたウェストミンスター寺院前に集まった英国民が追悼する様子などを報じていた。



 過去の植民地支配など女王の功績に賛否はあれど、国葬で弔うことに英国民から反対する声はない。翻って1週間後の27日に行われる安倍元首相の「国葬」は、世論調査を繰り返すほどに反対意見がどんどん高まっていくという惨状である。

 最新の毎日新聞の世論調査(17、18日実施)で安倍国葬に「反対」は62%。前回の53%から9ポイント増だった。「賛成」は27%で、前回から3ポイント減少した。日経新聞の調査(16~18日)でも反対が60%。こちらは同様の質問をした7月調査より13ポイントもの大幅増だった。

 ツイッターでは「本物の国葬」が一時トレンドワードになった。<英国がするのが本物の国葬><本物の国葬は国民の悲しみとともにある>などの投稿が相次いだのだ。

 これに対して<葬儀は比べるものではない>などの反論もあったが、1週間差のタイミングで行われる二つの国葬を比較したくなるのは、それだけ「差」がありすぎるからだろう。70年にわたり英国を統治した国家元首と憲政史上最長というただ長いだけの首相は比べるべくもないが、興味本位の大衆は岡目八目で直感的ながら正直だ。

 高千穂大教授の五野井郁夫氏(国際政治学)はこう言う。

 「比較されてしまうのは皮肉としか言いようがありません。英国は国葬ですが、日本で行われるのは『儀式』であって、葬儀ではないのです。『お別れ会』『追悼集会』とでも名づければよかったのではないですか。法的根拠がないものだから内閣府設置法4条を持ち出し、『国葬儀』なんて名前をつけてしまったのですから、英国と比べられても仕方ありません。岸田首相が招いた失態であり、オウンゴールですよ」

 ◆ああ、みっともない

 エリザベス女王の国葬には国内外の2000人が参列し、米国のバイデン大統領の他、仏、独、韓国の現職大統領らも駆け付けた。安倍国葬は規模こそ参列者6400人ながら、米国からはハリス副大統領で、G7現職トップの参列予定はカナダのトルドー首相だけである。

 その6400人も55年前の吉田茂元首相の国葬が6000人規模だったから、「それを上回る」というメンツみたいなもの。数を集めるためなのか国会議員には元職を含めると2000人弱(ナント全体の3分の1!)に案内状が送られたというから驚いてしまう。メディア関係者が「案内状が届かない」と不平を漏らすほど参列者の基準も不透明。英国で新型コロナウイルス対策に尽力した医療関係者やボランティアが招待されたのとはえらい違いだ。

 安倍国葬では国民に弔意を求めない。世論の反対が強すぎて“諦めた”形だが、「だったら国葬である必要はないだろう」という声が上がるのは当然だ。

 政治評論家の野上忠興氏が言う。

 「英女王と日本の元首相では比較対象にならないのは分かっていても、英国の光景を見せられれば、どうしても『ああ、日本はなんてみっともない』という感情が湧き上がってきてしまう。参列者も見劣りしそうですしね。ましてや安倍氏は統一教会(現・世界平和統一家庭連合)とは、選挙の票を差配するほどズブズブの関係だったわけでしょう。憲法改正に関しても統一教会と軌を一にしていたと報じられている。そんな人をなぜ税金を使って国葬で弔わなければいけないのか、という批判が高まるのは当たり前です。慣例に倣って内閣・自民党合同葬にしておけば、誰にもケチをつけられることはなかったでしょう」

 ◆弔意が民衆から自然に湧き上がる英国とは大違い

 岸田政権がこんなだから、内閣支持率はついに「危険水域」に突入した。危険水域は政権運営が厳しくなるとされる20%台に落ち込むことを意味するが、最新の毎日新聞の世論調査で29%となったのだ。前回8月調査から7ポイントの下落だった。

 内閣支持率のつるべ落としは毎日に限らず、他でも軒並み10ポイント以上の急降下。日経では前回から14ポイント下落して43%、共同通信(17、18日調査)では13.9ポイント下落の40.2%、産経新聞でも12ポイント下落し、42.3%だった。3社の調査はいずれも昨年10月の政権発足以来最低で、支持と不支持も初めて逆転。国民の「岸田離れ」は決定的だ。

 陽性者が減って、コロナ対策についての評価が改善しているのにもかかわらず、支持率下落が止まらないのは、法的根拠がなく、国会に諮ることもなく、内閣が独断で決めた国葬が原因であるのは間違いない。

 加えて統一教会との癒着問題だ。自民党のズサン調査に世論の8割が納得していない。霊感商法の反社会的団体と政界をつなぐ窓口が安倍であり、その人を国葬で弔うという倒錯。世論はそこに憤りを覚えているのである。毎日調査では、「自民党は安倍と統一教会との関係についても調査すべき」が68%に達した。

