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路地裏のバーのカウンターから見える「偽政者」たちに荒廃させられた空疎で虚飾の社会。漂流する日本。大丈夫かこの国は? 

 路地裏のバーのカウンターから見える「偽政者」たちに荒廃させられた空疎で虚飾の社会。漂流する日本。大丈夫かこの国は? 

【卓上四季】:こぼれ落ちるもの

2020-09-27 05:05:10 | 【社説・解説・論説・コラム・連載・世論調査】:

【卓上四季】:こぼれ落ちるもの

『漂流する日本の羅針盤を目指して』:【卓上四季】:こぼれ落ちるもの

 「学者はその無限多様な現実を掬(すく)い上げるもので、そのときに網の目からこぼれた、指の間からこぼれたものに対する無限の哀惜の念を持ってなければいけない」。政治を深く見つめた丸山真男の言葉だ。養老孟司さんが紹介している(「虫とゴリラ」毎日新聞出版)▼学者は研究対象を文字で表現し、分類する。その過程で「いろんなものがこぼれ落ち」、対象はあるがままの姿を失ってしまうという。だがそこにも目を向けなければ、全体像は把握できず、本質にたどりつけない。だから神経を研ぎ澄まし、対象を見る。丸山の慧眼(けいがん)はその真摯(しんし)な姿勢を土台にしていたのだろう▼現実の社会で人がこぼれ落ちれば生命に関わる。この人はその重大さに気付くのだろうか。菅義偉首相のことだ▼目指す社会像は「自助、共助、公助そして絆」。まずは自分でやってみる。そのうえで、地域や家族が助け、最後が政府の安全網らしい▼「自助」から始まる社会怖さを感じる。病気や障害などで、自ら考え、動くことができない人がいる。コロナ禍で追い詰められ、声すら上げられない人もいよう。この実情が目に入っていれば、「自助」がどれほど残酷か分かるはずだ▼安倍前政権路線継承を掲げる首相である。格差が広がる現実に目を向けずに、そのまま放置する懸念が拭えない。こぼれ落ちたものに対する「哀惜の念」など顧みることなしに。2020・9・27

 元稿:北海道新聞社 朝刊 主要ニュース 社説・解説・コラム 【卓上四季】  2020年09月27日  05:00:00  これは参考資料です。 転載等は各自で判断下さい。

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【核ごみ】:議論「速すぎる」 神恵内説明会 容認論多く困惑も

2020-09-27 05:04:50 | 【電力需要・供給、停電・エネルギー政策・原発再稼働・核ゴミの中間最終貯蔵施設他

【核ごみ】:議論「速すぎる」 神恵内説明会 容認論多く困惑も

 『漂流する日本の羅針盤を目指して』:【核ごみ】:議論「速すぎる」 神恵内説明会 容認論多く困惑も 

【神恵内】経済産業省資源エネルギー庁と、原発の高レベル放射性廃棄物(核のごみ)の処分事業の主体となる原子力発電環境整備機構(NUMO)が26日、後志管内神恵内村で開いた初の住民説明会には131人が出席した。「本当に安全なのか」と応募に反対する意見が冒頭に出たものの、隣接地に北海道電力泊原発(後志管内泊村)がある原発立地自治体として「調査まではやむを得ない」などと応募を容認する意見が目立った。

 「説明はきれいなことばかり。危険なことはなにもないというが本当にそうなのか」。質問に立った男性の懸念に対し、NUMOの担当者は「リスクはいろいろあり、安全性の追求に終わりはない」と説明。使用済み核燃料を再処理して猛毒のプルトニウムなどを取り除いたとされる核のごみ、ガラス固化体について、「プルトニウムも若干含まれる」と回答。「ただ、量が少ないので核分裂して爆発することはない」と答えた。また、神恵内沖には海底活断層もあるとされ、担当者は文献調査で「原子力規制委員会による泊原発の審査資料も対象にする」と説明し、理解を求めた。

 元稿:北海道新聞社 北海道のニュース 社会 【原発・原子力・核のゴミ】  2020年09月27日  05:00:00  これは参考資料です。 転載等は各自で判断下さい。

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【核のゴミ】:賛成派村議、スピード決着狙う

2020-09-27 05:04:40 | 【電力需要・供給、停電・エネルギー政策・原発再稼働・核ゴミの中間最終貯蔵施設他

【核のゴミ】:賛成派村議、スピード決着狙う

 『漂流する日本の羅針盤を目指して』:【核のゴミ】:賛成派村議、スピード決着狙う 

 説明会会場では、村商工会から出された文献調査への村の応募検討を求める請願を審議している村議たちも質疑を見守った。

 「理解している人はいるんだなと感じた」。村商工会長の上田道博村議は、説明会後、そう語った。伊藤公尚議長は「住民からこうした(肯定的な)意見を聞けたのは幸せ」と述べた。

 ただ、村民や議員向けの説明会は、村議会が国やNUMOに要請してから、1週間ほどで開かれた。ある村議は「絵を描いていたと思う。あまりにも段取りが良すぎる。(賛成派は)スピードも重視していると思う」とみる。

