【好評既刊・朝日新書】:『ルポ 大阪・関西万博の深層』迷走する維新政治 朝日新聞取材班 著
『漂流する日本の羅針盤を目指して』:【好評既刊・朝日新書】:『ルポ 大阪・関西万博の深層』迷走する維新政治 朝日新聞取材班 著
大阪・関西万博が2025年4月、ついに開幕する。各国パビリオンでの展示のほか、有名歌手のコンサート、大相撲、花火大会などさまざまな催しがあり、お祭りムードが醸成されるだろう。

しかし、本当にそれでいいのだろうか。会場予定地での爆発騒ぎや、建設費の2度の上ぶれ、パビリオン建設の遅れなど、問題が噴出し続けた。
巨額の公費をつぎ込んだからには、成果は厳しく問われるべきだ。朝日新聞取材班が万博の深層に迫った渾身のルポ。
▼朝日新聞ネットワーク報道本部の行政担当グループ、大阪経済部、大阪社会部の担当記者が中心となって執筆した本。
▼維新の指導者たちが、安倍政権をうまく巻き込みながら、万博を現実のものにしていった過程、数名の識者による現状の問題点の指摘などが記されている。
▼2013年、大阪の寿司屋で湧いて出たアイデアが万博誘致の始まりだという。軽薄な話だと感じた。
▼スキャンダルが続く維新の実情が万博の印象と関連づけられることは、関西のイメージダウンにも繋がる。本当にこの万博は人々の幸福に繋がるものになるのだろうと思わされた。
◆目次◆
第1章 維新混迷
第2章 膨らみ続けた経費
第3章 海外パビリオン騒動
第4章 夢洲が招いた危機
第5章 万博への直言
・定価:924円(税込)
・発売日:2025年02月13日
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