 一方で、国葬反対世論の高まりに、「もう黙ってろ」とツイートした自民党北海道議もいた。都議選応援で「あんな人たちに負けるわけにはいかない」とやった安倍が、死してなお国民の分断を招く不幸。静粛な環境で行われるならばまだしも、国民を敵に回し、分断を煽る国葬など、賛成派だって見たくないはずだ。

 ◆浮き彫りになった薄っぺらさ

 政治評論家の森田実氏はこう言った。

 「亡くなった人が国民から本当に愛され、尊敬されているかどうか。それが英国と日本の違いなのではないですか。安倍氏が国会で嘘をつき続けたことを国民は忘れていない。統一教会問題では中心人物だったと多くの国民が思っている中で、政府が無理やり国葬にしたのです。弔意が民衆から自然に湧き上がっている英国とは大違いです。

 最も許しがたいのは、岸田内閣が議会をないがしろにしていること。日本の現行憲法では議会制民主主義ですよ。法律にないことをするのなら、国権の最高機関である議会の同意が必要で、それを無視した政権は『岸田ファシズム』と呼ぶべきです。英国は議会を大事にする国。その英国に学び、日本の議会制度がつくられた経緯があるのに、酷い政権です。葬儀は死者を弔う神聖なもの。安倍国葬は汚らしい政争の具になってしまいました」

 英国の国葬を生中継したNHKは、もちろん安倍国葬についても予定される5時間をみっちり生中継するのだろう。民放テレビ各局も報道特別番組を編成する準備を進めているという。だが、メディアが安倍国葬を大々的に取り上げれば取り上げるほど、岸田内閣の支持率がますます下落するのは必至。NHKや民放がいまや、強烈なアンチ岸田になってしまうのは皮肉でしかない。

 政治ジャーナリストの角谷浩一氏はこう言う。

 「『国葬』って言っているのに、国家の全責任で遂行するのではなく、イベント会社に委託するんですよ。それって何なんでしょうね。法的根拠のない中でひねり出した『国葬』が、言葉遊びでしかないことを象徴しています。安倍氏支持の保守派が喜ぶと考えた岸田首相の薄っぺらさも浮き彫りになりました。国葬が終わっても、統一教会問題は終わらない。首相が『縁を切る』と息まいても、世論調査に表れている通り、国民は誰も信じていません。内閣支持率はこの先も下がっていくでしょう」

 岸田周辺や自民党幹部は「世論調査の数字に一喜一憂せず」「今は耐え忍ぶしかない」などと漏らしているらしいが、もはや悔やんでも遅い。岸田は、10月3日召集とされる臨時国会を乗り切れるのだろうか。

 元稿:日刊ゲンダイ DIGITA 主要ニュース 政治・社会 【政治ニュース・政局・安倍元首相の国葬】  2022年09月20日  17:00:00  これは参考資料です。 転載等は各自で判断下さい。

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【菅元首相】:安倍氏国葬「追悼の辞」読み上げに不安あり…“読み飛ばし”大失態にウソ釈明の過去

2022-09-21 06:24:40 | 【訃報・告別式・通夜・お別れの会・病死・事故死・災害死・被害による死他】

【菅元首相】:安倍氏国葬「追悼の辞」読み上げに不安あり…“読み飛ばし”大失態にウソ釈明の過去

 『漂流する日本の羅針盤を目指して』:【菅元首相】:安倍氏国葬「追悼の辞」読み上げに不安あり…“読み飛ばし”大失態にウソ釈明の過去

 注目を集めているのが菅義偉前首相の動きだ。

 安倍元首相の死去を受け、自身を中心とする「勉強会」の発足を見送っていたが、安倍国葬後に「勉強会を立ち上げ、事実上の『菅派』を結成するのでは」(自民党関係者)との見方が強まっている。

<picture>昨2021年広島市の平和記念式典での演説読み飛ばし(写真)、菅前首相はウソの言い訳で…(C)共同通信社</picture>

 昨2021年広島市の平和記念式典での演説読み飛ばし(写真)、菅前首相はウソの言い訳で…(C)共同通信社

 毎日新聞が世論調査で、携帯電話での回答者642人に首相になってほしい人の名前を1人挙げてもらうと、最多は河野太郎デジタル相で87人。岸田首相続投が66人と2位で、菅氏も22人で6位と一定の評価を得た。

 「勉強会発足について、党内から『首相再登板』への地ならしとみる向きもある。世論に『次期首相候補』として望む声があることは、本人も悪い気はしないでしょう」(前出の自民党関係者)

 さらに菅氏には近々、スポットライトを浴びる「大舞台」が待っている。27日の安倍元首相の国葬で友人代表として「追悼の辞」を読み上げる予定だ。テレビを通じて聞く視聴者の心をわしづかみにすれば、瞬く間に待望論が湧き上がってもおかしくはない。

