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チラシの裏

手塚番 神様の伴走者

2018年07月03日 | マンガ
手塚マンガしかない歳月があった身としては、神様ゲームの裏側を見る気分。
テレビアニメ「W3」の裏話とかいまさらどうでもいいのは、
テレビ版「W3」の最終回が美しい思い出になっているからです。
こんな濃い人間関係が神話になるのは時代の産物であって、
ラインでスケジュール決めてデータで作品を送っていたら、こんな本は生れないでしょうなあ。
そういえば、下っ端くんに聞いたところ、最近のマンガはコマ割りしないそうですね。
「だから、絵を描いたら適当にサイズを変えるだけです、パスのアウトラインというのがあって」
(誰の前でイラストレーターの話を偉そうに…)
しかし何度聞いてもよく分からない、まんが原稿でコマ割りしないって
(こまわり君って変換するPCはお馬鹿)。
それはともかく、下っ端くんは二代目手塚治虫を襲名したらいい、と思うんだがね。
同じ宝塚出身だし。才能と手塚プロの意向はともかく。

巻末の石坂圭のマンガは手塚愛があふれていていいですね。

■手塚番 神様の伴走者 小学館文庫 佐藤敏章編
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