spin out

チラシの裏

ピングドラム 終

2011年12月30日 | アニメ・特撮
輪るピングドラム OP2 「輪るピングドラム」、終わっちゃいました。 1クール目でのリンゴちゃんのストーカー話はいったい何だったのでしょうねえ・・・ と思えるくらいに、2クール目のシリアスでへヴィな展開にちょっと驚きです。 最終回ではこれまでの伏線を回収しているようでもありながら、 さらに謎をふりまいていたようにも思えます。 リンゴちゃんが「運命の果実をいっしょに食べよう」という呪文を叫ん . . . 本文を読む
コメント (2)

サイモン・アークの事件簿3

2011年12月28日 | ミステリ
サイモン・アークが謎解きをするたびに、 頭の中で「なぜこのoccasionを選んで犯罪を行うのか」という意味での「Why」が頻発。 このタイミングで、この場所で、この方法で犯罪を行えば、 それ自体が犯人を指摘するファクターになることが作中犯人には理解できないようです。 だから、サイモン・アークが名探偵として活躍できるわけなんですけどね。 1から3まではホックの自薦作品で、 4(が出れば)訳者の木 . . . 本文を読む
コメント

三本の緑の小壜

2011年12月26日 | ミステリ
今回はミスディレクションがちょっと弱め。 著者の筆は13歳の女の子たちを描くほうに力が入っているせいか、 初盤にプロットが割れてしまうところが難でしょうか。 でも、キャラクター造形に不自然さが少ないので、 人間ドラマとしてすすむストーリーが飽きさせないです。 プロットは、クイーンの有名作品や横溝正史の有名作品を思い出させます。 この作品は1972年の作品なんですね。ほー、意外に新しい。 1972 . . . 本文を読む
コメント

探偵術マニュアル

2011年12月14日 | ミステリ
表紙や紹介文から想像されるほど幻想小説風ではないですね。 幻想+ハードボイルド風味のミステリ。 一見バラバラな事件が、いちおう最後に辻褄が合ってくるところが快感ですが、 そのあたりのカタルシスの弱さが惜しい。 読後感のさわやかさでカバーしているかな。 本格ミステリ的な論理性、というより プロット的にジグソーパズルのコマがはまり合う、という感じです。 出来は標準作よりちょいとポイント高いし、 標 . . . 本文を読む
コメント

輪れ! ピングドラム!

2011年12月11日 | アニメ・特撮
「輪るピングドラム」は佳境に入ってきて、 伏線をバリバリ回収しながら、新たな謎を提供してきていますね。 時間改変モノかと思わせて、なんとミステリになって犯人は誰?みたいな展開に、 少し腰が抜けました。 「まどか★まぎか」的に化けるには、これからの話数が無いのでちょい無理そうかなあ・・・。 途中まではなんだかよく分からない話ながら、 2クールに入ったころからアクセル全開。 まさかアニメで叙述トリ . . . 本文を読む
コメント (6)