 きっと、菅氏も寝る間を惜しんで文章を練っているだろうが、不安もつきまとう。

 「首相時代に菅さんは国会答弁で原稿に目を落とし、コロナ禍で会見を開くたび『原稿棒読み』と批判された。プロンプターを見つめる不自然な姿も火に油を注ぐ結果となった。追悼の辞を述べる際も同じことをやれば、逆効果となりかねません」(ある国会議員)

 ■「原稿の一部がのりで貼りついていた」

 菅氏は昨年8月、広島市の平和記念式典であいさつの一部を読み飛ばし、ウソの言い訳が判明。狭量な人柄が浮き彫りとなったこともある。菅氏は「原稿の一部がのりで貼りついていた」と釈明したが、後に市に情報公開請求した市民たちが原稿の原本を確認すると、のりが付着した形跡はなかったのだ。

 はたして菅氏は存在感を示す千載一遇の好機に、練りに練った追悼文をマトモに読み上げられるのか。

 元稿:日刊ゲンダイ DIGITA 主要ニュース ライフ 【暮らしニュース・政局・安倍元首相の国葬】  2022年09月20日  13:50:00  これは参考資料です。 転載等は各自で判断下さい。

 

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【安倍元首相国葬】:有識者が指摘した深刻な危機感…「ファシズム運動誕生の一里塚だ」

2022-09-21 06:24:30 | 【訃報・告別式・通夜・お別れの会・病死・事故死・災害死・被害による死他】

【安倍元首相国葬】:有識者が指摘した深刻な危機感…「ファシズム運動誕生の一里塚だ」

 『漂流する日本の羅針盤を目指して』:【安倍元首相国葬】:有識者が指摘した深刻な危機感…「ファシズム運動誕生の一里塚だ」

 安倍元首相の国葬は国論を二分している以上に、深刻な社会状況を浮き彫りにしているのかもしれない。19日、東大駒場キャンパスで開かれたシンポジウム「国葬を考える」。登壇した有識者からは、開催の是非にとどまらない鋭い意見が飛び出した。

<picture>不支持の高まりは素直に喜べない(C)日刊ゲンダイ</picture>

  不支持の高まりは素直に喜べない(C)日刊ゲンダイ

 講演したのは、東大の石川健治教授(憲法学)、慶応大の片山杜秀教授(政治思想史)、東大の國分功一郎教授(哲学)、京都精華大の白井聡准教授(政治学)、同志社大大学院の三牧聖子准教授(国際政治学)、「全国霊感商法対策弁護士連絡会」の山口広弁護士ら6人。会場は東大関係者や報道陣の出席に限定されたが、ネット配信は3000人超が視聴した。

 折しも世論調査で「国葬不支持」が軒並み6割を超えたタイミング。強行する岸田政権への風当たりが強まる中、気がかりなのは国葬実施に「ファシズム前夜」の雰囲気を見いだした片山氏の指摘だ。

 まず片山氏は、戦後民主主義の中で天皇の権威が後退してきたと指摘。その権威を奪いに行く政治権力として安倍氏の国葬を位置づけ、こう危機感をあらわにした。

 「今の時代は『弱い天皇』や『戦後民主主義の完成』に国民が興味を失い、『強い将軍』に興味を向けていると思います。現在至上主義的、つまりファシズム的な愛国運動が誕生し得る段階に日本は至っているのです。昔の政治家なら国葬は畏れ多いと思ったはずが、今の支配層の多くは(安倍元首相の)国葬が当たり前だと考えている。国葬はファシズム運動誕生の一里塚だと思います」

 ■不支持には「超・安倍晋三」を求める声も

 では、国葬不支持の高まりが素直に喜べるかというと、そうでもない。「確かに、理性的な国民が反対の声を上げている」と前置きしつつ、片山氏はこう懐疑的な見方を示した。

 「あのフジ・産経グループの世論調査でも(国葬不支持が)6割を超えています。国民の多くが権威やヒロイックなものを政治に挟まないと判断を下しただけでは、こんな数字にはならないでしょう。不支持の中には『真の独裁者』『真の将軍』など、安倍晋三に仮託したイメージを裏切らない指導者の出現を待望する愛国者の声が5~10%程度入っているのではないか。つまり、“超・安倍晋三”を求める国民の声が一部に入っていると考えられます」

 安倍元首相以上の独裁者とは……。考えただけでもゾッとする。

 元稿:日刊ゲンダイ DIGITA 主要ニュース ライフ 【暮らしニュース・政局・安倍元首相の国葬】  2022年09月20日  13:50:00  これは参考資料です。 転載等は各自で判断下さい。

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【特別寄稿】:統一教会、安倍国葬、円安…この「三題噺」に象徴される日本の政治崩壊