 村議の賛成派が議論を急ぐのは、時間をかけることで、村内の反対意見が広がることを懸念するためだ。別な村議は「時間がかかるといろんな意見、反対派がくるのを一番嫌がっている」と明かした。(久慈陽太郎、山田一輝)

 元稿:北海道新聞社 北海道のニュース 社会 【原発・原子力・核のゴミ】  2020年09月27日  05:00:00  これは参考資料です。 転載等は各自で判断下さい。

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【核のゴミ】:NUMO、「失敗」回避へ低姿勢

2020-09-27 05:04:30 | 【電力需要・供給、停電・エネルギー政策・原発再稼働・核ゴミの中間最終貯蔵施設他

【核のゴミ】:NUMO、「失敗」回避へ低姿勢

 『漂流する日本の羅針盤を目指して』:【核のゴミ】:NUMO、「失敗」回避へ低姿勢 

 経済産業省資源エネルギー庁とNUMOは神恵内村の住民説明会の冒頭、45分間の予定だった質疑について「質問があれば延長する」と低姿勢に徹した。質疑応答の序盤には、文献調査応募に反対する住民の再質問を遮ろうとしたNUMOの司会者を制し、「ぜひ、ぶつけていただければ、ありがたい」と質問を促す場面もあった。

 風評被害への対応でも「いわれのない中傷で、そうではないんだと広く全国に知ってもらう取り組みを徹底する」と強調し、観光PRなど地域振興に力を入れる姿勢も前面に出した。

 低姿勢に徹するのは、高知県東洋町が調査に応募しながら住民の反対で撤回した2007年の「失敗例」があるだけに、地域の反対世論を刺激したくないとの思いがある。

 特に久しぶりに応募検討に名乗りを上げた後志管内寿都町が住民の反対に直面する中、続く神恵内村は北海道電力泊原発(後志管内泊村)の立地自治体の一つとして国の交付金などの恩恵を受け、「表だった反対世論を聞かない」(エネ庁幹部)との期待感もある。

 神恵内村を調査応募に導けば、寿都町など他市町村の呼び水になる可能性もあり、30日まで残り4会場で開く説明会でも慎重に対応する考えだ。(内山岳志)

 元稿:北海道新聞社 北海道のニュース 社会 【原発・原子力・核のゴミ】  2020年09月27日  05:00:00  これは参考資料です。 転載等は各自で判断下さい。

 

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【核のゴミ】:調査に容認相次ぐ 神恵内で住民説明会 村の応募現実味

2020-09-27 05:04:20 | 【電力需要・供給、停電・エネルギー政策・原発再稼働・核ゴミの中間最終貯蔵施設他

【核のゴミ】:調査に容認相次ぐ 神恵内で住民説明会 村の応募現実味

 『漂流する日本の羅針盤を目指して』:【核のゴミ】:調査に容認相次ぐ 神恵内で住民説明会 村の応募現実味 

 【神恵内】経済産業省資源エネルギー庁と原子力発電環境整備機構(NUMO)は26日、原発から出る高レベル放射性廃棄物(核のごみ)の最終処分場選定に向けた調査応募の動きが出ている後志管内神恵内村で初の住民説明会を行った。質疑では住民から応募に理解を示す声が相次ぎ、高橋昌幸村長は傍聴後、「村民も一定の理解はしたのかなと思う」と記者団に述べた。残り4回の住民説明会でも容認論が相次げば、村は第1段階の文献調査の応募に動きだすとみられる。

核ごみ調査に容認相次ぐ 神恵内で住民説明会 村の応募現実味

 国と処分事業の主体となるNUMOが、調査への応募の動きが出ている自治体で住民説明会を行うのは、国が2017年に核のごみの地層処分の適地を示した科学的特性マップを公表して以降初めて。人口約820人の15%に当たる住民131人が参加した。

 元稿:北海道新聞社 北海道のニュース 社会 【原発・原子力・核のゴミ】  2020年09月27日  05:00:00  これは参考資料です。 転載等は各自で判断下さい。

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【2020年09月25日 今日は?】:巨人沢村投手がプロ野球史上初ノーノー

2020-09-27 00:03:10 | 【社説・解説・論説・コラム・連載・世論調査】:

【2020年09月25日 今日は?】:巨人沢村投手がプロ野球史上初ノーノー

 『漂流する日本の羅針盤を目指して』:【2020年09月25日 今日は?】:巨人沢村投手がプロ野球史上初ノーノー

 ◆9月25日=今日はどんな日

  巨人の沢村栄治投手が阪神戦で日本プロ野球史上初のノーヒットノーラン達成(1936)

 ◆出来事

  ▼特殊法人の日本中央競馬会が第1回レース開催(1954)▼田中角栄首相が現職総理大臣として初の中国訪問(1972)

日中国交正常化交渉を行う田中角栄、毛沢東、周恩来(写真:Tungstar/アフロ)

◆誕生日

  ▼清水美沙(70年=女優)▼大和田悠太(81年=俳優)▼内山信二(81年=タレント)▼MEGUMI(81年=タレント)▼あばれる君(86年=芸人)▼菅野莉央(93年=女優)▼小林星蘭(04年=子役)

 元稿:日刊スポーツ社 主要ニュース 社会 【話題・今日は?】  2020年09月25日  00:00:00  これは参考資料です。 転載等は各自で判断下さい。

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