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私の少女マンガ講義

2018年04月04日 | マンガ
萩尾望都「私の少女マンガ講義」を読む。
新潮社から萩尾先生の本が出るなんて、いまや隔世の感がありますなあ。

最近マンガはご無沙汰なので、萩尾先生の本はなにが出ているのか密林で見ていたら、
「11人いる!」のコメントに、2つ星や1つ星をつけてるヒトもいるんだね。
感想だからいろいろあっていいんだけど。

日本の古典を読解するために古文の文法が必要なように
マンガを読むにも、マンガ文法を要求されるはずで、
もしかしたらマンガ文法に不自由なヒトがいるのではないか、と。

そのマンガ文法を身につけるには、
小さいころからストーリーマンガを読んでおく必要があるんじゃなかろうか。
萩尾先生も、この本のなかで賛成していますし。

ちょっと気づいたことで、
この本でも「ポーの一族」のことが大きなテーマになっているけれど、
ブラッドベリの影響は指摘されてないのね。
ご本人は好きな作家として、何度も名前を挙げているのに。
ブラッドベリがすでに読まれていないのかなあ。
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