2022-09-21 06:24:20 | 【社説・解説・論説・コラム・連載】

【特別寄稿】:統一教会、安倍国葬、円安…この「三題噺」に象徴される日本の政治崩壊

 『漂流する日本の羅針盤を目指して』:【特別寄稿】:統一教会、安倍国葬、円安…この「三題噺」に象徴される日本の政治崩壊 

 世間でいま大きな関心事となっているのが、統一教会(現・世界平和統一家庭連合)と自民党との癒着、安倍元首相の死去にともなう国葬の是非、深刻な物価高をもたらしている急激な円安でしょう。この「三題噺」は日本の政策状況のとんでもなさを象徴していると思います。まさに政治崩壊。愕然としています。


死して実態があからさまに(C)日刊ゲンダイ

「統一協会噺」は、安倍晋三氏の死去により実態があからさまになりました。彼がひとつの役割を果たしたと言えるのかはともかく、特定の宗教団体、しかも非常に危うい思想性を持っている宗教団体に、自民党が牛耳られていることが分かった。

 そんな政党が政権を握っているのは、絶対に許されないはずです。自民党の憲法改正草案の文言が、統一教会の政治部門とされる国際勝共連合の改憲案と一致している実態も明らかになった。政教分離の観点からも容認し難い事実であり、政党政治の崩壊を示しています。

 そしてそれは、「国葬噺」や「円安噺」と無縁ではありません。

 国葬を実施するという決定がいきなり飛び出し、当たり前のように進行していることに愕然とするのはもちろんのこと、問題になっている統一教会との関係を利用して自民党議員を選挙に当選させてきたのが安倍氏です。その安倍氏を国葬とするわけで、そこに矛盾があるのに、国民の理解を得ることも、伺いを立てることすらなく、ずんずん進めてしまっている。

◆自民党は政権政党失格


当たり前のように「国葬」決定し、平然と16億円超の予算を…(C)日刊ゲンダイ

 そんなことをしたらどういう反発があるか、ということさえ気づかない感性になってしまっているのが自民党という政治集団だということも明確になってきました。国葬にする理由づけも、自分たちの都合や論理でしかない。しかも億単位の費用がかかり、16億円超と発表された金額はまだ膨らむ可能性がある。国民が納得できるようなものではなく、いずれも政党政治の体をなさない実態を表しています。

 経済運営においても、背景に政治崩壊があるため円安がどんどん進んでいる。現象としては、世界の金融市場の潮目が変わり、各国が利上げに転じて内外金利差が拡大する中で、日本が置き去りにされ、その結果、円安になっているわけです。理由は、日銀が金融政策の担い手としての役割を果たさず、政府の言いなりになって金融の超大緩和を持続しているからですよね。ひたすら国債の利回りを上げないために動いている日銀の姿は、経済政策の機能不全を露呈し、政策責任を担える体制ではないということは明らかです。

 やはり「三題噺」の底流はひとつ。政治崩壊なのです。我々はここから脱却しないと、さらにどんな変な噺が次々と加わってくるか分かりません。もはや国家的危機と言ってもいいかもしれません。

 国家的危機をもたらしている自民党は政権政党失格です。政権を争う政党としての要件を欠いていると言わざるを得ません。野党には気概を見せてもらいたいし、ジャーナリズムの力でまっとうな日本を取り戻す、という雰囲気がみなぎってくれば、光が見えてくるのではないかと期待しています。


浜矩子 同志社大学教授

1952年、東京生まれ。一橋大経済学部卒業後、三菱総研に入社し英国駐在員事務所長、主席研究員を経て、2002年から現職。「2015年日本経済景気大失速の年になる!」(東洋経済新報社、共著)、「国民なき経済成長」(角川新書)など著書多数。

 元稿:日刊ゲンダイ DIGITA 主要ニュース 政治・社会 【政治ニュース・政局・安倍元首相の国葬】  2022年09月19日  06:00:00  これは参考資料です。 転載等は各自で判断下さい。

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【安倍元首相国葬】:このまま突っ込めば「世紀の赤っ恥」■岸田首相には「辞めろ」コール

2022-09-21 06:24:10 | 【社説・解説・論説・コラム・連載】

【安倍元首相国葬】:このまま突っ込めば「世紀の赤っ恥」■岸田首相には「辞めろ」コール

 『漂流する日本の羅針盤を目指して』:【安倍元首相国葬】:このまま突っ込めば「世紀の赤っ恥」■岸田首相には「辞めろ」コール 

 大型で非常に強い台風14号が日本列島に接近。そろそろ台風シーズンで警戒が必要だ。

 日増しに秋の気配が色濃くなってくるが、それを痛感しているのが岸田首相だろう。処暑を過ぎた頃から、秋の日のつるべ落としのごとく、内閣支持率が急降下している。

 時事通信の最新調査では、前月から12.0ポイント減の32.3%にまで落ち込み、政権運営が難しくなる「危険水域」の20%台は目前だ。

 不支持率も急増している。統一教会(現・世界平和統一家庭連合)と自民党との親密な関係や、安倍元首相の国葬問題が影響しているのは間違いない。

 国葬に関しては、各社が調査を実施するたびに「反対」が増える状況だ。今ではNHKから読売新聞まで、すべての調査で「反対」が多数になっている。

 時事の調査でも、「賛成」が25.3%、反対は51.9%とダブルスコアだった。

 反対の理由はさまざまだ。まず、法的根拠が曖昧なこと。

 国葬には少なくとも16.6億円の税金が使われるのに、国会にはかることもなく、閣議決定だけで済ませたことへの異論。

 そして、国葬に値する人物なのかという問題もある。

 祖父の岸信介の代から続く統一教会との密接な関係は政界随一で、安倍は教団票を差配する立場にあったとされる。統一教会の広告塔であり、庇護者でもあった安倍を国葬で送ることは、死してなお教団にお墨付きを与え続けることになりかねない。 

 統一教会が7日に韓国の新聞13紙に展開した意見広告には、<平和運動を推進しながらも不意の逝去を迎えた安倍晋三元首相に対して深い哀悼の意を表します><安倍元首相の崇高なる犠牲を家庭連合は絶対に忘れません〉などと、安倍への思慕がつづられていた。

 ◆二階元幹事長は「議論すべきでない」

 「自民党は『統一教会との関係を断つ』と宣言したのに、教団とズブズブの安倍元首相を国葬によって美化するのは筋が通らない。それでも岸田首相が国葬を強行すれば、支持率はますます下落するでしょう。そもそも、安倍元首相には国葬に値する業績があるのでしょうか。当時は戦後最長政権でノーベル平和賞を受賞した佐藤栄作だって国葬ではなかった。国民の半数以上が反対する国葬で、なおかつカルト教団と関係が深い元首相の国葬には各国のトップも参列しづらいから、現職はほとんど来ません。このままでは、統一教会のための国葬になってしまい、出席するのも憚られる。百害あって一利なしです。日本国民としても恥ずかしい。岸田首相に国葬を撤回する英断を下す勇気さえあれば、支持率は上がったでしょう」(政治評論家・本澤二郎氏)

 国論を二分する国葬について、自民党の二階元幹事長はきのう(16日)、CS番組の収録で、「国葬がどうだとか、こんな時に議論すべきではない。控えるべきだ」と発言した。「(国葬が)終わったら、反対していた人たちも、必ずよかったと思うはず。日本人なら」とも言った。まるで、国葬に反対するのは非国民とでも言わんばかりだ。

 しかし、実際は世論の大多数は国葬に反対している。それでも内閣が決めたことに黙って従えというのでは、民主主義国家の看板がむなしい。自民党や支持者が費用を全額負担するならまだしも、血税で賄われる国葬が国会の承認も得ず、議論も経ずに強行されることに対し、主権者が反対するのは当然の権利だろう。

 二階は「みんな黙って手を合わせて見送ってあげたらいい」とも言っていたが、国葬に反対する国民だって、そうしたいと思っている。静かに送れたらどんなによかったか。横死した安倍を悼む気持ちと、国葬に賛成することは別の話だ。国民が納得できない国葬を強行する岸田政権が、反対の声を大きくしているのである。

 ◆国民の分断を招いてでもメンツや保身を優先

 「何事も検討して先送りばかりの岸田首相が、珍しく素早く決断した国葬が支持率下落の要因になったのは皮肉ですが、そもそもの発端が党内の安倍派や岩盤支持層をつなぎ留めるためであったり、弔問外交で点数を稼ぐというヨコシマな発想から来ているから、こういうことになる。すでに世界各国に通知して出席者が決まりつつある以上、今さら中止にはできないという現実も重くのしかかっています。こういうタイミングで英国のエリザベス女王が亡くなり、19日に国葬が執り行われることになった。安倍氏の国葬より後に決まったのに、日本には来ない米国のバイデン大統領も参列するなど、各国の国家元首クラスが勢ぞろいしますから、彼我の差を見せつけられることになる。二階元幹事長が言うように『やってよかった』とは、決してならないでしょう。エリザベス女王の国葬の1週間後では、よりどころだった弔問外交も成果などない。ますます法的根拠や正当性が問われかねません。国葬直後の10月初旬からは臨時国会も始まり、岸田首相は真正面から追及を受けることになる。戦国時代の武将ではなく平時の公家タイプの岸田首相に乗り切る力量や胆力があるでしょうか」(法大名誉教授の五十嵐仁氏=政治学)

 各国元首が参列するエリザベス女王の国葬は、所要約1時間を予定しているというが、安倍の国葬は5時間にも及ぶ。その間、給水所の水しか飲めず、途中退席もできない。海外からの要人もそうだから、なんだか申し訳ないような気持ちになってくる。こんな国葬を強行して、誰が喜ぶのだろうか。

 ◆安倍政権の負の遺産に苦しめられる

 立憲民主党の小沢一郎衆院議員もツイッターでこうつぶやいていた。

 <「国葬なんて言わなきゃ良かった。でも海外からも来ちゃうし、今更やめますと言えば責任を問われるし、もうやるしかない」。岸田総理の内心は大方そんなところ。国民の分断を招いてでも、メンツや保身を第一に考える時点で、この総理は総理たる資格が無く、完全に終わっている。一刻も早く辞めるべき。>

 7月8日に安倍が凶弾に倒れ、わずか6日後の7月14日に岸田が国葬の実施を発表。その後、国会の議論もないまま閣議決定だけで実施を決めてしまったのだが、この2カ月の間に撤回する機会はあったはずだ。

 そうでなくても、国葬と言うからには国民の代表である国会の議決を得るとか、少なくとも三権の長の了承を取り付ける必要はあっただろう。閣議決定だけで決めた国葬なんて、実態は政府葬か内閣葬でしかない。それは、「多大な功績を残した」安倍に対しても失礼じゃないのか?

 「いったん閣議決定を撤回して、国会で議決することからやり直せば体裁は保てたかもしれません。国会は自公与党が多数派なのだから、やろうと思えばできたはずです。そうはせず、閉会中審査に出席して通り一遍の説明をすればOKと考えていたとすれば、あまりに見通しが甘いし、閣議決定で何でも決められるというおごりがあったと言わざるを得ない。第2次安倍政権からの悪しき前例を踏襲したことが、つまずきの原因となった。閣議決定で何でも決める強権手法だけでなく、急激な円安による物価高はアベノミクスの副作用だし、統一教会の問題も安倍元首相の置き土産で、ここへきて岸田首相はことごとく安倍元首相の負の遺産に苦しめられている。それもこれも、政権維持のために党内政治を優先して、安倍シンパにおもねってきたせいです。民意に対して自慢の『聞く力』を発揮すれば、ここまで窮地に陥ることもなかったでしょう」(五十嵐仁氏=前出)

 今から国葬を中止するのは大変なことだが、それは「一時の恥」で終わる。このまま突っ込めば、世紀の赤っ恥で、未来永劫語り継がれることになる。そんな目に遭わされる安倍がかわいそうだ。

 もちろん、国葬を決めた岸田本人は自業自得で、支持率下落で危険水域に突入という民意の「辞めろ」コールを突きつけられることになる。

 元稿:日刊ゲンダイ DIGITA 主要ニュース 政治・社会 【政治ニュース・政局・安倍元首相の国葬】  2022年09月17日  17:00:00  これは参考資料です。 転載等は各自で判断下さい。

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【岸田内閣】:支持率「危険水域」目前で自民に動揺…“青木の法則”50%割れなら一気に政局

2022-09-21 06:24:00 | 【社説・解説・論説・コラム・連載】

【岸田内閣】:支持率「危険水域」目前で自民に動揺…“青木の法則”50%割れなら一気に政局

 『漂流する日本の羅針盤を目指して』:【岸田内閣】:支持率「危険水域」目前で自民に動揺…“青木の法則”50%割れなら一気に政局 

 「危険水域」は目前だ。

 時事通信が9~12日に実施した世論調査で、岸田内閣の支持率が前月比12.0ポイント減の32.3%に急落。自民党内に動揺が広がっている。

 昨年10月の政権発足以来、最低の数字だっただけでなく、不支持率も一気に11.5ポイント増の40.0%にハネ上がった。不支持が支持を上回るのはJNN、朝日新聞の調査に続き3例目だ。いずれも、岸田政権で初めて不支持が上回った。

 中でも時事の調査は個別面接方式のため信頼性が高く、30%を割り込むと政権運営が困難になる危険水域とされる。


支持率ガタ減りも再浮上の材料が出ず…(岸田首相)(C)日刊ゲンダイ

 「菅政権が退陣に追い込まれた時に近い水準まで落ちてきた。支持率が軒並み急落しているのは、安倍元首相の国葬と、旧統一教会(現・世界平和統一家庭連合)の問題が原因でしょうが、再浮上の材料も見当たらない。困ったことに、党内では『青木の法則』も話題になり始めたようです」(官邸関係者)

 「青木の法則」とは、“参院のドン”と呼ばれた青木幹雄元官房長官が提唱した法則で、内閣支持率と与党第1党の支持率の合計が50%を割ると内閣が倒れるというもの。今回の調査で、自民党の政党支持率は前月比1.9ポイント減の22.4%。内閣支持率32.3%と足すと54.7%と、たしかに“青木率”を意識せざるを得ない局面になってきた。

◆総理周辺は菅前首相の動きを警戒


菅前首相は非主流派をまとめる(岸田首相=左)/(C)日刊ゲンダイ

 このまま国葬を強行すれば、下落傾向に拍車がかかるのは確実。支持率が30%を割り込み、青木率が50%を切れば、「岸田降ろし」ののろしだ。

 今月に入り、菅前首相と二階元幹事長がステーキハウスで会食するなど、これまで党内でおとなしくしていた非主流派の動きも活発化してきた。国葬で菅氏が友人代表として弔辞を読むことも注目を集めている。

 「菅さんは明らかに発信を増やしていますね。官邸に伝わることは承知で、岸田政権の批判も口にしている。国葬後には、ロシアによるウクライナ侵攻や安倍元総理の死去で先送りしていた勉強会をいよいよ発足させるのではないか。非主流派や無派閥議員が菅さんを中心に結集すれば、大きな脅威です。安倍派が分裂して、一部が菅さんと組む可能性もあり、総理周辺は警戒している。後ろ盾の麻生副総裁が沈黙を続けているのも不気味です」(官邸関係者)

 集団指導体制で急場をしのぐ安倍派は、国葬後に正式な後継会長を決めるというが、誰が次期会長になってもシコリが残る。国葬が終われば、党内政局が一気に動きそうだ。

 ◆関連記事
 <ついに危険水域突入寸前!>内閣支持32%、発足後最低 国葬反対51%―時事世論調査 

 ■http://www.asyura2.com/22/senkyo288/msg/208.html

 元稿:日刊ゲンダイ DIGITA 主要ニュース 政治・社会 【政治ニュース・岸田政権・世論調査】  2022年09月16日  13:20:00  これは参考資料です。 転載等は各自で判断下さい。

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【疑惑】:自民スカスカ自己点検! 下村博文氏が旧統一教会から「選挙支援」の動かぬ証拠

2022-09-21 06:23:30 | 【事件・犯罪・疑惑・詐欺・旧統一教会を巡る事件・ネット上の誹謗中傷他】

【疑惑】:自民スカスカ自己点検! 下村博文氏が旧統一教会から「選挙支援」の動かぬ証拠

 『漂流する日本の羅針盤を目指して』:【疑惑】:自民スカスカ自己点検! 下村博文氏が旧統一教会から「選挙支援」の動かぬ証拠

 旧統一教会(現・世界平和統一家庭連合)との関係について、自民党が所属国会議員を対象に実施した自己点検。次々と“漏れ”が見つかり、批判が高まっている。とりわけ、いくら何でもヒドいのが文化庁が旧統一教会の名称変更を認証した時の文科相、下村博文衆院議員だ。

<picture>中央で、うれしそうに推薦状を見せる下村博文元文科相(鈴木エイト氏提供)</picture>

 中央で、うれしそうに推薦状を見せる下村博文元文科相(鈴木エイト氏提供)

 自民党の発表資料で下村氏の名前が登場するのは「寄付もしくはパーティー収入有り」の項目のみ。「講演」と「選挙支援」が報告されていない。

 ■2012年の「講演」も報告せず

 ジャーナリストの鈴木エイト氏によると、下村氏は旧統一教会系のシンクタンク「世界戦略総合研究所」の定例会で2012年4月26日に講演している。関連団体主催でも、本人が講演した場合は名前が公開される。下村氏は報告していないのだろう。

 選挙支援については、下村氏が関連団体からの支援を受け入れた「動かぬ証拠」がある。昨年の衆院選直前の21年10月9日、板橋区立グリーンホールで開かれた「国政報告会」で、下村氏が旧統一教会関連団体からの推薦状をニコニコしながら見せる写真の存在が明らかになっている。

 TBS系の「サンデーモーニング」の取材に、下村事務所は「推薦状については会場で突然渡されました。当該関連団体に対して支援や推薦の依頼をしたこともありません」と回答しているが、鈴木エイト氏は首をかしげる。

 「旧統一教会の信者に勝手に選挙支援をされたという自民党議員はいます。しかし、下村氏の場合は関連団体からの推薦状を公の場で示している。下村氏本人が支援を喜んで受け入れる意思を公言したことになる。この姿を見た信者は下村氏を当選させようとの思いを強め、支援に動いたと考えるのが自然です」

 それにしても、自ら推薦状を見せつけながら、「支援は受けていない」とはよくぞ、言えたものだ。

 「この写真は自民党が点検結果を発表する前に、オープンになっていた。それでも下村氏は点検で『選挙支援』を報告しなかった。推薦状を受けながら支援はないと言い張れるくらいに、点検がズサンなことを示しています。名称変更時の大臣である下村氏と旧統一教会の関係は非常に重要。自己点検で幕引きは許されません」(鈴木エイト氏)

 旧統一教会との“良好な関係”は、推薦状を手にする下村氏の笑顔が何よりも物語っている。

 元稿:日刊ゲンダイ DIGITA 主要ニュース ライフ 【暮らしニュース・自民党と旧統一教会との癒着】  2022年09月13日  06:00:00  これは参考資料です。 転載等は各自で判断下さい。

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【自民党】:麻生太郎や山谷えり子も…旧統一教会との関係めぐる点検に《含まれていない名前が》の声続出

2022-09-21 06:23:20 | 【事件・犯罪・疑惑・詐欺・旧統一教会を巡る事件・ネット上の誹謗中傷他】

【自民党】:麻生太郎や山谷えり子も…旧統一教会との関係めぐる点検に《含まれていない名前が》の声続出

 『漂流する日本の羅針盤を目指して』:【自民党】:麻生太郎や山谷えり子も…旧統一教会との関係めぐる点検に《含まれていない名前が》の声続出

 《点検にもなっていないじゃないか》

 《国民をバカにしていませんか》

 自民党が8日に公表した、旧統一教会(現・世界平和統一家庭連合)と党所属国会議員の関係をめぐる「点検」結果が、ネット上で“総ツッコミ状態”となっている。

<picture>会見を行なう自民党の茂木幹事長(C)日刊ゲンダイ</picture>

 会見を行なう自民党の茂木幹事長(C)日刊ゲンダイ

 茂木敏充幹事長は会見で、教団と接点のあった議員は179人と公表。「結果を重く受け止めている。率直に反省し、今後は一切関係を持たないことを党内に徹底する」と語っていたのだが、関係があったとして公表された議員リストについて、ネット上では《含まれていない名前がある》との声が続出しているのだ。

 前参院議員でジャーナリストの有田芳生氏は、公表された点検内容に対し、ツイッターにこう投稿した。

 「①点検期間が不明。ゆえに勝共推進議員で日韓トンネル研究会に関係した麻生太郎議員の名前がない。②奇異なのは選挙で組織的支援を受けた山谷えり子議員の名前がない。③信者の選挙支援を受けていた下村博文議員も否定。元信者の証言あり」

 別のツイッターでも、《自民党が公表した統一教会との関係の「点検」はあまりにガバガバで全く信用できないレベルです。自民党の平井卓也・初代デジタル大臣は香川で開かれた統一教会主催の宗教性の強い式典に参加している事が既に明らかになっていますが、自民党の点検結果には該当箇所に平井議員の名前なし。酷すぎる!》といった意見や、《点検内容には統一教会側にビデオメッセージを送った人が含まれていないようだけれど、祝電よりも意味が重いんじゃないの。たくさんいるよ》と指摘する声もある。

 さらには、議院運営委員会の閉会中審査で質疑に立った自民党の盛山正仁議員が、共同通信による旧統一教会との関係アンケートには「なし」と回答しながら、自民党の点検では「教団関連団体の会合出席 本人出席で挨拶あり」としていたことから、《嘘つき》、《いい加減な点検だな。まったくあてにならない》と呆れる投稿も目立った。

 元稿:日刊ゲンダイ DIGITA 主要ニュース ライフ 【暮らしニュース・話題・政局・自民党と旧統一教会との癒着点検】  2022年09月09日  15:35:00  これは参考資料です。 転載等は各自で判断下さい。

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【自民党】:総務会で旧統一教会問題の対応巡り不満が表面化「来春には統一選がある」

2022-09-21 00:05:50 | 【事件・犯罪・疑惑・詐欺・旧統一教会を巡る事件・ネット上の誹謗中傷他】

【自民党】:総務会で旧統一教会問題の対応巡り不満が表面化「来春には統一選がある」

 『漂流する日本の羅針盤を目指して』:【自民党】:総務会で旧統一教会問題の対応巡り不満が表面化「来春には統一選がある」 

 自民党総務会で20日、世界平和統一家庭連合(旧統一教会)問題への対応を巡り、不満が表面化した。

 報道各社の世論調査で岸田内閣の支持率が急落する中、10月召集の臨時国会や来春の統一地方選への影響を懸念し、執行部への注文が相次いだ。終了後、遠藤利明総務会長は記者会見し、世論の強い批判にも触れ、真摯(しんし)に対応する考えを示した。

 関係者によると、総務会で石破茂元幹事長は説明が不十分だと指摘。「今後は教団と関係を断つとの党方針の根拠をきちんと整理する必要がある」と主張した。村上誠一郎元行政改革担当相は「来春には統一選がある。教団側と関係のある地方議員はどう対応すればいいのか」と訴えた。

 茂木敏充幹事長はこれに先立つ会見で、教団側との接点が新たに判明した所属国会議員に関する情報を集約し、発表したいと説明した。公表時期には言及しなかった。

 共同通信が17、18両日に実施した世論調査で、岸田内閣の支持率は8月の前回調査から13・9ポイント減の40・2%、不支持率は18・3ポイント増の46・5%となった。(共同)

 元稿:日刊スポーツ社 主要ニュース 社会 【話題・政局・自民党と旧統一教会との癒着疑惑】  2022年09月20日  21:16:00  これは参考資料です。 転載等は各自で判断下さい。

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